2025.10.01

新築で後悔しない、将来も見据えた屋外コンセント計画

 

 

家づくりの打ち合わせでは、間取りや収納、内装デザインに目が行きがちですが、コンセント計画なども毎日の暮らしのストレスを左右する大事な要素です。

 

その中でも屋外のコンセント計画はよく検討されないまま、適当に済まされるという残念な結果も見聞きします。

 

そうしたことを未然に防ぐためにも、将来を見据えた屋外のコンセント計画を記事にまとめました。

屋外コンセントというと「後から考えたらいい」と思っていませんか? 実は屋外コンセントはガーデニングをはじめとし、掃除、EV充電など意外に必要とされることが多いものです。

新築する際にしっかりと計画することで、日々の生活から防災時まで利便性が格段に良くなります。

是非、しっかりと計画しておきましょう。

屋外コンセントの主な用途

● 庭や外構のライトアップ、イルミネーション

● 芝刈り機や電動工具などガーデニング機器の使用

● 高圧洗浄機や掃除機を使った家や車のメンテナンス

● ウッドデッキでのアウトドア調理や電化製品利用

● 駐車場でのEV充電や電動自転車の充電

● 宅配ボックスや防犯カメラの電源

● 非常時の発電機接続

いかがですか?

屋外コンセントの需要って、案外多岐に渡っていると思いませんか?

屋外コンセントにはどんな後悔ポイントがある?

設置数が足りなかった、設置場所が悪かった、が主な後悔ポイントになります。

● 庭で電動工具を使うのに延長コードが必要

● 車の洗車や掃除機に屋内から電源を取るしかない

● イルミネーションをしたいのに電源がない

こうした不便は、新築時に屋外での行動をシュミレーションし、コンセントを計画していれば防げる問題です。

また、近年は、EV(電気自動車)・宅配ボックス・防犯カメラなど、屋外電源のニーズが急増しています。この辺りも今は予定がなくとも準備しておかないと、大きな後悔ポイントになりそうです。

地域の特性に合わせた屋外コンセントの必要性

屋外のコンセント計画は室内と違い、気候など地域の特性を考慮する必要があります。

● 積雪の有無やその量

● 海の近くによる塩害の有無

● 地形や雨量による湿気

● 車の所持や保有台数

● お祭りやアウトドア志向などの文化、趣味嗜好

● 地震、台風をはじめとする防災準備

お住まいの地域の特性を良くわかっている建築会社に、選ぶ商品のアドバイスをもらいながら計画しましょう。

屋外コンセント設置個所の目安

それでは設置場所ごとの目安を表にしてみました。

主な用途ポイント
玄関廻り・防犯カメラ
・掃除機
・イルミネーション
・宅配BOX
庭(ウッドデッキ)・ガーデニング
・アウトドア調理
・照明
・デッキの柱などに取り付けると邪魔にならない
駐車場・EV・PHEV充電
・電動自転車充電
・洗車(掃除)
・EV専用×台数分
・EVは200Vコンセント
・外構計画と同時に計画
外構・門灯
・インターホン
・防犯カメラ
・宅配BOX
・外構計画と同時に計画
・積雪地は雪の影響のない高さ
防災・停電時の非常用電源・軒下や車庫内など雨雪を避けられる場所に配置

屋外コンセント設置の注意点

防水仕様を選ぶことは必須です。

積雪が多い地域では特に取り付け高さや取り付け場所に注意しましょう。

専用回路が必要なEV充電などは、将来を見越して導入しましょう。

太陽光を導入されるのであれば、今すぐの予定がなくとも蓄電池などの導入準備は必要です。

防犯対策として、鍵付きカバーや屋内スイッチと連動するタイプを選ぶと安心です。

外構や外壁の雰囲気に合わせた色や形を選ぶことで、見た目の違和感が減ります。

屋外コンセント設置のまとめ

屋外コンセントは「なくても何とかなる」設備ではなく、実際には暮らしを支える必需品です。

弊社のある滋賀県湖東地域では、積雪・車利用の多さ・アウトドア志向・防災意識といった地域特性を踏まえた設置が重要です。

新築時にどこに、どのくらいの高さで、何口設けるかを計画しておけば、暮らしの快適さと安心感が大きく向上します。


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