国産の木の家を建てる滋賀の工務店

 


 

ステキな外壁

2017.06.30

  O様邸では外壁工事が進んでいます。

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三重・熊野産の良質な赤味の杉の羽目板を貼っています。

赤味といっても分かりにくいでしょうから説明しますね


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木の断面を見ると、中心の赤い部分とそれを囲む白い部分があるのが分かります。

赤い部分を「赤味(あかみ)」、白い部分を「白太(しらた)」と呼びます。

赤味と白太の混じった材を「源平材」といいます。

 

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左から『源平』・『白太』・『赤味』です。

 赤味は中心部分の赤い部分で、脂精分が多く含まれるため耐久性に優れます。

 一般的なのは源平材で、最も木取りをしやすい材でどのようなサイズの原木からも取る事が可能です。赤味や白太の材料をとるには大きな原木が必要になるので貴重な材となります。

 

それぞれの特徴を活かして適材適所で使うのが木の専門店である私達の仕事なので、何でも遠慮なくご相談してくださいね!

 

耐久性に優れた赤味の羽目板に、これまた耐久性に優れた『ウッドロングエコ』という材料で塗装してあるので、さらに耐久性が↑しています。

 

ウッドロングエコについては、後日に説明させていただきます。

 

まだ1階部分しか貼れてませんが、全体に貼れていくと木に包まれた優しい雰囲気の外装に仕上がりますよ!

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シックハウス対策を少し詳しく説明します。

 

まず、規制対象となるのはクロルピリホスホルムアルデヒド

 

クロルピリホスとは、主にシロアリ予防などに使われる有機リン系の殺虫剤で、

居室を有する建物には、全面的に使用が禁止

されました。

建物を建てる上で、『防蟻処理』工事は必ず行いますが、

その中にはクロルピリホスは入っていません。

 

ホルムアルデヒドは、主に建材・家具・接着剤等に使われる刺激臭のある揮発性化学物質。

(ただ、量は少ないのですが自然界にも存在します。)

 

ホルムアルデヒドには3つの対策があります。

 

1、内装仕上げの制限。

床・壁・天井に使用する仕上材は、ホルムアルデヒドの発散量に応じ、

使用できる面積が制限されました。

ホルムアルデヒドの発散速度(μg/㎡h)

第1種ホルムアルデヒド発散建築材料                 120超

第2種ホルムアルデヒド発散建築材料(JIS・JAS規格 F☆☆)    20超120以下

第3種ホルムアルデヒド発散建築材料(JIS・JAS規格 F☆☆☆)   5超20以下

第4種ホルムアルデヒド発散建築材料(JIS・JAS規格 F☆☆☆☆)   5以下

 

法改正があってから10年以上経ちますから、ほとんどの建材は第4種にはなっていますが、

第4種は面積制限無し。

住宅の居室で換気回数が0.5回/h以上0.7回/h未満の場合、

第3種は床面積の2倍まで。(床と天井に使ったら、壁には使えません)

第2種は床面積の0.36倍まで。(床の約1/3に使ったら、他の部分には使えません)

第1種は全面使用禁止です。

 

弊社のお勧めしている無垢材(本物の木という意味)は、

もちろんホルムアルデヒド発散材料ではありませんから、制限などありません。

 

2つ目の対策はまた次回!

『シックハウス症候群』という言葉を聞いた事がある方は多いと思います。

 

新築やリフォームした後、その家で生活していると、目や喉が痛くなったり、

目眩・吐き気・頭痛といった症状が出たりすることがありました。

 

全てという訳ではありませんが、そんな症状が出る原因として、

建材や塗料等から発散されるホルムアルデヒドやVOC(トルエン、キシレン等)といった、

揮発性の有機化合物が考えられました。

 

そこで、平成15年に建築基準法が改正し、シックハウス対策を義務化されたわけです。

 

ざっくり言えば、建物に使用する仕上材は有害な物を発散する度合いによって面積を制限し、

新鮮な空気を循環できるように、換気設備を設置することを義務付けましょうといったところです。

ですから24時間換気設備というものが出てきたわけです。

 

