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工務店としての日々の仕事の中から、「これは家を建てる前に是非知っておいて欲しい」という
基本的な家づくりの知識や、家づくりや暮らしについてのちょっとしたヒント、
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家を建てる前に読みたいお話
2021.10.26

リフォームで断熱、冬暖かく夏涼しくは出来るのか

リフォームで何が出来るのか

巣ごもりしていると家の中のいろんなものがよく見えます。

「トイレが古くなったわね~」

「最近のキッチン、使いやすそうでいいわね~」

また、在宅勤務が奨励され、実際に家で仕事する機会が増えると

「仕事できるスペースが欲しいな~」

なんてことも考えます

外食や旅行などのお出かけを制限されていたせいで、ちょっとしたお金はあります

そこで目にするのが、水回りの設備交換や、クロスの貼り換え、外壁の塗り替えなどCMやチラシなどでもよく目にするリフォーム工事です

そうした美しくすることを主体としたリフォーム工事(美装工事)が悪い訳ではありませんが、どうせリフォームを思い立ったならばもう少し深く考えてみませんか?

あとで、「そんなことも出来たの~!!」

と、後悔することが無いようなリフォーム工事をしてほしい、という思いからこの記事を書くことにしました

リフォームは快適に暮らすため。では快適とは?

リフォームで快適

リフォームしたいと思う心理は、美しく快適に暮らしたいと願うからですよね

その快適さをもう少し分析してみませんか

快適の中には内装の美しさや設備などの使いやすさと並んで、住宅内の環境(暑さ寒さ)などもあります

ところが20年30年と同じ家に暮らし続けていると、この暑さ寒さに鈍感になります

言い換えると、「こんなもの」と思い込んでしまうのです

車や家電商品は買い替えるごとに新しい機能や性能、あるいは省エネの技術に触れますね

ところが住宅は買い替えを経験しないものですから、建てた時代の技術が住む人にとっての当たり前なんですね

車やエアコンは性能を気にするのに、住宅の性能には気がまわらない

なので、暑い寒いと思ったら設備を増強するか、通販などでよく売っている

着るこたつ

あなただけの冷風扇

が売れるわけですね

これらの商品を否定するつもりは全然ないのですが、これらに頼らなくてもよい生活を手にすることが、リフォームによって可能であることは知っておいても損はないですよね

また、人生100年時代の今はいかに健康で長生きできるか、も大いに関心があるところです

これも実は住宅環境と密接に関係あるところで、こちらの視点も交えて書いてみたいと思います

断熱性能をリフォームする

住宅内の性能で暑さ寒さは断熱気密によって左右されます

こちらでは窓を断熱する方法と、加えて家の天井、壁、床で断熱する方法を紹介します

1・暑さ寒さを解消する

YKKapより

LIXILより

熱の出入りは実は窓が一番大きく、窓の改修をするだけでも夏の暑さ、冬の寒さはだいぶん和らぎます

今現在の窓が1枚(単層)ガラスのアルミサッシなどの場合にはぜひ検討したい工事です

主な方法としては

今ある窓の内側に、内窓をつける (各メーカのリンクを貼りました)

YKKではプラマードU(カタログ)

また、今ある窓を外して、窓を取り換える

という方法もあります。

出来ればリビングだけでなくお風呂、脱衣所、トイレなど全て内窓(あるいは取り替え)にすると家じゅうの室温の改善が期待できます

これらの工事は壁を壊すことなく改修できるので、割とお手軽、短時間で出来ます

2・暑さ寒さを解消する

内窓の設置によってかなり暑さ寒さは軽減されるとはいえ、根本的な解決方法ではありません

人が暑さ寒さを感じる理由をご存じですか

快適空間研究所様よりお借りしました

快適空間研究所様よりお借りしました

内窓を施工することで上の表の1に当たる空気の温度については改善出来ます

ところが同じ室温であっても、壁や天井、床が室温ほど暖かくなっていないと人は寒く感じます(表4)

これは床下や壁、天井に適切に断熱材を入れることでかなり解消できます

適切に断熱材を入れるについて補足

これは断熱材の種類を選ぶのではなく、それぞれの断熱材の適切な厚みを確保します

また、厚みが確保できても施工の良し悪しで効果が台無しになるので、施工も大切です

20年30年前の家は断熱材が入っていたとしても厚みが足りなかったり、そもそも施工が不十分で断熱材の役目をはたしていないことが多いものです

これは施工不良というのではなく、冒頭でお話しした20年30年経った多くの家の新築時の時代の性能なのです

床に関しては床暖房という設備を導入することで暖かさを得ることも出来ますが、優先順位としては断熱材を入れる方をお勧めしています

断熱材の適切な施工によりエアコンなどの冷暖房効率が上がりますし、結果ランニングコスト(光熱費)が安く済みます

この方法は壁をめくったりの工程が必要なので、ある程度の工事規模になります

リフォームで隙間風を解消する

冬の隙間風、いやですね(表3)

隙間風はどこから来るかというと、主なところでドアや窓の隙間、壁や床の隙間、あとコンセントボックスなどですね

実はこれも断熱改修や窓の改修で軽減できることが多いです

断熱材を施工するとともに、気密処理もしてもらってください

そうすることで壁や床の隙間、コンセントボックスなどからの隙間風が解消します

とはいえ、昭和の建物で、土壁と柱の間に隙間が空いているようなおうちは難しいかもしれませんね(私の育った家~)

湿気はどうリフォームする?

表2にある湿度について少しだけ

湿度は実に奥の深い問題です

これからの住宅性能の大事な柱になることが予想されます

とはいえ今はリフォームのお話ですね

普段生活していて湿度が気になるのは湿度過多の夏と、湿度過少なのに結露する冬でしょうか

解決策として、リフォームする際には換気扇を導入してください

できれば熱交換できる1種換気をおススメします(詳しくはメーカーのHPで確かめてください)

そして花粉時、梅雨時、夏、冬は窓を閉めましょう

梅雨時に窓を開けても、外の湿気が家の中に入るだけです

暑い夏に窓を開けても湿気の多い暑い空気が家の中に入るだけです(もちろん避暑地は除きます!)

花粉やPM2.5のない春のほんの一瞬、9月10月ごろの秋には窓を開けて自然の空気を大いに楽しみましょう

内装材にはぜひ無垢の床材、塗り壁などの自然素材を採用してください

これらの素材は素材自体が空気中の水分を吸ったり吐いたりと調整してくれます

これについては下のブログをぜひ参考にしてください

そして冬の暖房器具に気を付けてください

石油ファンヒーターやガスファンヒーターは燃焼時に水蒸気を発生します

出来ればエアコンでの暖房をおススメします

最後に大事なのは温度湿度を測る事です

夏も冬も快適な温度湿度になるように温湿度計を活用しましょう

もう一つ大事な、地震に備える

こちらは出来ないことは無いのですが、リフォームではかなり難しい(高額になる)です

今の家の設計図がきちんと残っていて、その通りに建てられていればどこに補強が必要かわかるのでいいのですが、ほとんどの場合は解体してみないとわかりません

場合によっては建て替えをおススメすることにもなります

耐震改修は本格的にするとなると、ほとんど骨組みだけを残して解体します

その上で耐震補強する、制震装置を入れるなどを行います

弊社の場合は断熱改修とともに、出来る部分を補強するというスタンスでやっています

リフォームで暮らしやすい間取りを作る

お子さんが小さい頃に建てられた家の場合、多くは主寝室が2階にあります

弊社にリフォームのご相談に来られる方の多くが

寝室を1階にしたい

1階で暮らしを完結させたい

とおっしゃいます

年を取ってからの2階への上り下りは安全面からも心配ですから、1階で暮らしが完結するのはおススメです

リフォームで主寝室を1階に持ってくるならば

主寝室を移動すると共に、衣類なども1階に収納したいものです

そうなると1階のレイアウトを変更して、間取りを配置し直さないといけません

その際も取り外せない柱、壁があるのでそこは依頼先に判断してもらってプランしてもらいましょう

いつ来るかわからないお客様用の和室があったり、通るためだけの廊下がある場合は室内に取り込んだプランにするといいでしょう

リフォームで1階を大きなワンルームの考え方で作る

あまり大きな家では現実的ではありませんが、1階の床面積が20坪程度であればぜひおススメしたい考えです

どういうことかと言いますと、断熱気密改修された家はある程度室温は一定になります

もちろん寝室には扉が付くのでしょうが、出来れば普段は開け放しにしておいて欲しい

そしてワンルームの考えですから廊下はありません

主要な生活スペースからダイレクトにWCや脱衣室に入れます

そうするとどうなるか

夏や冬の冷暖房が効率よく1階に全体に回ってくれて、どこに移動しても温度差を感じずに済みます(2階を改修しない場合は2階からの冷気止めは必要です)

今までの局所冷暖房と比べると光熱費がもったいなく感じますが、断熱気密改修されていればそんなに光熱費がかかるものでもありません

また、最近のエアコンは省エネ性能に優れていて電気代はとても安くなっています

リフォームした家で1日中過ごすのであれば、エアコンは切らずに24時間つけておいて欲しい

室温を上げる、下げる時に一番エネルギーを使いますから、いちいち消す方が光熱費がかかります

断熱材にくるまれた家であれば、一度設定温度になった室温は外気の影響を受けにくいのです

そんなリフォームをどこに依頼するのか

ここまで読んで下さってどんなリフォームをしたいか、おぼろげながらでも見えてきたでしょうか

性能面での不満を感じない家にお住まいならば、純粋に美装工事で十分です

そんな場合には大手量販店、家電量販店、リフォーム専門店でも対応可能でしょう

もちろん建築先のハウスメーカー、工務店でも出来ます

断熱気密改修や間取り変更の場合はやはり施工実績があるかが大切だと思います

そう考えると大手量販店、家電量販店、一部のリフォーム専門店は実績が少ない、あるいは無いかもと思います(違っていたらすいません!!)

こちらは施工実績のあるハウスメーカーや工務店に依頼するのがベターだと思います

リフォームについてのまとめ

テレビで流れるリフォームのCMを見たりすると、キッチンを新しくする、など目に見えてわかりやすいリフォームに心惹かれますね

でも、これから長い年月を暮らしていく家ならば、美装以外にも「快適さ」は大切です

快適とは暑さ寒さを解消し安全に暮らせること

そのためにはなるべくひとつながりな空間になる間取りを作ること

終の棲家とするためには1階で生活が完結するようにすること

ぜひ、この視点を忘れずにリフォームの計画を進めてほしいと思います

また、もしこれから家を建てようと考えている方がこれを読んでいるなら

新築時に断熱気密はしっかり、その時点で十分(すぎるほど)な性能を確保してください

なぜならばその性能は5年後10年後には十分とは言えないレベルになっているかもしれないのです

耐震も必ず等級3を取ってください

それで予算が上がったとしても、後々20年後を考えたら安いものです

10年後に設備の入れ替えをするのはたやすいことです

でも、10年後にやっぱり寒いからと断熱工事をするのは費用がとても掛かります

ぜひ、先を見据えた家づくりをして頂きたいと願っています


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10年後、20年後に何百万とコストのかかる家になっていたら?

残念ながらそういったことが実際にあるのです

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家を建てる前に読みたいお話
2021.08.03

ウッドショックに見る、これからの家造り

ウッドショックって何?

