床下エアコン・・・空気の流れを読む
先日床下エアコンを設置したお客様から、「床下エアコンの効きが悪い」とのご連絡があり、点検と合わせて原因調査に行ってきま…
住宅の基礎で使用するアンカーボルトとは、基礎の立上り部分に埋め込み、土台をそれに取付けて、基礎と上部の建物を緊結する為のものです。
長さや太さに何種類かありますが、一般的なアンカーボルトといえば、
このように、先がLの字に曲がっているものでした。最近では、
こんな形状のものがあります。
このように下の方でアルファベットのWのような形状になっている理由は、定着長さといって、コンクリートに埋まる分の長さにも規定があって、M12(直径12mmのアンカーボルト)の場合250mm以上コンクリートに埋まっていなければなりません。(こちらの現場ではそれ以上にありますが)
もしその長さに足らない場合に、このように曲げると定着長さが確保しやすくなります。
また、真ん中辺りでクランク状に曲がっているのは、基礎の中の鉄筋が何本も重なり、その中心付近にアンカーボルトが設置できない場合、そのクランク形状を利用して、基礎の巾の中心付近にアンカーボルトがセッティングできるようにする為です。
許容応力度計算によって設計された基礎の配筋は、「鉄筋だらけ!?」という感じになる場合もあり、そんな時にはこのアンカーボルトでないと、うまく設置できません。
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