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工務店としての日々の仕事の中から、「これは家を建てる前に是非知っておいて欲しい」という
基本的な家づくりの知識や、家づくりや暮らしについてのちょっとしたヒント、
マルトからのお知らせなども記事にしています。
気になる単語でも検索できます。例:「資金計画」「土地」「間取り」など

マルトの日々
2022.05.06

豊かな暮らしとは?

多分、これに正解は無いように思います。
豊かに感じるポイントはひとそれぞれですよね。

都会の真ん中で便利に暮らせるのも
田舎暮らしで自然に囲まれる暮らせるのも
ご近所との良い関係のお付き合い
子供がスクスク育つ環境

などなど、豊かなポイントはたくさんあります。

このGWの3日間のお休みは、完全な私の主観ではありますが、豊かさとは?を知る事が出来た3日間でした。

私の3日間はどなたにとっても”良い時間”ではないと思いますが、こんな暮らしも楽しいよねって思えるのではないかと思い、あまり家造りには関係ない話なのですがブログに書かせてもらいました。

参考にして下さいと言えるまでの内容ではありませんが、何かのヒントになれば幸いです。

今年のゴールデンウィークは、3日、4日、5日と三日間お休みを頂きました。

特に予定もなかったんですが、コロナの行動規制がほぼ無くなった状態での久しぶりのGWですから、シャレにならん人出になるんじゃなかろうかと、休みは畑や庭をする事と子供とは近場で遊ぶ事にしました。

初日(5月3日)

まず、朝7時過ぎから庭の草むしり。
2週ほど前からそこそこしていたので、今日は2時間弱で終了です。

天気も良かったのと、庭が出来て1年半ほどで、大分木々も育ってきましたので、緑も濃くなって、ちょっとずつですが森に近づいてきています。

2年や3年で形にはなりませんが、木々の成長も楽しみながら庭を楽しんでいきたいと思います

その後、畑に植える苗と肥料を買いにお買い物へ。
実家に頼まれた買い物もあり、嫁さんや子供の買い物など色々あって、夕方4時すぎに帰宅。

「こないだ開墾記を書いてたのに、もう植えるの?」って感じじゃないですか?

子供に、「植えたい! 植えたい!」とせがまれまして、止む無く一部だけ畑を始めようと苗と種を買いに行った訳です。
子供のやりたい事ですから出来るだけやりたいように、、、
と考えたのが間違いの元

植えた野菜の種類が何と13種類!

とうもろこし
すいか
ホウレンソウ
メロン
茄子
ピーマン
トマト
万願寺とうがらし
ごぼう
ソラマメ
じゃがいも
にんじん
ねぎ

時期外れもありますし、うまく育てられる自信もないのですが、まぁとにかくやってみるかって感じです(苦笑)

そんな訳ですから、買ったその日から、子供は植えたいとせがむのですが、まだ掘り起こしただけの状態ですから、畑と呼べるほどの代物ではありません。
肥料もやって無ければ、ほぐされてもいません。
ちょっと固めの粘土みたいなものですね。

なので、庭づくりの頃に買って放置していた畑土を混ぜ合わせて、出来るだけ栄養価のある土にし、作物を育て安い土壌になるよう、夕方から混ぜながら耕し始めました。

植えるのは明日とゆう事にして、子供達も混ぜるのをお手伝い。
まだ流石に役に立つレベルではないので、クワを持たせて遊ばせていました。

すると、裏のおじさんおばさんが、自分の所の畑作業からちょうど帰ってこられまして、

「トラクター走らせたろか?」

と、何と何と機械でほぐして下さるとの事。
多分、人力でやってる私と子供達を見て不憫に思われたのかと思います。
まぁ、それはそれで楽しんでいたのですが、何にしろめちゃくちゃありがたいお申し出(笑)
もちろんお願いしました。

あっというまにほぐし完了!
20分ぐらいかな。

いやー、助かりました。

トラクターによるほぐしが終わった頃、おばさん(この方、畑マイスターです)から、土づくりのレクチャーを受けました。

友人が鶏糞とか牛糞とか腐葉土混ぜてやれば?とアドバイスをくれたので、その準備していたら、「ダメ」とのご指摘

悪い訳ではなく、今すぐは逆に虫が付きやすくなるそうで良く無いとの事
鶏糞・牛糞は最低でも1カ月は撒いて撹拌して寝かしておかないとダメだそうです。

知らなかった、、、

なので、まずは石灰で土を消毒し、アルカリ性にするのがスタートとの事で、肥料は一旦使わずで今日はストップです。

子供達は、耕すのも楽しんでいたので役目を取り上げてしまったのですが、流石におじさんに「やらないで」とは言えない(苦笑)
実際、私的には助かりましたしね。

トラクターをしてもらってる時は子供達は眺めるだけだったのですが、ちょうどその頃にナナメ前の家の空き地で、里帰りされてる娘さん夫婦が夕涼みされてました。
あとで子供に聞いたのですが、どうも夫婦で学校の先生をされてるそうで、
「一緒にお菓子食べよう!」
と二人を誘ってくれました。

結局、私が畑マイスターのレクチャーを受けてる間、ずっと面倒見てくれた感じです。

どちらももちろん頼んだ訳ではないです(何となく目で訴えてたかも~)
ご近所さんからお声がけ下さって、本当に助かった初日でした。

2日目

またまた朝7時から畑作業。

昨日のうちに石灰を買いに行ったので、子供が来るまでに石灰撒いて、まぜるのにクワを走らせます。

混ぜ終わって畦を作りかけた頃に子供達が参上。

買った苗や種を植えていきます。

うまく出来るかわからないけど、育ててみたいと思う気持ちを持ってくれるのは一つ良い事。
うまく育つように土をそっとかけてあげなさいと伝えると、下の子は「大きくなぁれ」とおまじないかけながら、そっと土をかけてます。

喜ばしいというか微笑ましい光景と、何となく教育も出来てるのかなと。

畑作業を午前中で終らせて、今日は実家の在所がお祭りなので実家へ行く事にしました。
お祭りといっても、子供がいない限界集落状態の在所ですから、祭行事や神輿がある訳ではありません。
ですので、ただただ遊びに行くだけ。

実家では恒例の魚釣りです。
犬上川の上流ですので、水の透明度はなかなかで、川魚たちもたくさん生息しています。
実家に行くと、必ず釣りに行くのですが、毎回釣れるのはアブラケ(正式名はアブラハヤ)のみ。
今年こそ鮎、イワナを目指しましたが、全く釣れず、、、

適当な仕掛けですからね、釣れる訳ありません(苦笑)。

結局あきらめて、サバイバル好きな長男の為に村の中の川や山を探検に行きました。
TV番組の”冒険少年”やサバイバル本が大好きなので、「探検」というと内容はクソみたいな形でも大喜びで歩きます。

獣の骨を見つけたり、石投げたり、カニ探して川にはまったり、石だらけの河原で転ぶ痛さを知ったり。
まぁ、本当に色んな体験が出来ます。

探検終わると、実家で晩御飯。
もちろん、普段我が家で食べる事のない牛肉。
おいしゅうございました。

3日目

早起きして、昨日植えた種と苗への水やりです。
息子は同じタイミングで置きましたが、娘は起きようともしません(笑)。
よって、息子と二人で水やり。

今朝(5/6)は息子の方が早起きして、先に水やりをしてくれてました。
自分で植えたいと言い出した責任を感じているのか、楽しいのかよくわかりませんが、積極的にやってくれるのはありがたい事ですね

