室内建具の開き方、何を選びますか?
家を建てるための打ち合わせをしていると、必ず目にする平面図。 平面図の中には多彩な情報がありますが、…
前回、省エネには欠かせない、ガラスの話でしたが、
今回はサッシの種類です。
以前からあった【アルミサッシ】というと、
アルミでできた枠に、単板ガラスをはめ込んだアルミの障子でした。
上の画像は、現在も販売されている【アルミサッシ】で、
枠はアルミでできていますが、造作で取り付ける窓枠が接する部分(アングル部)は
樹脂製になっていて、ガラスも複層になっています。
ここから【断熱サッシ】と呼ばれるものです。
障子は外部がアルミで内部が樹脂、もちろんガラスは複層です。
あと枠で重要なのが、上の画像で『断熱樹脂』と書いているオレンジ色の部分。
枠の外部の熱を内部に伝える事のないように、樹脂で熱を遮断しています。
この樹脂があるのとないのとでは随分と違います。
これは、弊社が標準的に使用している樹脂サッシ(APW330)です。
枠も障子もオール樹脂。
断熱性能が高い良い窓です。
これは、もう1ランク性能の高い樹脂サッシ(APW430)で、
ガラスもトリプルガラスになっています。
勿論こちらの方が断熱性能が高いのですが、
コスト面、地域の環境等、総合的に考えると、APW330が必要にして十分だと考えています。