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工務店としての日々の仕事の中から、「これは家を建てる前に是非知っておいて欲しい」という
基本的な家づくりの知識や、家づくりや暮らしについてのちょっとしたヒント、
マルトからのお知らせなども記事にしています。
気になる単語でも検索できます。例:「資金計画」「土地」「間取り」など

現場日記
2018.01.30

今日の進捗状況。

今日のY様邸の工事予定は、

給排水業者さんによる外回りの配管工事でした。

 

16:30頃現場で撮った写真です。

 

先行配管

 

先行配管

 

給排水

 

予定の工事が完了して、業者さんは道具等を洗っていました。

 

昨日は、基礎の中に溜まった水の排水作業だったのですが、

今朝はまたしても5~10CMの積雪が・・・。

 

朝は除雪作業から始まったとの事です。

 

K工業さんご苦労様!

 

 

現場日記
2018.01.29

降雪後の現場は、

先週の寒波で降った雪は、

上棟前の現場を困らせてしまいます。

 

工程では、今日は給排水業者さんが、

外廻りの配管工事をすることになっていますので、

それまでに基礎の型枠を外しておかなければなりません。(脱枠といいます)

 

基礎業者さんが、土曜日に脱枠をするためには、

金曜日に雪をどけておかなければなりません。

ということで、弊社の精鋭たちは金曜日の朝から除雪に向かいました。

 

土曜日には無事脱枠できたのですが、まだ問題があります。

 

何かというと、

 

基礎断熱

水です。

 

これは昨日の状態なんですが、

雪が溶けた分が水になって溜まっています。

雪をどけた、玄関部分なんかは、

基礎断熱

プールみたいに水が溜まっています。

 

今日の配管工事をする為に、昨日の午前中、

給排水業者さんが水中ポンプで水を排水しようとしたところ、

表面に氷が張っていて、うまく排水できなさそうということで断念して帰ったそうです。

 

先程確認したら、既に排水は完了したとの事でした。

 

上棟前に雪が降ると、現場はかなり大変です。

 

住まいづくりのヒント集
2018.01.28

エアコンのメンテナンス

今朝、出社すると事務所のエアコンの操作パネルが点滅していました。

 

『フィルターのお掃除時期です』

と表示されています。

 

お客様とお話ししていると、

ごくごく稀に、『フィルターの掃除したことないです。』

とおっしゃる方がありますので、簡単に説明します。

 

フィルター

室内機です。

壁掛けエアコンであれば、大抵の機種が前面パネルを上方へ開けます。

 

メンテナンス

碁盤の目のように見えているのがフィルターです。

これを取り外して掃除をします。

 

エアコンメンテナンス

樹脂の枠で、柔らかく、簡単にスルスルッって引き出せます。

 

エアコン

下のフィルターは掃除をした後のもの。

【どんだけ掃除してないねん!】って感じです。

 

メンテナンス

すっかり綺麗になり、機械の内部が見えるようになりました。

 

ここから注意事項です。

 

最近のエアコンは、『お掃除機能』の付いている機種が増えてきました。

 

『ウチはお掃除機能が付いているから掃除しなくても大丈夫!』と思っている方、

大間違いです。

 

各メーカーや機種の違いによって差はありますが、

『お掃除機能』は基本的にはフィルターの清掃です。

 

フィルターに付いた埃等をブラシで取ったりします。

が、その取った埃はダストボックスに溜まっているだけです。

(上位機種の中には、それを排水と共に流すタイプもありますが)

 

ですから、フィルターの掃除はしなくても、ダストボックスのゴミは廃棄しなければなりません。

 

先に画像で挙げた弊社のエアコンにはお掃除機能は付いていないので、

フィルターの清掃をしましたが、

見ての通り、フィルターの清掃はむずかしいものではありません。

 

エアコンの機種選定では、

お掃除機能の有無は二の次でいいように思います。

 

どのタイプを選んだとしても、こまめなメンテナンスは必要になってきます。

 

 

 