水やりが終わると、もらった花の苗を植えたり、少しだけ庭の手入れをし、リビングに戻りました。
窓から見える緑も良い感じ。


庭仕事は小一時間で済ませ、この日もまた多賀町内にて色々遊びに行く予定となっていました。

スタートは、多賀町の歴史を知るスタンプラリーのような物をやってみました。

こういうの嫁さんが色々調べてくれるので助かります。
たいした遊びではないですが、その場所にいってクイズに答えるとカンバッチが貰える。
そのカンバッチがあると、いくつかの多賀町の施設でのフリーパス券になるんですね。

まず、町内にある胡宮(このみや)神社に行き、クイズを解きながら散策。
全く知らなかったのですが、この神社の奥に敏満寺石仏谷墓跡なるものがあるらしく、何でも中世では国内最大だそうです。
知らんかったー。
こんなのあえて行かなきゃ全くわかりません(苦笑)

その後、別名”あけぼのパーク”の町立図書館へ行き、アケボノゾウのクイズに答えてカンバッチゲットです。

そのカンバッチをつけて、次は高取山ふれあい公園へ

ここが今回の休みの最大イベントである「宝探し」が出来る場所。

「こんなイベントやってるよ」と、これまた嫁さん情報。
多賀町にあるイベントなら、うちの奥様知らない事は無いんじゃないかなって思うぐらいです。
また違った意味にはなりますが、地域とのつながりを感じずにはいられません。

ここでも謎を解きながら、宝の地図をゲットし、ヒントとなる宝箱を探して、最終的に大きな宝箱を開けるという遊びです。


こんな山の中を歩いていきます。散策というよりほぼ山登り。
下の娘はグロッキーでしたが、冒険大好き長男は遥か前方に。

こんな宝箱が5カ所ほどあって、そこに次につながるヒントが入っています。


途中の東屋で休憩の予定がジャングルジムみたいな東屋だったもんですから、必然的に遊びだします。


全てのヒントを総合して最後の大きな宝箱の謎解きにチャレンジ!
謎解きは親の担当。
めっちゃ難しかった~

この宝探しは山の中を散策しながらになるので、良い運動になりますし、とにかく子供のテンションが違います
宝の地図とヒントを頼りに、山の中を駆け回る駆け回る(苦笑)
無駄な体力使いまくってましたが、自分達で考えながらやってたのを見て少し成長を感じました。

あと息子が木の名前を知ってた事に驚き!
「おとうちゃん、あの木は何?杉か?」
と杉をしってた事にビックリでした。

言っていた木は松でしたけど、ちょうど松・杉・桧が生えていたので説明しておきました。

その後、米原の公園に行ってアスレチックして、帰ってからはやってなかった宿題を仕上げ、まだ日が落ちてなかったので、庭先の駐車場で暗くなるまでキャッチボールしてました。

と、何だかんだで大忙しな3日間でしたが、移動距離が短いおかげで、内容濃いお休みとなりました。
というか、多賀町でこれだけ遊べる事に、長い事多賀に住んでますが初めて知りました。

さてさて、本題の豊かな暮らしです。

もう説明いりませんよね。

まず、古い在所で暮らす事で、人とのつながりやご近所付き合いのありがたさを知る事が出来ます。
古い在所ですから、大きな土地を格安で買う事が出来るので、庭や畑造り、そこに子供達も参加させることで、育てる事や面倒をみる事など、なんていうのかなー、思いやる気持ち?みたなものも学ばす事が出来ますよね。
もちろん、野菜が取れれば家計にもありがたいですし、老後のヒマつぶしには最適です。
田舎暮らしは都会暮らしに比べ不便ではありますが、こんな時でも渋滞知らずで一日中満喫できます。
金を払って出来るとか既にあるものではなく、遊びを自分で考えるという想像力も養えそうですね。
また自然の中で学べる事ってたくさんあります。
危険の察知、木々の働き、生命の営み等々

もっとたくさんあるようにも思いますが、とにかく田舎暮らしって今の時代ではなかなか得れない体験が出来ているのかなと思います。

今時の子供は色んな物がありすぎて(そういう意味では豊かすぎる)遊び方を知らないというか考えない。
自然に出る、外に出ると色んな学びがあったり出会いがあります。
その全てが自分の学びになる。
智となり肉となる。
良い事も悪い事もありますが、その全てが最終的に豊かさにつながるのかなと思います。
子供目線で書きましたが、大人にとっても同じですよね。

自然との繋がりや地域とのつながりがある事が、自分達の暮らしをこんなにも豊かにしてくれているのかと気付かされた、大変貴重な3日間になりました。

マルトの日々
2020.04.14

Stay at home

お客様担当の澤田です。

最近メルマガに力入れているもので、ブログが疎かになってしまってすみません。

どこに行っても何を見ても コロナ、コロナ、コロナ。

もうね、嫌になりますね

恐いなって思うのは、コロナだけではなく人間も。

ウソの情報を流したり、それに踊らされたり、差別がおこり、自己中になり、誰かのせいにしたり、、、

こういう時って、人の本性が見えてしまうんですよね。

でも世の中そんな悪い人ばかりでも無い。

誰かのために尽くしてくれる人もいるから何とか持ちこたえている訳で(いや、あんまり持ちこたえられてないか)、少なくとも私は、マルトはそうでありたいと思っております。

昨日工務店仲間がメルマガで、同じく工務店仲間(仲間って言うか目指すべきすごい工務店さんです)の大変素晴らしいブログを紹介してくれてました。

「そうそう、俺らがやりたい事、言いたい事ってこれなんよね」

と思わず頷く内容。

ここにそのまま紹介しようかとも思ったのですが、もう少し自分の言葉で説明したかったので、

まるパクリせずに、私の考えもおりまぜ、マルトの考える家造りへの思いをここに書かせてもらいたいと思います。

ちなみに、自邸(いよいよ家づくりが始まります!)はまさにこんなコンセプトが根本にあって、それを表現した家にするつもりです。

コロナウィルス感染を抑えるべく、

Stay at home(家にとどまりなさい。家にいましょう。)

が世界的に叫ばれています。

でもその家って、一日いられるほど快適な家ですか?

一日家にいるとして、あなたはその家で豊かに暮らせますか?

