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工務店としての日々の仕事の中から、「これは家を建てる前に是非知っておいて欲しい」という
基本的な家づくりの知識や、家づくりや暮らしについてのちょっとしたヒント、
マルトからのお知らせなども記事にしています。
気になる単語でも検索できます。例:「資金計画」「土地」「間取り」など

家を建てる前に読みたいお話
2023.07.20

無垢床材の10年後:経年変化の美しさが愛着を育む

無垢床材とは何ですか?

無垢の床材とは木から作られる板状の床で、木の種類によって表情も特徴も違います。

共通している特徴としては温かみや風合いのある美しい表面、香りにあります。

また、年月と共に色が変化していく経年変化を楽しめる床材でもあります。

メンテナンスも比較的容易ですので(詳しくは後述します)子供のいるご家庭においても安心して使えます。

仮に傷がついても「劣化した」「汚くなった」という感じにはならないので(感じ方には個人差があります)、子供の成長とともに愛着が湧く床材ともいえます。

ただ世の中には無垢床材と見紛うばかりの、複合フローリングと呼ばれる全く違う床材もあります。

違いについてはこちらの記事で説明しています。

無垢床材は快適で長持ちする素材

一番の快適のポイントは足触りが1年を通して気持ち良いことです。

無垢材は木自体が呼吸するので湿度の調整をしてくれます。

そのため湿度の高い夏であってもベタベタする、あの嫌な感触がありません。

また、空気をたくさん含んでいるので冬でも底冷えするほど冷たく感じる人は少ないと思います。

空気をたくさん含んでいるということは柔らかいということで、そのことも足触りの良さにつながっています。(木の種類によって違いはあります)

柔らかいということは傷が付きやすいということでもあるのですが、無垢床材は厚みのどこまで切っても「木」なので多少の傷はそのうち気にならないレベルになります。

一方複合フローリングは基板である合板が見えるほどの傷になると、どうしても劣化した感は否めません

無垢床材は長持ちするという所以です。

弊社が国産の無垢材にこだわる理由はこちらにあります

あなたに合った無垢床材の選び方

選ぶポイントとしては色味を含む表面の見た目と、硬さにあると思います。

色味は白っぽいものから濃い色まで様々にあります。

経年変化で色味が変わると書きましたが、白っぽいものほど変化(濃くなる)を大きく感じると思います。

硬さはについては同じ無垢材であっても広葉樹(ナラやクルミ)は比較的硬く、針葉樹(杉や桧)は柔らかい素材です。

傷に強い床にしたい場合は広葉樹から選ぶ方がいいでしょう。(それでも複合フローリングよりは柔らかいです)

逆に柔らかい足触りを望まれるなら針葉樹がおススメです。

この辺りの感触は実際に触れてみないとわからないので、無垢床材のショールームに行く、サンプルをもらう、などして体感することをおススメします。

色味についてはこちらの記事の中に画像の一覧があるので参考にしてみてください

無垢床材のメンテナンス 10年後の美しさを守る

無垢床材に使うワックスの種類

傷やシミがつくことを避けるためにウレタンのワックスなどを塗って表面を閉じ込めたようにしてしまうのはせっかくの足触りを損ねてしまうので無垢床材では避けたいところです。

無垢床材の表面を保護したり撥水効果を持たせるためには自然塗料をおススメします。

弊社では下記の「いろは」という製品のクリアタイプを床材に使っています。(お引き渡しの前に仕上げます)

「いろは」はオイルタイプの浸透性塗料です。

浸透性塗料とは木材の内部に浸透し、木の質感を損なわない自然な塗膜を作ります。かつ、無垢フローリングの穴を塞がないので、呼吸を妨げません。

もう一つ塗料をご紹介します。

こちらもご自分でメンテナンスしやすい、蜜蝋ワックスです

塗る頻度ですが、表面がカサカサしてきたと感じたり、ツヤがないと感じれば塗るという程度で十分です。

実際、弊社のお客様でも引き渡し後に一度も塗っていないという方が多くいらっしゃいます。(桧や杉の床材が多い)

無垢床材のメンテナンス方法

日頃のお掃除に関しては、普通に掃除機をかけたりドライタイプのシートが使えます。

ダメなのは化学製品系のお掃除用品を使うことです。

水拭きに関しては固く絞った状態であれば大丈夫ですが、頻度は少なくしましょう。

液体をこぼしたら速やかにふき取ることも大切です。

無垢床材の特徴の一つに収縮があります。

乾燥気味の季節には板と板の間にやや隙間が出来ます。

その隙間にゴミが挟まってしまうと取り除かなくてはいけない、つまようじなどで取り除く必要があります。

これは無垢床材の数少ないデメリットかもしれません。

他にも、強めの汚れが付いた場合はサンドペーパーをかけて、その部分に塗料を塗る、という無垢材ならではのメンテナンスもあります

また、スマホを落として作ってしまった凹みなどは霧吹きで水をシュっとかけて、タオルの上からアイロンをかければ木が膨張して戻ります。(紹介しているサイト ↓ では木の板をタオルの代わりに使っています)

無垢床材の経年変化と特徴 10年後の姿

ここからは実際に年月を経過した床材がどのような変化を遂げるのかをご紹介します

(竣工時の写真には、タイトルに施工事例へのリンクを貼りました)

2020年竣工 節あり桧 リビングを広く見せる、仕切りを作らない家

≪画像準備中≫

3年近くたった様子です

小学生のお子さんが2人いて、それなりに傷もありますがいい感じにあめ色になってきつつあります

2014年竣工 節なし桧 吹き抜けに丸太梁が力強い終の棲家
無垢床材の10年後

9年近くたった様子です。

床だけでなく手すりなども色が変わりました

四角い形で跡があるのは長年玄関マットを敷いていたためです

今後だんだんと馴染んでいくと思われます

2021年竣工 節あり杉 黒のキッチンがおしゃれな平屋の家
無垢床材の10年後

こちらは同じ家ではありませんが、比較のため見てみます。

およそ20年経った、弊社の商談室の小上がりの杉の床です。

見事なあめ色に変化しました。

新築当時の赤いところと白いところが無くなりました。

どの床も色味は大きく変化しましたが、足触りの良さは全く変わっていません。

無垢床材の予算とコスト

無垢床材が高いというのはちょっと違う

無垢床材と一口に言っても種類は様々にあるので価格も様々です。

弊社がよく使う「節あり」の桧や杉は無垢床材の中では比較的お安いと思います

また、無垢床材だから高価という訳でもなく、複合フローリングもそれこそピンキリの世界です。

無垢材よりも高価なものは沢山あります。

ひとつ気を付けたいのは、無垢床材を普段から扱いなれていない会社に無垢床材を要望すると、すごく高くなることもあるようです。

無垢床材を採用したいのであれば、普段からよく使っている会社に相談した方が価格も施工も安心できると思います。

無垢床材を採用する優先順位

家を建てるのはとてもお金がかかります。

その中で無垢床材を採用したい場合の優先順位はどうでしょうか?

例えば塗り壁と無垢床材のどちらかを選べ、と言われたたら無垢床材を選びます。

理由は長い年月、毎日触れるものだから。

極端な話ですが設備のグレードを少し下げてでも、無床床材は選びたいと思います。

設備は後から入れ替えが出来ますが、なかなか床材の貼り換えは出来ません。

1年を通して毎日毎日快適な足触りは何者にも代えがたいと思います。

それでも無垢床材が向かない人はいる

汚れや傷に対して神経質になってしまう人には向きません

汚れをどうしてもつけたくないとなると、ウレタン塗装などの床材がおススメになり、無垢床材の必要はないと思います。

広葉樹であっても傷はつきますし、まして針葉樹の杉や桧になると家具の足跡さえつくことがあります。

そういったことが気なる方は、やはり固く仕上げた床材にされた方が良いと思います。

まとめ

無垢床材はとてもおススメの床材です。

足触りを気に入っておられるなら是非採用してください。

価格が気になる方は、無垢床材をよく使っている会社に相談してみてください。

複合フローリングよりも安いことも多々あります。

汚れや傷は無垢床材でなくてもつくものです。

むしろ傷に関しては無垢床材の方が目立ちませんし、メンテナンスも容易です。

子供の成長と共に変化するような無垢床材は、10年後も愛着を持って暮らせると思います。

・・・・・完成見学会のご案内・・・・・

場所:滋賀県守山市

日程:1月20日(土)21日(日)

時間:予約制

守山の家のデータ

屋根:陶器瓦

外壁:モルタル壁

内装:桧、杉、ゆふ珪藻土 他

サッシ:YKK APW330

耐震等級3(許容応力度計算)

断熱等級6

UA値:0.45

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建てる時には教えてくれないこともあります。

誰だって出来るだけ安く家を建てたい

それは当たり前のこと

でも、建てる時の費用を安くするための選択が

光熱費のやたらかかる、寒くて暑い家になってしまったら?

10年後、20年後に何百万とコストのかかる家になっていたら?

残念ながらそういったことが実際にあるのです

建てる前に知ってたら、こうしていたのに!

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家を建てる前に読みたいお話
2023.06.01

完成見学会 5つの活用方法

大きさを実感してみよう 敷地面積と建物の大きさ

まず敷地の大きさと建物の大きさを確認しましょう

敷地は何坪?

その敷地にどれだけの建坪の家が建っている?

庭の面積はどれくらい取れてる?

車は何台停められる?