このブログを読んでる、もしくは興味を持って検索された方は恐らくご存知だからここに来られたのではないでしょうか。私よりもっと上手に説明されている方もいますので、ここは簡単に。

アメリカや中国の好景気で、輸入に頼っていた構造材(米松、ホワイトウッドなど)がそちらに流れ、それを更に買い戻す為に価格が高騰。またそれらのため輸送用のコンテナが日本の港から無くなり、物が入って来ないから建てられないという状況になりました。

それは困ると慌てて国産材を買い占める動きがおこり、国産材も高騰するという悪循環。

ハウスメーカーだけでなく、工務店、材料を売る建材屋さん、そこに勤める職人達。とにかく住宅産業にとって、過去に無い危機的な状況になっております。

アメリカの住宅が好景気になった要因はコロナでローン金利を下げる政策をとったからで、今はそれも終わり、着工棟数は減少してきておりますが中国はまだまだ好景気です。

ある程度落ち着きを取り戻していますので、そのうち日本にも木材は入ってきますが、そんなすぐに在庫は回復しませんし、以前のような価格に戻るかどうかもわかりません。

何故か?

日本には安ければ安いほど良い的な発想がありますよね。
同じ物ならどこよりもより安く買うのが賢い。
買い叩く事が美学的な感じすらします

その精神は商社に受け継がれており、大量消費する日本、金持ち日本という切り札を背に、お金は安く質は厳しくの商売をしてきておりました。

それが今回のウッドショックで、日本の底が見えてしまったんですね

バブルの頃(1980年代後半)は年間着工棟数が160万戸もあったのが、今や80万戸と半減。
ちなみに2020年度はコロナもあって73万戸まで減少しました。

野村証券が予想した2030年、2040年の着工棟数は、63万戸、41万戸と更に半減していきます。

この状況を知った生産国が、日本以外に目を向けるのは当然ですよね。
大量消費してくれるという唯一のうまみがなくなる日本に、高品質で安値の商品を売るぐらいなら、品質悪くても高値で大量に買ってくれる中国の方が良いと思うのは至極当然かと思われます。

様々な情報を得た上で、あくまで私の予想ではあるのですが、まずこの原木が無いという状況は間もなく終わると思います。様々な憶測が飛んでいますが、年内から年度末には解消されるでしょう。

しかし、価格が戻るかと言うと、ここは? ですね。
戻るかもしれませんが、あまり楽観視していてはいけないでしょうね。
つまり、少し待てば元に戻るという考えで今後動くのは大変危険と言う事です。

何故、家造りは待たない方が良いのか?

先も述べましたが、供給は戻ると思います。
業界の方々に伺うと、かなりの高値で商社も買っているそうです。

原木が入らないという事は、家を建てられないという事。
そこに係わる全ての仕事が止まり、全ての材料が使われなくなる訳ですから、技術を売るのではなく”物を売る”企業にとっては、とんでもない打撃になるんですね

なので、高値でも商社は買うのです。実際の所、商社にとって原木価格が安値であろうが高値であろうがあまり関係は無いと思われます。どこかだけ、またどこかの工務店だけ無いのではなく、日本全てで木材が無い状態なのですから

高値でも何でも買わなければ住宅は建ちません。

困るのは工務店でしょ? なら高くても買わなきゃ仕方ないよね

って感じでしょうか

そんな単純な事ではないですが、今後供給が復旧したとしても高値である事はほぼ間違いありません。


数年先まで予測は出来ませんが、先のデータを見る限り、海外の木材会社からすれば魅力的でない日本の住宅産業に今までのような価格で販売する必要は無いのですから、数年先になれば価格が戻るとも想定しにくいのです。

2年もしくは3年待って、もちろん安くなる可能性はあると思いますが、ここでちょっと現実的に考えて見ましょう

アパートにお住まいとして、このあたりの平均的な家賃として、7万と共益費+駐車場代1万の合計8万の家にお住まいだとして計算します。

2年間の家賃が24×8万で192万円となりますね。

いま色んな所から聞く一般的な住宅(弊社は違いますよ)で

ウッドショックで上がった価格は100万とか150万

とか言われています。

これで、元の価格に戻る保証もないのに2年待つぐらいなら、今建ててしまう方がお得な事はこれでお分かりいただけるんではないですか?

ウッドショックで見えた問題

これはガソリン(石油)などと同じで、

日本は森林大国日本でありながら木材も海外に依存しているという事実

が今回浮彫になりました。

政治的な問題でも起こって輸入が止まれば、日本は家が建てられなくなるんですね。
ついでにガソリンが買えなくなると、仕事も出来なくなります。

資源を持たない小さな島国に1億もの人が暮らす国の致命的な欠点ですね。

依存体質である限り、国力が無い状況では、好転は望めませんし、景気に左右される不安定な状況になります。

また、これだけの量の木材を輸入する事で、どれだけ輸送時に油(エネルギー)を使い環境汚染をしているかも大きな問題と言えます

2015年に国連で採択されたSDGs(持続可能な開発目標)は2016年から2030年までの15年間で達成する目標であり、cop21でのパリ協定では、2030年までに温室効果ガスを26%削減すると日本は目標を立てました。

菅政権誕生時での所信表明演説では脱炭素社会の実現を目指すべく、

2050年までにカーボンニュートラルを達成する

と目標を掲げました(政府の言葉なのであまり信用はしてませんが)

カーボンニュートラルとは、二酸化炭素など温室効果ガスを完全に無くす事は出来ませんから、その排出量を出来るだけ抑えたうえで、森に生え育つ木々が吸収する量で差し引きゼロにする事です。

今のような輸入材に頼っていて、これが達成できるとは到底思えないのです。

そう考えると、日本の木で建てる家造りがこの問題に大きな役割を担うのではないかと思えるわけです。

日本の木の現状について知って欲しい事

日本の山の木を伐ったら、二酸化炭素を吸収しなくなるから余計だめじゃないのか?

という疑問があろうかと思います。

仰る通りですね。伐れば二酸化炭素を吸ってくれる木が無くなってしまう訳ですから。

ここで木について少し勘違いというか間違った認識をされているといけませんので、木の特性について説明します。下の図を見て下さい

針葉樹の代表でもあり、戦後の森林政策により、大量に植えられている杉・桧は樹齢50年頃までは二酸化炭素を吸って成長し、それを固定し続けてくれるのですが、それ以降は成長を止め二酸化炭素の吸収をほぼしなくなります。

戦後の森林政策と言いましたが、その頃から60年以上過ぎており、今あなたの目に見える山々はすでに成長を終え、
二酸化炭素の吸収をせず、伐期を迎えているのです。

しかしながら、昭和30年頃まで木材自給率が94.5%だった日本は現在32.4%まで下がっており、この木を使える土台が無くなってしまっているのです。

長く安価な輸入材に頼ってきた為、国産材は高くて売れず、どんどん衰退していき、現在に至っているのです。

全ての解決策はウッドショック

かなり難しい話を書きましたが、結論から言いますと、全てを解決するのはウッドショックなのです。

どういう事かと言いますとそろそろ日本人は、

”今だけ、金だけ、自分だけ”からの脱却

をしなければならないのだと思います。

この言葉は東京大学の鈴木宜弘教授が「食の戦争」という著書で述べられた考えです

これを住宅産業にあてはめると

今だけよければ、未来の環境の事はどうでも良い


金を儲ける為なら、どんな手段でもOK


他人はどうでも良いんだ、自分さえ良ければ

この考えがこの業界で続く限り、先に述べたカーボンニュートラルなど実現する訳がありません

これは、私共工務店やハウスメーカーなど家を建てる側の問題が多分にあるのですが、そこに関連する企業の問題でもあり、批判を恐れず書かせて頂くとすると、お客様の問題でもあるのです。

30年持ってくれれば、あとは解体してまた新築すれば良いんじゃない

  
安ければ輸入材でも何でも良いや

 
あそこの工務店とハウスメーカーを競わせて少しでも安くしよう


性能良いからって言っても高くちゃね~ 死んでからなんて関係無いし

どうですか?

もしかしたら、心のどこかにそんな思いがちらっとでもよぎった方がいるかも・・・

もちろん根本は、そんな家を造り、そんな家しか売らない、もしくはそんな家が良いと思わせるように販売・提案する我々の業界の問題です。

我々も、今回のウッドショックを期にまさに生まれ変わるチャンスが来ているのだと思います。

この先安価になりそうもない輸入材を頼る事が出来なくなります。今までの価格が異常だったんです。

そして決してぼったくるためではなく、正しい価格で販売と購入をするのです。

そうすると、大量の油を使って輸送し二酸化炭素をまき散らし環境破壊をする事もなく、山の雇用も守れ、逆に環境を良くする事が出来るのです。

国産の木で造れば、パンデミックが起ころうとも、貿易摩擦など政治的な問題が起ころうとも、ウッドショックなどという外的要因から影響受ける事も無くなるのです。

確かに少し家造りは高価になるかもしれませんが、一人一人がそういう思いで家造りをしてくれれば、

未来の子供達、あなたの子供や孫の未来までを守れる

事にもなります。

自分の暮らしを守る家造りが、他人を苦しめる、未来を汚すよりも、明るい未来を作る一助になる方が良いと思いませんか?

コロナで変わった新生活をニューノーマルなんて言いますが、ウッドショックを期に住宅業界もニューノーマルな形を作り上げ、よりよい国に地域に環境に世界になっていけばと感じています


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誰だって出来るだけ安く家を建てたい

それは当たり前のこと

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光熱費のやたらかかる、寒くて暑い家になってしまったら?

10年後、20年後に何百万とコストのかかる家になっていたら?

残念ながらそういったことが実際にあるのです

建てる前に知ってたら、こうしていたのに!

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家を建てる前に読みたいお話
2021.07.19

無垢床材の無垢の木って、どんな木ですか?

無垢とはどんな意味?

無垢をググってみると、仏教用語で煩悩から離れて、けがれが無いこと。

他には潔白で純真なこと、とあります。

純真であることはわかるけれども、大まかすぎてよくわかりませんね。

でも検索結果には無垢木材の特徴とか、無垢フローリングなどの言葉も見えます。

どうやら無垢という言葉は木材によく使われるようですね

 
だから無垢という種類の木があると思う人がいるのでしょうね

では無垢床材の無垢の木とは、どういう意味でしょうか?

無垢の木材とは自然の木からとれる板、建築で言えば柱や床材などのことを総称して言います

なので家具にしろ、建築にしろ何の木の無垢材を使っているか、樹種がさまざまにあります

冒頭で触れました「チェリー」や「ウオールナット」はこの樹種にあたるものです。

じゃ、なぜわざわざ無垢材の家具とか、無垢床材という言葉があるのでしょうか

実は一見無垢の木に見える、でもそうじゃないものがあるんです

床材で言えばそういったものを総称して「複合フローリング」と呼びます

次の章で詳しく見ていきましょう

例えば見分けのつかない木の床材 1

上の写真の床材、どちらもメープルという樹種です

どこが違うのでしょう?

Aは厚みが15ミリある床材で、その厚み全てがメープルからできています

Bは厚みが12ミリある床材で、その厚みのうち1ミリがメープルでできています(下図参照)

こういった板を突き板と呼びます

通常突き板の表面の材の厚み(この場合はメープル)は0.5ミリ前後で仕上げられます

実は突き板の中には表面の本物の木の部分が比較的厚いものもあり、挽き板と呼ばれたりするようです

Aの画像は弊社施工例です

Bの画像はパナソニック様からお借りしました

断面図はikuta様からお借りしました

例えば見分けのつかない木の床材 2

上の写真の床材、どちらも杉という樹種です

さて、何が違うかわかりますか?

