2020.04.27最終更新日:2021/09/13

注文住宅の諸費用いろいろ。で、結局いくらいるの?

 

お客様担当の澤田です。

 

このブログはこれから家づくりを考える方必見!の内容です。

 

すでに家づくりが進んでいる方にとっては

「そんなん知ってるし」

とか

「こんなにあるなら、最初にもっと調べて、お金残しときゃよかったー」

の2パターンに分かれると思います。

そんな方にはゴメンナサイ。

 

私は営業が仕事ですからもちろんわかってますが、これをご存知じゃない方多いですし、また混同して覚えてらっしゃる方多いんですよ

 

知ってるのと知らないのでは、対策の立て方が違いますから、是非読んでみてください

注文住宅の諸費用って、そもそも何?

まさにもろもろの費用って事です。

家を建てる為にかかるお金、例えば材料費や設備費などなど、は目に見えますが、諸費用は比較的、目に見えない物が多いですかね

(ちょっとおかしな表現ですが)

税金に保証料、登記費用に、○○加入金、などなど。

ね?

形として現れないお金が多いでしょ?

本来はこれが諸費用だと思うのですが、工務店によっては、外構工事やカーテンなんかも諸費用に入れる所があります。

あのですね、外構工事や庭のデザインは、家のオマケではありませんよ?!

これについては最後に詳しく書いています!

注文住宅の諸費用って、何があるの?

まず諸費用の全体を理解して頂く方が大事だと思います。

先にも述べましたが諸費用って工務店やハウスメーカーによって本当にマチマチですので、一般的に言われる諸経費として分類分けします。

分け方の基本は

・誰が仕事をして

・誰にお金が発生するか

で諸費用の種類と金額を理解していくのが一番わかりやすいかと思います。

銀行のローンの保証料も工務店の諸費用に入ってると勘違いされる方が結構いらっしゃいますので

工務店が見積りで諸費用とする物

・設計料

・建築確認等の申請料

・補助金等の手続き費用

・外構工事 → くどいですが本来諸費用ではありません。土地の大きさ、希望で大きく金額が変わります。

・カーテン → こちらも本来諸費用ではありませんが、一般的に考えるなら30万程度は必要でしょうか

・地鎮祭

・都市ガス、プロパンガス工事 → 基本は工事内ですが、地域により施主様直工事の場合もあります

お客様がご自分で買う、もしくは考えておいて欲しい諸費用リスト

・家電 → 建築時にまとめて購入の方と、古い分だけ購入で価格差あり

・家具 → 家電に同じ

・上棟時のイベント費用(※1)

・近隣挨拶時の手土産・ネットなどの通信手続き費用

・衛星放送等のTV

・売買契約等に貼る印紙代

・引っ越し費用

・自治会費

※1 弁当やお茶やご祝儀です。

当然強制ではありませんし、お客様が支払う・用意する義務はありません。

弊社ではお断りしていますが、あくまでお施主様の善意で

「用意したい!」

と言って頂ける時は大喜びで御受け致しております (^^;)

ローンを組む時の諸費用(銀行バージョン)

・融資手数料

・保証料

・印紙代

・振り込み手数料 → 支払いは3回ないし4回程度分割するのが一般的ですので、その都度手数料がかかります

司法書士、土地家屋調査士の登記費用

・土地を購入される方は所有権移転登記費用

・抵当権設定費用 →ローンを組む方は必要となってきます

・場合によっては敷地測量費も必要

・建物表示登記

・所有権保存登記

・細かすぎるので書きませんが他にも諸々あります

尚、司法書士さんへの金額は、報酬額と税金(登録免許税等)が合計して入っています。

不動産屋への費用

・不動産屋との契約時の印紙代

・契約時の振り込み手数料

・仲介の場合は仲介手数料 →販売価格に含まれてない場合がありますので注意して下さい

ライフライン系でお施主様が直接払う費用

・水道の加入金

・下水道の受益者負担金 →加入金みたいなもんです

・地域ネットワーク(有線放送など)への加入

税金系

・不動産取得税 土地、建物  →読んで字の如し。取得した事に対する税金なので1回だけです。

・固定資産税 土地・建物 →毎年ちょっとずつ下がっていきますが、毎年払い続けなければなりません

・都市計画税 →毎年

※ 厳密に言うと先に書きました登録免許税とか印紙税は税にはいるのですが、各々の項目に入れております。

保険系

・火災保険

・生命保険 →ローンに関係する生命保険です。団体信用生命保険(団信)ともいいます

・地震保険

様々な申し込みに必要になってくるお金

・住民票、全部事項証明書、所得証明書、印鑑証明などの発行手数料。

※ こちらは、何度行ったかわからんぐらい、お役所に行く事になります。

こんな物こそ簡素化して欲しいですね。

注文住宅の諸費用って、ざっくりいくら?

