2020.02.10最終更新日:2020/09/08

鎮め物

地鎮祭

 

いよいよ家づくりが始まると、大抵の人が経験する地鎮祭。

その際に神主様から頂くのが鎮め物です。

と思っていたら、検索してみると楽天とかで売ってるんですね。

さて、実は住宅建築には二つの儀式があります。それが地鎮祭と上棟式です。

この記事では知ってるようで、よくわからない鎮め物や地鎮祭について書いてみます。

地鎮祭とは何のために行う?

地鎮祭

地鎮祭とは工事の前に、建築地の土地の神様に工事の安全と、建築後もその建物が何事もなく過ごせることをお願いする儀式になります。

一般的には神式で行うことが多いと思います。(写真も神式です)弊社では仏式も何度か経験しました。調べてみるとキリスト教式というものもあるようです。施主様の宗旨によって変わるのでしょう。

弊社ではお客様が特にご要望がなければ神式で、いつもお願いしている神社の神主さんにお願いしています。以下の記事は神式での内容になります。

地鎮祭に必要なもの

地鎮祭

上の写真が祭壇の様子です。3段目の空いている棚は後で玉ぐしを捧げることになります。

右側に立てかけてあるのは鋤(スキ)と鍬(クワ)で、儀式の中で使います。

弊社の例になりますが、お供え物(神饌)や四方に立てる竹は弊社で、祭壇などの道具類は神主さんのほうで用意していただきます。お施主様には身体ひとつでお越しいただきます。ただこれは建築会社や地方によっても習慣が違うかもしれません。一度工事店に相談されたほうがいいですね。

あと大事なことは、地鎮祭を執り行うのも行わないのもお施主様の全くの自由です。

弊社でも過去に2件ほど全く執り行わなかったことがあります。でも、ちゃんと平和に暮らしておられますよ。( ´艸`)

費用については後で触れますね。

地鎮祭の流れ

地鎮祭

地鎮祭の式次第は

・開式の辞

・修祓(しゅばつ)の儀・・・祭事の前に行う清めの儀礼

・降神(こうしん)の儀・・・神主が神様をお迎えします

・献饌(けんせん)の儀・・・神主が神様にお供え物を捧げます

・祝詞奏上(のりとそうじょう)・・・神様に工事の報告をし、安全と家の繁栄を祈願します

床鎮めの祭
地鎮祭

・清祓い(きよはらい)の儀・・・上の写真が様子です。四方祓いとも言い、土地の四隅と中央に米・塩・酒をまいて清めます。

地鎮祭
鎮め物

・地鎮の儀・・・お施主様が鋤で砂を掘り起こし、起工の意味を表します。次に神主が鎮め物を掘り返した場所に据え、安全を祈念します。最後に工事者が(例えば弊社が)その土地をならすという意味で、鍬で鎮め物に砂をかぶせます。この所作は鎌(カマ)を加えて3度行われるところも多いようです。

鎮め物

上の写真が鎮め物です。何が入っているのか気になりますね。

鎮め物の中には、昔に宝物であったという意味で、人形、盾、矛、小刀子、長刀子、鏡、水玉の七種が入っていて、地面の神様にお供えするという意味だそうです。

でも開けたことがないので、実際には見たことがありません。(#^^#)

その後、

地鎮祭

・玉串奉奠(たまぐしほうてん)・・・神様に玉串を捧げ拝礼します

・撤饌(てっせん)の儀・・・神様へのお供え物をおさげします

・昇神(しょうしん)の儀・・・神様にお帰り頂きます

・神職退下(しんしょくたいげ)・・・お供えのお下がりを食します

ここまでが地鎮祭の一連の流れです。

すべて神主さんが案内してくださるので、お施主様は言われたとおりにやってくださいね。

鎮め物はどうなる?

その後鎮め物はどうなるでしょうか。

弊社の場合はうちでお預かりして、基礎工事の前に家の中心部分に埋めます。上の写真の中ほどの白い物が鎮め物になります。

埋めてしまうと鎮め物を見ることはもう出来ませんが、これからの工事の安全、完成してからのお施主様の生活を見守ってくださいます。

地鎮祭にかかる費用について

コンテンツ

地鎮祭についてかかる費用の内訳は

神主さんへの謝礼

お供え物(神饌)の代金

工事店の手間賃(弊社の場合ですとお供えの用意や竹の用意)

といったところでしょうか。

神主さんへの謝礼は様々だと思います。

弊社の場合いつもお願いする神主さんへは2万円で、地鎮祭費用に含まれています。(見積明細に記載されています)お願いする神社によっては数倍するところや、お車代が必要になる場合もあります。

お供え物(神饌)の代金も何を用意するかによって変わってきます。弊社の場合はやはり地鎮祭費用に含まれています。

こういった祭事は依頼するところや、規模によってもかかる費用は大きく変わってくると思います。

一度工事依頼先に相談してみて、納得できる範囲でされるのがよいと思います。

日時や出席者、天気のこと

執り行う日時ですが、大安とかを思い浮かべるところですが、実は建築には建築吉日というのもあって、弊社の場合はそれらのカレンダーを見ながらお施主様と日取りを決めます。

かかる時間はおよそ1時間ほどなので、過去には仕事に間に合うよう夏の朝7時くらいから始めたこともあります。

せっかくの地鎮祭ですから、ぜひ参加できるようにこの辺も工事依頼先と相談されるのがよいと思います。

出席者については特に決まりはないので、弊社の場合は一緒に住む予定がなくてもご両親が参加されることは多くあります。

また、雨の場合は弊社の場合はテントを張って執り行います。

さあ、いよいよ家づくりのスタートですね。

家づくりが楽しく、スムーズに進むよう願っています!!

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