2017.12.01最終更新日:2020/03/06

地震に備える制振って何?

地震大国である日本。

東南海地震がいつやってきてもおかしくないと言われ何年か過ぎています。

 

実際、自然の力の前には、なすすべがない事がありますが、

それに対して少しでも対応しているのと、していないとでは、

生命財産が守れるか守れないかの差が産まれることがあります。

 

地震に対して建物が対応する方法として、おおまかに3種類あり、

免震、制震、耐震という3種類です。

 

免震は、地面が揺れても、その建物は揺れから免(まぬが)れるもので、

建物や住む人も含め最も被害が少ないものですが、イニシャルコストはかなり高額です。

 

耐震は、建物が揺れても壊れないように耐えられるというもの。

どれだけ耐えられるかという指標に、耐震等級1・2・3があり、

数字が大きい程、地震に耐えられるというものです。

 

最後に制震は、免震と耐震の中間的なもので、

耐震の強度を持たせながら、地震の強さを少し軽減しましょうというものです。

 

制震の方法は、多くのメーカーから多くの方法が出ていますが、

今年、BXカネシンとい会社から

『DIT制震筋かい金物』という商品が出ました。

 

制震金物

これの良い点は、

今までの制震装置や制震金物は、

『耐力壁』となる筋かい(斜めに入れる材料)とは、別の場所等に設置しなければならないものが多く、

筋かいと干渉してしまって、耐力壁の量が少なくなるといったものもありました。

しかし、この商品は筋かいには必ず取り付けなければならない筋かいプレートという金物と

取り替えるだけなんです。

 

もちろん、普通の金物よりは高額ではありますが、

従来からあった制震金物よりも安く済みます。

取付ける数量にもよりけりですが、

メーカーの行った約39坪の実験棟では。

20個の設置で揺れの約50%軽減

60個設置で揺れの約75%が軽減されています。

 

なかなかの優れものです。

 

 

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