諸費用の項目はざっとこんな感じです。

思ってたよりめちゃくちゃ多くないですか?

当然気になる所だと思うのですが

「ほんで、ナンボよ?」(笑)

実は個々のお客様の条件により、金額や内容は大きく変わります。

なので、いくらってすごく出しにくいんです。

最初の外構の話もそうですが、家の価格に入れてる工務店と入れてない工務店で全然価格が違いますので注意してください。

とはいえ、数字を出さなけりゃ予算組み出来ないのも事実ですので、本当に目安程度にして欲しいのですが、ざっくりとした金額をお伝えします。

工務店が見積りで諸費用とする場合がある物・・・①

外構工事    200万

カーテン       30万

その他     100万

合計         330万

お客様が自分で買う、もしくは考えておいて欲しい諸費用リスト・・・②

家具・家電  とりあえず150万

その他          70万

合計                        220万 

ローンを組む時の諸費用(銀行バージョン)・・・③

3000万程度借りるとして保証料  60万

その他              20万

合計  80万

司法書士、土地家屋調査士の登記費用・・・④

表題登記      20万

抵当権設定  20万

その他    10万

合計              50万

不動産屋への費用・・・⑤

1000万の土地を購入として  40万

ライフライン系でお施主様が直接払う費用・・・⑥

50坪程度の土地で   20万

税金系・・・⑦

彦根地区の平均値  25万

保険系・・・⑧

火災保険+地震保険  30万

団信  ローン組み込み

合計 30万

様々な申し込みに必要になってくるお金・・・⑨

とりあえず1万ぐらい

総合計 約800万

800万!!!  恐ろしい。。。

注文住宅の諸費用・・・そんな予算みてないし、家建てられへん!?

ご安心下さい。

全部が一気に必要な訳ではありませんし、工夫次第で金額を減らす事は出来ます。

まず、設計料等の諸経費は家価格に入っていますから、そもそもその分の100万は計算に入れなくてもかまいません

 これでマイナス100万

弊社でしたら必ず耐震等級3にしますし、長期優良住宅にしますから、税金や保険でかなりの優遇が受けられます。

 これでマイナス10万

また補助金も有効活用しましょう。

国でも、経産省、国交省がそれぞれ100万前後の補助金を出していますし、滋賀県や各市町村単位で補助金もあります。

上手に補助金が取得できると

 国(長期優良住宅) 100万円

 県(県産材利用)   40万円

 市町村(大小あります) 10~100万円

大きい補助金ですね。

これだけもらえると予算組みの時すごく助かります。

ただし、ここまで説明しといて何ですが、今回の計算には入れない方が良いです。

残念ながら、国や県の補助金は予算が無くなれば終了とか、昨年まであったのに本年度から無くなったりしますので、あくまでオマケレベルで考えて頂いた方が賢明です。

ただし、自治体によって多少違いますが、どんな自治体でも10万ぐらいは助成金がありますので、とりあえず10万だけみておきます

 これでマイナス10万

家具や家電は少し控えめにして マイナス20万

上棟の祝いもご勘弁!                 マイナス20万

計算をわかりやすくしたいのと、もう1回言いますが(苦笑)外構工事は諸費用ではありませんので、抜きます

 これでマイナス200万

これらの合計を引くと、800万-360万 = 440万 となります

これが、本来諸費用と言われるものの総額になります。

諸費用が払えなくなった。なんて事がおこらない為に。

では、ここで改めて、建築前後1年以内に必要になりそうな総額を出します

 ・土地    1000万

 ・建物    2500万

 ・外構   200万

 ・諸経費  440万 

合計 4140万

次にローンをいくら借りるかという計算をします。

建築への自己資金を500万ぐらいで想定します。

自己資金のことで一言。

預貯金の一部は何かあった時用に生活費として使えるように残しておきましょう~

ローンの対象となる建築資金は、諸経費440万をひいた3700万円が対象ですが、銀行によって多少判断は変わりますが、保証料や登記費用もローンに組みこめますので

 ・保証料  60万

 ・登記費用 50万

をプラスした、合計 3810万のローンを最大借りる事が可能です

4140-3810=330万円 

予定している自己資金500万からいうと170万余裕がありますので、手持ち資金として残すのも良いのですが、今回はローン額を減らす事にします

4140万円-500万円=3640万円

これがローン額になります。

最後に月々のローンを計算しましょう。

当社のお付き合いのある地銀さんは、今かなり良い数字の利率で御貸し下さいます。

条件もありますし、絶対ではありませんが0.5~0.6の間の利率を出して下さいます

3640万の35年、ボーナス無しでローン計算すると、約9.5万の月々の支払になります

最後のひと絞り!