Aは弊社施工例、15ミリ厚の杉板です

先ほどまでご紹介した突き板は表面に本物の木が使われていました

が、Bの画像は印刷されたシートが表面に使われています

こういった板をシート貼りと呼びます

Bの画像はパナソニック様からお借りしました

ここまで見てきた無垢床材以外の物を総称して「複合フローリング」と呼びます

無垢床材と複合フローリングを比較しよう

ここまで見てきた床材は写真で見ると、どれが無垢床材でどれが違うのか正直分かりません

そこでこちらでは無垢床材や突き板、シート貼りについていいところ、困ったところを比較してみたいと思います

傷のつきにくさ

無垢床材は樹種によって硬さが全然違います

一般的には針葉樹(杉、桧、パインなど)は柔らかく、広葉樹(オーク、ウオールナット、メープルなど)は硬い性質があります

柔らかいという事は傷がつきやすいという事です

無垢床材でもオークなどは比較的傷がつきにくく、杉やヒノキは傷がつきやすいという事ですね

一方、複合フローリングは表面加工により硬さは違うものの、無垢床材よりは硬く傷はつきにくいでしょう

問題は傷の深さとその後の変化にあると思います

無垢床材は仮に深めの傷がついたとしても、見えているのは本来の材料のままです

傷は年月とともに馴染んでいきますから劣化ではなく、経年変化すると言われます

複合フローリングはいったん深く傷がつき、基材の合板まで達してしまうと合板が見えることになります

またその傷は年月とともに表面がめくれてきたりするため、経年劣化と言われます

汚れのつきにくさ、手入れのしやすさ

複合フローリングでは表面に何らかの加工がしてあるので、汚れが付いたとしても比較的落としやすいと思います

無垢床材は表面の仕上げをどうしたかによって変わるかと思います

無垢床材の仕上げ方法としては、無塗装、オイルなどの木材の内部に浸透して保護する仕上げ、ウレタン塗装などのコーティング系塗装のように表面に硬い塗膜を形成する仕上げがあります

ウレタン塗装にするとかなりお手入れは楽になるかと思いますが、後で触れますが無垢材本来の木の肌触りを大きく損ねてしまいますので基本はおススメしていません

なので無垢床材の場合は汚れが目立ってきたら硬く絞った雑巾で拭く程度でよいと思います

一部分だけひどくシミになったなどという場合は、表面をやすりなどでこすって目立たなくします

しばらくは色の違いが気になるかもですが、そのうち馴染んできます

メンテナンスについては違う機会に記事にしたいと思います

足触りや香り

杉のプリントシート貼りの床材を先ほど見ていただきました

驚くほどそっくりで、画像では専門家でも本物かどうかの判断はつきません

ただ、印刷技術がどんなに発達してもシート貼りと、それ以外の床材で差が出るのはここだと思います

突き板でも表面の加工(塗装)が本来の木の持つ風合いを損ねなければ、足触りは無垢床材と変わらないと思います

傷のつきにくさのところでも触れましたが、柔らかさ=傷がつきやすい のは事実です

でも実はその柔らかさが足触りに大きく関係してきます

さっき、突き板でも表面の加工が本来の木の持つ風合いを損ねなければ、足触りは無垢床材と変わらない、と書きましたがこれは硬い広葉樹の無垢床材に言えることです

針葉樹の杉や桧の無垢床材は確かに傷はつきやすいのですが、足触りは柔らかく温かみもあるので冬でもヒヤッとはしませんし、梅雨時や夏にべたべたする、暑苦しいという事もありません

また、特有の良い香りが家中に漂います

値段はどうなんだろう

皆さんが一般に持っていらっしゃるイメージは

無垢床材は高い!

複合フローリングは偽物なんだし安いでしょ~

なのですが、なかなかそうとも言えません

無垢床材は樹種や巾、厚みによって価格は大きく違ってきます

複合フローリングもしかりで、もちろん安い製品もありますが、高いものも沢山あります

無垢床材より高い複合フローリングは沢山存在するので、思い込みで決めるのではなく、きちんと確認した方がいいでしょう

また、無垢床材の中でも国産の杉やヒノキは比較的リーズナブルで、弊社ではよく使っています

無垢材は狂う?

無垢材でよく言われるのが「狂う」です。

湿気を吸ったり吐いたりする調湿効果があるため、乾燥する冬場には床の木と木の間に隙間が出来たりもします

ただ建築材料に加工される前に十分に乾燥された材料なら、目を覆うようなひどい状態になることはあり得ませんが、無垢材の特徴と捉える気持ちは大切だと思います

合板を基材とする複合フローリングにはこうしたことはありません

無垢床材と複合フローリング、何を選ぶ?

さてここまでいろいろと書いてみたり比較してみたりしましたが、何を選ぶとよいのでしょうか?

私がなんとなく杉や桧の無垢床材を推してるな~、と思われた方もいらっしゃると思います

それは正解です。実際そう思っています。

突き板でも無垢床材の雰囲気は味わえるかもしれませんが、柔らかさや香りは杉やヒノキでないと味わうことは出来ません

経年劣化ではなく経年変化、もっと言うと年月とともに育つのが無垢床材です

ですが、杉や桧の床材が万人に向いているとは決して思ってはいません

そこでちょっと整理してみました

どうしても水拭きお掃除ロボを毎日使いたい方

無垢床材はやめておきましょう

どうしても表面がけば立ってくるのでおススメできません

表面を加工された複合フローリングをおススメします

広葉樹の床材が好きな方

これはもう個人の好みなので私がとやかく言うところではありませんね

広葉樹独特の色味や雰囲気は素敵ですね

ただ、広葉樹の無垢床材は比較的高価なので、予算によっては複合フローリングもアリだと思います

人と違うデザインを楽しみたい方

これももう個人の好みなので、複合フローリングをおススメします

無垢床材ですると高価格になるヘリンボーン柄や、変わった色合いも複合フローリングならば自在です

住まいはデザインだ!という方にはとても楽しい床材です

インディゴブルーの木目柄です!

どうしても傷がつくのが許せない方

硬くて重いものを落としたりしたらどんな床材でも傷はつきます

注意深く丁寧に暮らすことを前提として

広葉樹の無垢床材か突き板をおススメします

ただしこの場合の突き板は、表面の本物の木の部分がなるべく厚いものを選びましょう

通常の突き板やシート貼りは表面が薄すぎて、傷に対するリスクが高いと思うからです

無垢床材のこと、知ってもらえましたか?

木を使った床や家具には無垢の木を使ったものと、そうでないものがあることはお判りいただけたでしょうか

弊社では杉や桧の床材の良さをこれからも発信していきたいなと思いますが、好みや予算に合わせてご自分に合った素材を選んでいただければと思います。

無垢床材についてのブログはこちらもどうぞ


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家づくりにはたくさんの落とし穴があります。

建てる時には教えてくれないこともあります。

誰だって出来るだけ安く家を建てたい

それは当たり前のこと

でも、建てる時の費用を安くするための選択が

光熱費のやたらかかる、寒くて暑い家になってしまったら?

10年後、20年後に何百万とコストのかかる家になっていたら?

残念ながらそういったことが実際にあるのです

建てる前に知ってたら、こうしていたのに!

という事も少なくありません。

そんな悔しい思いをする人を一人でも減らしたくて

「家を建ててからかかるお金の話知っていますか」

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これを読んだうえで、

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家を建てる前に読みたいお話
2021.03.03

高気密高断熱の家の冷暖房設備はエアコンでいいのか

全館空調

全館空調とは、家全体の空調を一括して行うシステムです。

家の断熱・気密性能に左右はされますが、概ね10~15帖クラスのエアコン1台で冷暖房が可能で、ダクトを介して各部屋に風を送り冷暖房をしますので、家中どこにいっても温度ムラがなく快適な空間になります。

吹き出し口にファンは無く、比較的静音です。

昨今では、これに熱交換換気をミックスした物も出てきており、冷暖房だけでなく換気もシステムとして組み込める為、室内に余計な機器や吸い込み口吹き出し口が出てくる事なく、内・外部共にスッキリとした見た目と、安定した室温・湿度の管理が可能となります。

よって高断熱・高気密住宅にとっては非常に相性の良い設備機器であるといえます。

メリット

家中どこに居てもほぼ同じ温度で快適

湿度や換気の管理も可能

ヒートショックが起こりにくい

室外機は1台で外観もすっきり。

室内機は屋根裏等に設置し、ダクトで各部屋の床や天井に吹き出し口や吸い込み口を付ける為、こちらも見た目スッキリとなり美しい。

一般的な壁掛けエアコンに比べ、風を感じないので不快感がない。 

基礎断熱で床下も暖房する仕組みの場合、ほんのり床が暖かい。

デメリット

価格が高い。付属する性能にもよりますが、最低でも100万はかかる。

量販店などで市販されている機械ではないので、故障・交換の際に高額な修理代になる。

基本は24時間運転での全館冷暖房の為、エアコンに比べ少し冷暖房費が高め。

ダクトでの結露、カビの発生やホコリだまりなど、システムを理解して採用しないと問題がおこるかもしれません。

注意する点

熟練者による送風計画は必須。

全てのシステムが断熱材でパッケージされた中に設置されるため、修理が簡単ではない。

商品の交換が容易でない為、長期保証は必須。

壁掛けエアコン

一昔前は各部屋ごとにエアコンを付ける事が主流でしたが、高断熱高気密の家ではそれは過剰になります

高断熱・高気密にした家ですと、計算上はエアコン1台での冷暖房が可能になりますが、それにはいくつかの条件も必要です。

まず、1階と2階とを吹抜けなどでつなぐことは重要なポイントです。
いかに性能的に可能とはいえ階段でつながっているだけでは、2階の一番奥まで冷暖房の気流を送る事が出来ません。

また送れたとしても、すぐの室温変更には不向きです(すぐに室温を変えられない)。24時間運転が基本のシステムといえます。

家の断熱性能もさる事ながら、換気計画を平行して考え、換気による気流の移動で室温を均一化させるなどの綿密な空調計画が必要になります。

1階はLDKに1台、2階は階段ホールに1台という設置が基本となります。

LDKに設置した場合、ここの室温をエアコンのセンサーが感知しますので、エアコンからみて一番遠い部屋(例えば洗面所)が設定した室温になっていなくても、リビングが設定温度に達してしまうと止まってしまう可能性があります。

メリット

設置コストは一番安い

取り換えも容易

量販店での購入も可

デメリット

換気計画と連動しての計画は必須

各部屋の温度ムラの可能性が残る(主たる部屋は基本的に希望温度より高めに設定がベスト)

急な温度変更は出来ない。(隅々までその設定温度が行き渡るのに数時間を要する)

室内にボコっとデカい室内機が取り付けられるのでインテリアとして不格好

注意する点

万が一や将来の事も想定して、各部屋にエアコンコンセント及び冷媒管用の開口を設置しておく方が良い。

床下エアコン+室内エアコン

1階、2階に各々冷暖房させるのでなく、1階を暖房専用床下エアコン、2階を冷房専用室内エアコンとしたミックス方式もオススメです

床下エアコンとは、市販の壁掛けエアコンを1階の床下に設置し、床下全体を暖めながら、床に設置した吹き出し口から、暖められた空気を各部屋に送り込むものです。 

床下エアコンは基本的に暖房専用になりますので、この暖気を2階に送る為にも吹抜けを使って2階と一体となった間取りは必須と言えます。

2階の室内エアコンは冷房専用機として設置しますので、こちらも吹抜けを介して1階に送れるようする必要があります。

このシステムも間取りでの工夫が必要になります

メリット

床下に暖かい空気を送るのでほんのり床が暖かい(床暖房ではありませんので注意)

