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工務店としての日々の仕事の中から、「これは家を建てる前に是非知っておいて欲しい」という
基本的な家づくりの知識や、家づくりや暮らしについてのちょっとしたヒント、
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2017.06.17

建具の種類vol.4

前回までとは少し意味の違う建具の種類です。

 

外部建具といえば『アルミサッシ』!

ではなくなってきました。

 

もちろん、現在でもアルミサッシはあります。

が、断熱性能を世界レベルでみると、完全に後れをとっている日本の住宅仕様。

 

その性能を上げるのに最も効果があるのが、窓の性能を上げる事です。

 

断熱材もおろそかにはできませんし、施工もキッチリしなければ断熱性能はあがりませんが、

いわゆる費用対効果で考えるならば、窓にこだわるべきだと思います。

 

アルミサッシ

フレミング

枠も障子もアルミでできている、昔ながらのものです。

ただ、ペアガラスがはめることができる巾にはなっています。

 

断熱サッシ(アルミ樹脂複合サッシ)

エピソード

障子は、外がアルミ、中が樹脂、

枠は『断熱樹脂』で接続することにより、熱を伝えない。

少し前までは、このタイプが主流だった。

 

断熱サッシ(樹脂サッシ)

APW

枠も障子もすべて樹脂。

iAPW結露比較アルミ     APW結露比較

条件は、室外温度0℃、室内温度24℃

結露画像は、室外温度0℃、室内温度20℃、相対湿度60%です。

 

 

 

 

APW真空トリプルガラス

樹脂サッシで、真空トリプルガラスを入れたもの

?の層にアルゴンガス、?の層は真空。

 

APW430

上記の樹脂サッシよりも断熱性能を上げたもの。

トリプルガラスで、内部にアルゴンガスをいれたもの。

 

もしかすると、将来はフォースガラスが出てくるかもしれません。

そうなると、重量がメチャクチャ重くなります。

 

サッシ屋さん、運ぶだけでも大変です。

 

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2017.06.16

建具の種類vol.3

今回は外部建具の種類です。

大まかに紹介します。

 

引き違い窓:もっともポピュラーな物です。

引き違い窓

上げ下げ窓:上下の障子が同時に可動するものもあれば、下の障子のみ可動するものもあります。

上げ下げ窓

 

すべり出し窓

すべり出し

竪すべり出し窓

竪すべり出し

内倒し窓

内倒し

外倒し窓

外倒し

ルーバー窓(ジャロジー窓)

ルーバー

オーニング窓

オーニング

FIX(はめ殺し)窓・丸FIX窓

FIX窓  丸FIX

各メーカーによって、上記の窓を組み合わせたり、

もっと違う開き方のする窓を開発したり、色々な種類を出しています。

 

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2017.06.12

北側斜線制限

北側隣地の日当たりの悪さを防ぐ為に、建物の北側に課せられる制限です。

 

第一種低層住居専用地域、第二種低層住居専用地域では、

真北の敷地境界線上5メートルの高さから1メートルにつき1.25メートル上がる斜線

の内側に建物を納めなければなりません。

 

北側低層斜線制限

 

 

 

第一種中高層住居専用地域、第二種中高層住居専用地域では、

真北の敷地境界線上10メートルの高さから1メートルにつき1.25メートル上がる斜線

の内側に建築物を納めなければなりません。

 

ただし、日影規制の対象地域は除きます。

 

その他の用途地域には北側斜線制限の適用はありません。

 

北側中高層斜線制限

 

大きな分譲地等がこれらの用途地域になっている事が多く、

住環境は条件的に良好です。

 

 

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2017.06.08

道路斜線制限

敷地が接している前面道路の反対側の境界線から、

一定の勾配で示された斜線の内側が、建築物を建てられる高さの上限となります。

この斜線制限は全ての用途地域に適用されます。

 

住居系地域については、敷地が接する道路の反対側の境界線から

1メートルにつき1.25メートル、

その他の用途地域については

1メートルにつき1.5メートル

上がる斜線の内側に

建築物を納めなければならないとあります。

 

全面道路の幅が4.0mで、道路境界線ギリギリに建物を建てるなら、

住居系地域の場合は【4.0m×1.25=5.0m】で、5.0mより高いものは建てられません。

 

道路斜線制限

 

建築物を道路からセットバック(後退)させ敷地の道路側に空地を設けた場合、

セットバックした距離だけ、前面道路の反対側の境界線が向こう側に移動したものとして、

道路斜線制限を適用する。

 

道路斜線制限緩和

先程の例と同じように例を挙げると、

全面道路の幅が4.0mで、道路境界線から1.0m後退した場所に建物を建てるなら、

住居系地域の場合は【(4.0m+1.0m+1.0m)×1.25=7.5m】で、7.5mより高いものは建てられないということになります。

 