土地から購入する予定の方は、土地の大きさと建物の大きさを体感しておくことで、どれくらいの大きさの土地が必要かな、などの目安が付きます

大きさを実感してみよう 広く感じる?狭く感じる?

次は家の中の大きさを実感してみましょう

新築するなら、「LDKは20畳」なんていう風に漠然と思っている方がとても多いのですが、20畳を実感できていますか?

間取りによっては6畳のリビングでも広々と感じることも出来ますし、20畳あるLDKでも広く感じないこともあります

いうまでもなく大きくなればなるほど建築費は高くなります

6畳でも広々と感じるリビングは、ダイニングとのつながりがうまかったり、抜け感があったりと、設計力が高いのかもしれません

天井高も大切です

標準的な家の天井高は2400が多いのですが、2200の家もあれば2600の家もあります

実は天井が高ければ広々とするわけではなく、床面積とのバランスや建具の高さによっても見え方は全然違ってきます

ご自分の好みの空間が見つかれば、サイズ感を記録しておいてもいいですね(写真を撮る場合は必ず許可を取ってからにしてください)

建物の仕様 どんな素材の物をどんな考えで使っているのか

実は外部も内部も使う材料には、その建築会社が得意とするものと不得意なものがあります

外部の仕上げ材をとっても、塗り壁や木材の自然系、ガルバなどの金属系、サイディングなどの工業製品etc、と様々にあります。

それぞれにメリットデメリットがあり、その会社がどういった考えでその材料を使うのかは聞いておきたいポイントです

同様に内部も大きく分けて自然系の物と工業系の物があります。

会社によっては無垢材の床が使えない、あるいは恐ろしく高額になるなどということもあります。

内部についても外部と同様、その会社がどういった考えでその材料を使うのかを聞いておきましょう

そして一番大切なのが、外部も内部もどんな雰囲気が好きか?ご自分に問うことですね

この家のお施主様のこだわりをどう設計に反映してる?

注文住宅は建売とは違い、何かしらお施主様のこだわりが詰まっているものです

どんなところにこだわりを持っていたのか、それをどう設計に落とし込んでいるのか、質問してみましょう

意匠(デザイン)の部分かもしれないし、素材や性能の部分かもしれません

それらの要望を具体的にどう実現していったのか、あなたの目で判断してみましょう

この家の性能や予想される光熱費を聞いてみよう

家は決して安い買い物ではありません

「最新の家なんだから光熱費は安くて、それでいて夏涼しくて冬は暖かい」と思い込んでいませんか?

実は残念ながらそうではありません

最新の家よりも、今あなたの住んでいるアパートの方が夏涼しくて冬は暖かいかもしれません

また、家を夏涼しく冬暖かくしようとしたら、光熱費が恐ろしく高かった、というのもあり得る話です

是非、その家の予想される光熱費などを聞いてみてください

答えられなかったり、曖昧な返事しかないようであれば、建築依頼先としては慎重に判断したいところですね

完成見学会の見るべきポイント まとめ

家づくりの段階によって見るべきポイントの重要度は変わると思います

家づくりを考え始めたばかりの初心者の方は

いろんな見学会に参加することで、家を建てる会社が様々にあることを体感してください

いろんな会社を知ることで、ご自分の思考や好みを鮮明にさせることが大切かと思います

家づくりで依頼先を検討する段階であれば

ある程度絞った候補の会社の見学会に参加することで、その会社の家づくりに対する考え方、設計や素材の使い方、性能の在り方、価格的なところでマッチするところを絞りたいですね

家づくりがもう少し具体的に進んでいる方であれば

具体的な素材やちょっとした間取りの工夫、造作で造るもの、建具のデザインなど、ご自分の家づくりに活かせそうな部分を取り入れたいですね

完成見学会に参加して、よりよい家づくりを目指しましょう!

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場所:滋賀県守山市

日程:1月20日(土)21日(日)

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守山の家のデータ

屋根:陶器瓦

外壁:モルタル壁

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家を建てる前に読みたいお話
2023.02.16

新築するなら窓で後悔してはいけない

世界は寒い窓(家)を許さない

世界各国と比べて、日本の住宅の多くは非常に断熱性能が低いのです。 実は一般の方には、あまり知られていなかったですが、2022年の冬は各種要因で電気代が高騰し、そのため日本の住宅の低性能さが認知されつつあります

断熱性能を上げる(冬暖かく夏涼しい暮らしを少ないエネルギーで手に入れる)には、

天井・壁・床への適切な量の断熱材と適切な施工

外部と接する建具、すなわち窓やドアの選定

家中の隙間を少なくする気密化

が必須ですが、その中でもこの記事では窓について書いていきます

冒頭で日本の家は断熱性能が低いと書きましたが、以下が各国の窓の断熱性能を表すU値:熱貫流率(W/㎡・K)の最低基準になります。(数値が小さい方が断熱性能が高い)

なぜこのような基準があるのかというと、寒さによる健康リスクを軽減するためです

そのため例えばイギリスでは全室18℃(無暖房時)が最低推奨温度とされています

日本の家での寝室の朝の室温が10度以下なんていうのは犯罪レベルなんですね

フィンランド : 1.0

ドイツ : 1.3

デンマーク : 1.5

オーストリア : 1.5

イギリス : 1.8

アメリカ(中北部) : 1.7~1.82

ハンガリー : 2.0

フランス : 2.1

中国(厳寒地区) : 1.6~2.3

韓国 : 2.1~2.4

日本 : 2.33~4.65

日本を除く各国の窓の主流は樹脂サッシ、及び木製サッシになります

日本の最高等級の窓は世界の最低基準という事実

上の表が日本の窓の等級区分になります

日本の既存住宅の約7割は、アルミの枠に単板ガラス(いわゆるアルミサッシ)であるといわれていますが、その熱貫流率は、

6.5W/㎡・K

すでに上の表にすら載らない性能の窓になります

脱衣室や浴室でヒートショックを起こすのは、こういった窓も原因の一つでしょう

現在日本の新築住宅の売れ筋の約7割は、アルミ+複層ガラス、アルミ/樹脂+複層ガラスで

アルミ+複層ガラス(ペアガラス) 4.65W/㎡・K 等級は星2つ ★★ 

アルミ/樹脂+複層ガラス(ペアガラス) 2.33W/㎡・K 等級は星3つ ★★★

最高等級星4つの窓はどんな窓に相当するかというと、いわゆる樹脂サッシになります

ご覧のように日本の窓は最高等級であっても欧米での最低基準に遠く及ばず、同じアジアの国と比べても明らかに性能の低い窓を使っていると言えます

現在の日本の窓はどんなものがあるのか

施工例 H邸

まず、基本的なサッシのグレードをもう一度確認しておきましょう(※YKK APの代表窓サイズの熱貫流率データ/カタログ「樹脂窓シリーズ」より)

1. 樹脂フレーム+トリプルガラス (熱貫流率0.90)

2. 樹脂フレーム+複層ガラス (熱貫流率1.31)

3. 樹脂とアルミの複合サッシ+複層ガラス (熱貫流率2.33)

4. アルミサッシ+複層ガラス (熱貫流率4.65)

これらからわかるようにガラスも大切ですが、フレームの性能が重要なことがわかります

アルミは樹脂に比べ1400倍ほども熱を伝えるそうです

先程、日本の窓は最高等級でも世界の最低基準と書きましたが、正確にいうと、世界に通用する窓はあるけれども、いまだ低性能な窓を使う新築物件が多いということです

これを各メーカーに当てはめると(リンクを埋めました)

アルミ/樹脂複合サッシでは

出典:リクシル サーモスⅡ-H/L

リクシルでは「サーモスⅡ-H/L」「ハイブリッド窓TW」

YKKでは「APW511」、「エピソード」シリーズ

この辺りが標準仕様であっても、可能であれば樹脂サッシに変更したいところです

注・アルミ/樹脂複合サッシであっても良い数値を出している窓もあります

樹脂サッシでは

出典:YKK APW330

リクシルでは「樹脂窓 EW」 

YKKでは「APW330」

樹脂サッシ専業メーカーのエクセルシャノンでは「シャノンウインドIIs」があります

さらなる断熱性は、ガラスをトリプル以上にすることをおススメします

出典:エクセルシャノン UFシリーズ

リクシルでは「レガリス」

YKKでは「APW430」 

エクセルシャノンでは「NS50」「SPG」「UFシリーズ」「トリプルシャノンIIx」

現在弊社で標準的に採用している窓

こちらの数字はua値(外皮平均熱還流率)となり、U値とは異なります

弊社が標準的に採用しているのは、YKKのAPW330(樹脂複合サッシ)になります。

弊社の主な施工範囲は地域区分の5、6地域が多く、標準で断熱等級6は取れています

ただ、昨今の電気代の高騰や、さらなる快適性を考えると、今後は樹脂トリプルとの併用なども増えてくると考えています

既存の寒い窓(家)はどうしたらいいの?