次回、詳しく説明します。

 

 

緩勾配用瓦

2017.06.27

『かんこうばいようかわら』

と読みます。

 

まず、勾配の説明です。

 

屋根形状

上図の家で、屋根の傾き(勾配)に合わせた直角三角形の部分に、

『10』『4.5』という数字が書いてあります。

これは、屋根の傾きが、水平方向に10行くと、垂直方向に4.5上がりますという事で、

これを『4.5寸勾配』(よんすんごぶこうばい)と呼びます。

 

通常の和瓦は、

普通瓦

このような形状で、流れ長さにもよりますが、基本的には

4.0寸勾配

よりも緩い勾配の屋根では使用できません。

 

それが、緩勾配用瓦は、

緩勾配用瓦

上図の②や④の機能により、流れ長さが4.0m以内なら

2.5寸勾配

の屋根でも葺くことが可能です。

 

また、弊社では防災瓦と呼ばれる瓦を使用しています。

 

瓦メーカーによって形状は様々ですが、

上図の瓦の場合は、対角線上にある①の部分が、

瓦同士をロックすることになり、

強風や地震による瓦のズレや浮き上がりを防止します。

地震

2017.06.25

本日、自宅にて朝食の最中、

地震がきました。

 

すぐにテレビを点けてみると、長野県南部で震度5強との事。

多賀町は震度2でしたが、お隣の彦根市は震度3です。

結構ゆれたんじゃないでしょうか。

 

長野県での被害が少ない事を祈るばかりです。

 

仕事をするようになってから、いくつかの大きな地震がありました。

阪神淡路大震災

新潟県中越地震

東日本大震災

熊本地震

 

これらの大きな地震の後に営業をしていると、

お客様は必ず耐震性能の事を聞かれます。

 

が、『喉元すぎれば熱さ忘れる』じゃないですが、

しばらく時間が経つと、耐震性能の優先順位は少しずつ下がっていきます。

 

でも、それぞれの地震を経験して建築基準が変更され、

阪神淡路大震災以前と比べると、随分耐震強度が高まっています。

 

現在の基準では阪神淡路大震災と同等の地震きても倒壊しないようになっており(耐震等級1)

弊社では現在、その1.5倍の耐震性能がある『耐震等級3』を標準としています。

 

 

本日、構造見学会にお越し頂き案内させていただいたお客様は、

今から17年前に建替え工事をさせて頂いたお客様でした。

 

現在、その息子さんがお住まいを検討中ということで、

残念ながらその息子さんは都合がつかず、お母さんだけの来場です。

 

17年前に建てさせて頂いた時は、もちろんお母さんとお父さんがメインで、

当時営業として、お二人と存分に商談させていただいていたので、

『うちの家でも新しいと思ってたけど、こうやって新築の家を見ると、

随分いろんなところが良くなってるんやなぁ。』

という感想をいただきました。

 

当時はご自身のお子様が3人でしたので、子供室が3室だったのですが、

現在はたくさんのお孫さん(人数を忘れました、5人やったかな?)も同居されており、

『あの時はそれで充分と思ってたけど、孫がそんなに増えると思ってなかったから、

もう少し大きくなって、自分の部屋が欲しいって言いやったら、どうしようかと思てる。

それと、この家みたいにシュークロークを作ってもらっとけばよかったわ。

孫たちにちゃんと靴揃えて!って言っても、まだ小さいからできんのよね』

という風におっしゃっていました。

 

17年前の段階で、現在の状況を想像するのは非常に難しいので、

そのあたりは“神のみぞ知る”みたいな感じではありますが、

シュークロークに関しては、今や必需品みたいにプランに入れています。

 

脱ぎっぱなし状態でも、人目が気にならないということに、

反応される方が多いです。

 

 

 

プラン提案をさせて頂いた時に、

よくお客様に話すことがあります。

 

ほとんどのお客様が建築のプロではありませんので、

自分でプランを考えることは難しいです。

 

