受け継ぐ家へとリノベで生まれ変わる

昔お父様が弊社で建てて頂いた家を、お嬢様が部分改修をして住み繋いで下さることになりました。

もっと読む

ご両親がお住まいになっている家ですが、大きな家なのでリノベーションで2世帯住宅にしました。使っていない立派な和室や応接間があり、そこをつなげてリビングダイニングとし、新たにキッチンやトイレも設けています。縁側や廊下を部屋に取り込むことで、新たに作る部屋の大きさを確保しました。もちろん断熱や耐震の改修もこの機会に行うことで、これからの暮らしが安心快適になります。

閉じる

部屋を見る

玄関入ってすぐの応接間と奥の和室、縁側をひとつにし、リビングダイニングとしました。耐震上抜けない壁は緩やかにダイニングとリビングを仕切る壁掛けテレビ用の壁とします。

外観は特に大きく変えることはなく(窓を除く)、色の剥げてしまった南側の外壁の板を取り替えるなどにとどめました。このように板貼り外壁は何年たっていてもメンテナンスが容易です。

2世帯共有部分の玄関です。横に長かった玄関は長さを活かしてシュークロークを造りました。クローク側が家族玄関のような使い方になります。反対側には段差部分に手すりを設けました。

主寝室。縁側だった部分の窓を小さく付け替えました。抜けない壁はそのまま残し、市販のラックなどを使い、収納スペースとして使います。

こだわりポイント

断熱効果を少しでも上げるために、改修しない部分との間の建具は太鼓貼りの障子としました。桟が現しにならないので、一見壁のような癖のない建具になりました。

キッチンの裏側にパントリーを設けました。洗面室やトイレも近いので食料品だけでなく、日用品のストックにも重宝します。

勝手口につながるランドリー兼洗面室です。室内干しのパイプ、ガス乾燥機乾太くんを備え、外干しには勝手口から外に出られるというアクセスの良さです。

主寝室とランドリーに隣接するウオークインクローゼットです。夫婦の衣類をまとめて収納できます。

WIC

仕様

屋根 既存
外壁 焼杉板一部貼り換え
天井 杉羽目板 他
壁  ゆふ珪藻土 他
床  節無し桧 他

ギャラリー

一覧に戻る