 

 

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2017.06.05

UA値

『UA値』

これを説明できるのは、住宅の営業マンか、設計をする人くらいでしょう。

 

最初にこの文字を見た時は、何の事だか想像すらできませんでした。

 

UA値 = 外皮平均熱貫流率

日本語で表現されても今一ピンときません。

 

以前はQ値というものがありました。

Q値(熱損失係数)とは断熱性能を表す値です。

外壁、床、天井、屋根、窓、ドア、換気などから、

部屋の熱がどれだけ逃げるかを数値的に表したものです。

 

2013年10月に施行された改正省エネルギー基準によって、

Q値 → UA値 に断熱性能の表示が変わりました。

 

建物の外と中の温度差を1度としたときに、建物内部から外部へ逃げる

単位時間あたりの熱量(換気による熱損失を除く)を、外皮等面積の合計で除した値。

(外皮とは、熱的境界になる外壁・床・天井・屋根・窓・ドアなどを指す。)

 

計算式は、

Ai :外皮等のうち、土に接する基礎の部位等を除く第i部位の面積(単位 平方メートル)
UHi :第i部位の熱貫流率(単位 1平方メートル1度につきワット)
n  :基礎等を除く外皮等の部位数
LFj :第j基礎等の外周の長さ(単位 メートル)
UFHj :第j基礎等の外周の熱貫流率(単位 1メートル1度につきワット)
m :基礎等の数
A :外皮等面積の合計(単位 平方メートル)

 

ここまでくると条件反射で目を背けたくなりますねぇ。(笑)

 

Q値は、 各部位の熱損失量を床面積で割っていましたが、

UA値は、各部位の熱損失量を外皮で割っています。

どちらも値が小さいほど、断熱性能が良いという事です。

 

ちなみに、平成25年度の省エネ基準(最新)では、

UA値 ≦ 0.87 W/(?・K)となっています。

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2017.06.03

パッシブ

『パッシブ』の意味を調べてみると、

・受動性の

・受け身の

・消極的な 等々

 

建物の利用者が、自ら進んで設備を動かすことは、『アクティブ』と捉えられます。

 

一方、建物が日射などの太陽エネルギー等の自然から発生したエネルギーを得ることは、

ストーブやエアコンなどの設備を使用することに対して「受動的・受身」と捉えています。

 

ですから、パッシブデザインとは、機械的な手法によらず、

建築的に自然エネルギーをコントロールすることで、建物の温熱環境を整えようとする手法です。

 

パッシブデザインの主な要素として、

・集熱

・熱移動

・蓄熱

・通風

・採涼

・排熱

・日射遮蔽

・断熱気密 があり、

この要素を総合的に考えながらプランをしていきます。

 

夏の暑い陽射しは遮って、冬の暖かい陽射しは取り入れるという、

言葉で聞いただけでは、『そんなん無理やん!』って思えますが、

これが設計でできちゃうんです。

 

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2017.06.02

難しい言葉がたくさん!

昨日のブログ、

たくさん難しい言葉が出てきました。

 

・耐震等級

・パッシブ

・UA値

・HEAT20

・G1レベル 等々

 

今日は、耐震等級の説明をしましょう。

 

耐震等級には3段階あって、

耐震等級1:建築基準法(法律)と同程度の建物

耐震等級2:耐震等級1で想定する地震の1.25倍に耐えられる建物

耐震等級3:耐震等級1で想定する地震の1.5倍に耐えられる建物

 

という分け方になっています。

 

耐震等級1建築基準法(法律)と同程度の建物というのが、

数百年に一度発生する(住宅の密集する都市で震度6強から震度7程度)

 地震に対して、倒壊・崩壊しない。

数十年に一度発生する(住宅の密集する都市で震度5強程度)

 地震に対して、損傷しない。

 

というもので、阪神淡路大震災が基準となっています。

 

等級2と3は、それの1.25倍や1.5倍程度と考え勝ちですが、

数字の差だけではありません。

等級1の場合は『耐力壁』という『壁』だけの計算で成り立っています。

語弊があるかもしれませんが、乱暴な表現をすると、

建築確認が通りやすいように、その建物を設計した建築士の責任において、

簡易な計算方法でも確認済証を発行しますよ!というものです。

 

それに対して、耐震等級2耐震等級3は、

床や屋根の強度まで含めたもので計算をしなくてはいけないので、

より正確な数値が出てきます。

 

ですから、耐震等級の強度の差はそんなにないと思いますが、

耐震等級は、大きな違いがあります。