リフォームで断熱

すでにお住まいの家の寒さの改修で有効なのも窓です

比較的簡単に出来る改修なので、是非検討されることをおススメします

窓の改修には2通りあり、既存の窓を取り替える方法と既存の窓の内側に新たに窓をプラスする方法があります

窓を取り替える(カバー方法)

出典:リクシル リプラス

リクシルでは「リプラス」

YKKでは「マドリモ断熱窓」

エクセルシャノンでは「シャノンDEリフォーム」  ※地域限定商品

内側に窓をプラスする方法

出典:YKK マドリモ内窓プラマードU

リクシルでは「インプラス」

YKKでは「マドリモ 内窓 プラマード U」

ただ、根本的な断熱改修は窓だけでは限界があるのも事実です

より快適なリフォームを考えておられる方は次の記事を読んでみてください

窓についてのまとめ

窓について知っておこう

窓を良く考えずに家を建ててしまうと、いくら断熱材の厚みを増やそうが、気密を良くしようが「窓から熱が逃げる」あるいは「窓から熱が入る」ことになります。

ここまで読んで頂いたらお分かりかと思いますが、窓は最低でも樹脂サッシを選びましょう

また、地域区分が1.2.3.4といった寒い地域の方は、樹脂サッシ+トリプル以上は必須だと思います

弊社のある地域区分5.6といった場所では、樹脂サッシ+複合ガラスは必須でトリプルもケースバイケースで採用になると思います

他にも、引き違い窓よりもタテスベリ窓の方が断熱性能が高いというように、窓のデザインによっても性能は変わります

ガラスの種類も特に性能もないタイプから、遮熱タイプや断熱タイプがあります

ここまで書いておきながら、なんですが・・・

アルミ/樹脂複合サッシのところで注意書きしましたが、フレームの材質のよって性能が分かれるのは事実なのですが、よくよく比較すると樹脂と変わらない性能の物もあります

また、複合(ペア)ガラスなのにトリプルと変わらないものもあります

気になる方は各窓の熱還流率での比較をおススメします

このように窓は思っているよりも奥が深いアイテムです

一度あなたが建てようとしている家に提案されている窓がどんな窓なのか、カタログなどに目通してみてもいいですね

そして、その窓がその場所にそのデザインで本当に必要なのか?という目で、平面図、立面図を改めて見ると新しい発見があるかもしれませんね

また、窓だけでなく外部に接している玄関ドア、こちらの選定もとても大事になります

窓にも補助金が出ます

新築される方には様々な補助金が用意されているので是非依頼先の建築会社に問い合わせてみてください

窓のリフォームにも補助金が出ます(2023年)

先進的窓リノベ事業 PDF資料(経済産業省、環境省)

新築、リフォームに限らず補助金については国から各自治体まで様々に用意され、内容が毎年変わっています

そのため補助金について不勉強な会社と勉強している会社では随分と差が出ることになります

是非、よく勉強している依頼先を選んでください

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誰だって出来るだけ安く家を建てたい

それは当たり前のこと

でも、建てる時の費用を安くするための選択が

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10年後、20年後に何百万とコストのかかる家になっていたら?

残念ながらそういったことが実際にあるのです

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家を建てる前に読みたいお話
2022.06.10

室内建具の種類|木の家に合う無垢材7選

まず、室内建具と聞いて、どんなのを思い浮かべる?

世の中で「室内建具」というものは、どんな風に認識されているのだろうと検索してみると、予想通り建材メーカーの作っているオレフィンシート貼りの建具がほとんどでした

シート貼りとは何?

室内建具の種類シート貼り
(株)ウッドワン ドレタス

木目をプリント(印刷)したオレフィンシートを基材に貼って作る建具です

詳しくは、下の記事を参考にして下さい

シート貼りの建具の良し悪しはともかく、無垢の床や塗り壁の家にされるなら、ぜひ本物の質感が味わえる建具を選んで頂きたいと、この記事を書きました

大きく分けて、メーカー製のものと製作するものに分かれます

※弊社施工例には各施工例へのリンクが貼ってあります

桧や杉の室内建具 株式会社イマガワ

N邸改修 新きざみシリーズ

こちらの会社は岡山にあり、国産のヒノキや杉を使った建具を造られています

素材が弊社でよく使う床材と同じなので、当然相性も良く、空間の質がとてもよくなります

部分的に採用する(玄関とリビングの間仕切り部分だけなど)ことも弊社ではよくやっています

カジュアルなテイストよりも落ち着いたテイストに向いています

イマガワ カタログより

デザイン豊富な室内建具 株式会社ウッドワン

N邸新築 ピノアース

こちらの会社はテレビCMをやっているくらいなので、ご存じの方も多いでしょう

総合建材メーカーでは珍しい、無垢材を多く扱っている会社で、無垢材室内建具のピノアースシリーズです

少しご紹介すると、この会社は自社で木を育て、製品にするため刈った後には植林するという、古くから環境に配慮した取り組みをされています

この建具も自社のニュージーランドパインという材料を使って作られており、デザインも種類が多いのでいろんなテイストに合わせやすそうです

素材そのままの色だけでなく、塗装色やオーダーペイントまで用意されています

ピノアース ライト色
ピノアース オーダーペイント

室内建具を造作する 無垢材 

N邸新築 杉材

弊社では室内建具を製作する割合は多い方だと思います

この写真は手前が杉板を横貼りした建具で、奥は細い杉板の間にアクリル板を挟んだ引き戸です

製作(オーダー)ですから、既製品に比べ価格は少々お高くなります

例えばこちらの家ではこれら以外の室内建具はイマガワの物を使ったり、後でご紹介する和紙貼りや障子を多用することで、全体のコストバランスを計っています

スッキリした室内建具を造作する

H邸新築 シナベニヤ
H邸新築 シナベニヤ

すぐ前でご紹介した杉を使った造作建具が、何となく和風テイストなのに対し、こちらはいかがですか?

癖のない上品な雰囲気に仕上がっていると思います

これらはシナという木をスライスしたものを、合板の上に貼って作られた建具です

表面の材料が本物の木なので、いわゆるシート貼りの建具とは違います

一番の特徴は軽やかなイメージで、空間の質を落とさず悪目立ちしないことでしょうか

有名な建築家たちが多用しているのも、こちらの素材です

スッキリした室内建具を造作する その2

S邸新築 ウォルナット 

シナベニヤの素材違い版です

表面が違うだけで随分印象が変わりますね

引き違い戸なのですが、端にブラックチェリーを当てて、その部分に掘り込みを入れて引手にしています

和紙で室内建具を造作する

N邸新築 和紙貼り

こちらのドアの面材には、和紙を貼っています

実は壁も和紙を貼っています

和紙は紙から出来ている自然素材なので、やはり自然素材である無垢材の床との相性はとても良いと思います

和紙を貼る、というとガチガチの和風と思われそうですが、ご覧のように特に和風のテイストになるわけではありません

障子は室内建具の優れもの

H邸 障子

こちらは部屋と部屋との間仕切りを障子で作りました

障子の良いところは、閉め切っても圧迫感が少ないことです

光も通さない建具で間仕切りをすると、閉塞感をすごく感じそうです

昼でも夜でも、ほんのり明りを透す障子は緩やかに仕切る間仕切りにピッタリです

また、下の画像のようにカーテンの代わりに障子を使うのもお勧めです 

S邸 障子

その室内建具、本当に必要?

例えば、玄関からリビングに入るところに建具は必要ですか?

例えば、リビング続きの畳コーナーに建具は必要ですか?

例えば、そのシューズインクロークに建具は必要ですか?

さんざん建具の紹介をしておきながら何を言うか!と思われそうですが。。。

玄関からリビングに入るところに建具は必要ですか?

建具がなかったら、冬なんて誰かが帰宅する度に冷気が入ってきて寒いじゃん!!

と、お叱りを受けそうですが、ほんとにそうでしょうか?

きちんと気密断熱がされていれば、一瞬冷気が入ったとしても、すぐに室内の暖気に吸収されます

今までの経験と肌感覚で言えば、ua値は0.5以下で、C値は0.5~1.0であれば大丈夫かなと思います(滋賀県多賀町を想定しています)

この性能数値については、以下の記事をお読みください

リビング続きの畳コーナーに建具は必要ですか?

急なお客さんの時に隠せる場所が必要!

隠さなきゃいけないようなお客様が、年に何回こられるのでしょうか?

あるいは年に何回、ご両親が泊りに来られますか?

そのシューズインクロークに建具は必要ですか?

玄関から丸見えでかっこ悪いやん!!

毎日毎日、その建具を開け閉めしてSICに出入りしますか?

目隠しが欲しいなら、のれんや、緊急避難用にロールスクリーンではいけませんか?

思考停止していませんか?

間取り作成が進む中で、割と思考停止状態で建具を決めることが多いように思います

建具のデザインを考える前に

その建具が本当に自分の暮らしにとって必要かどうか、を考えてほしいと思います

建具は安価なものではありません

安価なものではないからこそ、必要な建具に絞り込んで、質の良い建具を選んで欲しいと思います

この記事でご紹介した建具は、無垢の床材などと同じで

経年劣化ではなく、経年変化する素材で作られています

経年劣化と、経年変化については下の記事をどうぞ

シート貼りの建具は最初は美しいのですが、残念ながらいずれはシートが捲れたりなどの、経年劣化が起こります

最初に少しコスト高にはなりますが、質の良い建具を選ぶことで長く使うことが出来、結局はコスト安になるのです

ぜひ一度、立ち止まって考えてみてくださいね

関連記事

室内建具の開き方、何を選びますか?

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断熱等級6

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それは当たり前のこと

でも、建てる時の費用を安くするための選択が

光熱費のやたらかかる、寒くて暑い家になってしまったら?

10年後、20年後に何百万とコストのかかる家になっていたら?