現場日記
2018.01.22

DIYにはもってこい。

大工さんの工具で必需品として真っ先に挙げられそうなのが

インパクトドライバー。

大工道具

作業性の良さから充電式が主流で、

大工さんでなくても、建築関係の仕事をしている人なら、

ほぼ持っていると思います。

 

以前なら釘で留めていたものでも、保持力や抜け防止という観点から

ビスを使用することが多くなり、

インパクトドライバーを使わなくてもいい職人さんは数えるほどです。

 

廻りの大工さんが持っているのが多いメーカーは

マキタかなと思いますが、マキタのカタログを見ると

 

充電式

小さくてわかりづらいかもしれませんが、

同じバッテリーで、何種類もの工具に使用できます。

 

ドライバーはもちろんの事

インパクトレンチ

丸鋸

レシプロソー

ジグソー

トリマー

グラインダー

カンナ

ブロワ

ラジオ

草刈機

チェーンソー等々

充電式

挙げればきりがないくらい多くの種類の工具があります。

 

一般のご家庭でもコードレス掃除機としてマキタのクリーナーは人気だそうです。

コードレス掃除機

 

前置きが長くなりましたが、

今日はマキタの宣伝がしたかったわけではなく、

先日、お客様のお宅に伺った時に見せてもらったものが、

スゴッ!

と感じたので紹介します。

 

そのお宅の床は全て無垢の木を使用しているのですが、

一部、水分のシミみたいなものがついているところがありました。

ご主人いわく、

『多分、観葉植物の水やりをしていてこぼれた分じゃないかな』

ということでした。

 

奥様が、

『これって、どうしたら取れますか』

と聞かれましたので、

『少し体力と根気が必要ですが、ペーパーで削ると取れますね』

と答えると、ご主人が

『サンダーがあるんで、それでやりますわ!』

 

なかなか一般のご家庭でサンダーをお持ちというのは珍しいので、

『サンダーって、何か仕事で使ってはるんですか?』

『いや、工具のセットの中に入ってるんですわ』

『???』

 

不思議そうな顔をしていると、

ご主人がわざわざその工具を出してきてくださいました。

 

『近くのホームセンターに売ってあったので買いました。

はっきりした金額は覚えてないですけど14000~15000円位じゃなかったかな?』

 

電動工具

『・・・。』

『先のアタッチメントを変えるだけで、サンダー・インパクトドライバー・

丸鋸、その他にも色々いけるんです。』

 

研磨

専用のサンドペーパーを取付け、表面を研磨。

 

電動工具

インパクトドライバーとして、

 

また、丸鋸だけでなく

電動工具

ジグソーとしても。

 

あと、このお客様は大型のバイクをお持ちなので、

電動工具

この空気入れ、車にも充分使えるそうで、

スタッドレスタイヤに履き替えた時は、これで空気を入れるそうです。

 

ご主人いわく、

『プロユースには耐えられんかもしれんけど、素人が使う分には充分でしょ。』

 

確かに充分だと思います。

 

先に挙げたマキタはバッテリーが共通でしたが、

これはバッテリーを含む本体が共通で、しかも安い。

 

DIYにはもってこいだと思いました。

 

弊社の木の家の施工例はこちら

 

 

 

 

現場日記
2018.01.21

ホールダウンアンカーボルトがこんなにもたくさん。

前回はアンカーボルトの種類についての説明でしたが、

今回はそのアンカーボルトよりも太くて長い

ホールダウンアンカーボルト

の説明です。

 

ホールダウンアンカーボルト

 

上の図で『ビス止めホールダウン』と書いている金物により、

基礎を緊結する為のアンカーボルトの事です。

 

土台を止めるアンカーボルトはM12(直径12mm)ですが、

ホールダウンアンカーボルトはM16(直径16mm)を使用します。

 

長さも80cm/90cm/100cmと長くなり、

定着長さ(コンクリートに埋まる分の長さ)も36cm以上必要です。

 

今回の現場では、

 

定着長さ

 

このようにセッティングしたものが、

 

許容応力度計算

 

上の写真だけで4本見えていますが、建物全体では

なんと、19本

あるんです。

 

