2017.09.09最終更新日:2020/02/06

鉄筋

一般の方はあまり目に触れる事のない、鉄筋の話です。

 

基礎のコンクリートの中には、たくさんの鉄筋が入っています。

コンクリートは圧縮強度が高い(押しつぶされる力に対して強い)反面、引張強度が低い(引っ張られるとすぐに崩壊する)ので、その弱点を補う為に、引張強度が高い鉄筋を入れます。

 

基礎は様々な荷重に対して、圧縮荷重にはコンクリートが、引張荷重には鉄筋が対応しているという訳です。

 

以前は『丸鋼』という単純に丸い棒を使ったりしましたが、現在では、コンクリートの付着強度を高める為に表面に凸凹の突起をつけた

 

異形鉄筋(deformed ber)

 

異形鉄筋

 

を使います。

 

表面がつるつるの丸鋼に比べ、定着長さ(鉄筋をつなげる時の重ねあう長さ)が短くなるとか、定着の為の加工が簡素化されるといった利点がある為です。

 

例を挙げると、丸鋼の場合は先端部にフックをつける(抜けにくくするために先を180度曲げる)事が必要でしたが、異形鉄筋の場合は不要になるといった事です。

 

異形鉄筋を図面であらわすと、

 

D10 = 直径10mmの異形鉄筋

D13 = 直径13mmの異形鉄筋

 

このように、Dが異形鉄筋、数字が直径という表記になります。

 

 

 

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