2022.04.08最終更新日:2022/11/15

室内建具の開き方、何を選びますか?

室内建具のドアノブ

家を建てるための打ち合わせをしていると、必ず目にする平面図。

平面図の中には多彩な情報がありますが、その中でもこの記事では建具について書いてみます

室内建具の開き方の種類は基本は3種類になります(デザインの違いではありません)

開き戸(ドア)

引き戸

折れ戸

それぞれについて詳しく見ていきましょう

各画像にはそれぞれの施工例へのリンクがあります

室内建具の種類(素材)が見たい方はこちらをどうぞ

室内建具|開き戸(ドア)

H邸 トイレ建具

写真のようにドアノブを押して(回して)、あるいは引いて開ける建具です

平面図の表示では下図のように書かれています

採用する際に注意したい点としては、ドアの開け閉めするスペースが必要になることと、どちら側に開けるのか、左右どちらを吊元にするのかなど検討が必要です

とても大切なのがドアを開けた際に人にぶつかることがないか動線の確認や、また照明のスイッチなどが隠れてしまわないか、家具にぶつからないか、なども要検討です

後で出てくる引き戸などに比べると比較的安価に採用できます

他にも、2枚のドアを開閉する「両開き」、大小の2枚のドアを持つ「親子ドア」などがあります。

室内建具|引き戸

S邸 玄関

最近とても人気の建具になります

開け閉めにドアのようなスペースがいらない

開け放っていても邪魔にならない

などの利点がある一方、扉を引き込む部分の壁が普通の壁の半分程度しか厚みが無い為、筋交いが入らず、耐力壁という構造上重要な壁になりません。

そのため設計の工夫が必要になります。

引き戸は枚数や引き方によって、呼び方が違いますので、簡単な絵で説明します。

上の画像のように1枚の建具を壁に沿って引くタイプを「片引き戸」と言い、壁の中に引き込む(扉が収納される)「引き込み戸」、左右にひき分ける「引き分け戸」などがあります。

また、敷居のついたタイプと、上吊りで床面のレールが不要な引き戸もあります。

片引き戸

片引き戸

引き分け戸

引き分け戸

引き込み戸

引き込み戸

壁の中に扉が引き込まれるので、開けてしまうとどちら側から見ても、とてもすっきりします

N邸 2階寝室

こちらの画像は引き戸の一種、引き違い戸になります

部屋の間仕切り建具としての他、押入に代表されるような収納スペースの建具としてもよくつかわれます

上の画像で建具上が透明なのは、ガラスをはめ込んで明かり取りにしています

そうすることで外光の入らない部分でも、昼間明るくなります

引き違い戸

引き違い戸

アウトセット引き戸
I邸 玄関

こちらの画像は壁の外側で引き戸を引く、アウトセット引き戸になります

壁の外側を建具がスライドするので、耐力壁を残しつつ、引戸が採用できます

デメリットは、取り付けた側の空間が扉の厚み分狭くなります

アウトセット片引き戸

アウトセット片引き戸

通常の部屋の出入りですと片引き戸の採用が多いですが、リビングの隣にある畳コーナーとの間仕切り障子などは壁の裏に引き込めるようにすることも多いです(下画像参考)

O邸 リビング/和室

開け放つと和室とつながり、広々と使えます

室内建具|折れ戸

T邸 クローゼット

クローゼット等の建具として使用される事が多く、部屋への出入口には、あまり使用されません。

押入に見られるような引き違い戸に比べ開口部分が大きくなるので、収納全体を見渡したり、大きな物を出し入れするのには便利に使えます

折れ戸

折れ戸

室内建具|採用のポイント

在宅で仕事をするのが日常になった今では音に配慮した室内建具も必要でしょう

在宅スペースを家の中のどこに配置するかと共に、場合によっては遮音効果のある建具も要検討です

高断熱高気密の家になると、1台のエアコンで家中を暖房、冷房することもあります

建具を開け放しておければいいのですが、プライベートな部屋ではなかなか難しいこともあるでしょう

そんな場合は通風効果のある建具などを選びましょう

将来車いすになることが想定されるとか、ご高齢者がお住まいになる場合は使いやすく安全に考慮された室内建具もあります

例えば2枚、3枚の連動タイプの引き戸なら車いすでも開閉しやすく、握れるハンドル型の取っ手がついていれば、引き戸の開閉も楽にできるでしょう

室内建具は間取りにも大きく関係する部分です。デザインだけではなく、部屋の用途や動線、誰が使うのかなど総合的に考えて採用しましょう

外部建具を選ぶポイントはデザイン+性能をお忘れなく!


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