2017.08.20最終更新日:2020/02/06

漆喰

漆喰は、石灰海草糊つなぎとなるスサ(麻の繊維や紙などを細かく切ったものや川砂)を混ぜてペースト状にしたもので、鏝(コテ)で押えて仕上げる。

石灰にはカキなどの貝殻を粉にしたものを混ぜるようで、現在の漆喰は化学糊を使っているものもあります。

昔の左官屋さんは、それぞれの材料を混ぜて漆喰を調合していましたが、今では、全て混ざったものが販売されています。

 

漆喰の性質は何といっても防火性で、それゆえ財産を守る為に土蔵に使われました。

また、湿気を吸収し調節するので、季節の変化にも耐えカビがつきにくいということと、遮音性・遮光性に優れているという性質もあります。

 

反対に漆喰の短所は、乾燥後の収縮率が高い為ヒビが入りやすいということです。

これを防ぐために、スサなどを混ぜたり塗り回数を多くします。

 

漆喰というと白い壁が主流ですが、白ばかりでなく灰墨を混ぜた黒漆喰や、赤い顔料を混ぜた赤漆喰も古くからありました。

この辺りでは、赤漆喰は見かけませんが、黒漆喰はたまに見かけます。

ただ、最近建てられた住宅の外壁では、ほとんど使われていないのが現状です。

 

 

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