残念ながらそういったことが実際にあるのです

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家を建てる前に読みたいお話
2021.12.09

土間仕上げは何を選ぶ?【実例紹介】

土間仕上げって、どこ?

土間仕上げの場所

住宅で土間仕上げの種類を選ぶのは、主に玄関、アプローチ、勝手口、駐車場でしょう

TOPの画像にあるようなリビングの一部を土間で仕上げるのも見かけますね

さて、それでは各素材ごとにどんな感じになるのか、どんな家に合うのか見ていきましょう

土間仕上げの種類:タイル

I邸

玄関でおそらく皆さんが一番目にするのはタイルだと思います

タイルは他にもアプローチに使ったり、デッキに使うこともあります。下に画像があります

タイルの魅力は何といっても豊富な種類(柄、色、サイズ)から選べることから、自分好みのテイストが作れます

また、タイルは価格も高いものから安いものまで様々です

I邸

上の2枚の画像はどちらも300角(30センチ角)のタイルですが、印象が全然違うのがお分かり頂けると思います

ベーシックなタイプから、和風、洋風などなどいろんなテイストのタイルがあります

サイズはマルトでは300角を選ぶことが多いのですが、600×300なども使えます

小さなサイズの物(例えば150角)よりも上記のサイズの方が仕上がりが良く見えると思います

600×300角 M邸

下の画像はちょっと変わり種で、手前はモザイクタイルで奥のクローク部分と貼り分けています

こんな遊びが出来るのもタイルならではですね

注:このお家では内玄関がこのタイルで、外部には貼っていません(外部はウッドデッキ仕上げ)

タイルデッキ K邸

タイルを選ぶ際、気を付けたいのは、

滑りにくいタイプの物を選ぶこと(外床用タイル)

黒いタイル、白いタイルは汚れが目立つ

価格が様々ですので選ぶ際には予算に合うようご注意ください

土間仕上げの種類:モルタル(コンクリート)

F邸

モルタル仕上げの土間の話の前に、よく聞く言葉、コンクリート、モルタル、セメント、モールテックスって何が違うのでしょう

モルタルとコンクリートとセメントの違い

セメントとは水に練って使う結合剤の総称です

外構工事で使われるセメントは石灰石や粘土などが主原料とされていて、モルタルやコンクリートの材料として用いられます。

ではモルタルとは?

モルタルはセメントに水と砂を配合して混ぜた(練った)ものです

柔らかくアレンジが効くので細かな作業に使われます

ではコンクリートとは?

モルタルにさらに粗骨材を加え、強度を上げたものになります

住宅の基礎や駐車場に使われます

この章のTOPの画像はコンクリートで仕上げた土間に、モルタルを塗ることで美しく仕上げます

勝手口などはコンクリート仕上げで終えることもあります

モルタルとモールテックスの違い

モルタルとモールテックスはとても良く似た仕上がりです

実は材料の中身はほとんど一緒です

では何が違うのか?

モールテックスと従来のモルタルとの違いはなんと言っても柔軟性、防水性、不燃性です。

同じセメント系材料に分類されますが、モールテックスは特殊な樹脂をセメントに混入しています。

仕上がった表面はセメントの質感を持ちながらも曲げ・たわみに対して非常に強くなります。

防水性があるので水回りを仕上げることも可能です。

従来のモルタルには防水性はあまりなく、水がつくと染みになる場合もあります。

モルタル仕上げの土間

K邸

モルタル仕上げのいいところは無垢の木との相性がいいところ

マットな質感と無機質なところがかっこいい

上の画像はリビングの半分をモルタル仕上げにしたリビングです

下の画像はモルタルに墨で色を付けました

H邸

上の画像で縦横に溝が切ってある(目地)のが見えますね

デザインであるのはもちろんですが、もう一つ理由があります

モルタルやコンクリートはクラック(ひび割れ)が入ります

上の画像のお家ではクラックを途中で止めるため目地を入れています

クラックが入ることを前提で採用しないと、こんなはずじゃなかった、ということになりかねません

クラックも意匠のうち、くらいの気概が必要ですね

クラックの入ったモルタル
クラック

とはいえ、どうしてもクラックは嫌だけど、モルタル仕上げの雰囲気が欲しいという方には、先ほどのモールテックスを使います

下の画像はモールテックスをカウンターに塗った洗面台になります

H邸

土間仕上げの種類:洗い出し

O邸

洗い出しとは古くからある左官方法のひとつで、セメントモルタルの間から砂利や玉石などの種石が姿を現している仕上げです

ビー玉やガラス片を埋め込んだものもあります

玄関やアプローチ、通り土間などにも使われることが多いです

和風ととらえられがちですが、上の画像のように洋風のドアとも相性は良いものです

黒石埋め込み K邸
通り土間 T邸

表面に凹凸があるのでタイルなどに比べ滑りにくいのも特徴です

また、石との相性も良く、アプローチではピンころ石や切り石と組み合わせることも多いです

H邸

デメリットとしては、どうしても埋め込んである石などがぽろぽろ取れることがあります

見た目が変わってしまうほどではないのですが、取れることは事実です

土間仕上げの種類:三和土(たたき)

K邸

あまりなじみのない仕上げ方かもしれませんが、こちらも洗い出し同様に日本に古くからある土間仕上げのひとつです

三和土とは赤土・砂利などに消石灰とにがりを混ぜて練り、塗ってたたき固めた素材のことを言い、3種類の材料を混ぜ合わせることから「三和土」と書きます。叩き漆喰とも呼ばれます。

今まで見てきた土間仕上げに比べ柔らかいため、

よく踏む場所などが、いづれはこすり取られたようになり、表面がぼこぼこした感じになります

ただこれも、無垢の素材の経年変化と言えると思います

土間仕上げの種類:石貼り

大谷石 モデルハウス
ピンころ石 F邸
鉄平石乱形 F邸

文字通り天然の石を貼ります

本物の石ですから素材感はとてもいいです

ですが、タイルなどと違い厚みが均一でないものが多いため、施工費は高めになると思います

土間仕上げの種類:まとめ

外壁を選ぶ、床材や壁材を選ぶ、と同様に土間の仕上げも実は選べるのです

何も言わないでいると、知らないうちにタイル貼りになっていた、なんてこともあるかもしれません

また、モルタル「安っぽい」や洗い出し「和風」という思い込みも捨てたいですね

インスタグラムやピンタレストを活用して、お気に入りの施工例を打ち合わせの際に建築会社と共有できるのが一番の早道だと思います

次の記事ではトイレの床材のおススメを紹介しています

石貼りの家のひとつ、モデルハウスは実際にスタッフが家族とともに暮らしている家ですが、ご予約して頂くと見学できます

下の「木の家の暮らしを体感する」からどうぞ

木の家の暮らしを体感する

・・・・・完成見学会のご案内・・・・・

場所:滋賀県守山市

日程:1月20日(土)21日(日)

時間:予約制

守山の家のデータ

屋根:陶器瓦

外壁:モルタル壁

内装:桧、杉、ゆふ珪藻土 他

サッシ:YKK APW330

耐震等級3(許容応力度計算)

断熱等級6

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家を建てる前に読みたいお話
2021.10.26

リフォームで断熱、冬暖かく夏涼しくは出来るのか

リフォームで何が出来るのか

巣ごもりしていると家の中のいろんなものがよく見えます。

「トイレが古くなったわね~」

「最近のキッチン、使いやすそうでいいわね~」

また、在宅勤務が奨励され、実際に家で仕事する機会が増えると

「仕事できるスペースが欲しいな~」

なんてことも考えます

外食や旅行などのお出かけを制限されていたせいで、ちょっとしたお金はあります

そこで目にするのが、水回りの設備交換や、クロスの貼り換え、外壁の塗り替えなどCMやチラシなどでもよく目にするリフォーム工事です

そうした美しくすることを主体としたリフォーム工事(美装工事)が悪い訳ではありませんが、どうせリフォームを思い立ったならばもう少し深く考えてみませんか?

あとで、「そんなことも出来たの~!!」

と、後悔することが無いようなリフォーム工事をしてほしい、という思いからこの記事を書くことにしました

リフォームは快適に暮らすため。では快適とは?