阪神大震災以降に普及してきたものですが、

当時は、四角い建物なら四隅に1本づつの合計4本程度でしたが、

 

耐震等級3

を確保する為に、バランスよく耐力壁等を設置していくと、

これだけの量のホールダウンアンカーボルトが必要になってきます。

 

 

現場日記
2018.01.20

アンカーボルトにも種類が

住宅の基礎で使用するアンカーボルトとは、

基礎の立上り部分に埋め込み、土台をそれに取付けて、

基礎と上部の建物を緊結する為のものです。

 

長さや太さに何種類かありますが、

一般的なアンカーボルトといえば、

 

基礎

 

このように、先がLの字に曲がっているものでした。

 

最近では、

 

定着長さ

 

こんな形状のものがあります。

 

下の方でアルファベットのWのような形状になっている理由は、

定着長さ

といって、コンクリートに埋まる分の長さにも規定があって、

M12(直径12mmのアンカーボルト)の場合250mm以上コンクリートに

埋まっていなければなりません。

(こちらの現場ではそれ以上にありますが)

 

もしその長さに足らない場合に、このように曲げると定着長さが確保しやすくなります。

 

また、真ん中辺りでクランク状に曲がっているのは、

基礎の中の鉄筋が何本も重なり、その中心付近にアンカーボルトが設置できない場合、

そのクランク形状を利用して、基礎の巾の中心付近にアンカーボルトが

セッティングできるようにする為です。

 

許容応力度計算によって設計された基礎の配筋は、

❝鉄筋だらけ!❞という感じになる場合もあり、

そんな時にはこのアンカーボルトでないと、うまく設置できません。

 

弊社が家づくりで大切にしていることはこちらからどうぞ

 

 

 

現場日記
2018.01.17

準備完了!

Y様邸の基礎工事の進捗状況です。

 

ベタ基礎

 

ベースコンクリートを流し込む準備万端です。

 

改めて配筋(鉄筋の事です)を見ましたが、

『こんなに太い鉄筋を、こんな数量必要なのか?』

と思える程の、かなりの鉄筋量です。

 

ベタ基礎

この写真では、鉄筋の大きさ(太さ)が解りづらいのですが、

人通口という、床下に入った時に人が通る事ができる為の、立上りの基礎が無い部分で、

その部分を補強する鉄筋(斜めに曲がっているものです)が、

一般的には【D13】という直径13mmの異形鉄筋を使うのですが、

こちらは【D16】直径16mmの異形鉄筋が入っています。

しかも3本。

 

 

許容応力度計算

 

許容応力度計算

 

これは以前にも紹介した【地中梁】の部分ですが、

上部には【D16】が4本、

下部には【D16】が3本入っており、

一般的な木造住宅で【D16】の異形鉄筋使う事自体が珍しいので、

基礎の鉄筋の事を少しでもご存知の方なら驚かれるんじゃないでしょうか。

 

この基礎の上に建つお宅が特別大きいわけでもなく、

特殊な構造になっているわけでもありません。

しかし、構造上の力のかかりかたを計算する『許容応力度計算』によると、

このような基礎の配筋になります。

 

 

 

現場日記
2018.01.16

ただ今造作中。

久し振りにS様邸の現場に行ってきました。

現在は大工さんが造作(ぞうさく)の真っ最中で、

がんばってくれています。

 

基本的に造作は2階から進めていくことが多いので、

2階から見ていきました。

 

気密フィルム

高断熱高気密

壁にはキッチリと高性能断熱材が入れられ、

防湿気密フィルムの切れている部分には気密テープ。

 

天井はプラスターボードが既に貼られていますが、

天井の端からは、薄いブラウン色の防湿気密フィルムが見えています。

 

壁の断熱材は『耳』と呼ばれる防湿気密フィルムを

柱や間柱に止め付け、その上からプラスターボードで押さえつけるので、

断熱材自体に付いている防湿気密フィルムをそのまま使用します。

(乳白色に青い字が書いているものです)

 

ただ、天井は下地がそのような形状ではない為、

断熱材とは別に、防湿気密フィルムを欠損の無いように貼ります。

 

高断熱

 

上の写真は、梁を見せるタイプの天井ですが、

このように貼っています。

 

2階を確認後、1階に降りていくと、

 

天井高

2人で天井の杉板を貼っているところでした。

 

 

何気なく現場を見まわしていると、

次の瞬間!

