室内建具の開き方、何を選びますか?
家を建てるための打ち合わせをしていると、必ず目にする平面図。 平面図の中には多彩な情報がありますが、…
住まいの省エネを考える時、
開口部(窓や出入口)にどのような仕様のものを使うかによって、
その度合いは大きく変わります。
現在、弊社ではYKKapという会社のAPW330という名前の
樹脂サッシ
を標準として採用していますが、
そのサッシにはまっているガラスは
Low-Eガラス
というガラスです。
Low-Eとは、Low-Emissivity 低放射という意味で、
基本は複層ガラスで、(トリプルとかもあります)
上図のように室外側に金属膜があるのが遮熱タイプ。
太陽の日射熱を50%以上カットして、夏は涼しく冬は暖房熱を外へ逃がしません。
紫外線も大幅にカットします。
また、
室内側に金属膜があるのが断熱タイプ。
冬、室内に太陽光を採り込み、暖房熱を外へ逃がしません。
不快な結露の発生も抑えます。
金属膜といっても、そんなに濃い色がついているわけではなく、
このメーカーからはガラスの色として、
ニュートラル(透明)
ブルー(なんとなく青)
ブロンズ(なんとなく茶色)
という3色のものを出しています。
Low-Eガラスを使用することで随分断熱性能が変わり、
単板ガラスと比べると、約4倍の断熱性能があります。