2020.04.14

Stay at home

お客様担当の澤田です。

最近メルマガに力入れているもので、ブログが疎かになってしまってすみません。

どこに行っても何を見ても コロナ、コロナ、コロナ。

もうね、嫌になりますね

恐いなって思うのは、コロナだけではなく人間も。

ウソの情報を流したり、それに踊らされたり、差別がおこり、自己中になり、誰かのせいにしたり、、、

こういう時って、人の本性が見えてしまうんですよね。

でも世の中そんな悪い人ばかりでも無い。

誰かのために尽くしてくれる人もいるから何とか持ちこたえている訳で(いや、あんまり持ちこたえられてないか)、少なくとも私は、マルトはそうでありたいと思っております。

昨日工務店仲間がメルマガで、同じく工務店仲間(仲間って言うか目指すべきすごい工務店さんです)の大変素晴らしいブログを紹介してくれてました。

「そうそう、俺らがやりたい事、言いたい事ってこれなんよね」

と思わず頷く内容。

ここにそのまま紹介しようかとも思ったのですが、もう少し自分の言葉で説明したかったので、

まるパクリせずに、私の考えもおりまぜ、マルトの考える家造りへの思いをここに書かせてもらいたいと思います。

ちなみに、自邸(いよいよ家づくりが始まります!)はまさにこんなコンセプトが根本にあって、それを表現した家にするつもりです。

コロナウィルス感染を抑えるべく、

Stay at home(家にとどまりなさい。家にいましょう。)

が世界的に叫ばれています。

でもその家って、一日いられるほど快適な家ですか?

一日家にいるとして、あなたはその家で豊かに暮らせますか?

コロナの影響で恐らく世界は大きく変わると思います。
残念ながら、昨日まで出来た事、去年まで常識であった事が出来なくなるようになるでしょう。
私には全く想像も出来ない、社会構造にも大きな影響を及ぼすような問題も出てくるんでは無いでしょうか。

ブログを書かれている工務店の社長さんは要約すると今の状況をこのように表現されてます

 今回のコロナウィルスの流行は完全に文明の転換期となる

 行き過ぎた資本主義。
 行き過ぎたグローバリズム。
 そして環境問題。

 世の中の物差しは、なんでもお金・お金で、格差は広がり、豊かさを感じる人が減っていった

 経済的合理性を追求してきた反動か、環境破壊、異常気象で地球にも限界が来ていた。

 「このままじゃヤバイよね」と薄々わかっていたし、誰しもが思っていた、
 その矢先に降ってきたコロナウイルスにより、今までとは180度、価値観が変わってしまう。

資本主義が悪いとは言いませんが、すくなくとも住宅業界においてその弊害はかなり大きいと思います。

金を物差しにして、経済的合理性を追求し、世界中で一番安く作れるところに製造拠点を移転してきました。

その結果、安い家が出来、工業化されて職人が不要になり、家を建てる時の「棟上げ」が無くなり、村の住人総出でお手伝いするコミュニティの場であったこの棟上げという一大イベントも無くなり、近所の子を叱れる親、畑の野菜を分け合うような近所付き合いも無くなりました。


変わって、大きな資本を持つハウスメーカーが、画一化された方形の分譲地の開発を行い、そこにパッと見ても見分けがつかない同じデザインと仕様の家が立ち並び、工場で出来上がった部屋を組み立てるだけの家が立ち並びました。

一般的に建売住宅の分譲地はこんな感じです。

建売は読んで字の如し、既に建ってる家を買うので、当然ですけどお引越しするまではお隣の顔も知りません。全ての若い方がそうではありませんが、比較的お若い方は、住みだしても出来れば隣とは関わりたくない、助け合いもおつきあいも出来れば無いような分譲地をご希望される方が多く、住まれてからは、ご近所と揉めてるような話もよく聞きます。


おひざ元の多賀町でも同じです。大きな資本は入っていませんので、色んなハウスメーカーや工務店が建てたもんですから、まぁ統一性の無い事(苦笑)

多賀町のような山や田んぼしかない風景の中に、今時のデザイン、性能だけを重視した家、景観なんてまるで関係無い屋根がとんがった家(素人みたいな言い方ですいません)、ガルバリュウムの倉庫みたいな家などが建ち並んでいます。

これら全てが、工業化された家のせいではありませんが、少なからず影響はあったと考えます。

家を建ててそこで暮らすのはこういう事だと思われますか?
他はどうでも良くて、自分達だけ良かったら良いんですかね?

金八先生が言ってますよね人って字は支え合いながら生きてるからこの字なんだって

我が家は塀はしません。

もちろん庭の木等で最低限のプライバシーの配慮はします。
でもそれだけです。

隣とを遮る物はなく、どこからでも入れます。

近所挨拶には家族皆で行きました。

古い在所なので、やはり高齢の方ばかり。
でも皆さん「お互い様やから」「これからもよろしくね」と快く挨拶してくださいますし、早速うちの坊主と娘をかわいがってくださってました

つまり、家って自分達が住むだけの場所じゃないんですよね
そこでの暮らしも暮らし方も含めて家になるんです。

地域の中の一軒であって、コミュニティの中の一員なんです。

住めれば何でも良いとすこしでも安く家を建て、

その変わりに、飛行機使って海外旅行だ、ブランド品を買う。

ガソリンだだもれの高級車にのって、高級レストランに行く。

ちょっと極端な例えでしたが(苦笑)

家の外での暮らしが華やかで豪華であれば”豊か”な暮らしと思っていた。

果たしてそれは本当にそうだったのか?

