豊かな暮らしとは?
多分、これに正解は無いように思います。豊かに感じるポイントはひとそれぞれですよね。 都会の真ん中で便利に暮ら…
先日ちょっと驚く出来事がありました。
会社に届くメールの中に断熱材の販売と気密断熱+WEBでの工務店支援みたいなことをされている会社さんが出されるメルマガがあります。
以下抜粋です。
先日、滋賀で『差別化』をテーマに工務店様10社ぐらいとお話しをさせていただきました。
昨日アンケートが届けられたので、拝見させて貰いました。
そうすると、参考になったと書いていただいた工務店様が5社ぐらいで、残りは全く興味が無いという反応でした。
このことから、ある方がフェイスブックに書かれていた事を思い出しました。
それは、これまで国土交通省が散々、断熱に関しての情報提供をしてきて、更に補助金もかなりの金額を住宅につぎ込んでいるのですが、断熱の義務化に賛成の工務店は全体の30%。そして、反対は40%。残りの工務店は、解らないという回答だったそうです。
私はもうびっくりしてしまいました。
工務店の仕事は何だったのでしょうか?
建築家の建てる家、ハウスメーカーの建てる家、そして弊社のような工務店が建てる家、様々ですが家を建てる人はみんな、快適に暮らしたい と思っているはずです。
その快適とは?
夏涼しく冬暖かい家に住みたいな~
光熱費があまりかからない、お財布にも環境にも良い家にしたいな~
と、意識しようとしまいと思っているはずです(断言してもいい)
でも、先の断熱の義務化に反対しているような工務店で建ててしまったら、
あれ?なんだか寒い(暑い)んですけど・・・
光熱費がアパートの時よりもかかるんですけど・・・
なんてことになります。
そして、「やっぱ一戸建ては寒いんだね~」となります。
冗談じゃなくそう思っている人が多いのです。
もちろんそんな家を建ててしまった人も打ち合わせでは、
「弊社は断熱等級4で最高ランク、長期優良住宅の認定基準も持たしています」
と言われたはずです。
嘘をつかれているわけでもありません。
ここでは基準値のことや地域区分のことなど細かなことは割愛します。
そもそも断熱等級4では寒い家にしかならないのです。
その断熱等級4の義務化ですら反対する工務店が多いのは冒頭の通りです。
先程述べたような快適な家にするには、高気密高断熱の家にすることが必須です。
ところが、そういった家にするにはやはり設計の勉強も必要で計画段階で細かく計算もしなくてはいけないし、丁寧な施工でなければ求める性能は実現しないし、使う部材も高くなるし、それらのコストをお客様に持ってもらわなければいけません。
安く簡単に見た目だけ、価格だけで家を売ってしまいたい工務店には面倒なだけです。
でも、家を建てることを生業としている工務店がそんなことでいいのだろうかと疑問に思います。
高性能にすることでお客様が快適に健康に、しかもローコストなエネルギーで暮らせるのに、そこをないがしろにするのは自分で自分の仕事を貶めているようなものだと思います。
家を建てたいと思い、自分好みの建築会社で建てる。
何を言わずとも、夏涼しく冬暖かい家になっているといいなと思うのです。
そういう弊社は完璧か、と言われるとまだまだです。
でも、そういった家を目指して日々努力をしていきたいと思っています。
ちょっと驚いて、思わずブログに書いてしまいました。
関連記事はこちら
後悔しない家づくりに役立つ小冊子を差し上げます。
住宅会社選びに悩まれているならヒントが詰まった内容です。
商談中の方であれば工事店との打ち合わせに役立つ内容です。
メールアドレスの登録だけでOKです。下のバナーよりどうぞ。
家づくりにはたくさんの落とし穴があります。
建てる時には教えてくれないこともあります。
誰だって出来るだけ安く家を建てたい
それは当たり前のこと
でも、建てる時の費用を安くするための選択が
光熱費のやたらかかる、寒くて暑い家になってしまったら?
10年後、20年後に何百万とコストのかかる家になっていたら?
残念ながらそういったことが実際にあるのです
建てる前に知ってたら、こうしていたのに!
という事も少なくありません。
そんな悔しい思いをする人を一人でも減らしたくて
「家を建ててからかかるお金の話知っていますか」
という小冊子を作りました。
これを読んだうえで、
納得の家づくりをして頂きたいと、心から願っています。
メールアドレスのみのご登録。
お名前も住所も必要ありません。
下記バナーよりご登録くださいませ。