が、ひとつのプランが出てきた時に、

『平日と休日の、朝起きてから夜寝るまで、

このプランならどのように生活するかを想像してみてください』

と、話します。

 

新居に対する希望は人それぞれで、

吹抜けの部屋が欲しい人、

対面キッチンにしたい人、

床暖房が欲しい人等、家族の中でも思いは違います。

 

それと同じで、日頃の生活スタイルも人それぞれで、

朝起きてから、一番に顔を洗う人もいれば、トイレに行く人もいます。

 

そこで、

出てきたプランに自分が生活している姿をあてはめてもらうと、

この部屋の配置はこっち側がいい!とか、

この部屋と、この部屋は隣りあわせがいいとか、

自分の生活スタイルに合わせたプランに近づいていきます。

 

家族それぞれで意見が食い違うのは、最終的にまとめて頂くことになりますが、

そういう考え方の中に、ヒントがたくさんあると思います。

 

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日本人の感性

2017.06.21

ずっと空梅雨だったのがようやく雨になりましたね。

雨に濡れてしっとりした紫陽花が見たいな、と思ってる西沢です。

 

さて、社長による授業みたいなブログが続く中、ちょっとひと休みな話題をおひとつ。

 

アンティーク着物

 

アンティーク着物

 

いきなり建築とは無縁な感じの写真ですが、美しいでしょう?

先週末大阪に遊びに出かける用があり、丁度梅田阪急で

「池田重子コレクション」という展示があったので行ってきました。

明治から昭和初期の着物のコレクションです。

細かな手仕事の美しい、谷崎の細雪の世界を実感したとても良い展示でした。

これだけなら単なる遊びのご報告なんですが

 

帯留め

 

写真が下手すぎてスイマセン。

これは「帯留め」という装飾品で、上の着物の写真にも帯の上に見えますね。

実にいろいろなデザインの帯留めがあり、小さなほんの数センチのなかに

丁寧な丁寧な装飾が施されています。

 

襖引手

襖引手

 

襖引手

 

対して上の写真は襖の引手です。

上から、松、鶴、ちどりをモチーフにしたものです。

なんだか相通じるものを感じませんか?

昔の日本人は季節を常に感じ、自然を愛して、自然をモチーフにした

様々なデザインを衣食住の中にちりばめて暮らしていたんだなと思います。

そういった感性を忘れずにお仕事したいものだと反省しきりであります。

 

さて、今週末「構造見学会を」開催します。

まだ定員に余裕があるので、ご興味のある方は是非お申し込みください。

お申し込みはこちらから。

 

昔のように、窓のガラスが1枚の時代は

透明ガラスか型ガラスのどちらかを選ぶだけでしたが、

最近はいろんな種類のガラスがあります。

 

合わせガラス

2枚のガラスの間に中間膜を介してくっつけたガラスです。

中間膜に樹脂を使うことにより、ガラスが割れても飛散しにくくなります。

また、この中間膜に何を使うかによって、いろんな性能を発揮するガラスになります。

樹脂中間膜

防災ガラス

合わせガラスや強化ガラスの中で、特に脱落防止性能に優れたガラスです。

 

防犯ガラス

中間膜に強いタイプの樹脂膜やポリカーボネートを使用したもの。

ガラスは割れても(ヒビが入る等)中間膜を破るのに時間がかかります。

 

防音ガラス

防音特殊中間膜を使うことにより、音によっておきる振動を熱に変え、

音の波を消滅させる原理を用いたものです。

これにより、外部の騒音が聞こえにくくなるだけでなく、

内部の音も外に漏れにくくなります。

防音特殊中間膜

真空ガラス

2枚のガラスの間に真空層を設けているものです。

真空は熱を伝えません。

熱は水や空気等、物と物が接触して伝わるのですが、

真空は何も物がない為、熱が伝わりません。

断熱性能大です。

 

格子入り複層ガラス

ガラスの間に格子が入っているので、掃除が楽です。

i格子入り複層ガラス

ブラインド入り複層ガラス

これもガラスの間にブラインドが入っている為、

ブラインドの掃除は不要です。

ブラインド入り