コロナの影響で恐らく世界は大きく変わると思います。
残念ながら、昨日まで出来た事、去年まで常識であった事が出来なくなるようになるでしょう。
私には全く想像も出来ない、社会構造にも大きな影響を及ぼすような問題も出てくるんでは無いでしょうか。

ブログを書かれている工務店の社長さんは要約すると今の状況をこのように表現されてます

 今回のコロナウィルスの流行は完全に文明の転換期となる

 行き過ぎた資本主義。
 行き過ぎたグローバリズム。
 そして環境問題。

 世の中の物差しは、なんでもお金・お金で、格差は広がり、豊かさを感じる人が減っていった

 経済的合理性を追求してきた反動か、環境破壊、異常気象で地球にも限界が来ていた。

 「このままじゃヤバイよね」と薄々わかっていたし、誰しもが思っていた、
 その矢先に降ってきたコロナウイルスにより、今までとは180度、価値観が変わってしまう。

資本主義が悪いとは言いませんが、すくなくとも住宅業界においてその弊害はかなり大きいと思います。

金を物差しにして、経済的合理性を追求し、世界中で一番安く作れるところに製造拠点を移転してきました。

その結果、安い家が出来、工業化されて職人が不要になり、家を建てる時の「棟上げ」が無くなり、村の住人総出でお手伝いするコミュニティの場であったこの棟上げという一大イベントも無くなり、近所の子を叱れる親、畑の野菜を分け合うような近所付き合いも無くなりました。


変わって、大きな資本を持つハウスメーカーが、画一化された方形の分譲地の開発を行い、そこにパッと見ても見分けがつかない同じデザインと仕様の家が立ち並び、工場で出来上がった部屋を組み立てるだけの家が立ち並びました。

一般的に建売住宅の分譲地はこんな感じです。

建売は読んで字の如し、既に建ってる家を買うので、当然ですけどお引越しするまではお隣の顔も知りません。全ての若い方がそうではありませんが、比較的お若い方は、住みだしても出来れば隣とは関わりたくない、助け合いもおつきあいも出来れば無いような分譲地をご希望される方が多く、住まれてからは、ご近所と揉めてるような話もよく聞きます。


おひざ元の多賀町でも同じです。大きな資本は入っていませんので、色んなハウスメーカーや工務店が建てたもんですから、まぁ統一性の無い事(苦笑)

多賀町のような山や田んぼしかない風景の中に、今時のデザイン、性能だけを重視した家、景観なんてまるで関係無い屋根がとんがった家(素人みたいな言い方ですいません)、ガルバリュウムの倉庫みたいな家などが建ち並んでいます。

これら全てが、工業化された家のせいではありませんが、少なからず影響はあったと考えます。

家を建ててそこで暮らすのはこういう事だと思われますか?
他はどうでも良くて、自分達だけ良かったら良いんですかね?

金八先生が言ってますよね人って字は支え合いながら生きてるからこの字なんだって

我が家は塀はしません。

もちろん庭の木等で最低限のプライバシーの配慮はします。
でもそれだけです。

隣とを遮る物はなく、どこからでも入れます。

近所挨拶には家族皆で行きました。

古い在所なので、やはり高齢の方ばかり。
でも皆さん「お互い様やから」「これからもよろしくね」と快く挨拶してくださいますし、早速うちの坊主と娘をかわいがってくださってました

つまり、家って自分達が住むだけの場所じゃないんですよね
そこでの暮らしも暮らし方も含めて家になるんです。

地域の中の一軒であって、コミュニティの中の一員なんです。

住めれば何でも良いとすこしでも安く家を建て、

その変わりに、飛行機使って海外旅行だ、ブランド品を買う。

ガソリンだだもれの高級車にのって、高級レストランに行く。

ちょっと極端な例えでしたが(苦笑)

家の外での暮らしが華やかで豪華であれば”豊か”な暮らしと思っていた。

果たしてそれは本当にそうだったのか?

コロナウィルスのせいで、ほとんどの方が、休日も平日も自宅で過ごされてる事と思います。

緊急事態宣言は5月6日の1カ月後までの予定ですが、もしかするともっと長続きするかもしれませんし、7都府県だけでなく全国に広がるかもしれません。

価格が安かった、見た目かっこよかった、性能が良かった、ネームバリューがあって安心だった理由で決めた今お住まいの家で、本当に豊かに暮らせてるのでしょうか

庭をいじる、畑をする、家族が集まれる場所、子供達が遊ぶ所、在宅ワークの出来る場所、奥様だけでなく家族揃って料理出来る場所。


そんな居場所は居間だけで、ただテレビを見たりゲームをするしか機能が無い家になってしまっては、豊な暮らし、長く続く家での暮らしには限界が訪れてしまいます。

今回のコロナウィルスは、改めて「暮らし」について私達に問いかけているようにも思えます。


不謹慎ではあるのですが、そろそろ人間は色んな事に気付かなきゃいかんよという地球からのメッセージなのかもしれません

どんなに金があっても、どんなに貧乏でも、有名人でも一般人でも、この病気に忖度はありません。

感染を抑えるには家にとどまらなければならないと、このコロナウィルスは言っています。


何れ特効薬が出来、インフルエンザや他の病気と同じになる時期が来ると思いますが、またその次の未知なるウィルスや災害いつ来るかもわかりません。その時にはまた

Stay at home(家にとどまりなさい。家にいましょう。)

になります。

その時にいかに豊かに暮らせるかを考える事は、当然何でもない普段の暮らしも豊かにしてくれます。

まだ確かな情報ではないですが、今回のコロナウィルスの特徴について、ドイツの研究者が学術誌で、

「金属、ガラス、またはプラスティックなどの無機物の表面でも生き続け、さらにその感染症は「2時間から9日程度」維持する」

と発表したそうです。


自然素材、特に無垢の木や土で囲われた空間は無機質な空間ではありません。
安い家やハウスメーカーの家は、壁やドアが汚れてお客様からクレームにならないようにビニールの表面材を貼っています。

床も傷がつかないように、樹脂系のツルツルの塗料の膜が表面に施されています。

さて、どちらがウィルスにとって生存しやすい環境だと思いますか?

高気密、高断熱の家で温度差の無い空間は家族の健康を守ると共に、ストレスも無くなる事で免疫機能も高めてくれる事でしょう。

また、高気密の家は計画的な換気が可能で、空気汚染(ウィルスという意味ではありません。室内の空気環境の汚染という意味です)もありません。

高い耐震性能は、災害時に家族の命を守り、

太陽光とV2H(Vehicle to Home=電気自動車を家庭の電力として利用するシステム)でその後の暮らしも支えます。


あっ、これは私の家の事です。

ついでに私の自宅の計画をすこし説明させて頂きますと、


在宅勤務や、学びのための

スペースなど、そこかしこに家族の居場所を造り、

隣の神社の緑を借景にした窓

外のつながりと、外での暮らし、

また、家族それぞれの趣味が楽しめる場所も作り、

「外に出るより、家にいるほうが楽しい家」

そして、

「地球と、地域と、家族と、長期にわたり共に暮らしていける家」


住まいは住むだけでなく、豊かな暮らしが出来る場所でなければならない。

そう思っていましたし、そう伝えたいとも思い今回の自邸を考えました。

今後の弊社の指針となるような家になるでしょう。


たぶん人類は、これから何十年も、
コロナウィルスと共存して過ごさねばならないでしょう。

コロナウィルスと共生してゆく時代は、
今まで以上に、家の価値が出てくる事は間違いないと思います。

Stay at home(家にとどまりなさい。家にいましょう。)


はからずともこの形を目指していた、自邸の完成は9月
ようやく工事が始まり出しました。

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建てる時には教えてくれないこともあります。

誰だって出来るだけ安く家を建てたい

それは当たり前のこと

でも、建てる時の費用を安くするための選択が

光熱費のやたらかかる、寒くて暑い家になってしまったら?

10年後、20年後に何百万とコストのかかる家になっていたら?

残念ながらそういったことが実際にあるのです

建てる前に知ってたら、こうしていたのに!

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マルトの日々
2019.12.12

本質を見極める

おーっ! 恐ろしい御題目!!
御題目ほどすごい内容ではないので、最初から読まないか、クレーム入れない人のみ読んで下さいね

 

昨日はお休み頂いて、子供達を連れて三重県まで行ってきました。
目的はベビースターラーメン作り!

