2017.12.26最終更新日:2023/10/25

エコキュートとネオキュートの違いとは?

 

 

エコキュートはよく耳にするかと思います。

あまり耳慣れないネオキュートも実はエコキュートと同じく電気式の給湯器になります。

エコキュートは各家電メーカーが発売していますが、ネオキュートはダイキンとコロナが扱っているようです。(2020年3月)

 

 

この記事ではネオキュートとエコキュートの違い、どちらを選べばいいのかを書きたいと思います。

エコキュートとネオキュートの仕組み

どちらも「ヒートポンプ方式」というエアコンなどでよく聞く技術を使っています。

ヒートポンプ技術というのは、室外に設置されたファンが外気の熱を吸収し、その熱を利用してお湯を作ります。

電気だけでなく、外の温度も活用するので、とても省エネなんですね。

エコキュートが普及する前は電気温水器というまさしくヒーターで水をお湯に変える給湯器がありました。

電気温水器は購入価格がエコキュートに比べ安い(約半分)のですが、電気代が高くなります。

電気温水器を使った電気代はエコキュートに比べ3倍~4倍になります。

これから給湯器を購入される方にはお勧めできませんね。

弊社でも以前はよく使っていましたが、さすがに今では皆無です。

エコキュートとネオキュートの違いは何?

エコキュートはお湯の使用量が多い4人以上の世帯で急速に普及しました。

でも、人数の少ない2人世帯などでは給湯量が多すぎる、設置場所に制限があるなどからあまり普及が進みませんでした。

実はエコキュートは貯湯タンクとヒートポンプユニットがあるので、設置場所として広いスペースが必要です。

また、ヒートポンプユニットは高圧力なので、故障した時現地で修理出来ません。

そんな中、最近出てきたのが『ネオキュート』です。

エコキュートと何が違うのかというと、冷媒(空気中の熱を運ぶ役割をする物質)が違います。

エコキュートでは二酸化炭素を冷媒として使っていましたが、ネオキュートでは、現在のエアコンに使用されているのと同じ、新冷媒R32を使用しています。

そのためヒートポンプユニットが計量コンパクトになり、また配管を長くすることが出来るので貯湯ユニットとヒートポンプユニットを離して設置できるようになり、より設置場所を選ばなくなりました。

ただ、エコキュートは二酸化炭素を冷媒として利用しているわけですから、地球温暖化対策として優れていますね。

そうは言ってもネオキュートも灯油の給湯器などに比べるとはるかに地球温暖化対策には貢献しています。

また、滅多にある事ではありませんが、冷媒が抜けても普通の電気屋さんで補充ができるので、故障時に対応時間が短くなる可能性があります。

ここからはダイキンのHPをもとに比較してみましょう

エコキュートやネオキュートを作っているダイキン工業の試算では、

2人家族の推定使用湯量 270L/日

3人家族の推定使用湯量 380L/日

となっています。

エコキュート 460Lタンク(42℃換算だと850L使えます)

エコキュート 370Lタンク(42℃換算だと650L使えます)

ネオキュート 320Lタンク(42℃換算だと420L使えます)

省エネ性能(年間給湯保温効率)は

エコキュート 3.6

ネオキュート 2.7

省エネ性能ではエコキュートに軍配が上がりますね

価格はどうでしょうか フルオートタイプで比較しました

メーカーのカタログにはオープン価格となっており、検索で調べましたがあまり差はないようでした。

ただ、ご自分で設置できるものではありませんし、専門業者を依頼しないといけません。

新築の家に採用のご予定ならば建築依頼先に工事費込みで見積りをとるのが良いかと思います。

エコキュートとネオキュート、さてどちらを選ぶ?まとめ

メーカーのHPなどにあるのは

2、3人ならば ネオキュート

3、5人ならば エコキュート370L

4、7人ならば エコキュート460L

となっていますね。

弊社でも4人家族なら370Lをお勧めしています。

ただこの選び方は実をいうとザックリ過ぎるのかもしれません。

というのもお風呂に入る時間がバラバラとか、シャワーを出しっぱなしで長時間使うとかにより、状況が変わります。

本来であれば電気代の安い深夜に焚き上げてお湯を貯めたいのに、それまでに足りなくなって電気代の割り増し時間帯に動かさなくてはいけないこともあるようです。

予算に余裕があれば大きめのタンクを選ぶのが良いかもしれませんね。

メーカーのHPのリンクを貼っておきます。

↓ 設備機器の性能だけじゃなく、家の性能で光熱費が変わるという記事です。

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