室内で見えるのは床の吹き出し口だけなので見た目スッキリ。

脱衣・トイレも暖房できるのでヒートショックの心配も少ない。

メンテナンス、取り換え、ランニングなど壁かけエアコンと基本は同じなので比較的低コスト

デメリット

一般的な壁掛けエアコンを床下に使うのでメーカーの保証を受けられない。

床下エアコンは冷房用には使えないので、2階に冷房専用エアコンが必要

間取りの制限がある(吹抜けが無いと機能しにくい)

個別の温度設定ができない。

基礎断熱が必要など一般的な施工と違う為、施工技術・知識が必要

注意する点

単に床下にエアコンを付けるだけではだめ。よく理解した設計者でないと快適な室温を期待できない。

補助的に暖気冷気を引っ張るファン等が必要になってくる。

通常のエアコンは室内機本体に温度センサーが付いているので、リモコン(ワイヤードリモコン)にセンサーの付いている機種を選ぶこと

階間エアコン(カイカンと読む)

日経ホームビルダーよりお借りしました

吹抜けが無くても1台のエアコンで対応可能なのが、最近話題の階間エアコンです。

新住協(新木造住宅技術研究協議会)の代表理事である室蘭工業大学名誉教授・鎌田先生が考案された一般的なエアコンを使った冷暖房方式です。

1階の天井と2階の床との間にエアコンを設置し(2階から見れば床下エアコン)1台で上下階を同時に冷暖房出来る仕組みになります。

冷気は重いので夏場などの冷房期には、2階の床のガラリのファンで吹上げ、冬場の暖気は1階天井の吹き出し口のファンにて下げてあげる必要があります。

これの採用については2階床をささえる構造材など、初期計画時からしっかりとした計画が必要です。

できるだけ大きな梁が入らないよう、大空間は避ける。

また風が通りやすいような横架材(梁)の配置とするなどの構造的な工夫も更に必要であるといえます

また、私個人の見解ではありますが、雪深い寒冷地ではやはり厳しいのではないかと思いますので、基本的には5または6地域以南の温暖地用のエアコンシステムではないかと思います

メリット

2階の床下に暖かい空気を送るので床が冷たくならない。

室内が吹き出し口だけなのでスッキリ。

脱衣・トイレも暖房できるのでヒートショックの心配も少ない。

一般的な壁掛けエアコンを1台設置なので低コスト。

壊れても一般エアコン1台交換なので安価

吹抜けは無くても問題ないので、間取りに自由度が増える

基本24時間常時運転だが1台で済むためランニングコストも安価

デメリット

一般的な壁掛けエアコンを床下に使うのでメーカーの保証を受けられない。

1階の床下は暖気はいかないので、床下エアコンに比べるとひんやりする

各吹き出し口にファンが必要。音や直接的な風が気になるかも

エアコン周囲(特に吹き出し口付近)は必ず結露するので、断熱材で囲う事が必要

気流を廻す為、大きな梁が入ると動きにくい。小さく間を仕切れるのが基本。

個別の温度設定ができない。

注意する点

よく理解した設計者でないと快適な室温を期待できない。

通常のエアコンは室内機本体に温度センサーが付いているので、リモコン(ワイヤードリモコン)にセンサーの付いている機種を選ぶこと。

床暖房

文字通り熱源が床のすぐ下、あるいは床の中にあり、床自体が暖かくなるものです。

よく床下エアコンと混同されるのですが、床下エアコンは床下の空間を暖めるのため、床自体を暖める床暖房に対し床下暖房になります。

種類としてはガスや電気、灯油を使ってお湯を作りそれを循環させる温水式と、発熱体に電気を通して暖める電気式があります。

使う床材は、床暖房専用の床材を選ぶ必要があります。

メリット

熱が床を伝わり、ふく射によって部屋の内部に広がっていきます。

床から天井へと熱が立ち上る自然対流により、体はまんべんなく温もり、室温以上に暖かさを実感することができます。収納場所も必要なく掃除も不要です。

風や音、臭いもなく、埃を舞い上げることもありません。

デメリット

イニシャルコスト(設置費用)が高く、夏用の冷房用にエアコンが必要になります。

当然設置していない部屋は暖房が必要となる。

熱源は電気かガスか灯油になるが、エアコンに比べランニングコストが高い。

注意する点

床の仕上げ材が限定されます。お好きな床材が使えないことがあります。

また、床材によりワレスキマなどのリスクは残ります

薪ストーブ

薪を燃焼させ、ストーブ本体を暖めることによる輻射熱と、対流による効果で部屋(家)全体を暖める暖房方式です。

炎を楽しみながら、

ピザを焼いて見たり

料理に使ってみたり

と様々な使い勝手もありますし、部屋内のオブジェとしても素敵です。

また、その火力は機種にもよりますが50帖を超えるような物もあり、1台で家中の暖房が可能です。

しかし、残念ながら高気密・高断熱の家とはあまり相性の良い暖房方式ではありません。

高気密・高断熱のため室内に入る空気の量は今までのスキマ住宅とは違い制限されます。

そのため燃焼がうまくいかず、室内に煙が入ってきてしまったりします

基本は家の給気システムを1種換気とし、更にマキストーブ用に専用の給気口(ファン付き)を設置し、酸素を送れるように工夫をする必要があります。

メリット

何といっても炎の心地よい暖かさが魅力。

薪が用意できるなら燃料費は無料。

家中を暖められる大火力。

高断熱の為にあまり薪をくべなくても暖かさが持続

デメリット

煙突等周辺部材や施工費含めると高価。

薪が用意できなければ購入になり、結構な金額がかかる。

灰や煙突の掃除、薪の用意等、手間がかかる。

温度管理が難しい。

高断熱が為にあまり薪を燃やす必要がなく、炎が楽しめないかも。

注意する点

周辺の床、壁等を不燃材料で仕上げないといけない。

ペレットストーブは燃料は薪より調達しやすいが、暖房能力は低くペレットの落ちる音が気になる人もいる。

暖房設備としてよりも、趣味として薪ストーブを楽しみたい方におススメ。

まとめ

各設備それぞれの特徴とメリット・デメリットを書かせて頂きました。

単純にエネルギーを使わない暖房方法は?と考えれば薪ストーブが一番良いかと思います。
但し、上記にも触れたように、薪の準備や管理など、趣味として楽しめる方でないと長くは使えないと思います。

どの部屋も一定の温度で快適な暮らしをしたいとなると、ダクト式の全館空調がオススメです。
吹き出し口からの不快な風・音もありませんし、室内機もなく大変美しい室内となります。

但し、イニシャルコストは高く、比較的ランニングコストも高めです。
ダクトの清掃や機器の交換などのリスクは少なからず残ります。

室温一定は希望だけど、どちらも安価にしたいという方は、床下エアコンか、階間エアコンですね
但し、こちらは修練された工務店でないとうまく機能しません。

特に階間エアコンは、鎌田先生が考案されてまだ2、3年ですので、システムとしては成熟していませんし、出来る工務店は限られています。

残念ながら弊社もまだ取り組んだ事がありません。


これがうまく考えられればイニシャル・ランニング共に安価で暮らす事が可能となります。
吹き出し口には必ずファンが必要となりますので、その音と風だけが注意点ですね。

床暖房は、予算があれば別ですが必ずしも必要な設備ではありません。

床暖房が無くてもその他の暖房器具で暖める事は可能です。

逆に床暖房だけで、全部屋をまかなう事は難しく、他の暖房設備が必要になりますし、当然ですが冷房設備としてのエアコンも必要となります。


とはいえ、薪ストーブと同じでその暖かさは格別ですので、基本的な冷暖房とは切り離してお考え頂き、プラスアルファの暖房と考えて設置するのが良いと考えます

マルトの考え

では弊社としては何が一番良いかと言われると、、、

すみません。お客様の要望に合わせてご提案が解答になります。

今のところ予算に余裕があれば全館冷暖房をおススメしますが、上記の通りリスクもあります。

予算を抑えてなら階間エアコンですが、こちらはまだオススメと言えるだけの知識がありませんので、床下エアコンと室内エアコンが良いかと思います。

そこに将来的な事も考慮して、室内エアコンを足せるような仕組みにしていくのが良いかと思います。

ただこれも上記に書いたようにいくらかのデメリットはあります。

オフグリッドな暮らしにしたい!なら薪ストーブ一択になりますが、お客様の暮らし方、考え、ライフスタイルなど総合的に考えてご提案させて頂くのが一番ベストであると思います。

今後、機器の性能も、家造りの技術も進歩してきて、「これしかありません」というような完璧な方式が出来上がるかもしれませんが、現状では様々な状況に合わせてチョイスしていく事になります。

前提として大切なこと

何よりも大事で絶対疎かにしてはいけないのが家を高断熱・高気密にする事です。

これが出来なければ、どんなに素晴らしいシステムを組もうとも、まさに「絵に描いた餅」となってしまいます。
まずは、しっかりとした断熱気密の家にする事。

もう一つ忘れてはいけないのが、旦那は暑がりの寒がり、奥様は一定温が希望、娘さんは寒がり、息子さんは暑がり、なんてことはありませんか?

実は人によって快適だと感じる室温は様々なのです。

なので自分にとっての快適な室温、家族にとっての最大公約数の室温を前もって調べておくことは大切です。

冬の暖房時、何℃なら皆が満足できるのか。

22℃で寒いと感じる人は1枚羽織って、暑いと感じる人はTシャツになる。

そうすれば、暖房や冷房を使う時期が減り、結果省エネで家計にも省エネな家となります。


どうしても各人の適温にしたい場合は各部屋1台のエアコン設置。機器代はかかりますが、家は高断熱高気密なのでランニングは抑えられます。

おススメはしませんが。

関連記事はこちら ↓


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建てる時には教えてくれないこともあります。

誰だって出来るだけ安く家を建てたい

それは当たり前のこと

でも、建てる時の費用を安くするための選択が

光熱費のやたらかかる、寒くて暑い家になってしまったら?

10年後、20年後に何百万とコストのかかる家になっていたら?

残念ながらそういったことが実際にあるのです

建てる前に知ってたら、こうしていたのに!

という事も少なくありません。

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家を建てる前に読みたいお話
2021.01.12

後悔しないウオークインクローゼットの作り方

ウオークインクローゼットとクローゼットの違い

冒頭でWICとクローゼットの違いに少し触れましたが、ここではもう少し詳しく書いてみます。

上の写真がWIC。下の写真がクローゼット。

WICは文字通り歩いて入る収納部屋で、クローゼットは造り付けの収納スペース、弊社では主にパイプハンガー付きの枕棚を設置します。

一番の違いはクローゼットは奥行きが決まってしまうため、布団とコートを一緒に収納するとなると、布団の奥行きに合わさなくてはいけません。

そのためコートの手前にはデッドスペースが出来てしまいます。

その点WICは布団用の棚、洋服用のハンガーパイプを同じ場所(部屋)で収納できます。

クローゼットは各居室に作りますが、さて、WICはどこに作るのが良いのでしょうか?

ウオークインクローゼットを作るには、あなたの1日の動きを想像してみましょう

朝、目覚めたらあなたは一番に何をしますか?

パジャマで家の中をうろうろしたくない、されたくない。

起きたらすぐに仕事に出かける服装に着替える

こういう方は寝室横にWICがあるのが正解です。

仕事から帰宅したらあなたは一番に何をしますか?

疲れているからとにかく一度ベッドに横になる。

寝室にカバンを置いてから着替えるのが習慣。

(いないと思いますが)こんな方も寝室横のWICがいいと思います。

何となくおわかり頂けたでしょうか?

