
開く、閉じる、街中でおおらかに暮らす
古い街道沿いになじんだ様子で建つ、優しいたたずまいの家です。麻の葉組子の障子や、和のテイストのタイルを使った製作洗面台など、打ち合わせの当初からお気に入りをいくつかピックアップされていました。そんなお気に入りをあちこちに使った家は、毎日の生活に彩とワクワク感を与えてくれます。2階フリースペースには落書きできる壁があり、子供たちの勉強やお絵かきに活躍してくれそうです。そんな楽しい場所は吹き抜けを介して1階とつながり、どこにいても家族の気配を感じられます。
結婚を機に家を建てる方、子供の成長に合わせて家を建てる方、終の棲家として家を建てる方、家を建てる理由は様々です。どんなタイミングやきっかけで家を建てるとしても、基本性能として、出来るだけエネルギーを使わない仕組みや、耐震性などの高い性能は必須です。その基本性能を有しつつ、家族が健康に暮らすために安心で安全な無垢の木等の自然由来の素材で造られることや、毎日の生活でストレスを感じない間取りの工夫なども、長く暮らすための家にとって「高い性能」だけではない大切な要素です。これらに加えて私たちがとても大切にしている事。それはお客様の「やりたい事」をカタチにする事。それが「らしさ」につながり、思い入れのある「我が家」となって大切に長く暮らしていくことが出来ます。石積の間接照明や京町屋風のアプローチなど、この家にも随所に「やりたい事」が見られます。彦根の「松原の家」は高い性能+自然の力+お客様らしさのつまった家になっております。