室内建具の開き方、何を選びますか?
家を建てるための打ち合わせをしていると、必ず目にする平面図。 平面図の中には多彩な情報がありますが、…
先日、定期点検でお客様宅を訪問した時の話です。
そのお宅の床は、ほぼ
桧・杉・松
等の無垢フローリングです。(畳やコルクもありますが)
お引渡しの際に、いつも説明させていただくのが、
生活していると、どうしてもついてしまう床の傷(凹み)の修理方法。
尖ったものなどが落ちて、木の繊維が切れてしまっているようなものは無理なのですが、
単純に凹んでいるものは、ほぼ修理できます。
水分を含むと膨れる『木』の習性を使うのですが。
凹んだ部分に湿らせたタオルを当て、
その上からアイロンを当てます。
基本これだけ!
浅い凹みなら、10秒前後で治ることがあります。
もちろん深い凹みなら、床に直接水分を吹きかけたり、
何回もやらないと元に戻ったりしませんが、
それでも大抵は治ります。
画像は木の家設計室くわくわさんよりお借りしました。
そんな説明をしておいた後の定期点検。
点検終了後に『床の補修、一度位やってみはりました?』と聞いてみました。
すると、
『一度どころか毎週やってます。』
こちらのお宅には元気な男の子がいて、
子どもが幼稚園に行ってる間に、ご主人がせっせと治されるそうです。
奥様曰く、
『この家で生活するようになってから、私より主人の方がアイロン使ってます。(笑)』
こんな風に、住まいに関わってもらえると、
建てさせて頂いた私達も本当に嬉しいし、
自分の家として、より一層愛着が沸いてくるのでは!と思います。