つまり、必ずしも寝室の横にある必要はありません。

朝だけを考えるなら寝室横にWICがあると便利かもしれませんが、帰宅時を考えたら寝室の横にある理由は一つもありません。

それよりも、朝も夜も総合的に考えると、1階の玄関近くや洗面近くの方が良いと思いませんか?

よく建売やHMのサイトなんかで見かける、WICが入った間取りはこんな感じでしょう。

2階の寝室からしか入れないようなWICになっていますね。

朝目覚めての行動が上記のような方はこの間取りで良いのですが、皆さんはどうですか?

ちなみに私は朝起きたらそのままパジャマ姿のまま朝食まで終え、歯磨き、洗顔、髪を整えて、さあ出かけるぞの直前に着替えます。

帰宅したらもちろん一番に着替えます。

この間取りだと、朝いちに着替えるか、出勤前に改めて着替えに上がり、帰ってきたらまず2階に上がって着替え、その着替えを持って降りて洗濯室に入れてからリビングにいく事になります。

私にとっても、奥さんの家事動線で見ても、あまり良い動線とは思えません。

ではあなたはどんなウオークインクローゼットを希望していますか

家族の動きと家事目線

まず家族の行動を観察するのが最初です。

さっきと同じで、朝起きてどうする?帰ってきたらすぐ着替える?など確認してみてください。その上で下記内容をチェックしましょう

○家族の動き

ご夫婦それぞれのお仕事は何をされていますか?

製造業だと汚れた作業着で帰って来られる事も

↓ 

家中歩き廻らないですむような所に、洗濯機とWICが欲しいですね

会社の制服だとかスーツ

朝の準備で汚したりシワになるのも嫌ですから着替えは朝は出勤前、帰宅後すぐに着替えたいのでリビングや玄関近くがベストですね

朝いちに着替えて、夜に風呂に入るまでそのままの格好でも問題ないので、WICの場所は特にここといったことはないでしょう

子供の動き

幼稚園・小学生

泥だらけで帰ってくる事を想定するなら玄関や洗面近くがいいですね。

中・高・大学生

各々の部屋で着替えが一般的ですが、いづれ独立することを考えると家族のWICと一緒でいいでしょう 

社会人

夫婦と同じ発想で考えましょう

ご両親は?

お仕事されているなら

夫婦と同じ発想で

すでに隠居生活

WICの場所はともかく1階は必須

そして大事な家事目線

WICの設置場所は実は家事目線で考えるのが一番良いのではないかと思っています

それぞれが、自分で服を洗濯室に持っていき、自分で洗濯し、自分で畳んで、自分で片付ける。
こんなお家は、全国的に見ても1%も無いんじゃないでしょうか。

それぞれが、洗濯室に持っていく事はあっても、最後はやはり誰かが(多いのは奥様?)が洗って畳んで片付ける。

先程の間取りを奥様目線(家事動線)で想像してみて下さい。

子供が2階の各部屋で服を脱ぎ散らかしている。
夫婦の着替えは2階のWICにある。

       ↓

朝起きて、まずは1階で皆の食事や弁当の準備

       ↓

ひと段落したら、2階に登って洗濯物の回収

       ↓

洗濯が始まって、干したら出勤

       ↓

帰ってきて洗濯物を取り込み畳む。

       ↓

1度では持って上がれないので、何度かに分けて、2階の各部屋へもって上がる。

想像するだけでかなりのストレスではないですか?

家族のWICが、1階の洗濯室の横にあったらどれだけ便利な事でしょう。

ウオークインクローゼット、おススメの間取り        

理想は”1階に家族で使うWICを設置”が一番だと思います。

そこに洗濯室が併設されており、洗濯干し場やランドリールームも近くにあればなおいいと思います。

花粉などの家への進入を出来るだけ防ぎたい方なら、玄関近くに設置しすぐに着替えが出来るのも良いと思います。

恐らく洗濯機がある近くには洗面化粧台などもあるでしょうから、帰宅時に一番に手を洗うなど出来ますので衛生面的にも良いです。

しかしながら、、、

WICは同じ収納力なら面積が大きくなるというデメリットを最初にも言いましたが、その問題が大きく影響するのが1階設置です。

一般的に1階には、LDK、和室、玄関、お風呂、洗面脱衣などたくさんの部屋が必要になります。
逆に2階には、寝室と子供室程度ですから、2階は面積的に余裕が出来ます。

過去のブログでも何度か説明しましたが、基本的に1階の面積が大きくなればなるほど家の価格は上がってきます。

平屋が贅沢と言われるのはこういう点からなんですね

という事で、弊社のおすすめする寝室とWICの配置を下記に書きます。


予算だったり、敷地の大きさだったり、使い勝手だったりでチョイスは変わってきますが、お読みの皆様の状況に応じて考えて見て下さい

使い勝手や老後の事を考えると、平屋がベスト

    ↓ 

敷地面積や予算的に厳しい

1階に寝室を持ってきて、できれば家族のWICを1階に設置

    ↓ 

それでもまだ厳しい

WICを夫婦専用にして小さくし、子供は各部屋もしくは2階に子供用WICを設置

    ↓ 

もしくは

寝室を2階に上げて、家族のWICを1階に設置

    ↓ 

そもそも家族のWICは考えてない

夫婦のWICを1階に設置し、寝室と子供室を2階にし子供には洗濯物を持って降りるよう教育

    ↓ 

それでも敷地・予算的に厳しい場合は

全て2階に配置し、出来るだけ階段に近い場所にWICを設置する。

このような感じで考えて頂けば良いかと思います。

ここで注意点!

先にも言いましたが、基本的に設置場所は家事目線が正解だと思いますので、寝室の位置よりも洗濯室やLDKや玄関との相関関係が重要です。

例えば、2階リビングのお家で、お風呂や洗濯室も2階にあって、洗濯干し用のバルコニーが2階にあるなら、間違いなく2階設置の方が良いです。

また、2階リビングであっても、寝室や子供室を1階にし、洗濯室も1階になるようなら、これは1階の方が良いですね。

配置や考え方によって、デメリットとメリットが逆転するWICの特徴

「1階に設置すれば良いのか」と思って設置したら、洗濯する場所も干す場所も全てが2階ならば1階は逆に使いにくくなりますからデメリットになります。

他の逆転するポイントと言いますと

〇WICは同じ面積では収納力がクローゼットに比べて落ちますが、家族のWICにすれば家事動線はラクになります。

〇家族のWICは集約出来て家事動線はラクですが、着替えると言う意味での家族のプライバシーはほぼありません

〇各室のクローゼットはプライバシーは守れますが、奥様の仕事は増える可能性が高いですし、子供が出たあとは使い道が?です。

〇洗濯場に近いWICは家事にとってはラクですが、干し場が遠かったり、憩いの場であるリビングから遠いと洗濯時以外は家事ラクにはなりません。

〇収納力が若干落ちるとはいえ、少し大きめのWICが造れると、衣服だけでなくカバンやフトンや季節物など全てが仕舞え、その他の収納が少なくすみ、スッキリとした間取りになります。 

ウオークインクローゼットのまとめ

つまり、、、

WICは単体で考える部屋では無いという事です。

家族の暮らしに複雑に関係してきます。

単に着替えをする場所と捉えない方が良いですし、流行っているから採用しようってものでもありません

クローゼットもそうですが、各自の部屋に収納があるのが普通と思われている方が多いですし、そういう作り方を我々の業界が提案してきたのですが、決して間違いではないものの、正解でもないのです。

家族の動き、その家のやり方、それと一番大事な家事動線を考えながら、他の部屋との繋がりや一番使い勝手の良い配置を考えながら検討する事が重要です。

関連ブログはこちら


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誰だって出来るだけ安く家を建てたい

それは当たり前のこと

でも、建てる時の費用を安くするための選択が

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10年後、20年後に何百万とコストのかかる家になっていたら?

残念ながらそういったことが実際にあるのです

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家を建てる前に読みたいお話
2020.12.17

住宅ローン、いくら借りられるか?など不安を感じる方に読んで欲しい

住宅ローン、いくら借りれるかと?いうのが一番不安な所

実際は想定以上のお金が借りられるとしても、毎月の返済が苦しい可能性もありますのでまずはライフプランをして頂く事をオススメしますが、今回はそれは無視。←でも、すごく大事なので別記事にします。

とにかくご自分の収入でいくら借りられるのか、にフューチャーします。


あくまで目安です。

まず、どの銀行にするかというよりは、どのくらい借りれるかの目安を知りましょう。

審査が厳格な銀行は概ね年収の5倍程度が基本です。

例えばお給料の総支給額500万の方なら2500万ぐらいがマックスとお考え下さい。

比較的お客様に寄り添ってくれる、審査が緩めの銀行だと年収の6~7倍になります。

他にも返済比率だとかあるのですが細かい事を言い出すとややこしいので、まずはその金額を基準にして下さい

そこで金額が足りないって事は、ままよくある話です。


1500万の土地に、ザックリ2500万の家を建てるなら4000万必要ですが、年収が500万だとどの銀行でもちょっと厳しい。

そんな時は奥様がパートではなく社員として働かれているなら、その給料も合わせてローン額を上げる事もできます。

収入合算(しゅうにゅうがっさん)

なんて言い方をします。

奥様のご年収が200万でしたら、夫婦合計で700万になりますから審査が厳格な銀行で3500万、緩い所で4900万ぐらいまでは借りられる訳です。

奥様が働かれてなければどうするか?


もう、審査の結果は運を天に任すのみ(苦笑)

また、預貯金(貯蓄型の生命保険、株なども対象です)がどれだけあるかによって、審査も変わってきます。

ここをたくさん持っておられる方は

・この人はお金をしっかり貯められる人 → 浪費癖が無いから安心
・預貯金を担保扱いで検討 → 最悪、この金をローンに充てれば取りっぱぐれる事は無い

言葉は悪いですがそういうことです。

銀行としても、やはりローンを回収出来ないリスクは負えないんですね。


ですので、保険として返せるかどうかを判断出来る好材料が無いとやはり満額は貸せないんです。

あと、微々たる効果しかありませんが、ご両親がその銀行さんにたくさん預貯金をもっておられると、それも良い方に働きます。

さっきと同じで最悪これを徴収する事が出来るから・・・


という発想です。

ここまでが借りる額を増やしたい、足りない時のポイントです。

住宅ローンを借りるには資格がいる?

「借りるのに何で資格がいるの?」

資格試験を受ける資格の意味ではありません。

身体がキレイか?という意味の資格です。(この日本語も普段あまり使いませんね)

銀行マンは「こしん、こしん」って必ず言います

こしん=個信=個人信用情報

の略でして、個人の信用情報を一手に取り扱う(データとして持っている)機関があります。

信用情報とは、個人の方(借りる方)の”お金の支払い”に関する状態がほぼ見える(わかる)ようになっており、

「毎月必ずキャッシングしてる」


「何カ月か前から電気料金の支払いを滞納している」


「2年前に携帯電話の支払いが送れた」

などの、延滞や債務整理の履歴がないかをチェックされます。

”債務整理”とは簡単に言うのは難しいのですが、まぁ広い意味で”合法的な踏み倒し”ですね。

そういった情報がしっかり残っています。

債務整理とか督促状まで来た人は、所謂”ブラックリスト”に載りますから、まずローンは組めません。

5年は残るそうですが、ひどい状況のケースだと10年以上残るそうです。


そうなると10年以上銀行系では融資が受けられないと思って下さい。

そこまでヒドイ状況までならなかったとしても、滞納グセのある方も内容によりますが、融資不可もしくは借りられる金額が減ります

とにかく住宅ローンを借りるには、他のローンだとかキャシングもなくて、もちろん「アウト!」な事もしていない、

「身ぎれい」

な状態である事が資格があるかという意味です。

ここで、良く聞かれるのが、「車のローンをしてると汚れてるんですか?」のご相談です。

あまりにも高額なローンでなくて毎月しっかり返されていて、返済率(またどこかで説明します)が住宅ローンを組んでも問題なければ、車のローンがあっても借りれます。

ただ、これについては借りる予定の銀行にちゃんと確認することをおススメします。

さて、住宅ローンをどう選ぶ?

