2023.06.01最終更新日:2023/10/25

完成見学会 5つの活用方法

 

 

そろそろ家が欲しいな、と思って一番に足を運ぶのが「住宅展示場」でしょうか?

住宅展示場を否定する訳ではありませんが、正直言って参考にはなりません

 

なぜなら、大きさも設備も使われている材料もハイグレードのもので、その会社で建築することになったとしても、ほとんどが高いオプション価格を払わないと使えないと思われます

 

それよりもおススメなのが「完成見学会」です

これはお施主様に引渡し前の家をお借りして、お披露目する見学会です

 

これのメリットとしては、実際に人が生活する前提の家なので大きさにしても設備も材料も現実的なものになります

 

また、会社の都合や見栄で建てるものではないので、その会社の標準的な仕様などが見られることがほとんどです

 

特にまだ右も左もわからない、家づくり初心者の方はこうした完成見学会にいくつか参加することをおすすめしたいです

 

いくつか参加すると、ご自分が家づくりのどこに重きを置いているか、またはご自分の好みが見えてくると思います

そうしたらご自分に合った依頼先に絞って見学会に参加し、より深く依頼先を検討する材料になると思います

 

この記事では完成見学会での見るべきポイントを解説していきます

大きさを実感してみよう 敷地面積と建物の大きさ

まず敷地の大きさと建物の大きさを確認しましょう

敷地は何坪?

その敷地にどれだけの建坪の家が建っている?

庭の面積はどれくらい取れてる?

車は何台停められる?

土地から購入する予定の方は、土地の大きさと建物の大きさを体感しておくことで、どれくらいの大きさの土地が必要かな、などの目安が付きます

大きさを実感してみよう 広く感じる?狭く感じる?

次は家の中の大きさを実感してみましょう

新築するなら、「LDKは20畳」なんていう風に漠然と思っている方がとても多いのですが、20畳を実感できていますか?

間取りによっては6畳のリビングでも広々と感じることも出来ますし、20畳あるLDKでも広く感じないこともあります

いうまでもなく大きくなればなるほど建築費は高くなります

6畳でも広々と感じるリビングは、ダイニングとのつながりがうまかったり、抜け感があったりと、設計力が高いのかもしれません

天井高も大切です

標準的な家の天井高は2400が多いのですが、2200の家もあれば2600の家もあります

実は天井が高ければ広々とするわけではなく、床面積とのバランスや建具の高さによっても見え方は全然違ってきます

ご自分の好みの空間が見つかれば、サイズ感を記録しておいてもいいですね(写真を撮る場合は必ず許可を取ってからにしてください)

建物の仕様 どんな素材の物をどんな考えで使っているのか

実は外部も内部も使う材料には、その建築会社が得意とするものと不得意なものがあります

外部の仕上げ材をとっても、塗り壁や木材の自然系、ガルバなどの金属系、サイディングなどの工業製品etc、と様々にあります。

それぞれにメリットデメリットがあり、その会社がどういった考えでその材料を使うのかは聞いておきたいポイントです

同様に内部も大きく分けて自然系の物と工業系の物があります。

会社によっては無垢材の床が使えない、あるいは恐ろしく高額になるなどということもあります。

内部についても外部と同様、その会社がどういった考えでその材料を使うのかを聞いておきましょう

そして一番大切なのが、外部も内部もどんな雰囲気が好きか?ご自分に問うことですね

この家のお施主様のこだわりをどう設計に反映してる?

注文住宅は建売とは違い、何かしらお施主様のこだわりが詰まっているものです

どんなところにこだわりを持っていたのか、それをどう設計に落とし込んでいるのか、質問してみましょう

意匠(デザイン)の部分かもしれないし、素材や性能の部分かもしれません

それらの要望を具体的にどう実現していったのか、あなたの目で判断してみましょう

この家の性能や予想される光熱費を聞いてみよう

家は決して安い買い物ではありません

「最新の家なんだから光熱費は安くて、それでいて夏涼しくて冬は暖かい」と思い込んでいませんか?

