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工務店としての日々の仕事の中から、「これは家を建てる前に是非知っておいて欲しい」という
基本的な家づくりの知識や、家づくりや暮らしについてのちょっとしたヒント、
マルトからのお知らせなども記事にしています。
気になる単語でも検索できます。例:「資金計画」「土地」「間取り」など

現場日記
2018.01.06

2017年 注文住宅動向

新しい年になると、各取引先の担当者が挨拶に来てくれます。

昨日も何社かの取引先が来社され、ゆっくり話をされる会社もあれば、

数多く回らなければならないところは、とりあえずご挨拶のみ!という会社もありました。

 

その中で、毎月その会社が発行されている月刊誌みたいなものをいただき、

その内容として、2017年に住宅を建築または検討された方を対象にした、

注文住宅の動向を調査された結果が掲載されていたので、

興味を持った部分だけですがご紹介します。

 

調査は日本全国を対象としています。

・建築者の建築費用は平均2775万円。

 結構高額に感じたのですが、2年前はもっと高額で、2912万円でした。

 

・ZEHの認知率(内容まで知っている・名前だけ知っている)は64%。

 これに驚きました。

 実は、建築関係の業者さんの中にもZEH(ぜっちと読みます)といっても

 伝わらない業者さんは、今も結構います。

 皆さん真剣に検討されているっていう証拠ですね。

 【ZEH:ネット・ゼロ・エネルギー・ハウスについては、また後日】

 

・ZEHの光熱費における経済的メリットの月平均は7,925円。

 この結果に関しては、仕様によって大きく変わってきます。

 というのも、昨年ご契約いただいたお客様にシュミレーションで出た経済的メリットは

 光熱費のみで月平均19,935円でした。

 アンケートの中でも、ZEH導入で満足した理由の1位は、

 ?経済的なメリットを感じられるようになったから?でした。

 

イニシャルコスト(建てる時の金額)だけでなく、ランニングコストも考えた、

トータルコストで検討してもらえると、満足度に差がでてくると思います。

住まいづくりのヒント集
2017.09.30

硬質ウレタンフォーム・断熱材です

断熱材の一種である現場発泡の硬質ウレタンフォームは、

 

断熱材

 

断熱材

 

現場発泡断熱材

 

硬質ウレタンフォーム

 

熱伝導率 0.036W/m・K

 

高性能グラスウールより数値は低いので、断熱性能としては高くなります。

 

この画像のお宅では、1階リビングの天井を吹上天井にしていますので、

屋根断熱になっています。(天井ではなく、屋根のすぐ下に断熱材を吹き付けている)

 

こちらのお客様はご主人が断熱にこだわられ、

是非現場発泡硬質ウレタンフォームで!

というご要望のもと、この仕様になりました。

 

マルトの断熱に関する考え方はこちら

https://www.maruto-s.com/maruto2/service04/

 

 

 

 

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住まいづくりのヒント集
2017.09.25

壁の断熱施工

壁に使っている断熱材について

 

・現場発泡硬質ウレタンフォーム(0.036W/m・K)

・高性能グラスウール(0.038W/m・K)

 

それぞれに特徴がありますが、

今回は弊社で使用率の高い高性能グラスウールの説明をします。

 

グラスウールは、住宅の断熱材としてはもっともポピュラーで、

随分前から使用されてきた断熱材です。

しかしながら、以前に施工されていた『とりあえず壁の中に入っていれば』というものでは、

しっかりと断熱できないだけでなく、内部結露を起こしてカビがはえたり、

水分を吸収した断熱材が垂れてきたりして、断熱の役目を果たせません。

しっかりとした正規の施工がされて、はじめてその効力を発揮します。

 

弊社では実際の現場にて、断熱工事に関係する業者さん全社で研修を行い、

しっかりと効果が出るよう施工しています。

 

断熱材

 

断熱材

 

断熱材

 

上記が壁に断熱材を施工する場合の大まかな概要ですが、

以前の入れているだけの施工とあきらかに違うのは、

防湿フィルムを全面にしっかり貼るような状態にするということです。

 

壁の中に入っている斜めの材(筋交い)の部分は、

一旦防湿フィルムをはがし、筋交いの裏側に断熱材を入れた状態で、

筋交いの際に切り込みを入れ、正規の厚み(105?)になるようにした上で、

室内からの湿気が壁の中に入らないように、防湿フィルムをかぶせます。

 

防湿フィルムを全面に貼るという施工方法がでてくるまでは、

筋交いの部分は切って断熱材を入れ込むという方法が一般的でした。

 

 

高性能グラスウールの施工状況です。

 

断熱材

 

筋交い付近の施工もキッチリとされ、

防湿フィルムの『耳』が、しっかりと柱・半柱・窓マグサ・窓台に掛かっています。

この上からプラスターボードを貼るので、それによって防湿フィルムが押えられます。

 

断熱材

 

通常の部屋ですと、プラスターボードが貼られますが、

ここは浴室ですので、システムバスが設置されます。

ですから、防湿フィルムが押えられないので、こういう場所では

防湿フィルムの端部に気密テープを貼っていきます。

気密テープは黒色が多いのですが、この現場では白色の気密テープを使用しているので

少し解りづらいかもしれませんが、壁の断熱材の施工としてはこれで完了です。

 