さて借りれる事は大体わかった。


ブラックリストに載るようなことはしていない。

となると、どこの銀行で借りるのか?って事が次のポイントになります。

これが難しい

よくお客様に言うのですが、ローンはある意味ギャンブルなんです。

借りる銀行、借りる方法で最終支払いはまぁまぁ変わってきます。

たくさんの選択基準があるので、なかなか決めるのは難しいのですが、出来る限りわかりやすく説明しますね。

住宅ローンを金利だけで考えてみる

そもそも金利がわかりにくい。

低いのが良いのはわかるけど、いくらが低いのかもわからない。

銀行の店頭とかネットで金利情報を見ると、住宅ローンは2.6%とか3%とか書いてる事が多いです。

金利とは、簡単に言うと「お金の使用料」ですね。

お金という物を借りてそれを何らかに使っているので、それに対する使用料を払うという意味です。

よって借りている期間は使用料を払わなければなりません。

この金利だけ見たら、フラット35(住宅ローンの一種です。また別の機会に説明します)などの金利の方が安く(1%前後)見えるのですが、ここには金利優遇された数字が計算されていません。

お金を貸してくれる銀行は、

「給与振り込みを我が銀行にして下さい」


「クレジットカードを作ってくれませんか」

など、銀行にとって「お金」という商品が動く仕組みを依頼すれば、上記の店頭金利から1%~2%の金利を優遇してくれます。

つまり金利を引いて(下げて)くれるんですね

もとの金利が2.6%で2%の優遇(金利を引く)があれば0.6%です。

0.6%ってすごい数字ですよね。1%も無いんですから(苦笑)

TVのCMで車会社が超低金利を謳ってますが、あれでも1.8%とかその前後です。
住宅ローンでこんな数字を出したら、門前払いされます。

初めてローンを勉強する方からすれば「そんな金利あるかいな」とよく言われるのですが、今は超低金利時代。


本当にあるのです。

上記の0.6%の金利で3000万を35年で返済するなら、毎月が79,208円、総支払額33,267,429円。

326万も余分に払うのか!と思われそうですが、まだ日本がバブルだった頃は金利は5%とか6%で、20年前でも2%、3%当たり前でしたからね

ちなみにバブル時の金利6%だと総返済額 71,844,078円

借りた額の倍以上です。

恐ろしいですね。

そんな時代に自分が生きていたとは今からは想像もつきません。

とにかく今は超低金利時代ですので、ある意味では”借り時””建て時”なんです。

金利優遇してもらっても金利が0.7%とか0.8%、なんて言ってる銀行は選択から外しましょう。

住宅ローンの選べる金利は3つ

細かく言うともっとあるのですが、

・変動


・一定期間は固定


・固定

の概ね3つです。

変動は読んで字のごとし。

世の中の情勢に応じて金利が変動します。


今月は0.6でも来月は0.7になるかもしれません。


一定期間固定は、3年、5年、10年、15年など、ある一定期間は金利変動しません

固定は、借りてる期間ずーと同じです。(フラット35が有名)

これだけ聞くと固定が良いように思えますが、今後の世の中の情勢を想定しなければなりませんし、貸す側としてはやっぱりリスクを伴いますから、この3つの金利の中では一番高めになります。

よって変動が一番安く、一定期間固定が中間ですね

ここでの判断が一番ギャンブル性があるかと。

今後日本の景気が良くなってバブル期がまた来るぞって予想されるなら、固定は最強です。

今の金利のまま35年変わりません。

いまは金利1%~1.2%ぐらいが多いですから、バブル期再来の金利6%の時代なんて来たら、ドヤ顔しまくって下さい。

逆に変動金利の方はバブル期がきたら大変です。

少し前ですが、変動金利は大手銀行系とかですと、0.3%台が出てました。とんでもない金利ですね。

変動の場合はこれが下手したら6%になる訳ですから、寒気しかしません

ただ、私の知る限り、この10年間はこのぐらいの低金利がずーっと続いてます。


日本の景気も爆発的に良くなるとは思えません。

東京オリンピックが来たら景気が上がるなんて言われてましたが、まったく動いてません。

ですから大阪万博が来たからといって上がるとは到底思えません。

それにこのコロナですから、当面上がる要素は見当たらないです。

このまま当分はこの状況が続くんじゃないかなって感じてます(あくまで私の予想ですので、あまり信用しないでください)というか、今が日本の正常な状態なのかも、って感じているぐらいです。

毎月金利が動くのを心配するのはイヤだなー、かといって高い金利で35年も固定はイヤだし、、、

そういう方には10年固定がオススメです。

10年間は今の低金利のまま借りれて、10年後はその時の金利にかわりますが、多少の優遇措置はありますので、ある程度お得な金利と返済額でいけます。

何が正解かは難しいんですよね

昔から言われていたのは「低金利な時こそ固定」なんですが、さっきも言った通り「これ以上低金利にはなりませんよ」なんて言いながら、この10年間ずーっと下がり続けてました。

ここ2、3年は止まってますけど。

あくまで私見ですが、選ぶなら変動で良いのかなー、って思います。


その他も充分低金利なのでぶちゃけどれでも良いと思いますが、さっきも言った通り上がる要素は見当たりませんからね。

世の中が今のままなら、ずーっと低金利ですから。

住宅ローンの返済方法は2つ

元利均等(がんりきんとう)と元金均等(がんきんきんとう)の二つがあります

これもわかりにくい。


わかりやすいように適当な数字作って説明します。

画像はオトナライフ様よりお借りしました。

さて、金利は借りた額に対する使用料って表現しましたよね。


なので、通常は3000万にたいしての使用料を月割りで払う訳です(そんな単純計算ではありませんが)

金利はちょっと計算に入れずに、まず借りた額(3000万)をひと月あたり返す金額を10万円にしたとします。

当然、その10万には先程の使用料を払わなければなりませんので、金利の月割り分がプラスされます。


3000万の金利の月割りが10万円だとしましょう。

10万円+金利を簡単に考えていたあなたにとって、倍の使用料(金利)10万をプラスした20万を払うのはかなりしんどいと思います。

但し良い所もあって、高いのはローン期間の最初の方だけです。

どんどん借りた3000万が減っていきますから、金利も下がっていきます。

最後の方は10万+ちょっとの金利になって、支払いはすごく楽になっているはずです。

これが元金均等方式の仕組み。

対して元利均等方式は、借りてる期間中の全期間で返済金額を同じにするやり方です。

毎月の支払は7万円にして、そのうちに月割りの金利8万を含んで、合計15万の返済を毎月していくという返し方になります。

元々借りてる額から1カ月で7万しか返せませんから、毎月10万返している元金均等より、使用料は少し高くなります。

また、元金が減っていかない訳ですから、元金均等方式よりどうしても総支払額はふえちゃいます

これが元利均等方式です。

ローンを組む時って概ね若い方が多いですよね。


若いから給料も少ない、これから養育費にもたくさんのお金がかかる。


さっきのように10万+金利程度しか考えてないのに、倍の20万は厳しい。

そうなると余程お金を持っている方は別として、圧倒的オススメは元利均等方式です。


うちのお客様もほぼこの方です。

総支払額が多少増えたとしても、子育ての一番しんどい時に一番お金を支払うのはさすがにしんどい。


毎月毎月、同じ金額を35年間払い続ける方が、家計は安定しますしね。

ちなみに先ほどの3000万35年返済の計算は元利均等方式です(総支払額:33,267,429円)


これを元金均等方式にしたら、総支払額は33,157,320円

たかだか35年で10万差です。


余裕のある方以外は、元利均等でOKですよ。

住宅ローンについてのまとめ

今日は、出来るだけわかりやすくする為に、本来説明しなきゃならん部分を割愛して書きました。

金利が低いという事は総支払い額は少なくなりますが、ローンと同時に入る団体信用生命保険(団信と略して言います)の内容が薄く、逆に金利が高い銀行さんはここを手厚くされたりします

借りる条件には返済率も重要になってきますし、年齢や勤務先の内容も影響してきます。

金利は変動と言いましたが、リスクを減らすという意味で、借りる半分を変動、もう半分を固定などのテクニックもありますし、実はまだまだポイントはたくさんあります。

銀行もどこが良いのか、銀行ローンではなくフラット35(簡単に言うと国が造った銀行ローンの商品)はどうなのか、という事も検討しなければなりません。

実際に家づくりを進めて行くときにはこの程度の情報では、まだまだ足りません。

ここから先は、私共やFPなどに相談しながら、自分のライフスタイルに合った銀行をチョイスしていくのが良いかと思いますので、もっと詳しくという方は是非、ご相談下さいませ。

マルトでは月に2回家づくり無料相談会を開いています。

住宅ローンや資金計画などのご相談もお気軽にどうぞ。

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家を建てる前に読みたいお話
2020.12.07

無垢床材をおすすめる訳

無垢床材をメンテナンスの観点からおすすめする

これは、「何十年後かに張り替えが必要になる」という意味のメンテナンスです。
日々のメンテナンスではありません

その視点から見ると、、、

無垢材なら貼り換える事はまずありませんので、どんな無垢材でもOKです!

と言うのが答えです。

もちろん、傷もつきますし汚れがシミ付いたりもします。

ただ、それも「味」と感じて頂けるならば貼り換えなんて必要ありません。

ご要望や規格によって、多少変わりますが、概ね床材は15mmの厚みがあります。

何か薄そうに思われるかも。

たかが15mm、されど15mm

説明しないと言っていた複合フローリング(一般の方が言う所のフローリングです)は概ね12mm。

しかもほとんどがは基板がベニヤ板で、表に見えている本物の木の部分は1mm以下の物がほとんどです。

下手したら、それすらも木調の印刷をしたシートを貼ってる場合もあります。

そうすると傷がついたりがきっかけで、表面の木の部分やシートの部分が剥がれたりし、結果貼り換えが必要になることが多いのです。

一方、無垢床材はその15mmが長く使っているうちにすり減ってしまう事はまずありませんから、無垢の木を採用した時点で貼り換えの心配をする事はほぼ必要ありません。

固さから考える、無垢床材をおすすめする理由

床に傷がつくのは嫌だなぁ~、そういう方にオススメは広葉樹系の床材ですね。

スギやヒノキに代表される針葉樹は広葉樹に比べると成長が早いのもあって、基本やわらかいです。

広葉樹で有名な所ですと、クリ、ナラ、タモ、ケヤキ、クルミあたりですかね。

どれもそれなりに固いです。

但し、固いといっても無垢の木ですから多少のキズや凹みはあると思って下さい。

ちなみにクルミの英語名は「ウォールナット」

このウォールナットを”黒い木”と思っているお客様は結構います。

くるみの木は世界各国にあり、地域によって色合いは変わります

特に、最近よく使われるクルミは「ブラックウォールナット」でアメリカ産の物が多いそうです。

なので、皆さん ウォールナット=黒 なんですね。

気を付けて頂きたいのが、日本産のクルミは白いです。

オニグルミが有名ですが、ナラとタモの間ぐらいの色かな。少し赤みが入った色あいです。

木目は部位にもよりますが冬目が濃くないので比較的おとなしい木目です

依頼する時は、同じウォールナットでも違いがありますから、注意して下さいね

無垢床材はキッチンや洗面所に使える?