コロナウィルスのせいで、ほとんどの方が、休日も平日も自宅で過ごされてる事と思います。

緊急事態宣言は5月6日の1カ月後までの予定ですが、もしかするともっと長続きするかもしれませんし、7都府県だけでなく全国に広がるかもしれません。

価格が安かった、見た目かっこよかった、性能が良かった、ネームバリューがあって安心だった理由で決めた今お住まいの家で、本当に豊かに暮らせてるのでしょうか

庭をいじる、畑をする、家族が集まれる場所、子供達が遊ぶ所、在宅ワークの出来る場所、奥様だけでなく家族揃って料理出来る場所。


そんな居場所は居間だけで、ただテレビを見たりゲームをするしか機能が無い家になってしまっては、豊な暮らし、長く続く家での暮らしには限界が訪れてしまいます。

今回のコロナウィルスは、改めて「暮らし」について私達に問いかけているようにも思えます。


不謹慎ではあるのですが、そろそろ人間は色んな事に気付かなきゃいかんよという地球からのメッセージなのかもしれません

どんなに金があっても、どんなに貧乏でも、有名人でも一般人でも、この病気に忖度はありません。

感染を抑えるには家にとどまらなければならないと、このコロナウィルスは言っています。


何れ特効薬が出来、インフルエンザや他の病気と同じになる時期が来ると思いますが、またその次の未知なるウィルスや災害いつ来るかもわかりません。その時にはまた

Stay at home(家にとどまりなさい。家にいましょう。)

になります。

その時にいかに豊かに暮らせるかを考える事は、当然何でもない普段の暮らしも豊かにしてくれます。

まだ確かな情報ではないですが、今回のコロナウィルスの特徴について、ドイツの研究者が学術誌で、

「金属、ガラス、またはプラスティックなどの無機物の表面でも生き続け、さらにその感染症は「2時間から9日程度」維持する」

と発表したそうです。


自然素材、特に無垢の木や土で囲われた空間は無機質な空間ではありません。
安い家やハウスメーカーの家は、壁やドアが汚れてお客様からクレームにならないようにビニールの表面材を貼っています。

床も傷がつかないように、樹脂系のツルツルの塗料の膜が表面に施されています。

さて、どちらがウィルスにとって生存しやすい環境だと思いますか?

高気密、高断熱の家で温度差の無い空間は家族の健康を守ると共に、ストレスも無くなる事で免疫機能も高めてくれる事でしょう。

また、高気密の家は計画的な換気が可能で、空気汚染(ウィルスという意味ではありません。室内の空気環境の汚染という意味です)もありません。

高い耐震性能は、災害時に家族の命を守り、

太陽光とV2H(Vehicle to Home=電気自動車を家庭の電力として利用するシステム)でその後の暮らしも支えます。


あっ、これは私の家の事です。

ついでに私の自宅の計画をすこし説明させて頂きますと、


在宅勤務や、学びのための

スペースなど、そこかしこに家族の居場所を造り、

外のつながりと、外での暮らし、

また、家族それぞれの趣味が楽しめる場所も作り、

「外に出るより、家にいるほうが楽しい家」

そして、

「地球と、地域と、家族と、長期にわたり共に暮らしていける家」


住まいは住むだけでなく、豊かな暮らしが出来る場所でなければならない。

そう思っていましたし、そう伝えたいとも思い今回の自邸を考えました。

今後の弊社の指針となるような家になるでしょう。


たぶん人類は、これから何十年も、
コロナウィルスと共存して過ごさねばならないでしょう。

コロナウィルスと共生してゆく時代は、
今まで以上に、家の価値が出てくる事は間違いないと思います。

Stay at home(家にとどまりなさい。家にいましょう。)


はからずともこの形を目指していた、自邸の完成は9月
ようやく工事が始まり出しました。

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家づくりにはたくさんの落とし穴があります。

建てる時には教えてくれないこともあります。

誰だって出来るだけ安く家を建てたい

それは当たり前のこと

でも、建てる時の費用を安くするための選択が

光熱費のやたらかかる、寒くて暑い家になってしまったら?

10年後、20年後に何百万とコストのかかる家になっていたら?

残念ながらそういったことが実際にあるのです

建てる前に知ってたら、こうしていたのに!

という事も少なくありません。

そんな悔しい思いをする人を一人でも減らしたくて

「家を建ててからかかるお金の話知っていますか」

という小冊子を作りました。

これを読んだうえで、

納得の家づくりをして頂きたいと、心から願っています。

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