床下エアコン・・・空気の流れを読む
先日床下エアコンを設置したお客様から、「床下エアコンの効きが悪い」とのご連絡があり、点検と合わせて原因調査に…
外壁の仕上げ材にもたくさんの種類があります。
・板貼(羽目板・焼板)
・サイディング(窯業系・金属系・樹脂系・木質系)
・鋼板貼
・塗り壁(そとん・モルタルの上塗装)
・タイル貼
等々。
家が仕上がってからではわかりませんが、
どの外壁材を選んでも、基本的に外壁材の裏側には『通気層』というものがあります。
構造躯体(柱等)の外側に、
水は通さないけど湿気は通す『透湿防水シート』を貼り、
壁の中から出た湿気をスムーズに放出できるように設けた空間の事です。
10mmの空間があれば、その用を成すという話もありますが、
弊社では15mmを基本にしています。
また、『壁体内結露』といって、壁の中での結露を防ぐ為に、
室内の湿気を壁の中に入れないように、構造躯体室内側には防湿フィルムを貼っています。
建物を長持ちさせる為に必要なもののひとつです。
ちなみに先日上棟を終えたY様邸は、
外壁の仕上げ材が羽目板の竪貼りなので、
まず通気層用の胴縁(木の下地材)を竪に取付け、
その上に竪貼りの羽目板を留める為の胴縁を横に取付けています。