大工さんの工具で必需品として真っ先に挙げられそうなのが

インパクトドライバー。

大工道具

作業性の良さから充電式が主流で、

大工さんでなくても、建築関係の仕事をしている人なら、

ほぼ持っていると思います。

 

以前なら釘で留めていたものでも、保持力や抜け防止という観点から

ビスを使用することが多くなり、

インパクトドライバーを使わなくてもいい職人さんは数えるほどです。

 

廻りの大工さんが持っているのが多いメーカーは

マキタかなと思いますが、マキタのカタログを見ると

 

充電式

小さくてわかりづらいかもしれませんが、

同じバッテリーで、何種類もの工具に使用できます。

 

ドライバーはもちろんの事

インパクトレンチ

丸鋸

レシプロソー

ジグソー

トリマー

グラインダー

カンナ

ブロワ

ラジオ

草刈機

チェーンソー等々

充電式

挙げればきりがないくらい多くの種類の工具があります。

 

一般のご家庭でもコードレス掃除機としてマキタのクリーナーは人気だそうです。

コードレス掃除機

 

前置きが長くなりましたが、

今日はマキタの宣伝がしたかったわけではなく、

先日、お客様のお宅に伺った時に見せてもらったものが、

スゴッ!

と感じたので紹介します。

 

そのお宅の床は全て無垢の木を使用しているのですが、

一部、水分のシミみたいなものがついているところがありました。

ご主人いわく、

『多分、観葉植物の水やりをしていてこぼれた分じゃないかな』

ということでした。

 

奥様が、

『これって、どうしたら取れますか』

と聞かれましたので、

『少し体力と根気が必要ですが、ペーパーで削ると取れますね』

と答えると、ご主人が

『サンダーがあるんで、それでやりますわ!』

 

なかなか一般のご家庭でサンダーをお持ちというのは珍しいので、

『サンダーって、何か仕事で使ってはるんですか?』

『いや、工具のセットの中に入ってるんですわ』

『???』

 

不思議そうな顔をしていると、

ご主人がわざわざその工具を出してきてくださいました。

 

『近くのホームセンターに売ってあったので買いました。

はっきりした金額は覚えてないですけど14000~15000円位じゃなかったかな?』

 

電動工具

『・・・。』

『先のアタッチメントを変えるだけで、サンダー・インパクトドライバー・

丸鋸、その他にも色々いけるんです。』

 

研磨

専用のサンドペーパーを取付け、表面を研磨。

 

電動工具

インパクトドライバーとして、

 

また、丸鋸だけでなく

電動工具

ジグソーとしても。

 

あと、このお客様は大型のバイクをお持ちなので、

電動工具

この空気入れ、車にも充分使えるそうで、

スタッドレスタイヤに履き替えた時は、これで空気を入れるそうです。

 

ご主人いわく、

『プロユースには耐えられんかもしれんけど、素人が使う分には充分でしょ。』

 

確かに充分だと思います。

 

先に挙げたマキタはバッテリーが共通でしたが、

これはバッテリーを含む本体が共通で、しかも安い。

 

DIYにはもってこいだと思いました。

 

 

 

 

前回はアンカーボルトの種類についての説明でしたが、

今回はそのアンカーボルトよりも太くて長い

ホールダウンアンカーボルト

の説明です。

 

ホールダウンアンカーボルト

 

上の図で『ビス止めホールダウン』と書いている金物により、

基礎を緊結する為のアンカーボルトの事です。

 

土台を止めるアンカーボルトはM12(直径12mm)ですが、

ホールダウンアンカーボルトはM16(直径16mm)を使用します。

 

長さも80cm/90cm/100cmと長くなり、

定着長さ(コンクリートに埋まる分の長さ)も36cm以上必要です。

 

今回の現場では、

 

定着長さ

 

このようにセッティングしたものが、

 

許容応力度計算

 

上の写真だけで4本見えていますが、建物全体では

なんと、19本

あるんです。

 

阪神大震災以降に普及してきたものですが、

当時は、四角い建物なら四隅に1本づつの合計4本程度でしたが、

 

耐震等級3

を確保する為に、バランスよく耐力壁等を設置していくと、

これだけの量のホールダウンアンカーボルトが必要になってきます。

 

 

住宅の基礎で使用するアンカーボルトとは、

基礎の立上り部分に埋め込み、土台をそれに取付けて、

基礎と上部の建物を緊結する為のものです。

 

長さや太さに何種類かありますが、

一般的なアンカーボルトといえば、

 

基礎

 

このように、先がLの字に曲がっているものでした。

 

最近では、

 

定着長さ

 

こんな形状のものがあります。

 

下の方でアルファベットのWのような形状になっている理由は、

定着長さ

といって、コンクリートに埋まる分の長さにも規定があって、

M12(直径12mmのアンカーボルト)の場合250mm以上コンクリートに

埋まっていなければなりません。

(こちらの現場ではそれ以上にありますが)

 

もしその長さに足らない場合に、このように曲げると定着長さが確保しやすくなります。

 

また、真ん中辺りでクランク状に曲がっているのは、

基礎の中の鉄筋が何本も重なり、その中心付近にアンカーボルトが設置できない場合、

そのクランク形状を利用して、基礎の巾の中心付近にアンカーボルトが

セッティングできるようにする為です。

 

許容応力度計算によって設計された基礎の配筋は、

❝鉄筋だらけ!❞という感じになる場合もあり、

そんな時にはこのアンカーボルトでないと、うまく設置できません。