 

高い

杉板

 

唖然!

 

何が言いたいかわかるでしょうか?

 

この大工さん達、脚立や足場板を使わずに天井板を貼っているんです。

確かに、この部屋の天井高さは、デザイン上、一般的な高さよりは低い2250mmです。

 

が、身長177㎝の私で、背伸びをして、片手を思いっきり伸ばして、

やっと指先が届くかな?という高さです。

 

『君たち、身長いくつある?』

と尋ねると、

 

『僕は185cm』

もう一人が、

『僕は2㎝縮んで、186cm。全盛期は188㎝あったんやけどなぁ』

 

なんとビッグな二人です。

 

『ブログネタをありがとう!』

というと、

 

『なんか、怪物的な事を書かれるんやろなぁ・・・。』(笑)

 

ネタを提供してもらえたのに、そんな事しませんて!(笑)

 

現場日記
2018.01.14

コンクリートの話

今日はコンクリートの話です。

 

コンクリートは何から出来ているかというと、

水・セメント・砂(細骨材)・砂利(粗骨材)

です。

(上記の砂利が入っていないのをモルタルといいます)

 

実際に現場で使用する時にミキサー車で運ばれてくる物を、

建築関係の仕事をしている人は『生コン』といいますが、

正確には、JIS規格で『レディーミクストコンクリート』といいます。

 

これは、整備されたコンクリート製造工場で練り混ぜを完了し、

ミキサー車によってフレッシュな状態で現場に配達されるものを指します。

 

コンクリート製造工場にレディーミクストコンクリートを発注する時、

指示をする数値がいくつかあるのですが、

その前にコンクリートの強さ等に関わりのある言葉を説明します。

 

・水セメント比

まさに水とセメントの重量の比率の事です。

水セメント比が小さい(水の量が少ない)程、コンクリート強度は大きくなります。

 

・スランプ

コンクリートの柔らかさ(打設時の作業のしやすさ)の数値です。

スランプコーンという、底辺直径20㎝、上部直径10㎝。高さ30㎝の円錐状の枠にコンクリートを入れ、

その枠を垂直に引き抜いた時、自重で頂点が下がりますが、

その下がった分の高さをスランプ(㎝)といいます。

例えば、スランプが18㎝ならば、コンクリートの頂点は地面から12㎝という事です。

ですから、スランプの値が多き程柔らかいコンクリートという事になります。

 

水の量が少ない方がコンクリートの強度が上がるので、

スランプは出来る限り小さい方がいいのですが、

住宅の基礎等は鉄筋の量も多く、複雑な形状になる事もある為、

コンクリートが硬いと型枠の中にうまく流れ込まなくなります。

うまく流れ込まないとコンクリートの中に空隙ができ、

本来の強度が出なくなりますので、弊社では18㎝を標準としています。

 

・呼び強度

材齢(レディーミクストコンクリートを打設してからの期間)4週(28日)の

圧縮強度。

 

 

上記がコンクリートの強さに関わる主なもので、

レディーミクストコンクリートを発注する場合は

21-18-20 を〇〇㎥

と発注します。

 

最初の【21】は【呼び強度 21N/m㎡】

次の 【18】は【スランプ 18cm】

最後の【20】は【粗骨材(砂利)の最大寸法】

という事になります。

 

それに加えて、

コンクリートには温度補正というものがあり、

気温が低い場合はその温度に応じて、呼び強度を高くします。

その地域の生コン会社によって決めている場合もありますが、

平均気温が15℃以下なら設計呼び強度+3N/m㎡

平均気温が8℃以下なら設計呼び強度+6N/m㎡

というふうに強度を上げます。

 

もちろん、気温が氷点下になるような時はコンクリート工事はできません。

中の水分が凍ってしまって、コンクリートの強度が出なくなるからです。