国産の木の家を建てる滋賀の工務店

木を使う事 木を使う事 光と風の事 光と風の事 自然素材 自然素材 性能と快適性 性能と快適性 価格の事 価格の事 定期点検とアフター 定期点検とアフター

木を使う事

木を使う二つの理由。

「性能から見る木の良さ」 「環境という視点」

「性能から見る木の良さ」

調湿作用

国産の桧や杉は、多湿期に湿気を貯め、乾燥期に吹き出し、室内を程よい湿度に保つ調湿作用があります(10.5cm角で3mの柱は、室内の湿度が40%から80%にアップすると、約1.2リットルの水分を吸収)。
柱を見せたり、木の板を貼ったりする事は室内の湿気環境を整えるのに大変効果があるのです。

香り成分でストレス減

木の香り成分のフィトンチッドは、

脳内のα(アルファ)波の発生を促し精神を安定させる

呼吸を整える

交感神経の興奮を抑え、快眠をもたらす

など体をリフレッシュさせてくれます。ほかにも抗菌・消臭といった作用もあります。

柔らかさ=心地よさ

杉や桧の柔らかさは、キズが付き易い反面、転倒時の安全確保と足の裏から伝わる感触で心身をリラックスさせてくれます。足の裏には50を超えるツボがあるといわれ、素足で歩く事は癒しと健康にもつながるのです。また、杉や桧には無数の導管(水や養分が通る道)で形成されており、ここに空気を蓄える事で鉄やコンクリートにはない断熱効果を発揮します。床暖房になっていなくても室内が暖かければ、この熱を導管に蓄えてくれるので、ほんのりとした温かさを感じる事ができるのです。

素足の暮らしをオススメしている理由はここにもあります。

断熱性能

木は他のどの構造材よりも断熱性能が高く、熱の伝わりやすさを表現する熱伝導率で比較すると、

熱伝導率 単位:W/(m・K)

鉄・・・・・・・・53

コンクリート・・・1.4~1.6

土壁・・・・・・・0.7

木・・・・・・・・0.12~0.15

伝わりやすさの数字なので、低ければ低いほど断熱性能は高いとなります。
もっとわかりやすく表現するなら10センチの柱と同じ断熱性能を各々の材で確保しようとするなら

木・・・10センチ

土壁・・52センチ

コンクリート・・・1メートル11センチ

鉄・・・39メートル26センチ

となってしまいます。これだけみれば木の断熱性能がいかに高いかがおわかり頂けるかと思います。

年月を経て増す強さ

もっとも特筆すべき特徴は、鉄やコンクリートにはない年月を経ても続く”強さ”にあります。
「100年経った桧は100年。1000年の桧は1000年持つ」
これは法隆寺の宮大工、故西岡棟梁の言葉ですが、育った歳月の分だけ桧は長持ちする、という意味になります。その法隆寺の歴史は1400年。
法隆寺に限らず日本の歴史ある木造建築をみれば、国産の天然木による建物造りが、いかに日本の風土に適しているかが解るかと思います。

現在、弊社で使う材料は、人工乾燥で一定の水分を除去した後、じっくりと天然乾燥する事で「反り」や「割れ」を起こりにくくしておりますが、完全な乾燥ではなく、あえて含水率(木に含まれる水分量)は20%前後にしております。それはある樹の特徴を活かしているのです。国産材の代表である桧は、伐採後100年~200年が最も引っ張りや圧縮強度が増し、その後はゆるやかに強度が減少していきます。それを最初から完全な乾燥状態にすると、元来木が持つ粘りや油分や香りが奪われ、年月を経て得られる強さが失われてしまう為、日々生活しながらその家の成長とともに順応し、強さが増していくようにしています。

古美の味わい

年月を経てでる古美(ふるび)の味わいも木の魅力のひとつです。木からでる油成分が”焼け”といわれる琥珀色の独特の色合いを生み、古くなる事が汚くなる事ではなく、アジのある風合いとして現れてきます。
家族と共に暮らし、成長していく我が家。キズが思い出となり、年を重ねた美しさに変わっていく我が家。まるで人生のようですね。
家族と共に成長していくのが木の魅力であるといえるでしょう。

「環境という視点」

木を使う事で未来の環境を守ります

山で育つ木は生長過程で酸素を造り、二酸化炭素を吸収する事で炭素の固定をしてくれます。50年経つとその働きは弱くなりますが、大地に根付く事で豪雨による土砂災害の発生を防ぎます。荒れ放題ではない整備された山から流れ出る水は滋養に富んだ水となり川や湖や海で暮らす生き物を育み、その周辺で暮らす動植物にも恩恵をもたらします。また、木は再生可能な循環資源という側面があります。酸素を作る事が無くなった木は、伐採し炭素を固定したまま家に使えば、大気中の炭素を減らせます。伐採した所に新しい苗を植えれば、また酸素を造り、成長後はまた家やエネルギーとして利用されます。木は恐らく私たち人間が造る事のできる唯一の資源であり、この資源を有効利用するバイオマス発電(岡山県真庭市が有名)の資源としても注目されています。もちろん地元の木を地元で使えば、余計な運送時のエネルギー(ガソリン)も使わなくてすむのです。


このように木を使って家作りをする事は、

環境を守る一助になり

家族の健康につながり

長く家に住み続けられ

無駄なエネルギーを使わず

自然エネルギーの源になる

という、皆が幸せになれる暮らしにつながるのです。