リフォームで快適

リフォームしたいと思う心理は、美しく快適に暮らしたいと願うからですよね

その快適さをもう少し分析してみませんか

快適の中には内装の美しさや設備などの使いやすさと並んで、住宅内の環境(暑さ寒さ)などもあります

ところが20年30年と同じ家に暮らし続けていると、この暑さ寒さに鈍感になります

言い換えると、「こんなもの」と思い込んでしまうのです

車や家電商品は買い替えるごとに新しい機能や性能、あるいは省エネの技術に触れますね

ところが住宅は買い替えを経験しないものですから、建てた時代の技術が住む人にとっての当たり前なんですね

車やエアコンは性能を気にするのに、住宅の性能には気がまわらない

なので、暑い寒いと思ったら設備を増強するか、通販などでよく売っている

着るこたつ

あなただけの冷風扇

が売れるわけですね

これらの商品を否定するつもりは全然ないのですが、これらに頼らなくてもよい生活を手にすることが、リフォームによって可能であることは知っておいても損はないですよね

また、人生100年時代の今はいかに健康で長生きできるか、も大いに関心があるところです

これも実は住宅環境と密接に関係あるところで、こちらの視点も交えて書いてみたいと思います

断熱性能をリフォームする

住宅内の性能で暑さ寒さは断熱気密によって左右されます

こちらでは窓を断熱する方法と、加えて家の天井、壁、床で断熱する方法を紹介します

1・暑さ寒さを解消する

YKKapより
LIXILより

熱の出入りは実は窓が一番大きく、窓の改修をするだけでも夏の暑さ、冬の寒さはだいぶん和らぎます

今現在の窓が1枚(単層)ガラスのアルミサッシなどの場合にはぜひ検討したい工事です

主な方法としては

今ある窓の内側に、内窓をつける (各メーカのリンクを貼りました)

YKKではプラマードU(カタログ)

また、今ある窓を外して、窓を取り換える

という方法もあります。

出来ればリビングだけでなくお風呂、脱衣所、トイレなど全て内窓(あるいは取り替え)にすると家じゅうの室温の改善が期待できます

これらの工事は壁を壊すことなく改修できるので、割とお手軽、短時間で出来ます

2・暑さ寒さを解消する

内窓の設置によってかなり暑さ寒さは軽減されるとはいえ、根本的な解決方法ではありません

人が暑さ寒さを感じる理由をご存じですか

快適空間研究所様よりお借りしました
快適空間研究所様よりお借りしました

内窓を施工することで上の表の1に当たる空気の温度については改善出来ます

ところが同じ室温であっても、壁や天井、床が室温ほど暖かくなっていないと人は寒く感じます(表4)

これは床下や壁、天井に適切に断熱材を入れることでかなり解消できます

適切に断熱材を入れるについて補足

これは断熱材の種類を選ぶのではなく、それぞれの断熱材の適切な厚みを確保します

また、厚みが確保できても施工の良し悪しで効果が台無しになるので、施工も大切です

20年30年前の家は断熱材が入っていたとしても厚みが足りなかったり、そもそも施工が不十分で断熱材の役目をはたしていないことが多いものです

これは施工不良というのではなく、冒頭でお話しした20年30年経った多くの家の新築時の時代の性能なのです

床に関しては床暖房という設備を導入することで暖かさを得ることも出来ますが、優先順位としては断熱材を入れる方をお勧めしています

断熱材の適切な施工によりエアコンなどの冷暖房効率が上がりますし、結果ランニングコスト(光熱費)が安く済みます

この方法は壁をめくったりの工程が必要なので、ある程度の工事規模になります

リフォームで隙間風を解消する

冬の隙間風、いやですね(表3)

隙間風はどこから来るかというと、主なところでドアや窓の隙間、壁や床の隙間、あとコンセントボックスなどですね

実はこれも断熱改修や窓の改修で軽減できることが多いです

断熱材を施工するとともに、気密処理もしてもらってください

そうすることで壁や床の隙間、コンセントボックスなどからの隙間風が解消します

とはいえ、昭和の建物で、土壁と柱の間に隙間が空いているようなおうちは難しいかもしれませんね(私の育った家~)

湿気はどうリフォームする?

表2にある湿度について少しだけ

湿度は実に奥の深い問題です

これからの住宅性能の大事な柱になることが予想されます

とはいえ今はリフォームのお話ですね

普段生活していて湿度が気になるのは湿度過多の夏と、湿度過少なのに結露する冬でしょうか

解決策として、リフォームする際には換気扇を導入してください

そして、梅雨時、夏、冬は窓を閉めましょう

梅雨時に窓を開けても、外の湿気が家の中に入るだけです

暑い夏に窓を開けても湿気の多い暑い空気が家の中に入るだけです(もちろん避暑地は除きます!)

花粉やPM2.5のない春のほんの一瞬、9月10月ごろの秋には窓を開けて自然の空気を大いに楽しみましょう

内装材にはぜひ無垢の床材、塗り壁などの自然素材を採用してください

これらの素材は素材自体が空気中の水分を吸ったり吐いたりと調整してくれます

これについては下のブログをぜひ参考にしてください

そして冬の暖房器具に気を付けてください

石油ファンヒーターやガスファンヒーターは燃焼時に水蒸気を発生します

出来ればエアコンでの暖房をおススメします

最後に大事なのは温度湿度を測る事です

夏も冬も快適な温度湿度になるように温湿度計を活用しましょう

もう一つ大事な、地震に備える

こちらは出来ないことは無いのですが、リフォームではかなり難しい(高額になる)です

今の家の設計図がきちんと残っていて、その通りに建てられていればどこに補強が必要かわかるのでいいのですが、ほとんどの場合は解体してみないとわかりません

場合によっては建て替えをおススメすることにもなります

耐震改修は本格的にするとなると、ほとんど骨組みだけを残して解体します

その上で耐震補強する、制震装置を入れるなどを行います

弊社の場合は断熱改修とともに、出来る部分を補強するというスタンスでやっています

リフォームで暮らしやすい間取りを作る

お子さんが小さい頃に建てられた家の場合、多くは主寝室が2階にあります

弊社にリフォームのご相談に来られる方の多くが

寝室を1階にしたい

1階で暮らしを完結させたい

とおっしゃいます

年を取ってからの2階への上り下りは安全面からも心配ですから、1階で暮らしが完結するのはおススメです

リフォームで主寝室を1階に持ってくるならば

主寝室を移動すると共に、衣類なども1階に収納したいものです

そうなると1階のレイアウトを変更して、間取りを配置し直さないといけません

その際も取り外せない柱、壁があるのでそこは依頼先に判断してもらってプランしてもらいましょう

いつ来るかわからないお客様用の和室があったり、通るためだけの廊下がある場合は室内に取り込んだプランにするといいでしょう

リフォームで1階を大きなワンルームの考え方で作る

あまり大きな家では現実的ではありませんが、1階の床面積が20坪程度であればぜひおススメしたい考えです

どういうことかと言いますと、断熱気密改修された家はある程度室温は一定になります

もちろん寝室には扉が付くのでしょうが、出来れば普段は開け放しにしておいて欲しい

そしてワンルームの考えですから廊下はありません

主要な生活スペースからダイレクトにWCや脱衣室に入れます

そうするとどうなるか

夏や冬の冷暖房が効率よく1階に全体に回ってくれて、どこに移動しても温度差を感じずに済みます(2階を改修しない場合は2階からの冷気止めは必要です)

今までの局所冷暖房と比べると光熱費がもったいなく感じますが、断熱気密改修されていればそんなに光熱費がかかるものでもありません

また、最近のエアコンは省エネ性能に優れていて電気代はとても安くなっています

リフォームした家で1日中過ごすのであれば、エアコンは切らずに24時間つけておいて欲しい

室温を上げる、下げる時に一番エネルギーを使いますから、いちいち消す方が光熱費がかかります

断熱材にくるまれた家であれば、一度設定温度になった室温は外気の影響を受けにくいのです

そんなリフォームをどこに依頼するのか

ここまで読んで下さってどんなリフォームをしたいか、おぼろげながらでも見えてきたでしょうか

性能面での不満を感じない家にお住まいならば、純粋に美装工事で十分です

そんな場合には大手量販店、家電量販店、リフォーム専門店でも対応可能でしょう

もちろん建築先のハウスメーカー、工務店でも出来ます

断熱気密改修や間取り変更の場合はやはり施工実績があるかが大切だと思います

そう考えると大手量販店、家電量販店、一部のリフォーム専門店は実績が少ない、あるいは無いかもと思います(違っていたらすいません!!)

こちらは施工実績のあるハウスメーカーや工務店に依頼するのがベターだと思います

リフォームについてのまとめ

テレビで流れるリフォームのCMを見たりすると、キッチンを新しくする、など目に見えてわかりやすいリフォームに心惹かれますね

でも、これから長い年月を暮らしていく家ならば、美装以外にも「快適さ」は大切です

快適とは暑さ寒さを解消し安全に暮らせること

そのためにはなるべくひとつながりな空間になる間取りを作ること

終の棲家とするためには1階で生活が完結するようにすること

ぜひ、この視点を忘れずにリフォームの計画を進めてほしいと思います

また、もしこれから家を建てようと考えている方がこれを読んでいるなら

新築時に断熱気密はしっかり、その時点で十分(すぎるほど)な性能を確保してください

なぜならばその性能は5年後10年後には十分とは言えないレベルになっているかもしれないのです

耐震も必ず等級3を取ってください

それで予算が上がったとしても、後々20年後を考えたら安いものです

10年後に設備の入れ替えをするのはたやすいことです

でも、10年後にやっぱり寒いからと断熱工事をするのは費用がとても掛かります

ぜひ、先を見据えた家づくりをして頂きたいと願っています


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家を建てる前に読みたいお話
2021.08.03

ウッドショックに見る、これからの家造り

ウッドショックって何?

このブログを読んでる、もしくは興味を持って検索された方は恐らくご存知だからここに来られたのではないでしょうか。私よりもっと上手に説明されている方もいますので、ここは簡単に。

アメリカや中国の好景気で、輸入に頼っていた構造材(米松、ホワイトウッドなど)がそちらに流れ、それを更に買い戻す為に価格が高騰。またそれらのため輸送用のコンテナが日本の港から無くなり、物が入って来ないから建てられないという状況になりました。

それは困ると慌てて国産材を買い占める動きがおこり、国産材も高騰するという悪循環。

ハウスメーカーだけでなく、工務店、材料を売る建材屋さん、そこに勤める職人達。とにかく住宅産業にとって、過去に無い危機的な状況になっております。

アメリカの住宅が好景気になった要因はコロナでローン金利を下げる政策をとったからで、今はそれも終わり、着工棟数は減少してきておりますが中国はまだまだ好景気です。

ある程度落ち着きを取り戻していますので、そのうち日本にも木材は入ってきますが、そんなすぐに在庫は回復しませんし、以前のような価格に戻るかどうかもわかりません。

何故か?