リンクはこちら。おやつカンパニー おやつタウン

 
工場見学が出来るだけでなくて、子供達の遊具スペースがあったり、お菓子作りの体験があったりで、そこそこ楽しめるんじゃないでしょうか?

朝早くに行ったもんですから、遊び切った子供から「別のとこで遊びたい」の要望で、松阪市のこどもの城へ

リンクはこちら。こどもの城

ここからが本題。

こんなの見付けました。



さすが三重県!さすが松阪!
三重の木の普及に向けていろんな取り組みしてるんやねー

感心感心・・・

って、ちょうまって!!!



柱、集成やん!



桧の床は無地でキレイやけど、表面になんか固いもん塗りつけてるし(ウレタン系の塗装被膜と思われる)

 



よく見りゃ、机もイスも全部塗ってるやん

匂いも無ければ、手触りもツルツル、
温かみも何にもない。


運営側の気持ちはわかります。


・汚れると清掃しにくいから無垢では困る
・ササクレが刺さってクレームくるのも困る


違うかもわからんけど、木材側の気持ちもわかります


・「こんなにキズ付くなら桧は無しやな」って思われると困る
・汚れて、色が変わってみすぼらしくなって、「無しやな」って思われると困る
・県、大手企業とのタイアップで思いとは違う方向性になってしまった



いや、桧(国産無垢の木の)の良さ消してしまってるでしょーよ



・匂い成分には癒しの効果が
・触感は五感を刺激します
・やわらかさでケガの防止
・汚れや傷は、思い出や味わいですよ



本質を理解しなけりゃ使う意味は無いですし、長続きしないと思います。

見た目だけ無垢、かっこいいから無垢、売れそうだから無垢

何とかして売りたい気持ちはわかるけど、本質を理解した上で使ったりデザインしないと、それは飽きられるか廃れるだけだと思うんです。

うちもまだまだですが、出来るだけ木の本質を理解し、意味のある使い方と設計をしていこうと取り組んでいます。

もちろん売れなきゃ食っていけないし、食っていく為には多少の無理も聞かなきゃいけない。

そういう事はこそーっと裏で(これはこれで批判されそうですが・・・)やれば良い事で、”公”で宣伝する時は、せめて物の本質を理解してもらえる物にしてもらいたいと感じた休みでした。

 

 

マルトの日々
2019.11.05

マルトの秋祭り

毎年11月に、日ごろのお客様のご愛顧に感謝する秋祭りを開催しております。
今年も先日(11月2日)開催させて頂きました。

?

晴天の秋空の元



沢山のお客様がご来場くださいました!


自分で作った割りばし鉄砲で景品を落す!お子様に限らず、若いお父さんにもあまり馴染みのない遊びですよね。



秋の味覚焼き芋! 準備ミスで、焼き芋ではなく蒸し芋に・・・すみませんでした。


今年の木工教室はティッシュケース。いわゆるティッシュ用とトイレットペーパーを居室で使えるようなケースと、街角で配られている携帯用を部屋で使える小さめのケースの三種類にチャレンジして頂きました。


今回は簡単だったので、塗装までやって頂きました。なかなかの出来栄え。


日程については賛否両論あるのですが、
・夏祭は食中毒や日射病が恐い
・9月、10月は運動会や文化祭など、学校・地域のイベントが多い
等の理由で11月の第1週に開催しておりますが、
「第1週は文化の日と重なるので日を変えて欲しい」
「夏にしてくれると、木工教室が子供の夏休みの宿題になるのでありがたい」
など、ご意見を頂いており、正直いつが一番良いのか悩んでおります。

ブログをお読み頂いてる皆様からご意見頂けると幸いです。

今年も200名を超えるお客様がご来場くださいました。

毎年色々考えて大変ですよねー
準備って大変なんじゃないですか?
毎年毎年感謝してたらキリないですよー

なんて言葉をいつもお客様から言われます。

確かに、毎年色々考えるのも準備(片付けはもっと)も大変ですし、いつまで感謝し続けるんですかねー。。。

お答えしましょう。もちろんずっとです!

まず、この感謝祭は弊社とご契約させて頂きましたOB様への感謝と、これから弊社とご縁が生まれそうなお客様へマルトっていう会社を知って頂きたいという目的があって行っておりますが、もう一つ大事な意味があります。

お引渡しをさせて頂く時に必ず最後にお伝えする言葉があります。
「家造りはこれで終わりますが、本当のお付き合いはこれからになります。末永いお付き合いよろしくお願い致します」

家造りはイコール”家守り”のスタートです。

何か不具合があれば、すぐにメンテナンスに行くのはもちろんですが、10年、20年と住んでいきますと、家族構成が変わったり、暮らし方が変わって、いわゆるリフォームや修繕といった工事が出てきます。

そういった変化があればこの場で伺って、暮らし方のアドバイスだったり簡単な相談が出来る場として利用させて頂いたり

もっと具体的な問題点があれば、それを改善できる提案が出来るような聞き取りの場として活用させてもっらております。

長く住んで頂くと、何かしらの改善や修繕工事が出てきますので、その事への感謝もあり、更に住んでから感じた良かったとこ悪かったとこを聞きながら、これからの家造りにつなげていく為の情報収集をさせて頂けた事への感謝なども含まれている感謝祭なんです。

その他にも、毎年全ての御宅に定期点検には行けませんので、ご来場頂く事で近況を伺える事や、普段は私(営業担当)と担当の現場監督しかお施主様には会えないので、全社員にお客様のお顔を知ってもらう事で円滑な関係が構築出来るなど、弊社としてはメリットしかありません。

ですので、毎年開催しております。
「今年で何年目ですか?」って聞かれたんですが、気付くと12回目!
これだけ長く続けられるのもたくさんの御施主様のおかげです。
ありがとうございます。

個人的には、御施主様の笑顔と出会える1年に1回の機会ですので、叶うなら全てのお客様とお会いしたいので、来年はもっともっと楽しいイベントにして、たくさんのお客様が来ていただけるようにしたいと思っています。


写真だとちょっとわかりにくいんですが、積み木で街が造られてました。なかなかのデザイン力でしたの、思わずパシャリ。

マルトの日々
2019.09.07

プラスチックごみの衝撃

?プラスチックごみの衝撃

 

 

ようやく殺人的な暑さもやわらぎ、過ごしやすくなったなと思っていたら、各地ですごい雨になっているみたいで、被害も出ている模様です。台風も次々やってきますが、早く天候が回復し、落ち着いた日常を取り戻されるように祈っています。

 

この頃のおかしな天気も含めて、地球の環境はどうなっているのでしょうか。

 

資源ごみのウソ

 

実は私、ショックを受けています。こないだのニュース番組が衝撃的でした。特別エコノミストでも何でもありませんが、私なりにせっせとゴミは分別して(彦根市在住です)、汚れたプラスチック類は洗って、プラスチックごみ(資源ごみ)として出していました。

ところが番組のコメンテーターによると、日本のプラごみは8割がたが中国や途上国に輸出されていたそうで、それらの多くが汚れたプラスチックが混入していることを理由に放置されていたそうです。今後は輸出も出来なくなるそうです。皆さんはご存知でしたか?

 

私のせいだったかも?