 

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2017.06.12

北側斜線制限

北側隣地の日当たりの悪さを防ぐ為に、建物の北側に課せられる制限です。

 

第一種低層住居専用地域、第二種低層住居専用地域では、

真北の敷地境界線上5メートルの高さから1メートルにつき1.25メートル上がる斜線

の内側に建物を納めなければなりません。

 

北側低層斜線制限

 

 

 

第一種中高層住居専用地域、第二種中高層住居専用地域では、

真北の敷地境界線上10メートルの高さから1メートルにつき1.25メートル上がる斜線

の内側に建築物を納めなければなりません。

 

ただし、日影規制の対象地域は除きます。

 

その他の用途地域には北側斜線制限の適用はありません。

 

北側中高層斜線制限

 

大きな分譲地等がこれらの用途地域になっている事が多く、

住環境は条件的に良好です。

 

 

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2017.06.08

道路斜線制限

敷地が接している前面道路の反対側の境界線から、

一定の勾配で示された斜線の内側が、建築物を建てられる高さの上限となります。

この斜線制限は全ての用途地域に適用されます。

 

住居系地域については、敷地が接する道路の反対側の境界線から

1メートルにつき1.25メートル、

その他の用途地域については

1メートルにつき1.5メートル

上がる斜線の内側に

建築物を納めなければならないとあります。

 

全面道路の幅が4.0mで、道路境界線ギリギリに建物を建てるなら、

住居系地域の場合は【4.0m×1.25=5.0m】で、5.0mより高いものは建てられません。

 

道路斜線制限

 

建築物を道路からセットバック(後退)させ敷地の道路側に空地を設けた場合、

セットバックした距離だけ、前面道路の反対側の境界線が向こう側に移動したものとして、

道路斜線制限を適用する。

 

道路斜線制限緩和

先程の例と同じように例を挙げると、

全面道路の幅が4.0mで、道路境界線から1.0m後退した場所に建物を建てるなら、

住居系地域の場合は【(4.0m+1.0m+1.0m)×1.25=7.5m】で、7.5mより高いものは建てられないということになります。

 

 

 

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2017.06.05

UA値

『UA値』

これを説明できるのは、住宅の営業マンか、設計をする人くらいでしょう。

 

最初にこの文字を見た時は、何の事だか想像すらできませんでした。

 

UA値 = 外皮平均熱貫流率

日本語で表現されても今一ピンときません。

 

以前はQ値というものがありました。

Q値(熱損失係数)とは断熱性能を表す値です。

外壁、床、天井、屋根、窓、ドア、換気などから、

部屋の熱がどれだけ逃げるかを数値的に表したものです。

 

2013年10月に施行された改正省エネルギー基準によって、

Q値 → UA値 に断熱性能の表示が変わりました。

 

建物の外と中の温度差を1度としたときに、建物内部から外部へ逃げる

単位時間あたりの熱量(換気による熱損失を除く)を、外皮等面積の合計で除した値。

(外皮とは、熱的境界になる外壁・床・天井・屋根・窓・ドアなどを指す。)

 

計算式は、

Ai :外皮等のうち、土に接する基礎の部位等を除く第i部位の面積(単位 平方メートル)
UHi :第i部位の熱貫流率(単位 1平方メートル1度につきワット)
n  :基礎等を除く外皮等の部位数
LFj :第j基礎等の外周の長さ(単位 メートル)
UFHj :第j基礎等の外周の熱貫流率(単位 1メートル1度につきワット)
m :基礎等の数
A :外皮等面積の合計(単位 平方メートル)

 

ここまでくると条件反射で目を背けたくなりますねぇ。(笑)

 

Q値は、 各部位の熱損失量を床面積で割っていましたが、

UA値は、各部位の熱損失量を外皮で割っています。

どちらも値が小さいほど、断熱性能が良いという事です。

 

ちなみに、平成25年度の省エネ基準(最新)では、

UA値 ≦ 0.87 W/(?・K)となっています。

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2017.06.03

パッシブ

『パッシブ』の意味を調べてみると、

・受動性の

・受け身の

・消極的な 等々

 

建物の利用者が、自ら進んで設備を動かすことは、『アクティブ』と捉えられます。

 

一方、建物が日射などの太陽エネルギー等の自然から発生したエネルギーを得ることは、

ストーブやエアコンなどの設備を使用することに対して「受動的・受身」と捉えています。

 

ですから、パッシブデザインとは、機械的な手法によらず、

建築的に自然エネルギーをコントロールすることで、建物の温熱環境を整えようとする手法です。

 

パッシブデザインの主な要素として、

・集熱

・熱移動

・蓄熱

・通風

・採涼

・排熱

・日射遮蔽

・断熱気密 があり、

この要素を総合的に考えながらプランをしていきます。

 

夏の暑い陽射しは遮って、冬の暖かい陽射しは取り入れるという、

言葉で聞いただけでは、『そんなん無理やん!』って思えますが、

これが設計でできちゃうんです。