今お住まいの家もしくはアパートの光熱費っておいくらですか?

年間平均すると、何だかんだで月々平均2万ぐらいになりませんか?

総務省の調べですと平成27年の一般住宅で2万ちょっとぐらいです。

弊社の作る高性能の長期優良住宅ですと月々の光熱費は約1万ぐらいになりますので、ローンが9.5万でも光熱費の1万減を考慮しますと、実質9.5万のローンが8.5万の意味と同じになります。

高性能の家についてはこちらの記事をどうぞ ↓

諸経費の話が家全体の支払いに発展してしまいましたが、とにかく諸経費は本当に沢山の種類と結構な金額がかかります。

 ※ 上記金額をまとめた簡単な表を作りました。ご参考にして下さい

諸経費は、個々の事情で大きく変わりますので、あくまで目安にして下さい

例えば、土地や建物を譲りうけられるなら相続税や贈与税も入ってきますが、土地代金はいりません

現金で建てる方だと抵当権の設定費用も不要になります。

家や土地以外にかかる諸費用がこんなにかかるとは・・・と思われたかもしれませんが、返す見込みがたてられたのも事実ではないでしょうか?

「アパートの賃貸費が月々7万なのでローンはこれぐらいで」

と言われるお客様は多いです。

もっともではあるのですが、今一度考えてみて下さい。

資産にもならない、お金を捨てるような賃貸アパートが7万で、一生を快適に暮らせ、かつ資産となる家がプラス1.5万のローンで住めるんです。

35年経てばローンも無くなり(もちろん維持費はかかりますが)庭や畑で豊かな暮らしが出来るのです。

決して高い買い物ではないと思いませんか?

本題からそれてしまいましたが、大きな諸費用にはなりますが、上記のような事から、やりくりは可能です。

総額だけで考えるのではなく、これからの何十年の単位で考え、今回の数字を目安にして、家造りも検討して頂ければと思います。

外構工事を注文住宅の諸費用に入れてはいけない理由

この記事の最初に触れました、外構工事や庭の工事を注文住宅の諸費用に入れてはいけない件について少し詳しくここで書きます。

実はこれらは間取りを考える前に検討しておかなければならない、家づくりのスタートみたいなもんです。

「えっ、庭に植える木を考えるのがスタート?」

って声が聞こえて来そうですね。でも、

・この土地のどこが一番居心地が良いのか

・どこから光が入るのか

・その光の入る所に庭が見えるリビングを置こうか

など考えながら

・道路や近隣の”視線”も考慮しつつ

・車をどこに置いて

・どこから玄関へアプローチするか

など考えないと、間取りにつながりません。

なので、外構工事や庭づくりは諸費用なんてありえません。

基本のキです。

なんですが、何故か世間では諸費用に入ったりしてます。

諸費用に入れられてしまうとついつい後回しになり、結果、敷地の中に家だけがポツンと建っている、という悲しい状態で完成を迎えます。

外構工事や庭工事に予算を割くのはなかなか勇気がいるものかもしれませんが、家とはそれらを含めて初めて完成するものだと思ってます

また、カーテンもしかりです。

もちろん、最初から依頼するカーテン屋さんが決まってたりするなら、それは別(諸経費)でかまわないですが、出来ればカーテンも含めた内側のご提案もトータルでさせて頂きたい所です。

内装のイメージからすれば内障子の方が良い場合もありますし、日射がキツイ窓にはハニカムスクリーンのような断熱効果が高いスクリーンなどの検討も必要です。

とにかく家の提案は暮らし方の提案でもありますので、カーテンは家とは関係ないと考えず、是非私達工務店にご相談頂きたいと思います。


後悔しない家づくりに役立つ小冊子を差し上げます。

住宅会社選びに悩まれているならヒントが詰まった内容です。

商談中の方であれば工事店との打ち合わせに役立つ内容です。

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家づくりにはたくさんの落とし穴があります。

建てる時には教えてくれないこともあります。

誰だって出来るだけ安く家を建てたい

それは当たり前のこと

でも、建てる時の費用を安くするための選択が

光熱費のやたらかかる、寒くて暑い家になってしまったら?

10年後、20年後に何百万とコストのかかる家になっていたら?

残念ながらそういったことが実際にあるのです

建てる前に知ってたら、こうしていたのに!

という事も少なくありません。

そんな悔しい思いをする人を一人でも減らしたくて

「家を建ててからかかるお金の話知っていますか」

という小冊子を作りました。

これを読んだうえで、

納得の家づくりをして頂きたいと、心から願っています。

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