2017.06.05

UA値

『UA値』

これを説明できるのは、住宅の営業マンか、設計をする人くらいでしょう。

 

最初にこの文字を見た時は、何の事だか想像すらできませんでした。

 

UA値 = 外皮平均熱貫流率

日本語で表現されても今一ピンときません。

 

以前はQ値というものがありました。

Q値(熱損失係数)とは断熱性能を表す値です。

外壁、床、天井、屋根、窓、ドア、換気などから、

部屋の熱がどれだけ逃げるかを数値的に表したものです。

 

2013年10月に施行された改正省エネルギー基準によって、

Q値 → UA値 に断熱性能の表示が変わりました。

 

建物の外と中の温度差を1度としたときに、建物内部から外部へ逃げる

単位時間あたりの熱量(換気による熱損失を除く)を、外皮等面積の合計で除した値。

(外皮とは、熱的境界になる外壁・床・天井・屋根・窓・ドアなどを指す。)

 

計算式は、

Ai :外皮等のうち、土に接する基礎の部位等を除く第i部位の面積(単位 平方メートル)
UHi :第i部位の熱貫流率(単位 1平方メートル1度につきワット)
n  :基礎等を除く外皮等の部位数
LFj :第j基礎等の外周の長さ(単位 メートル)
UFHj :第j基礎等の外周の熱貫流率(単位 1メートル1度につきワット)
m :基礎等の数
A :外皮等面積の合計(単位 平方メートル)

 

ここまでくると条件反射で目を背けたくなりますねぇ。(笑)

 

Q値は、 各部位の熱損失量を床面積で割っていましたが、

UA値は、各部位の熱損失量を外皮で割っています。

どちらも値が小さいほど、断熱性能が良いという事です。

 

ちなみに、平成25年度の省エネ基準(最新)では、

UA値 ≦ 0.87 W/(?・K)となっています。

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