2020.12.07最終更新日:2021/10/18

無垢床材をおすすめる訳

 

「無垢の木の床にしたいのですがどの木がオススメですか?」

 

木の家を造る工務店アルアルです。

弊社の場合ほぼほぼ、質問の解答は決まってます

 

杉!

桧!

 

もちろん国産!

これ以外のチョイスが無い訳ではありません

 

”用途や好み”で決まっていくものです。

 

という事で、この記事は無垢の木の床材だけにフューチャーします。

 

複合フローリングは、私の中で根本的に別物ですので、これは今回外しますね。
また、外装とか天井に使う物とかそういうのも無し。

 

床材だけのブログです。

 

多少、私の主観が入りますので、そこはお許し下さい

無垢床材をメンテナンスの観点からおすすめする

これは、「何十年後かに張り替えが必要になる」という意味のメンテナンスです。
日々のメンテナンスではありません

その視点から見ると、、、

無垢材なら貼り換える事はまずありませんので、どんな無垢材でもOKです!

と言うのが答えです。

もちろん、傷もつきますし汚れがシミ付いたりもします。

ただ、それも「味」と感じて頂けるならば貼り換えなんて必要ありません。

ご要望や規格によって、多少変わりますが、概ね床材は15mmの厚みがあります。

何か薄そうに思われるかも。

たかが15mm、されど15mm

説明しないと言っていた複合フローリング(一般の方が言う所のフローリングです)は概ね12mm。

しかもほとんどがは基板がベニヤ板で、表に見えている本物の木の部分は1mm以下の物がほとんどです。

下手したら、それすらも木調の印刷をしたシートを貼ってる場合もあります。

そうすると傷がついたりがきっかけで、表面の木の部分やシートの部分が剥がれたりし、結果貼り換えが必要になることが多いのです。

一方、無垢床材はその15mmが長く使っているうちにすり減ってしまう事はまずありませんから、無垢の木を採用した時点で貼り換えの心配をする事はほぼ必要ありません。

固さから考える、無垢床材をおすすめする理由

床に傷がつくのは嫌だなぁ~、そういう方にオススメは広葉樹系の床材ですね。

スギやヒノキに代表される針葉樹は広葉樹に比べると成長が早いのもあって、基本やわらかいです。

広葉樹で有名な所ですと、クリ、ナラ、タモ、ケヤキ、クルミあたりですかね。

どれもそれなりに固いです。

但し、固いといっても無垢の木ですから多少のキズや凹みはあると思って下さい。

ちなみにクルミの英語名は「ウォールナット」

このウォールナットを”黒い木”と思っているお客様は結構います。

くるみの木は世界各国にあり、地域によって色合いは変わります

特に、最近よく使われるクルミは「ブラックウォールナット」でアメリカ産の物が多いそうです。

なので、皆さん ウォールナット=黒 なんですね。

気を付けて頂きたいのが、日本産のクルミは白いです。

オニグルミが有名ですが、ナラとタモの間ぐらいの色かな。少し赤みが入った色あいです。

木目は部位にもよりますが冬目が濃くないので比較的おとなしい木目です

依頼する時は、同じウォールナットでも違いがありますから、注意して下さいね

無垢床材はキッチンや洗面所に使える?

これが一番答えるのが難しい。

まずお伝えするのは、無垢の木に防水能力はありません。

水がこぼれたりすれば出来るだけ素早く拭く

ずっと水に浸っている状態にしない

のが、無垢の床材を水廻りにつかうポイントです。

完全な撥水・防水を期待したいなら、やはり何らかのコーティングは必要ですね。表面にウレタンの層を塗布すれば、かなりの防水効果になります。

但し、これは表面がすでに無垢ではなく人工物になってますから、これならわざわざ無垢材を採用する必要があるとは思えません。

それでも比較的水に強い樹種をいくつかご紹介すると

クリやケヤキあたりは耐水能力が高く、比較的水には強いと言われています

あとは竹や桧、さわらあたりがオススメですが、これらもすべて表面に何も加工されてないと同じくシミになりますから、何らかの表面処理は必須です。

やはり出来るだけ早めのケアと、自然系のワックス(有名どころでは蜜蝋ワックス)を事前に塗っておくことですね

このあたりが”メンテナンス性”になると思いますが、無垢の木とお付き合いするには、それなりの対応は必要になってきます

無垢床材を具体的にイメージに合わせてチョイス!

ご希望に合わせてオススメ床材を下記に上げます。

キズが気になるけど、無垢の質感は欲しい。出来れば明るいイメージ

固めの材で、明るめの色目

タモ↑

ナラ↑

クルミ↑

クリ↑

なんといっても、無垢の木の温かさと柔らかさ

柔らかな足触りと良い香り

杉↑

桧↑

松↑

強さと無垢らしくないスッキリ感

固めの材で木目がうるさくない

メイプル(カエデ)↑

サクラ↑

カバ↑

ダークな色合いでモダンさを演出

無垢材でありながらユニークな色目

ケヤキ↑

ブラックウォールナット↑

チーク↑

ワイルド、レトロといった少し荒々しいイメージ

ナラの赤・白入った節アリ↑

杉の節有り材(幅20センチ越えの足場板)↑

という感じでしょうか

無垢床材をおすすめするまとめ

上記の5種類に分けてみましたが、実はこれだけではありません。

実は世界中には樹種としては6万種以上、国内でも300種以上は流通していますから、選択肢はもっとあります。

しかしながら、流通量や将来のメンテナンス、更に価格を考えると(希少材は価格が高い)この辺りでほぼほぼ決まってくるのかなと思います。

それでも、使い方や好み、ご自身の生活スタイルを考えていくと自ずと方向性は決まってきます。

そんな中で、やっぱりオススメしたいのは桧と杉です。

住んでみて、暮らしてみて感じている率直な意見です。

足から伝わる木肌の気持ち良さは他種の追随を許しません。

高断熱高気密の家である事が大前提ではありますが、12月も半ばにさしかかってきた今でも、家に帰れば着替えた時に靴下もいっしょに脱ぎます。

日中の日射取得で21~23度ぐらいまで暖められた室内は程よい室温状況であり、杉や桧の表面はその室温をしっかりと蓄えており、ほんのり暖かく感じれます

程よい柔らかさの床ですから、もちろん素足にもやさしいです

汚れは案外簡単に落とせますし、汚れたり濡れたりしたら拭くのはフローリングでも他の固い無垢材でも同じです。

キズは確かにつきますが、まぁ、気になるのも最初だけかなって個人的には思いますし、多少の凹みキズなら自分で直す事も可能です。

という事で結論としては、水廻りでも寝室でもリビングでも、杉と桧の無垢の床をオススメします!


是非参考にして頂いて、自宅の採用時には杉・桧の採用も検討してみてくださいね。

無垢材についての記事はこちらもどうぞ


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