実は残念ながらそうではありません

最新の家よりも、今あなたの住んでいるアパートの方が夏涼しくて冬は暖かいかもしれません

また、家を夏涼しく冬暖かくしようとしたら、光熱費が恐ろしく高かった、というのもあり得る話です

是非、その家の予想される光熱費などを聞いてみてください

答えられなかったり、曖昧な返事しかないようであれば、建築依頼先としては慎重に判断したいところですね

完成見学会の見るべきポイント まとめ

家づくりの段階によって見るべきポイントの重要度は変わると思います

家づくりを考え始めたばかりの初心者の方は

いろんな見学会に参加することで、家を建てる会社が様々にあることを体感してください

いろんな会社を知ることで、ご自分の思考や好みを鮮明にさせることが大切かと思います

家づくりで依頼先を検討する段階であれば

ある程度絞った候補の会社の見学会に参加することで、その会社の家づくりに対する考え方、設計や素材の使い方、性能の在り方、価格的なところでマッチするところを絞りたいですね

家づくりがもう少し具体的に進んでいる方であれば

具体的な素材やちょっとした間取りの工夫、造作で造るもの、建具のデザインなど、ご自分の家づくりに活かせそうな部分を取り入れたいですね

完成見学会に参加して、よりよい家づくりを目指しましょう!

・・・・・お知らせ・・・・・

☆☆☆ 見て、触って、体験できるイベントを4月6日(土)開催します! ☆☆☆

マルトおススメの無垢の床や塗り壁

心地よさの理由とお手入れについて

の勉強会を開催します!

インスタグラムやピンタレストで見かける

塗り壁や無垢の床材で造られた素敵な空間。

実は、素敵なだけではなくて五感で感じる

「心地よさ」

があるのをご存じですか?

イメージで「なんとなく素敵」なのではなく

ちゃんと科学的な根拠があって

心地よい素敵な空間になるのです

今回開催する勉強会では

スタッフが実際に暮らす!!モデルハウスにて

実際の塗り壁や無垢の床を体験してもらいながら

その心地よさの理由についてお話ししたいと思います

塗り壁や無垢の床が良いのはわかっているけれど

そうは言っても心によぎるのはこれ

うちには小さい子がいるし・・・

お掃除苦手だし・・・

ガサツな家族なんです・・・

実はこのモデルハウス

暮らし始めてすでに3年経ちました

保育園児だった子供も小学生になりました!

それなりに汚れもしましたし

キズもあちこちについています

どんな風に見えるのか、気になりませんか?

塗り壁や無垢の床だからと言って

特別なお手入れは何もないのですが

そのへんの不安も解消できるように

実演付きのメンテナンスもご紹介します

今回ご紹介する塗り壁は

土壁って言葉がピッタリの

ゆふ珪藻土と

ひのき、すぎといった

日本の木で造られた床になります

勉強会の最後には

ゆふ珪藻土で「おくどさん」を作って

おかまで炊いた、かまど御飯を

参加者の皆さんと楽しみたいと思います

参加人数に制限があります

お早めにお申し込みくださいませ ↓

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・・・・・プレゼント・・・・・

後悔しない家づくりに役立つ小冊子を差し上げます。

住宅会社選びに悩まれているならヒントが詰まった内容です。

商談中の方であれば工事店との打ち合わせに役立つ内容です。

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家づくりにはたくさんの落とし穴があります。

建てる時には教えてくれないこともあります。

誰だって出来るだけ安く家を建てたい

それは当たり前のこと

でも、建てる時の費用を安くするための選択が

光熱費のやたらかかる、寒くて暑い家になってしまったら?

10年後、20年後に何百万とコストのかかる家になっていたら?

残念ながらそういったことが実際にあるのです

建てる前に知ってたら、こうしていたのに!

という事も少なくありません。

そんな悔しい思いをする人を一人でも減らしたくて

「家を建ててからかかるお金の話知っていますか」

という小冊子を作りました。

これを読んだうえで、

納得の家づくりをして頂きたいと、心から願っています。

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