 

時折テレビで流されるかわいそうなニュース。プラごみを食べて死んでしまった動物たち。そんなニュースを見るたびに、動物好きの私としては

「どこの誰がプラごみを放置するねん!!ちゃんとゴミとして処分してよ!!」

今となっては私の出した資源ごみという名のプラごみが、海を渡って何も知らない動物たちを死に至らしめていたのかも・・・

 

住宅がゴミになるとき

 

 

住宅の解体

 

そんなこんなを考える時、「家」はどうなんだろうと思いました。

実はオットの実家を今年の春に解体しました。築60年以上の木造家屋です。1日2日でパンパン?ッて潰しておしまい!!と思っていたら大間違いでした。

解体する前に可能な限り手作業で素材ごとに分別して、解体も分別しながら進められていきます。リサイクルできるもの、焼却するもの、埋め立てるものを最終的には(いくつかの業者の手を渡って)40項目以上に分別してから処分されます。

細かく分別して可能な限りリサイクルするのは素晴らしいですね。でも、それでもゴミは出るわけだから、出来ればゴミは少なくしたいですよね。

 

住宅の寿命

 

リサイクルできるものは出来るだけリサイクルするにしても、手間とお金がかかります。

それならば出来るだけゴミにならない長寿命の家にする。なおかつ、簡単に分別できる材料をなるべく使う。そうするだけで随分と環境に優しい家になりますよね。

一説によると日本の住宅の建て替えサイクルは30年だそうです。

早くないですか?住宅ローンすら終わってないかもしれませんよね。

親から子へ、子から孫へと住み繋いで行ける家。普遍的な意匠で飽きの来ない家。

地震で壊れない強い家にする。

経年劣化ではなく、味わいの生まれる無垢の素材を使う。

石油由来の材料ではなく、木や土、紙や石、といった地球にもともとある素材を使う。

こういったことをマルトでも心がけてそういった家を建てている自負はありますが、もっともっと勉強と工夫を重ねていかなければいけませんね。

 

とりとめのない、わかりにくい文章になってしまいましたが私の言わんとすることはわかって頂けたかな。

 

最後にひとつ気なる事をテレビで言っていたので訂正します。

「木を燃やすと2酸化炭素が出るのでよくない」

一見もっともに聞こえますが、木は製品になるまで育つ間に十分に酸素を供給しています。(ちょうどアマゾンの熱帯雨林を地球の肺と呼ぶようにね)ただ、あまり年を取ってしまうとその力が弱くなるので、一定のサイクルで伐採し植えていくことが、酸素の供給という点でも環境に優しいのです。

この春に解体したオットの実家の家は、住んでいなかったので60数年で解体することになりましたが、それでも今どきの家に比べれば長く暮らせた家で、(暑さ寒さは半端じゃなかったけど)なおかつほとんどの材料は「木」と「土」みたいなもんで、その点では優れた家でしたね。

 

西沢でした

 

平屋の木の家の完成見学会 (終了しました。下に施工ページのリンクがあります)

 

 

こちらの家はそういった視点でも優れた家です。

材料は木や火山灰、珪藻土といった自然由来の物。

平屋ですから将来お子様が独立された後も安心安全に終の棲家になり、また次の世代に引き継げます。

ua値0.36、低炭素住宅、ゼロエネルギー住宅、耐震等級3

これらは健康に安全に、また暮らすうえでのランニングコストのかからない、暮らしを裏付けています。

 

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マルトの日々
2019.04.22

自分の家で使う木を知る

自分の家で使う木を知る事の意味

 

 

書き出すと長文になるし(まとめる力が無いんですよね)、長文になるから時間が取られオックウになる。
結果、ブログが書けなくなるという悪循環で、まるでタバコを止めたいけど止められない禁煙マニアのように、もう何年も書き出しては止めの繰り返しです。

お話ししたい事は沢山あるんですけど、どうしても先に書いたような事で書く気になれない・時間が作れないので、本当はブログとしてはダメなんでしょうけど、もう少しゆるく書ければ、お伝えしたい事や、お伝えしたい情報もお届け出来るのかなと思いまして、これからはインスタやFBみたく、少しSNSっぽくやってみようかと思っております

歌舞伎の市川海老蔵方式ですかね(笑)

しっかり書く日とテキトーな日が出てくるかと思いますが、そういった主旨で書いていこうかと思いますのでお許し下さい。

と言いながら、今日は”しっかり書くぞ”の日です。

 

産地見学ツアー

弊社をよくご存知の方やHPをしっかり見て下さってる方なら、知ってる方も多いかと思いますが、弊社では構造材・仕上げ材は全て国産無垢材を採用しております。もちろんお施主様の要望に合わせて外国産材の採用もしますが、出来るだけ国産材の良さをご説明し、ご理解頂いた上で採用して頂いております。

そのメインとなる国産材ですが、弊社では滋賀県産と三重県産を主として使っており、特に重要な部分(内装の仕上げとして見えてくるような部分や、構造材としてしっかりとした強度や乾燥された材料が必要な所)については、三重県熊野市の野地木材工業さんの材料を採用しております。

この野地さんが素晴らしい製材所である事は、私共プロから見ても大変良い木を用意して下さいますし、HPを見て頂ければ素晴らしい会社さんである事はわかるのですが、建築や木の事をしらないエンドユーザー様にとっては?な事ばかりかもしれません。

本当に良い木なのかなんてわからない
もちろん材料の良し悪しも判断できない
ちゃんと作ってるのかどうかなんて、作ってるとこ見れないからわからない

じゃぁ自分で見て、確認しましょう! 

って事で、三重県・熊野へ見学にいくツアーを行っています。

先日の土曜日に、建築が近いお客様 御二組と一緒に、三重県熊野まで私も羽根をのば・・・いえ、一緒に学びに行ってまいりました

今回は、新名神のルートが変わっていたせいで、御二組共道を間違うというアクシデントが発生してしまい、予定変更して、まずは熊野の名所の一つでる花の窟屋神社へ行きました。
このツアーはもちろん”学び”がメインなのですが、ちょちょい観光も挟みつつ熊野の魅力・歴史を知って頂く事も入れております

 

 

 

右の青い上着を着てるのが野地木材の専務さんですが、観光協会の案内員かのごとく熊野の歴史の説明。

他の観光客まで聞き入るような本格的な説明です。引退してもこの仕事で食っていけますな

 

原木市場での市と製材の様子

その後ランチをとり、原木市場へ向かいます。
不幸中の幸いといいましょうか、午前予定を午後にした関係で、ちょうど市が始まっておりました。
威勢の良い声で競り子(売り子やったかな)が「この木は○○円から」の暗号見たいな言葉で競りが始まりますが、誰も声を出す事なく、よくわからない手信号か合図で落とされていきます。
野地社長(野地専務のお父様)も参加されていて、注意してみていると、手信号のほかに首の動きと目くばせで落とされていたようにも見えました。達人ですね。

 

 

その後、同じ市場内にある 桧・杉の原木前で、木の持っている特徴、桧と杉の違い、杉の中でもシラタと赤身の違いや、建築材としての使い方など、木のいろはの”い”を説明をしてくれます。

?