日本には安ければ安いほど良い的な発想がありますよね。
同じ物ならどこよりもより安く買うのが賢い。
買い叩く事が美学的な感じすらします

その精神は商社に受け継がれており、大量消費する日本、金持ち日本という切り札を背に、お金は安く質は厳しくの商売をしてきておりました。

それが今回のウッドショックで、日本の底が見えてしまったんですね

バブルの頃(1980年代後半)は年間着工棟数が160万戸もあったのが、今や80万戸と半減。
ちなみに2020年度はコロナもあって73万戸まで減少しました。

野村証券が予想した2030年、2040年の着工棟数は、63万戸、41万戸と更に半減していきます。

この状況を知った生産国が、日本以外に目を向けるのは当然ですよね。
大量消費してくれるという唯一のうまみがなくなる日本に、高品質で安値の商品を売るぐらいなら、品質悪くても高値で大量に買ってくれる中国の方が良いと思うのは至極当然かと思われます。

様々な情報を得た上で、あくまで私の予想ではあるのですが、まずこの原木が無いという状況は間もなく終わると思います。様々な憶測が飛んでいますが、年内から年度末には解消されるでしょう。

しかし、価格が戻るかと言うと、ここは? ですね。
戻るかもしれませんが、あまり楽観視していてはいけないでしょうね。
つまり、少し待てば元に戻るという考えで今後動くのは大変危険と言う事です。

何故、家造りは待たない方が良いのか?

先も述べましたが、供給は戻ると思います。
業界の方々に伺うと、かなりの高値で商社も買っているそうです。

原木が入らないという事は、家を建てられないという事。
そこに係わる全ての仕事が止まり、全ての材料が使われなくなる訳ですから、技術を売るのではなく”物を売る”企業にとっては、とんでもない打撃になるんですね

なので、高値でも商社は買うのです。実際の所、商社にとって原木価格が安値であろうが高値であろうがあまり関係は無いと思われます。どこかだけ、またどこかの工務店だけ無いのではなく、日本全てで木材が無い状態なのですから

高値でも何でも買わなければ住宅は建ちません。

困るのは工務店でしょ? なら高くても買わなきゃ仕方ないよね

って感じでしょうか

そんな単純な事ではないですが、今後供給が復旧したとしても高値である事はほぼ間違いありません。


数年先まで予測は出来ませんが、先のデータを見る限り、海外の木材会社からすれば魅力的でない日本の住宅産業に今までのような価格で販売する必要は無いのですから、数年先になれば価格が戻るとも想定しにくいのです。

2年もしくは3年待って、もちろん安くなる可能性はあると思いますが、ここでちょっと現実的に考えて見ましょう

アパートにお住まいとして、このあたりの平均的な家賃として、7万と共益費+駐車場代1万の合計8万の家にお住まいだとして計算します。

2年間の家賃が24×8万で192万円となりますね。

いま色んな所から聞く一般的な住宅(弊社は違いますよ)で

ウッドショックで上がった価格は100万とか150万

とか言われています。

これで、元の価格に戻る保証もないのに2年待つぐらいなら、今建ててしまう方がお得な事はこれでお分かりいただけるんではないですか?

ウッドショックで見えた問題

これはガソリン(石油)などと同じで、

日本は森林大国日本でありながら木材も海外に依存しているという事実

が今回浮彫になりました。

政治的な問題でも起こって輸入が止まれば、日本は家が建てられなくなるんですね。
ついでにガソリンが買えなくなると、仕事も出来なくなります。

資源を持たない小さな島国に1億もの人が暮らす国の致命的な欠点ですね。

依存体質である限り、国力が無い状況では、好転は望めませんし、景気に左右される不安定な状況になります。

また、これだけの量の木材を輸入する事で、どれだけ輸送時に油(エネルギー)を使い環境汚染をしているかも大きな問題と言えます

2015年に国連で採択されたSDGs(持続可能な開発目標)は2016年から2030年までの15年間で達成する目標であり、cop21でのパリ協定では、2030年までに温室効果ガスを26%削減すると日本は目標を立てました。

菅政権誕生時での所信表明演説では脱炭素社会の実現を目指すべく、

2050年までにカーボンニュートラルを達成する

と目標を掲げました(政府の言葉なのであまり信用はしてませんが)

カーボンニュートラルとは、二酸化炭素など温室効果ガスを完全に無くす事は出来ませんから、その排出量を出来るだけ抑えたうえで、森に生え育つ木々が吸収する量で差し引きゼロにする事です。

今のような輸入材に頼っていて、これが達成できるとは到底思えないのです。

そう考えると、日本の木で建てる家造りがこの問題に大きな役割を担うのではないかと思えるわけです。

日本の木の現状について知って欲しい事

日本の山の木を伐ったら、二酸化炭素を吸収しなくなるから余計だめじゃないのか?

という疑問があろうかと思います。

仰る通りですね。伐れば二酸化炭素を吸ってくれる木が無くなってしまう訳ですから。

ここで木について少し勘違いというか間違った認識をされているといけませんので、木の特性について説明します。下の図を見て下さい

針葉樹の代表でもあり、戦後の森林政策により、大量に植えられている杉・桧は樹齢50年頃までは二酸化炭素を吸って成長し、それを固定し続けてくれるのですが、それ以降は成長を止め二酸化炭素の吸収をほぼしなくなります。

戦後の森林政策と言いましたが、その頃から60年以上過ぎており、今あなたの目に見える山々はすでに成長を終え、
二酸化炭素の吸収をせず、伐期を迎えているのです。

しかしながら、昭和30年頃まで木材自給率が94.5%だった日本は現在32.4%まで下がっており、この木を使える土台が無くなってしまっているのです。

長く安価な輸入材に頼ってきた為、国産材は高くて売れず、どんどん衰退していき、現在に至っているのです。

全ての解決策はウッドショック

かなり難しい話を書きましたが、結論から言いますと、全てを解決するのはウッドショックなのです。

どういう事かと言いますとそろそろ日本人は、

”今だけ、金だけ、自分だけ”からの脱却

をしなければならないのだと思います。

この言葉は東京大学の鈴木宜弘教授が「食の戦争」という著書で述べられた考えです

これを住宅産業にあてはめると

今だけよければ、未来の環境の事はどうでも良い


金を儲ける為なら、どんな手段でもOK


他人はどうでも良いんだ、自分さえ良ければ

この考えがこの業界で続く限り、先に述べたカーボンニュートラルなど実現する訳がありません

これは、私共工務店やハウスメーカーなど家を建てる側の問題が多分にあるのですが、そこに関連する企業の問題でもあり、批判を恐れず書かせて頂くとすると、お客様の問題でもあるのです。

30年持ってくれれば、あとは解体してまた新築すれば良いんじゃない

  
安ければ輸入材でも何でも良いや

 
あそこの工務店とハウスメーカーを競わせて少しでも安くしよう


性能良いからって言っても高くちゃね~ 死んでからなんて関係無いし

どうですか?

もしかしたら、心のどこかにそんな思いがちらっとでもよぎった方がいるかも・・・

もちろん根本は、そんな家を造り、そんな家しか売らない、もしくはそんな家が良いと思わせるように販売・提案する我々の業界の問題です。

我々も、今回のウッドショックを期にまさに生まれ変わるチャンスが来ているのだと思います。

この先安価になりそうもない輸入材を頼る事が出来なくなります。今までの価格が異常だったんです。

そして決してぼったくるためではなく、正しい価格で販売と購入をするのです。

そうすると、大量の油を使って輸送し二酸化炭素をまき散らし環境破壊をする事もなく、山の雇用も守れ、逆に環境を良くする事が出来るのです。

国産の木で造れば、パンデミックが起ころうとも、貿易摩擦など政治的な問題が起ころうとも、ウッドショックなどという外的要因から影響受ける事も無くなるのです。

確かに少し家造りは高価になるかもしれませんが、一人一人がそういう思いで家造りをしてくれれば、

未来の子供達、あなたの子供や孫の未来までを守れる

事にもなります。

自分の暮らしを守る家造りが、他人を苦しめる、未来を汚すよりも、明るい未来を作る一助になる方が良いと思いませんか?

コロナで変わった新生活をニューノーマルなんて言いますが、ウッドショックを期に住宅業界もニューノーマルな形を作り上げ、よりよい国に地域に環境に世界になっていけばと感じています


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家を建てる前に読みたいお話
2021.07.19

無垢材の無垢の木って、どんな木ですか?

無垢とはどんな意味?

無垢をググってみると、仏教用語で煩悩から離れて、けがれが無いこと。

他には潔白で純真なこと、とあります。

純真であることはわかるけれども、大まかすぎてよくわかりませんね。

でも検索結果には無垢木材の特徴とか、無垢フローリングなどの言葉も見えます。

どうやら無垢という言葉は木材によく使われるようですね

 
だから無垢という種類の木があると思う人がいるのでしょうね

では無垢材の無垢の木とは、どういう意味でしょうか?