これが一番答えるのが難しい。

まずお伝えするのは、無垢の木に防水能力はありません。

水がこぼれたりすれば出来るだけ素早く拭く

ずっと水に浸っている状態にしない

のが、無垢の床材を水廻りにつかうポイントです。

完全な撥水・防水を期待したいなら、やはり何らかのコーティングは必要ですね。表面にウレタンの層を塗布すれば、かなりの防水効果になります。

但し、これは表面がすでに無垢ではなく人工物になってますから、これならわざわざ無垢材を採用する必要があるとは思えません。

それでも比較的水に強い樹種をいくつかご紹介すると

クリやケヤキあたりは耐水能力が高く、比較的水には強いと言われています

あとは竹や桧、さわらあたりがオススメですが、これらもすべて表面に何も加工されてないと同じくシミになりますから、何らかの表面処理は必須です。

やはり出来るだけ早めのケアと、自然系のワックス(有名どころでは蜜蝋ワックス)を事前に塗っておくことですね

このあたりが”メンテナンス性”になると思いますが、無垢の木とお付き合いするには、それなりの対応は必要になってきます

無垢床材を具体的にイメージに合わせてチョイス!

ご希望に合わせてオススメ床材を下記に上げます。

キズが気になるけど、無垢の質感は欲しい。出来れば明るいイメージ

固めの材で、明るめの色目

タモ↑

ナラ↑

クルミ↑

クリ↑

なんといっても、無垢の木の温かさと柔らかさ

柔らかな足触りと良い香り

杉↑

桧↑

松↑

強さと無垢らしくないスッキリ感

固めの材で木目がうるさくない

メイプル(カエデ)↑

サクラ↑

カバ↑

ダークな色合いでモダンさを演出

無垢材でありながらユニークな色目

ケヤキ↑

ブラックウォールナット↑

チーク↑

ワイルド、レトロといった少し荒々しいイメージ

ナラの赤・白入った節アリ↑

杉の節有り材(幅20センチ越えの足場板)↑

という感じでしょうか

無垢床材をおすすめするまとめ

上記の5種類に分けてみましたが、実はこれだけではありません。

実は世界中には樹種としては6万種以上、国内でも300種以上は流通していますから、選択肢はもっとあります。

しかしながら、流通量や将来のメンテナンス、更に価格を考えると(希少材は価格が高い)この辺りでほぼほぼ決まってくるのかなと思います。

それでも、使い方や好み、ご自身の生活スタイルを考えていくと自ずと方向性は決まってきます。

そんな中で、やっぱりオススメしたいのは桧と杉です。

住んでみて、暮らしてみて感じている率直な意見です。

足から伝わる木肌の気持ち良さは他種の追随を許しません。

高断熱高気密の家である事が大前提ではありますが、12月も半ばにさしかかってきた今でも、家に帰れば着替えた時に靴下もいっしょに脱ぎます。

日中の日射取得で21~23度ぐらいまで暖められた室内は程よい室温状況であり、杉や桧の表面はその室温をしっかりと蓄えており、ほんのり暖かく感じれます

程よい柔らかさの床ですから、もちろん素足にもやさしいです

汚れは案外簡単に落とせますし、汚れたり濡れたりしたら拭くのはフローリングでも他の固い無垢材でも同じです。

キズは確かにつきますが、まぁ、気になるのも最初だけかなって個人的には思いますし、多少の凹みキズなら自分で直す事も可能です。

という事で結論としては、水廻りでも寝室でもリビングでも、杉と桧の無垢の床をオススメします!


是非参考にして頂いて、自宅の採用時には杉・桧の採用も検討してみてくださいね。

無垢材についての記事はこちらもどうぞ


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残念ながらそういったことが実際にあるのです

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家を建てる前に読みたいお話
2020.11.26

ハザードマップを確認しないと大変なことになる。

ハザードマップで土地の何がわかるか、知っていますか?

ここ数年の自然災害は、回数もさる事ながら、災害の規模がハンパない状況になってきています。

環境破壊が最大の要因ではあると思いますが、今私が叫んだ所でどうにもならない事で、国家レベルでの対応と、企業だけでなく一人一人の心がけ、とにかく世界規模での取り組みをしない限り、環境は良化していかないんだと思います。

そんな状況ですから、昨今ではお客様自らハザードマップを見た上で土地選びをされている方が増えてきました。

ハザードマップ???

って方に、まずハザードマップの説明。

「自然災害による被害の軽減や防災対策に使用する目的で、被災想定区域や避難場所・避難経路などの防災関係施設の位置などを表示した地図」

と国交省のHPには書いてます。

災害時の避難場所や経路を知っておく事はもちろん大事なのですが、土地選びで最も重要視したい所は

”被災想定区域”を知る事です。

最初に書きましたが、土地選びの正解は家庭それぞれです。でもその土地が水害や土砂災害が必ず起こる場所ならば、それは土地としては0点ですよね

もちろん、軟弱地盤であるとわかっているなら、これも0点です。

気に入った土地が見つかり、購入決定する前に、一度この地図を見て頂く事をお勧めします。

では、そのハザードマップはどこで見るのか?

基本的には各都道府県や市町村のHPを見て頂けば必ずあります。

我が町多賀町の、地震や水害を想定したハザードマップはこんな感じです

ハザードマップで見る多賀町の地震の被害

なかなか優秀なマップだと思います。

まずは、こういう物を見て、自分達の購入予定の土地に災害が起こる可能はあるのかないのか確認してみましょう。

また、今回の多賀町の例で言いますと、地震想定は東南海地震と、東にある鈴鹿西緑断層の地震だけでしたが、滋賀県内には、まだいくつかの活断層があります。

そのあたりも調べてもらっても良いのですが、見たら寒気するかも(苦笑)

そこらじゅうにあります。

但し、30年内での発生の可能性としては0~1%までですから、それを想定するというよりは、大きな地震に耐える為の家造りをどうするかに目を向けた方が良いかと思います

ハザードマップで見る多賀町の水害の被害

上の画像を見ると、近くに川があると大雨による氾濫の可能性があり、浸水の可能性が出てきます。毎年必ずある、大雨や台風を考えると、こちらもチェックは重要です。

どの自治体でも想定される浸水深さが記載されています。私事になりますが、私の家の地域は0~50センチ想定されています。

土地が前面道路より40~50センチ上がっていましたし、そこから家の床までは50センチありますから、万が一の場合でも問題なくいけそうだという事で、この土地に決めたという経緯もあります。

但し、この水害の深さはあまり信用しない方が良いかもしれません。何せ、ここ最近の雨の降り方は尋常じゃありません。

可能なら、出来るだけ川の近くでない場所の方が良いのかもしれません。


ちなみに多賀町は大きな川に挟まれていますので、山間部以外はどこにいても浸水の被害の可能性はあります。

では山間部が安全かというとそれも100%ではありません。山間部(もしくは山裾)には土砂災害という問題があります。

命を守るという前提で考えるならば、じわじわ水量が増す浸水災害よりも、突発的に起こる災害という意味では、土砂災害の方がより注意が必要なのかもしれません。

これも土砂災害を想定したマップがありますし、山裾の土地、山を切り開いたような土地は、土石流・地滑りなど起こる事があるとイメージしておいた方が良いでしょう。

ハザードマップだけでなく、古地図も見てみよう

ハザードマップを見て、災害が起こりそうな土地や、起こりにくい土地の選別が出来ましたね。

さ、これで購入だ! とはいきません(笑)


いや、買ってもらっても良いんですが、もう少し踏み込んでみましょう。

この土地が軟弱地盤なのかどうなのか?

ここを調べておくと、工事着工前にある地盤調査によって地盤改良をしなくてすみますから、余計なお金を掛けずにすみます

いや、違う違う!補強しているんですから余計ではないですね(苦笑)

想定していた工事金額が上がらないで済むという方が正しいですね

まず、軟弱地盤なのかどうか、正しく調べるには、残念ながら地盤調査をするしかありません。

一般的に、土地購入前に地盤調査をする事は出来ませんから、出るか出ないかは運次第・・・って所ではあるのですが、出る可能性が高いか低いかを調べる事は出来ます

以前のブログで、土地の名前などから推測するなどの話をしましたが、もう少し正確な情報を元に調べてみましょう

以前のブログ

その時に役立つのが古地図です。

この土地は昔何であったのかを調べるのに大変役にたちます。
滋賀県には琵琶湖があります。

多賀町は関係ないですが、琵琶湖に面している市町村では少なからず琵琶湖を干拓した場所があります。

湖や海に面していなくても、昔沼だった所を埋めた土地、もともとが田んぼだった土地など、古地図を見ると見付ける事が出来ます。

もちろん古地図ですから、多少正確性は落ちますが、その地域の属性を調べるには充分の資料になります。

この古地図ですが、まとめてくれているサイトがあります。

しかしながら、これに載ってない地域もたくさんあります。
滋賀県だと大津付近までしか載ってませんね

各市町村のHPに載ってる所もありますし、無ければ地域の図書館に行けば必ずあります。

多賀町はHPになかったので、サイトにあった大津市で見てみましょう

瀬田~石山付近です。

左右の写真は同じ地域の現在(右)と1982~1910年の地図(左)を比べています。


現代の”萱野浦”付近は昔は琵琶湖であった事がわかります。川の幅も微妙に狭くなってます。

少しわかりにくいですが、左下の大池はちょうど地名下の池が無くなっています。大池の少し上、現代の富士見台は山であった所を切り出して土地にしているのがわかりますね。

これを重ねるともっとよくわかりますね。

それがこちら

このサイトは本当に良く出来てまして、他の年代も調べられますし、地図を動かしたり拡大しても両方の地図が動いてくれますので、非常にわかりやすいです。

これ、見出すと止まりません(笑)
めちゃくちゃ楽しいです。

これで過去も今も宅地だったからといって100%安心は出来ませんが、一つ安心できると思います。

あとは、前に書いたブログにも書きましたが、出来るだけ山裾や川端にしない、造成した土地を買う時は、切り出した土地なのか、盛った土地なのかを不動産屋に聞くなどもポイントです。

ハザードマップで見るとその土地は軟弱地盤だった

土地をもってない方は購入する際のチェックポイントとして有効ですが、すでに候補地がある方は、じゃぁ、どうすればよいのか。

もちろん、そういった方も調べてみると良いと思います。調べた結果、あまりにも良い土地でなければ、先祖代々の土地ではありますが、別の土地に計画するという選択も出来ますしね。

買ってから、決めてからでは計画の変更が難しくなります。

その土地が先祖代々の土地ならば、ご両親やおじいちゃん・おばあちゃんに聞いてみるのも良いかと思います。

調べてみたら(聞いてみたら)元々沼地で、地盤調査しても良い結果が出なかった。そうなると、残念ながら地盤改良せざるをえません。

また、別の機会にでも説明しますが、地盤状況により、表層改良、湿式の柱状改良、鋼管杭による改良工事などの地盤改良工事をしなければなりません。

こればっかりは仕方ありませんが、軟弱地盤なのに何の対策もせず建てる方が恐いですし(現在は建築基準法により出来ません)計画前にわかっていれば、予算組みが出来ますので、後で追加工事という事にならずに済みます。