 

その後、購入した原木の皮をむく所(リングバーガー)を見て頂き、製材工場へ向かいます。

ちなみにこの剥かれた皮は、堆肥やバイオマスエネルギーの資源として再利用されます。

製材の様子はマルト

こちらの製材工場は、木取りをする必要性の少ない材の製材と、製材後仕上げ加工されるまでの間に適切な含水率にするための乾燥機があります。

 

ツインバンドソー(2本のノコギリで一気に丸太が切れる機械)で、休む事なく切り続けている様は、弊社のような小さな製材所にはないシステムで、初めて見た時は感動したものです。

皆さんも興味深かったようで、専務の話に聞き入っておられました

その後、野地木材さんの乾燥方法の説明を受け、1本1本の商品に対する会社の考えや、それを使う工務店やエンドユーザー様への思いなど踏まえて、今の乾燥方法になっている事を説明されていました。

 

そして製材した時にどうしても使えなくて廃棄される端材は紙の原料となるべく”チップ”にされています。

そのチップの山はさながら”砂の山”
”大人の事情”で訳のわからん話を聞かされて退屈だったお子様に、ようやく笑顔が戻った瞬間です。

 

 

 

自分の家の材料を買い付ける

 

こちらの工場を後にし、最後に向かったのが野地木材さんの本社工場。

 

こちらでは、化粧材(構造材ですとキレイな木目の木)や大きな構造材、造作材(フロアやドア枠や羽目板など部屋の仕上げに使う材)を加工されています。

ツインバンドとは違い、1本の木をどのように切ればどんな材が取れ、いかに質の良い材を効率よく取るかは、まさに職人技でして、皆さんも食い入るように見ておられました。

最後は恒例の梁材選び

 

 

朝から(今回は昼からでしたけど)ずっと見て・聞いてきた、野地木材さんの材料に対する拘り・加工技術を経て出来上がってきた材ですから、お客様にとっては商品の質については文句なしで、あとは自分のイメージに近い見た目で選んで頂く事になります。

私もようやく出番です。
御二組に野地さんが損する材(この価格でこの木目はお得ですよっていう材料)を入れ知恵、いやいや、オススメしておきました。

 

 

 

キレイなモクメの梁材ですね。本当に良い材をご用意くださいます。

最後に、木材の雑学を少し聞いて頂いてお勉強の時間は終わりです。
面白可笑しく説明して下さいますので、一般の方でも楽しいと思いますよ
ネタバレになるとマズイのでざっくり言うと
 ・木と大根の値段
 ・木の市場と納豆の市場
こんな切り口で話して下さいますから楽しいですし、それとは別に自分達が建てる家がどれだけ環境の一助になっているかも説明して下さいます。

朝早くから出発して頂いた上にたっぷり学んで頂いた後ですから、一日の疲れを癒すべく、熊野のリゾート地にてお泊り頂きます。

私も参加しての楽しいお酒とおいしい食事、二日目は皆さん自由行動としていますので、ゆっくりお休み頂くもよし、和歌山や伊勢の方に観光に行かれるのもよし、旅行として楽しんで頂けるようにしております。

はぁ、長かった(苦笑)

 

私のお伝えしたかったこと。まとめ。

 

結局何が言いたかったかというと、最後の梁材選びの時に書きましたが、自分の家に使われる材料が、どこで切られて、どんな加工されているのか見る事・知る事が出来ると、ご自分の家の素材に対する安心が得られ、それを作る人間の思いも知れ、更にその材料を自分で選んで使う事が出来る事が、家への愛着や家族が暮らす住まいへの揺るぎない安心につながります。

野地木材さんからすれば、一般的にはまず会う事のない製材業者が、エンドユーザーであるお客様に自分達の物造りへの思いが伝えられるという事は、”名前や産地すら知る事がないマルトが使うただの良い材”ではなく、”様々な作業工程や気づかいを経て出来上がる良い木材を作る製材所”と思って頂ける事は全然意味が違います。
自社のアピールという側面もありますが、どこにも負けない商品力と使って頂く上での安心を得てもらえる事。何より、会社が考える物作りへの思いを知っていただける事は何にも変えがたい喜びになります。

また、弊社からすると、口でどれだけ説明しても、やはり見るのと聞くのでは、思いが伝わる量も理解度も違ってきますし、こういう思いで作っている取引先が集まって、弊社の家造りが出来上がっているという事を知って頂けることは、再三申しています完成後のお客様の満足度が大きく違ってきますので、かれこれ8年も三重県・熊野へのツアーを続けています。

もちろん今後も続けてまいりますし、今の所不定期開催ではあるのですが、年2?3回は行っておりますので、ご興味ある方は弊社営業の澤田までご連絡頂ければと思います。
契約済みの方だけが対象ではありません。契約してなくても全く問題ありませんので、どうぞお気軽にご相談下さい。

 

お客様担当 澤田 藤司徳(トシノリ)

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それは当たり前のこと

でも、建てる時の費用を安くするための選択が

光熱費のやたらかかる、寒くて暑い家になってしまったら?

10年後、20年後に何百万とコストのかかる家になっていたら?

残念ながらそういったことが実際にあるのです

建てる前に知ってたら、こうしていたのに!

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マルトの日々
2019.03.13

私たちの考える木の家づくり

ブログ掘り起し隊の西沢、久々の登場です。

以前のブログに今では珍しい家の建て方を紹介する記事がありました。

是非皆さんにお伝えしようと、掘り起こしてきましたっ!!

 

自分の山の木で家を建てる

 

 

前回投稿が8月8日

もうちょいで月ブログになるとこでした。

「継続」の難しさを身に染みて痛感しております。

私は何かする時は必ず目標を決めるんです。何かを目指さないと力が入りませんし続きません。 ところが先日、弊社専務が言うとりました。

「やらなアカンと思うから続かない。ちょっと肩の力抜いて「気が向いたらやろうか」ぐらいの方が長続きする」との事

まぁ、間違っちゃいないんでしょうけど、私はきっと「やらなく」なってしまうタイプです。追い込まないと出来ないんですよねー


先々週に、久々にワクワクするお客様とご商談させて頂きました。

まだご契約させて頂いた訳ではありませんので、全ての情報を伏せさせて頂きますが、ご希望が「自分の山の木を使って家づくりをしたい」との事でした。

よく勉強されていて、伐採時期(新月時の伐採を希望)や葉枯らし乾燥の事、その利点などご存じで、是非お手伝いさせて頂きたいと思いお話しを伺っておりました。

山の木は残念ながら林道沿いではない為、これを出してくるのにいったいいくらかかるのか?そもそも出せるのか?など価格面を含め全体が見えないと計画も進められないという事で、こちらは先週に、お客様、山師さん、弊社社長の3人で山に入りました。

DSC_0312

こんな山の


DSC_0307

こんなとこから登って行かれました。


ん!?なんで自分はいかないの? って思われた方!

私、長い営業生活のせいで、夏の外での活動は10分まで(冬は20分)・平坦な道でなければ歩けない・鉛筆より重い物が持てない身体になってしまいましたので、社長にお願いしました。

で、結果ですね、構造材に使える木も多数あり、木出しも可能との事でした。

価格面の検討がこれからなので、まだまだ先は長い話なのですが、十数年前に一度”0から始める家づくり”として、立っている山の木を

伐採→葉枯らし乾燥→製材→加工→上棟・完成

まで全てをやったお家がありました。

あの仕事が久しぶりに出来るかと思うとワクワクが止まりません。

是非、ご契約になるよう頑張っていきたいと思いますし、その経過などを見て頂けると、”論より証拠”ではないですが、一般の皆さまに木の家の本当のすばらしさが伝わる事と思います。

今後の報告をぜひお楽しみに!

 

2016年9月1日 お客様担当 澤田 記

 

いかがでしたか?