無垢の木材とは自然の木からとれる板、建築で言えば柱や床材などのことを総称して言います

なので家具にしろ、建築にしろ何の木の無垢材を使っているか、樹種がさまざまにあります

冒頭で触れました「チェリー」や「ウオールナット」はこの樹種にあたるものです。

じゃ、なぜわざわざ無垢材の家具とか、無垢床材という言葉があるのでしょうか

実は一見無垢の木に見える、でもそうじゃないものがあるんです

床材で言えばそういったものを総称して「複合フローリング」と呼びます

次の章で詳しく見ていきましょう

例えば見分けのつかない木の床材 1

無垢の木

上の写真の床材、どちらもメープルという樹種です

どこが違うのでしょう?

Aは厚みが15ミリある床材で、その厚み全てがメープルからできています

Bは厚みが12ミリある床材で、その厚みのうち1ミリがメープルでできています(下図参照)

こういった板を突き板と呼びます

通常突き板の表面の材の厚み(この場合はメープル)は0.5ミリ前後で仕上げられます

実は突き板の中には表面の本物の木の部分が比較的厚いものもあり、挽き板と呼ばれたりするようです

Aの画像は弊社施工例です

Bの画像はパナソニック様からお借りしました

断面図はikuta様からお借りしました

例えば見分けのつかない木の床材 2

無垢の木

上の写真の床材、どちらも杉という樹種です

さて、何が違うかわかりますか?

Aは弊社施工例、15ミリ厚の杉板です

先ほどまでご紹介した突き板は表面に本物の木が使われていました

が、Bの画像は印刷されたシートが表面に使われています

こういった板をシート貼りと呼びます

Bの画像はパナソニック様からお借りしました

ここまで見てきた無垢床材以外の物を総称して「複合フローリング」と呼びます

無垢材と複合フローリングを比較しよう

ここまで見てきた床材は写真で見ると、どれが無垢床材でどれが違うのか正直分かりません

そこでこちらでは無垢床材や突き板、シート貼りについていいところ、困ったところを比較してみたいと思います

傷のつきにくさ

無垢床材は樹種によって硬さが全然違います

一般的には針葉樹(杉、桧、パインなど)は柔らかく、広葉樹(オーク、ウオールナット、メープルなど)は硬い性質があります

柔らかいという事は傷がつきやすいという事です

無垢床材でもオークなどは比較的傷がつきにくく、杉やヒノキは傷がつきやすいという事ですね

一方、複合フローリングは表面加工により硬さは違うものの、無垢床材よりは硬く傷はつきにくいでしょう

問題は傷の深さとその後の変化にあると思います

無垢床材は仮に深めの傷がついたとしても、見えているのは本来の材料のままです

傷は年月とともに馴染んでいきますから劣化ではなく、経年変化すると言われます

また、無垢材は水分と熱を加えることによって傷自体の修復もある程度は可能です

一方、複合フローリングはいったん深く傷がつき、基材の合板まで達してしまうと合板が見えることになります

またその傷は年月とともに表面がめくれてきたりするため、経年劣化と言われます

汚れのつきにくさ、手入れのしやすさ

複合フローリングでは表面に何らかの加工がしてあるので、汚れが付いたとしても比較的落としやすいと思います

無垢床材は表面の仕上げをどうしたかによって変わるかと思います

無垢床材の仕上げ方法としては、無塗装、オイルなどの木材の内部に浸透して保護する仕上げ、ウレタン塗装などのコーティング系塗装のように表面に硬い塗膜を形成する仕上げがあります

ウレタン塗装にするとかなりお手入れは楽になるかと思いますが、後で触れますが無垢材本来の木の肌触りを大きく損ねてしまいますので基本はおススメしていません

なので無垢床材の場合は汚れが目立ってきたら硬く絞った雑巾で拭く程度でよいと思います

一部分だけひどくシミになったなどという場合は、表面をやすりなどでこすって目立たなくします

しばらくは色の違いが気になるかもですが、そのうち馴染んできます

メンテナンスについては違う機会に記事にしたいと思います

足触りや香り

杉のプリントシート貼りの床材を先ほど見ていただきました

驚くほどそっくりで、画像では専門家でも本物かどうかの判断はつきません

ただ、印刷技術がどんなに発達してもシート貼りと、それ以外の床材で差が出るのはここだと思います

突き板でも表面の加工(塗装)が本来の木の持つ風合いを損ねなければ、足触りは無垢床材と変わらないと思います

傷のつきにくさのところでも触れましたが、柔らかさ=傷がつきやすい のは事実です

でも実はその柔らかさが足触りに大きく関係してきます

さっき、突き板でも表面の加工が本来の木の持つ風合いを損ねなければ、足触りは無垢床材と変わらない、と書きましたがこれは硬い広葉樹の無垢床材に言えることです

針葉樹の杉や桧の無垢床材は確かに傷はつきやすいのですが、足触りは柔らかく温かみもあるので冬でもヒヤッとはしませんし、梅雨時や夏にべたべたする、暑苦しいという事もありません

また、特有の良い香りが家中に漂います

値段はどうなんだろう

皆さんが一般に持っていらっしゃるイメージは

無垢床材は高い!

複合フローリングは偽物なんだし安いでしょ~

なのですが、なかなかそうとも言えません

無垢床材は樹種や巾、厚みによって価格は大きく違ってきます

複合フローリングもしかりで、もちろん安い製品もありますが、高いものも沢山あります

無垢床材より高い複合フローリングは沢山存在するので、思い込みで決めるのではなく、きちんと確認した方がいいでしょう

また、無垢床材の中でも国産の杉やヒノキは比較的リーズナブルで、弊社ではよく使っています

無垢材は狂う?

無垢材でよく言われるのが「狂う」です。

湿気を吸ったり吐いたりする調湿効果があるため、乾燥する冬場には床の木と木の間に隙間が出来たりもします

ただ建築材料に加工される前に十分に乾燥された材料なら、目を覆うようなひどい状態になることはあり得ませんが、無垢材の特徴と捉える気持ちは大切だと思います

合板を基材とする複合フローリングにはこうしたことはありません

無垢材と複合フローリング、何を選ぶ?

さてここまでいろいろと書いてみたり比較してみたりしましたが、何を選ぶとよいのでしょうか?

私がなんとなく杉や桧の無垢床材を推してるな~、と思われた方もいらっしゃると思います

それは正解です。実際そう思っています。

突き板でも無垢床材の雰囲気は味わえるかもしれませんが、柔らかさや香りは杉やヒノキでないと味わうことは出来ません

経年劣化ではなく経年変化、もっと言うと年月とともに育つのが無垢床材です

ですが、杉や桧の床材が万人に向いているとは決して思ってはいません

そこでちょっと整理してみました

どうしても水拭きお掃除ロボを毎日使いたい方

無垢床材はやめておきましょう

どうしても表面がけば立ってくるのでおススメできません

表面を加工された複合フローリングをおススメします

無垢床材が水拭きが出来ないわけではありません

たまに固く絞った雑巾などで拭くことは問題ありません

広葉樹の床材が好きな方

これはもう個人の好みなので私がとやかく言うところではありませんね

広葉樹独特の色味や雰囲気は素敵ですね

ただ、広葉樹の無垢床材は比較的高価なので、予算によっては複合フローリングもアリだと思います

人と違うデザインを楽しみたい方

これももう個人の好みなので、複合フローリングをおススメします

無垢床材ですると高価格になるヘリンボーン柄や、変わった色合いも複合フローリングならば自在です

住まいはデザインだ!という方にはとても楽しい床材です

インディゴブルーの木目柄です!

どうしても傷がつくのが許せない方

硬くて重いものを落としたりしたらどんな床材でも傷はつきます

注意深く丁寧に暮らすことを前提として

広葉樹の無垢床材か突き板をおススメします

ただしこの場合の突き板は、表面の本物の木の部分がなるべく厚いものを選びましょう

通常の突き板やシート貼りは表面が薄すぎて、傷に対するリスクが高いと思うからです

無垢材のこと、知ってもらえましたか?

木を使った床や家具には無垢の木を使ったものと、そうでないものがあることはお判りいただけたでしょうか

弊社では杉や桧の床材の良さをこれからも発信していきたいなと思いますが、好みや予算に合わせてご自分に合った素材を選んでいただければと思います。

無垢床材についてのブログはこちらもどうぞ

無垢床材をおススメする訳

・・・・・完成見学会のご案内・・・・・

場所:滋賀県守山市

日程:1月20日(土)21日(日)

時間:予約制

守山の家のデータ

屋根:陶器瓦

外壁:モルタル壁

内装:桧、杉、ゆふ珪藻土 他

サッシ:YKK APW330

耐震等級3(許容応力度計算)

断熱等級6

UA値:0.45

C値:0.38

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家を建てる前に読みたいお話
2021.01.12

後悔しないウオークインクローゼットの作り方

まず、ウオークインクローゼットとクローゼットの違い

WIC
クローゼット

WICとクローゼットの違いについて、整理しておきたいと思います

上の写真がWIC。下の写真がクローゼット。

WICは文字通り歩いて入る収納部屋で、クローゼットは造り付けの収納スペースです

弊社では主にパイプハンガー付きの枕棚を設置します。

一番の違いはクローゼットは奥行きが決まってしまうため、布団とコートを一緒に収納するとなると、布団の奥行きに合わさなくてはいけません。

そのためコートの手前にはデッドスペースが出来てしまいます。

クローゼット

ではWICはどうでしょうか

WICは布団用の棚、洋服用のハンガーパイプを同じ場所(部屋)で収納できます。

ただし、クローゼットと比べ人の体を入れるスペースがいるので、同じ量の収納物を入れる時に必要となる面積が大きくなります。

WIC

面積が大きくなるという事は建築費がアップする要因になります。

さて、WICはどこに、どんな風に作るのが良いのでしょうか?

