2017.09.18最終更新日:2020/01/31

ホールダウンアンカーボルトの役割

アンカーボルトは、もしかしたらご存知の方は多いかもしれませんが、

建築の経験が無い方は、

ホールダウンアンカーボルト

といわれても、なかなかピンとこないかもしれません。

 

阪神大震災より以前は、基礎にアンカーボルトというものを埋め込み、

土台とつなげていました。

 

しかし、大きな地震によるタテ揺れによって、基礎と土台が繋がっていても、

土台から柱が抜けてしまい、倒壊してしまうということで、

引抜力のかかる部分には、基礎に埋め込んだ

ホールダウンアンカーボルトと柱とを直接繋ぎ、

基礎と建物が離れないように建築基準法が改正されました。

 

ホールダウン

 

この画像は、基礎の立上り型枠を組んでいる途中の画像ですが、

2本見えている金色っぽいものが、土台を基礎と繋げる為のアンカーボルトで、

3本見えている長いものが、柱と基礎を繋げる為のホールダウンアンカーボルトです。

 

どのように繋げるかというと、

 

耐震

 

ホールダウン金物というものを柱に止め付け、

基礎から出ているホールダウンアンカーボルトから抜けないようにします。

 

 

 

 

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