新月時の伐採や、葉枯らしなど聞きなれない言葉も出てきましたね。

多賀や東近江、あるいは米原、長浜などにお住まいだと山をお持ちの方も多いのではないでしょうか?

そんな方は是非マルトにお声がけしてくださいね。

 

 

マルトの日々
2018.06.29

工務店として高気密高断熱を考える。快適な家とは何だろう

高気密高断熱?快適な家とは何だろう

先日ちょっと驚く出来事がありました。

会社に届くメールの中に断熱材の販売と気密断熱+WEBでの工務店支援みたいなことをされている会社さんが出されるメルマガがあります。

以下抜粋です。

先日、滋賀で『差別化』をテーマに工務店様10社ぐらいとお話しをさせていただきました。

昨日アンケートが届けられたので、拝見させて貰いました。

そうすると、参考になったと書いていただいた工務店様が5社ぐらいで、残りは全く興味が無いという反応でした。

このことから、ある方がフェイスブックに書かれていた事を思い出しました。

それは、これまで国土交通省が散々、断熱に関しての情報提供をしてきて、更に補助金もかなりの金額を住宅につぎ込んでいるのですが、断熱の義務化に賛成の工務店は全体の30%。そして、反対は40%。残りの工務店は、解らないという回答だったそうです。

私はもうびっくりしてしまいました。

工務店の仕事は何だったのでしょうか?

家は快適であるべきだと思う

建築家の建てる家、ハウスメーカーの建てる家、そして弊社のような工務店が建てる家、様々ですが家を建てる人はみんな、快適に暮らしたい と思っているはずです。

その快適とは?

夏涼しく冬暖かい家に住みたいな~

光熱費があまりかからない、お財布にも環境にも良い家にしたいな~

と、意識しようとしまいと思っているはずです(断言してもいい)

でも、先の断熱の義務化に反対しているような工務店で建ててしまったら、

あれ?なんだか寒い(暑い)んですけど・・・

光熱費がアパートの時よりもかかるんですけど・・・

なんてことになります。

そして、「やっぱ一戸建ては寒いんだね~」となります。

冗談じゃなくそう思っている人が多いのです。

もちろんそんな家を建ててしまった人も打ち合わせでは、

「弊社は断熱等級4で最高ランク、長期優良住宅の認定基準も持たしています」

と言われたはずです。

嘘をつかれているわけでもありません。

ここでは基準値のことや地域区分のことなど細かなことは割愛します。

そもそも断熱等級4では寒い家にしかならないのです。

その断熱等級4の義務化ですら反対する工務店が多いのは冒頭の通りです。

高気密高断熱に取り組むこと

先程述べたような快適な家にするには、高気密高断熱の家にすることが必須です。

ところが、そういった家にするにはやはり設計の勉強も必要で計画段階で細かく計算もしなくてはいけないし、丁寧な施工でなければ求める性能は実現しないし、使う部材も高くなるし、それらのコストをお客様に持ってもらわなければいけません。

安く簡単に見た目だけ、価格だけで家を売ってしまいたい工務店には面倒なだけです。

でも、家を建てることを生業としている工務店がそんなことでいいのだろうかと疑問に思います。

高性能にすることでお客様が快適に健康に、しかもローコストなエネルギーで暮らせるのに、そこをないがしろにするのは自分で自分の仕事を貶めているようなものだと思います。

家を建てたいと思い、自分好みの建築会社で建てる。

何を言わずとも、夏涼しく冬暖かい家になっているといいなと思うのです。

そういう弊社は完璧か、と言われるとまだまだです。

でも、そういった家を目指して日々努力をしていきたいと思っています。

ちょっと驚いて、思わずブログに書いてしまいました。

関連記事はこちら

夏涼しくて冬暖かい家を、高断熱高気密で作るコツ


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それは当たり前のこと

でも、建てる時の費用を安くするための選択が

光熱費のやたらかかる、寒くて暑い家になってしまったら?

10年後、20年後に何百万とコストのかかる家になっていたら?

残念ながらそういったことが実際にあるのです

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マルトの日々
2018.02.27

工務店の選び方のポイントに丁寧な対応があります

先日HPから資料請求をして頂いたお客様からの質問に答えた、弊社のお客様担当の澤田の返信です。

工務店としてのマルトの考え方などがよく表れていると思い、こちらに掲載することにしました。

工務店としてお客様のために木を選ぶ基準

〇〇 〇〇 様

こんにちは。マルトの澤田です。

送付しました資料にお目を通して頂けたようでありがとうございました。

早速ですが、ご質問に回答させて頂きます。

工務店冥利に尽きる!?ご質問を頂きましたので、長文になりますがご容赦下さい。


構造材で貴社が最も良いと考える材料は何でしょうか。こだわりも合わせてお伺いできると幸いです。

 理想を言えばキリがありませんが、現在使っております構造材は梁材:杉、土台・柱材:桧 でこれが、環境・強度・価格等、総合的に見てベストであると考えております。

先ほど「理想」と書きましたが、梁材などは杉ではなく松や桧が理想なのですが、地松(地元で取れる松と考えて下さい)はまず絶対的な数量が無く、また乾燥レベル・価格を杉に合わす事は難しく、桧も材は乾燥は問題ありませんが、梁のような大きな材料に使うには価格が合いません。


後でも述べますが、材の乾燥は非常に重要です。

切ったばかりのグリーン材では建築後のソリやワレで建物に見た目も含めて生活上支障をきたす恐れがあります。

今現在使っております熊野の杉・桧、尾鷲の桧は、九州ほど温暖な地域ではなく、私達の地域ほど寒くない、また年間の日照時間が長い為、丁度良い温かさがある地域でして、これが良材を生む土壌にもなっております。

一般論になりますが、温暖すぎると育ちすぎて目の細かな材が出来ず、寒すぎると成長が遅く細い材になります。


そういった事から、林業としてしっかりと管理された山師がおり、その木を活かす製材力をもつ製材所がある熊野材を利用しお客様にもオススメしております。


残念ながら、滋賀県の木はそもそも産地では無いという事もあり、山の管理が行き届いておらず、山から出てくる木は、熊野に比べ質が良くないものが多く、価格が高いという現状があり、滋賀県産にこだわる工務店であるという事を売りにするのも経営戦略上はアリなのですが、それは建てるお客様にとって本当に良い事なのか?と考えた時に、滋賀県産は構造上影響のない部分に採用する形をとり、大事な部分は良材で建てるという方針にしております。


もちろん、熊野よりも良い材を入れてくれる産地があれば今後変更していく可能性もあります。

工務店としてお客様のためにメリットとデメリットのバランスを見る

木材を最初高温乾燥されているとのことですが、その時点で木材の良い部分(香りなど)が劣化する可能性について、貴社ではどのようにお考えでしょうか。

 正直なところ、香りの劣化は否めません。

まったく無くなる訳ではありませんが、天然乾燥に比べると香りには差が出ます。

粘りが無くなると言われる事もありますが、現在の建築は大地震にも耐えられる耐震性能を持たす事で、長く持つ・家族の安全を守るという家造りが主流となっており、弊社もその考え方を参考にし、動かない・強固な家造りを進めておりますので、粘りはあまり関係が無いと考えております。

家が揺れる事で地震力を逃がす伝統工法ならば粘りは重要だと思いますが、東北や熊本の震災での実情を当社なりに検討しますと(お寺や門が倒れたり、耐震等級2の家でも住めなくなった家がある)耐震性能を等級3にあげる事が必然であると考えております。