「どうしよう、100万もの地盤改良費の予算が無い」とか

といった、建築計画に狂いが生じる事が起きません。

契約時に決めた内容のまま、家造りを進めていく事が出来ます

ハザードマップから土地の何がわかるか、まとめ

まず最初に誤解のないように書いておきますが、古地図を見たからって保証は出来ませんし、安心も出来ません。

大昔は山だったけど、ちょっと昔は田んぼで、その後宅地になったなんてパターンもあるかもしれません。

どの情報であっても最終的には地盤調査をし、地耐力をはかり適切な地盤改良や基礎仕様を決定していく事になりますので、あくまで情報として理解して下さい。

土地を決める要素は各家庭により様々です。

しかしながら、地面の強さ・固さはどんな方であっても、その土地に必須の条件になります。

駅近、学校・病院の近く、田園風景のある土地などご希望はあると思いますが、その条件が揃う土地が見つかったら、すぐに契約・購入ではなく、ハザードマップや古地図も見て下さい。

先にも書きましたが、買ってからまたは契約してから知ってしまって、余分な建築コストがかかってしまって建築計画が変わってしまった何て事はおこりません。

どんなに地震に強くてデザインの良い素敵な家を建てても、川の氾濫がひんぱんに起こるようでは安心して暮らす事が出来ません

それともうひとつ大事な事。


一番は、土地選びの時から家族の命を守るという事が始まっているという事です。

工務店を選ぶ際に、地震や災害に強い家造りをしている工務店を探すもしくは選定基準にされている方はたくさんいらっしゃいますが、その肝心の家を建てる場所を、しっかり調べられる方は、私の知る限り1割もいらっしゃいません。

家造りを考えるのももちろん大事ですが、その前の段階で災害の可能性が少なく、地盤沈下の可能性が少ない土地を選んでおけば、より安全に暮らす事が出来、大切な家族を守る事が出来ます。

そういった視点から土地探し・選びをしてみてはいかがでしょうか?

最後におまけです。

弊社の地盤調査をしています、ジャパンホームシールドのHPにもめちゃくちゃ便利なサイトがあります。

過去の地盤調査結果と災害情報、更には古地図ならぬ古写真を一括で調べる事が出来るようになっています。

あまり古いデータではないので、もっと古い時代の事をしるには古地図の方が良いですが、ご近所で建てた方の地盤データが出ているので、その地の地耐力を知るには近似値になりますが、かなりお役に立ちますよ


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建てる時には教えてくれないこともあります。

誰だって出来るだけ安く家を建てたい

それは当たり前のこと

でも、建てる時の費用を安くするための選択が

光熱費のやたらかかる、寒くて暑い家になってしまったら?

10年後、20年後に何百万とコストのかかる家になっていたら?

残念ながらそういったことが実際にあるのです

建てる前に知ってたら、こうしていたのに!

という事も少なくありません。

そんな悔しい思いをする人を一人でも減らしたくて

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家を建てる前に読みたいお話
2020.11.26

LED電球の明るさ(ワット数)、どう選ぶ?

LED照明とは何者か?

すっかり世の中に定着した感のあるLEDですが、ちょっと特徴のおさらいをしておきます。

●寿命が長い (定格寿命40000時間の物の場合、1日10時間点灯でおよそ10年間使用できます)

●紫外線や赤外線をほとんど含まない。よって紫外線による色の退色などがない。お洋服の変色などが軽減されます。

●少ない消費電力(よく比較されるのが白熱電球の1/6程度の電力で同じ程度に明るい)

●寒くてもすぐにMAXで点灯する。(蛍光灯はパッとは明るくならない)

●水銀や鉛などの環境汚染につながる物質を含まない

少ない電力(少ない電気代)で、しかも長寿命になったので家計にも環境にも優しいのがLED照明と言えるでしょう。

LED照明になって変わったこと

以前の蛍光灯や白熱灯の照明からLEDに代わって変化したことを上げてみます

センサー付き照明の種類が増えた

LED以前はセンサーでパッと点いたり消えたり、あるいはぼんやり点いて人を感知すると明るくなる、という照明は白熱電球でないとできませんでした。

白熱電球は蛍光灯に比べ電気代がかかり寿命も短いため、どうしてもセンサーにしたい場所、例えば外灯などに限られることが多かったです。

消費電力の少ないLEDになり、廊下やトイレの照明を人感センサーで入り切り出来るようになりました。いちいちスイッチを触らなくてもいいのは便利です。

調光出来るようになった

これもLED以前は白熱電球でしか出来ませんでした。ですから一般家庭での採用はほとんどなかったのではないでしょうか。

それがLEDになりリモコンや壁付けコントローラーで簡単に、明るく⇔暗く⇔消灯、出来るようになりました。

調色出来るようになった

この機能はLEDならではです。

光の色には大きく分けて昼白色と呼ばれる昼間の太陽光の光と、電球色と呼ばれるホテルやおしゃれなレストランの照明のようなオレンジ色の光があります。

LED以前では白熱電球はもちろん電球色で、蛍光灯は電球色か昼白色から選ぶという仕組みでした。(電球色の色は電球色と言い難いものが多かったですが・・・)

どちらを選ぶかは好みの問題と用途から決めていました。

例えば子供部屋は活動的な昼白色にし、リビングは寛ぎ感を出すために電球色を選ぶというように。

今では例えばダイニングテーブルの上のペンダント照明を調色タイプにすると、朝ご飯や子供が宿題をするときには昼白色にし、家族で囲む夕飯時は電球色にするなどシーンに応じた使い分けができます。

LED電球の明るさ、ワット数はどう選ぶ?

表:denkyuya.jp様よりお借りしました

さて、ここまでLEDの特徴などを書いてきましたが、ここではLED照明、LED電球の明るさの選び方について書いてみたいと思います。

LEDの基準になる明るさの単位は「lm」、「lumen」の略で「ルーメン」と呼びます。LED以前では消費電力の単位「W数」「ワット数」で明るさも判断していましたが、LEDでは光源から放たれる光の量を表すルーメンを明るさの単位としています。

上の表は一般白熱電球からの取り換えの参考として見ることができます。

例えばトイレの60Wの白熱電球を同じくらいの明るさのLED電球に変えるなら、810ルーメン以上のLED電球を選びます。

蛍光灯電球の場合10Wでしたら白熱電球40Wと同等程度の明るさですから、485ルーメン以上のLED電球を選びます。

余談ですが選ぶ際には電球の光の色も注意して選んでください。

ややこしいのは、LED電球とLED一体型照明器具(電球を使わず器具と光源がひとつになっている)とは基準になる明るさ「ルーメン」が違うことなのです。

LED照明の明るさ(ワット数)はどうする?

下の表をご覧ください。実はLED器具のタイプと定格光束値によって畳数表示の基準が変わります。(すべてオーデリック様よりお借りしました)

まずは「LED一体器具」または「全般配光型LED電球器具」の場合

次は「準全般配光型LED電球使用器具」の場合

ご覧頂くとわかるかと思いますが、同じ8畳でも器具タイプが違うと必要なルーメン数が違うのです。

天井の真ん中につけるシーリングなどでしたら照明器具メーカーのカタログに「〇畳」と書かれているので、そちらを参考にしてもいいでしょう。

ただ、それではせっかくの新築やリフォームが残念な気がします。

この記事では冒頭に書いたように、照明がLED化したことで手軽に得られるようになった暮らしのシーンに合わせた照明計画を検証したいと思います。

実際のLED照明(電球)を検証して見る

4.5畳の和室です。右側の暗く写っているところはダイニングキッチンです。

(このダイニングの照明を点灯させなかったのは大失敗 泣 陰気臭く見える~)

上の写真のブラケット(壁付け照明)のみの場合は暗く感じるかもしれませんね。でも、下の写真はどうですか?ダウンライトが壁と床を照らしているので明るくなりました。

4.5畳の部屋で使用している器具がLED一体型ですから、先ほどの表では2700ルーメン必要とされていますが、こちらでは合計1205ルーメンになります。

実はもともと計画の段階でここは寛ぐ場所ということで、あえて暗めの計画にしていました。

和室横のダイニングキッチン(およそ6畳)を見てみましょう。

上の写真は和室ブラケットのみ、DKはペンダントのみ点灯しています。

ペンダント下のワークカウンターは子供たちの食事の場でもありますが、十分な明るさかと思います。また、先ほどは暗く感じたかもしれない和室も明るくなりました。

また、実はこのペンダントにはリモコンで調色調光出来る電球を採用しています。曇り空の朝食時や子供たちが宿題をするときなどは、昼白色にして使っていただけます。

こちらはキッチンということもあり和室よりは明るく計画していますが、それでも先程の表にあるほどまでは明るくはありません。

ちなみにですがレンジフードをつけると付属の照明が点灯します。

LEDの時代になってお伝えしたいこと

長く一般的な日本の住宅は1室1灯、大きなシーリングライトで部屋の隅々まで照らすのが普通でした。

ダウンライトを使っても、やはり部屋の隅々まで照らすような配灯が今でも一般的だと思います。(私もついついやりがちです・・・)

例えば上の和室やDKの天井にシーリングライトをつければとても明るくはなりますが、くつろぐ灯りにはなりませんね。

なかなかお伝えしにくいのですが、DKのペンダントライトだけで過ごすとき、隣の和室でブラケットが灯すように点いているのは目にも楽しい光景です。

冒頭にお伝えしたようにLEDの時代になって調光や調色がとても簡単に、しかも最近ではかなりリーズナブルになりました。

決して暗さを推奨しているのではなく、LED照明になったおかげで明るくも暗くも自在になったことを楽しむ暮らしをおススメしたいと思っています。

必要な場所に必要な時、必要な明るさがあれば、あとは遊び心で陰翳を楽しめたらいいですね。

必要な明るさは年齢とともに変化する

一つ忘れてはいけないのは、必要な明るさというものは年齢とともに変化するという事です。

20代の目と、40代の目さらには70代の目が必要としている明るさは倍ではすみません。

LED照明器具は寿命がとても長くなりました。

という事は今の自分基準にプラスアルファの明るさを加えたいという事です。

寛ぐ灯りは目が何かに集中することは少ないのでまだいいとしても、新聞を読む、手仕事をする、という時は明るくないととても目が疲れます。

スタンドを使うことを私も推奨してはいますが、実際のところ決まった場所でなければコードを電源につながないといけなかったり、面倒であることも確かです。

スタンドを使う生活とともに、調光調色出来る器具を使って歳を重ねてからも目にやさしい暮らしがしたいものです。

ぜひ、照明器具を選ぶ際には暮らしに彩を添えるような照明計画にしたいですね。

吹き抜けリビングと寝室の、調光や調色の動画を載せました。動画撮影が初心者なものでイマイチな出来ですが、よろしければご覧になってください。

吹き抜けにつけたブラケットはこちら。

1階部分と2階部分に配置しました。434ルーメンとなっているのは昼白色の一番明るい場合です。

スポット型のブラケットはこちら。

画像は天井付けになっていますが、壁にもつけられます。

シーリング照明はリモコンで操作できるものがほとんどですが、ブラケットやダウンライトなどはまだまだリモコンではなく、壁付けコントローラーがほとんどです。

そんな中実はこれらの照明はブルートゥースリモコンで操作します。(お手持ちのスマホでも出来ます)

そのため壁付けコントローラーは必要ありません。

毎日の暮らしの中で生活シーンに合わせて操作することを考えると、手元にリモコンの方が便利だと思いました。(シーンごとの操作を記憶させるライティングコントローラーなるものもあります。こちらについてはまた詳しく記事にします)

スイッチにもリモコンになるものなどもあり、照明関連の便利なものをまた記事にしたいと思います。

家を建てることを計画中の方はこちらの記事もどうぞ


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