ウオークインクローゼットを作るには、あなたの1日の動きを想像してみましょう

WICをどこに作るかは、実はあなたの1日の動きの中にヒントがあります

朝、目覚めたらあなたは一番に何をしますか?

パジャマで家の中をうろうろしたくない、されたくない、から着替えが一番先

起きたらすぐに仕事に出かける服装に着替える

寝室横にWICがあると、すぐに着替えられるので便利ですね

仕事から帰宅したらあなたは一番に何をしますか?

手洗いとうがいを済ませたら、部屋着に着替えたい

そうすると2階のWICまで、わざわざ着替えに上がらないといけませんね

何となくおわかり頂けたでしょうか?

朝だけを考えるなら寝室横にWICがあると便利かもしれませんが、帰宅時を考えたら寝室の横にある理由は一つもありませんね。

よく建売やHMのサイトなんかで見かける、WICが入った間取りはこんな感じでしょう。

この間取りだと、朝起きてすぐに着替えて1階に下りるか、出勤前に改めて着替えに上がらないといけません

帰宅時は洗面でうがい手洗いをし、2階に上がって着替え、その着替えを持って降りて洗濯室に入れてからリビングにいく事になります。

ちなみに私は朝起きたらそのままパジャマ姿のまま朝食まで終え、歯磨き、洗顔、髪を整えて、さあ出かけるぞの直前に着替えます。

帰宅したらもちろん一番に着替えます。

そうすると、私にとってこの間取りは、あまり良い動線の間取りとは思えません。

では、あなたと家族に最適のウオークインクローゼットを考えよう

家族構成や行動パターン

まず先のように、家族の行動を観察するのが最初です。

朝起きてどうする?

帰ってきたらすぐ着替える?

子供は帰宅後、塾に行ったりする?

などいろんなみんなの行動を確認してみてください。

また、ご夫婦それぞれのお仕事もチェックポイントとかもしれません

製造業だと汚れた作業着で帰って来られる事もありますね

そうすると、家中歩き廻らないですむような所に、洗濯機とWICが欲しいですね

会社の制服だとかスーツを着てお仕事される方

朝の準備で汚したりシワになるのも嫌ですから、着替えは出勤直前がいいですね

帰宅後はすぐに着替えたいのでリビングや玄関近くがベストですね

子供さんはおられますか?

幼稚園・小学校低学年のうちは親の管理が多そうなので、親と同じWICが便利そうですね

中・高・大学生くらいになると、自分で管理してもらいたいので各居室のクローゼットか、居室近くのWICが便利でしょうか

でも、いずれは独立していなくなる前提なので悩ましいところですね

ご両親とは同居ですか?

すでに隠居生活に入られているなら、寝室と共にWICの場所は1階にすることが必須ですね

そして大事な家事目線

2階の寝室横にWICがある間取りを、ご自分に置き換えて、家事動線で想像してみて下さい。

朝起きたらまず、1階に下りて家族の食事や弁当の準備をする

やりつつ、2階に上がって寝室や子供室の洗濯物の回収

洗濯機を回して干し終わったら、2階に上がって出勤準備

帰ってきたら、2階に上がってまずは自分の着替え

洗濯物を取り込み畳み、2階に片付ける

1度では持って上がれないので、何度かに分けて、2階の各部屋へもって上がる。

想像するだけでかなりのストレスではないですか?

WICの設置場所は実は、家事目線で考えるのが一番良いのではないかと思っています

家事は同時進行やつながりで行うことが多い行動です

家族のWICが、1階の洗濯室の横にあったらどれだけ便利な事でしょう。

ウオークインクローゼット、おススメの間取り        

ウオークインクローゼットの理想の間取り

上の間取りのルームツアーはこちら ↓

理想は1階に家族で使うWIC(ファミリークローゼット)を設置が一番だと思います。

近くに洗濯室があり、洗濯干し場やランドリールームも近くにあればなおいいと思います。

花粉などの家への進入を出来るだけ防ぎたい方なら、玄関近くに設置しすぐに着替えが出来るのも良いと思います。

恐らく洗濯機がある近くには洗面化粧台などもあるでしょうから、帰宅時に一番に手を洗うなど出来ますので衛生面的にも良いです。

しかしながら、WICは同じ収納力なら面積が大きくなるというデメリットを最初に書きましたが、その問題が大きく影響するのが1階設置です。

一般的に1階には、LDK、玄関、お風呂、洗面脱衣などたくさんの部屋が必要になります。

逆に2階には、寝室と子供室程度ですから、2階は面積的に余裕が出来ます。

基本的に1階の面積が大きくなればなるほど、家の価格は上がってきます。

平屋が贅沢と言われるのはこういう点からなんですね

そういった事情も踏まえながら、弊社のおすすめする寝室とWICの配置を下記に書きます。

出来るだけ使いやすいウオークインクローゼット


予算や敷地の大きさ、使い勝手などでチョイスは変わってきますが、ご自身の状況に応じて考えて見て下さい

使い勝手や老後の事を考えると、平屋を建てるのが一番かなと思います

ですが、敷地面積や予算的に厳しいことが多いでしょう

可能であれば、1階に寝室を持ってきて、家族のWICを1階に設置する

それでもまだ厳しい場合は、WICを夫婦専用にして小さくします

子供は各部屋、もしくは2階に子供用WICを設置します

あるいは、寝室を2階に上げて、家族のWICを1階に設置します

この場合は1階に将来、寝室として使えるようなスペース(例・和室)があるのが望ましいですね

それでも敷地・予算的に厳しい場合は、全て2階に配置し、出来るだけ階段に近い場所にWICを設置する。

このような感じで考えて頂けば良いかと思います。

基本的にWICの設置場所は家事目線が正解だと思いますので、寝室の位置よりも洗濯室やLDKとの相関関係が重要です。

例えば、2階リビングのお家で、お風呂や洗濯室も2階にあって、洗濯干し用のランドリールームが2階にあるなら、間違いなく2階設置の方が良いです。

逆に、2階リビングであっても、お風呂や脱衣室、洗濯室も1階になるようなら、これは1階の方が良いですね。

配置や考え方によって、デメリットとメリットが逆転するウオークインクローゼット

WICは同じ面積では収納力がクローゼットに比べて落ちますが、家族のWICにすれば家事動線はラクになります。

家族のWICは集約出来て家事動線はラクですが、着替えると言う意味での家族のプライバシーはほぼありません

子供室のクローゼットはプライバシーは守れますが、家事動線が面倒になる可能性が高いですし、子供が独立した後の使い方を考えておきたいところです

洗濯室に近いWICであっても、干し場が遠かったり、キッチンやリビングから遠いと家事ラクにはなりません。

収納力が若干落ちるとはいえ、少し大きめのWICが造れると、衣服だけでなくカバンやフトンや季節物など全てが収納でき、その他の収納を減らすことが出来、スッキリとした間取りになります。 

ウオークインクローゼットのまとめ

つまり、、、

WICは単体で考える部屋ではないということです

家族の暮らしに複雑に関係してきます。

単に着替えをする場所と捉えない方が良いですし、流行っているから採用しようってものでもありません

クローゼットもそうですが、各居室に収納があるのが普通と思われている方が多いですし、そういう作り方を我々の業界も提案してきたのですが、決して間違いではないものの、正解でもないのです。

家族の動き、暮らし方、それと一番大事な家事動線を考えながら、他の部屋との繋がりや一番使い勝手の良い配置を検討する事が重要です。

おまけ ウオークインクローゼットを作るならこの素材がおススメ

板貼り内装のウオークインクローゼットの画像
収納用杉板を天井や壁に使ったウオークインクローゼット

冒頭の画像でも使っていましたが、ウオークインクローゼットにおススメの素材はこちらの板壁です

弊社では収納用杉板壁と呼んでいますが、リビングの壁などには使えない、またリビングなどとは施工方法も違う、いわゆるB級品のような杉板です

B級品とは言ってもれっきとした無垢の杉材です

調湿作用に優れているのでビニールクロス貼りの天井や壁に比べて安心です

また、板壁なのでご自分で釘などを打ってもらえます(DIYがしやすい)

どんな素材か見てみたい方は、モデルハウスでも使っているのでお申込みください!

関連ブログはこちら

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日程:1月20日(土)21日(日)

時間:予約制

守山の家のデータ

屋根:陶器瓦

外壁:モルタル壁

内装:桧、杉、ゆふ珪藻土 他

サッシ:YKK APW330

耐震等級3(許容応力度計算)

断熱等級6

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家づくりにはたくさんの落とし穴があります。

建てる時には教えてくれないこともあります。

誰だって出来るだけ安く家を建てたい

それは当たり前のこと

でも、建てる時の費用を安くするための選択が

光熱費のやたらかかる、寒くて暑い家になってしまったら?

10年後、20年後に何百万とコストのかかる家になっていたら?

残念ながらそういったことが実際にあるのです

建てる前に知ってたら、こうしていたのに!

という事も少なくありません。

そんな悔しい思いをする人を一人でも減らしたくて

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