乾燥には様々な考え方があります。

恐らく正解は無いと思います。

正解があればこんなに世の中に様々な乾燥工法は出てこないと思います。

各々が各々のスタンスで乾燥方法をチョイスしお客様に提案しているのが、今の工務店の現状だと思います。

天然乾燥だけですと、どうしても含水率のコントロールが難しく、材料に乾燥のムラが出来てしまい、建物建築後数年すると、どこかに乾燥による収縮やワレ・ソリの影響が出てきます。含水計などで測るとよくわかります。


一度高温乾燥する事で、構造材内部の不要な汚れや水分を均一に出し切り、そこから天然乾燥でじっくりバランスのとれた水分状態にもっていく事で、建築後のワレ・ソリによる問題を減らす事が出来ております。


天然乾燥材で何度も建築してきましたし、今やれと言われても当然材料も揃えられますし、建てる事も問題ありませんが、やはり、様々な問題が出る可能性が高い事をお施主様に説明させて頂く事になります。


いつまでも長く快適に暮らして頂くという住まいづくりを考えた中で、自然素材である事・構造的な強さを持つ事・メンテナンスが少なく済む事など総合的な判断から今の乾燥方法にしております。

小さな工務店だからこそデータの裏づけ

Ua値やC値の実績はどの程度でしょうか。また、断熱性や気密性にこだわってご対応いただいた場合、どの程度まで改善される見込みでしょうか。

 基本仕様に書かせて頂いておりますが、いつでも2030年仕様になっても良いようにUa値は0.6以下が基本です。

しかし、実際はもっと性能を上げておりまして、HEAT20(2020年を見据えた住宅の高断熱化技術開発委員会)という団体が規定している断熱性能のG1レベルをクリアした0.45、0.46が平均的な数値です。

ちなみに〇〇様がお住まいの〇〇市は私共多賀とちがって温暖地扱いになりますので、そちらで建築と考えると弊社の断熱仕様ですとG1より上のランクであるG2レベルまであがります

もっと上のレベルをご希望されるなら、弊社は内断熱を採用させて頂いておりますので、これ以上壁に断熱材を入れる事は出来ませんので、外部側にもう一層の断熱材を付ける、付加断熱という方法を取らせて頂きます。

その際にはUa値は0.3以上の性能にもってこれますので、北海道・東北地方のZEH基準にする事も出来ます。

C値は建ててからの計測でして、全棟している訳ではありません。

お客様からご要望があれば有料になりますが計測しております。

現在の工法になってから数棟C値を測定しましたが、一番低い家で0.2、高い家で0.9、平均しますと0.5前後を出しております。

こちらはあえて表記はしておりませんが弊社基準としては1.0以下としております。

なるべく安価に安心で安全な長く暮らせる家を建てる

断熱材や外壁材に対するこだわりをお伺いできますでしょうか。

 断熱材は施工が命と考えております。

どんない良い材を使っても施工がいい加減では、計算された断熱性能も気密性能も出ません。

断熱性能が高いからといって何でもかんでも高いのを使うのもどうかと考えております。

確実な施工と高い性能と価格。

その事から基本はグラスウールを採用しております。

残念ながらグラスウールをネットで検索して頂くと、あまりよろしくない情報ばかり上がってきます。

湿気を含んでカビが発生していたり、水分で重くなり壁下までずり落ちてたり、そもそもしっかり入って無かったり・・・ 

どんなに良い断熱材でもこれでは効果ありません。

断熱材の重要さをより深く知る機会があり、その頃より断熱材の施工方法にはより厳しい検査と正しい施工方法をする事を現場に義務付け、不定期ではありますが、現場作業員や監督、新規業者に向けての現場勉強会も開催し、より確かな施工をしております。

「論より証拠」ではありませんが施工中を見て頂けば恐らく納得頂けるとおもいますので、ご興味あればご案内させて頂く事も可能です。

しっかりした施工さえすれば、これほど安価でこれほど性能の高い断熱材はありませんので、弊社はグラスウールを標準としております。 

それでも、お客様によってはグラスウールに良いイメージをお持ちでない方もいらっしゃいますので、ウレタン系の吹き付けやセルロースファイバーの吹き付けをご提案する事もあります。

〇〇様にこだわりがおありでしたら、どうぞお気軽にご相談下さい。

外壁材のこだわりは、構造材・内装材の流れと同じで木と土を基本としております。

無垢の木の外装材は、基材となる木は杉赤です。

杉の赤身の部分(木の中心部)の事で、芯材は腐りに強い成分を保有しており、木の中では成長が止まった部分になりますので養分を吸い上げる導管が閉じる事で耐水性も高くなります。

中心より外の辺材(私達はシラタといいます)は水に弱く腐りやすいので外部には採用しません。

とはいえ、木も万能ではありません。

雨風にさらされ、夏の日射しをモロにうける南・西面では劣化は早く、塗装品ですと早ければ5年もすると表面の塗膜がはがれてきます。

はがれた部分は木の素地ですから、それが退色・変色し、悪く言えば「すたれてきた」イメージになります。 

逆にこれを「木の良さ」と感じるお客様にとっては、シルバーグレーに変色した外観を「古美(ふるび)のあじわい」と捉えて下さいますので、そういうお客様にとっては30~50年はノーメンテナンスでいける最高の外壁材になります。


事実、現在は上記の杉赤の外装材にウッドロングエコという、表面を酸化させる事で耐久性を上げる塗料を塗布した外壁材をオススメしております。

見た目は早い段階でシルバーグレーに変色しますが、耐久性能はノーメンテナンスで70年といわれています。※写真を添付しています

また、土についてはそとん壁の採用をオススメしております。

そとん壁は九州南部のシラス台地から取れるシラスで造られる100%自然素材で、無機質なセラミックですから、汚れや退色に強く、特異な土質から外からの水分は遮断し、中からの湿気は出すという性質を持っております。

それと、やはり鉄や塗装では出せない本物の土の質感も大事な要素だと考え採用しています。

両材とも良い所を中心に書かせて頂きましたが、外壁材にもパーフェクトな答えは無いと思っております。

木のキライな方には「古美の味わい」は絶対理解できませんし、土のぬくもりよりガルバの無機質感を好まれるお客様もいらっしゃいます。

私共がお勧めするのは先の2素材ですが、これもお客様の御要望に応じて、ガルバやサイディングなども採用させて頂いております。

弊社では、外壁材だけでなく全ての素材や工法において、良い点・悪い点をお伝えしつつ、なぜその上でその材や工法を採用しているのかを説明し、納得頂いた上で採用させて頂いております。

よく、自社の施工した物件を「作品集」と表現される会社さんがいらっしゃいますが、それは大きな間違いであると思っております。

そもそも家は作品ではありませんし、自分のお金で建てたなら作品でもかまいませんが、御施主様からお金を頂いた上で建てた物が作品な訳ありませんよね。

ですので、最終的にはお客様にとって一番好きな形でご提案・建築させて頂く事が本当の意味での「良い家づくり」だと思っております。

本当に長文失礼しました。たった4つの質問ではありましたが、その質問内容は弊社の考え方を含めた大変奥深い意味のある質問内容でしたので、今弊社の考えている事を漏らさず説明させて頂きました

ご検討よろしくお願い致します。

お客様担当 澤田 藤司徳(さわだ としのり)

注 2018年2月の記事のため、書かれている内容もその当時のものになります。

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