国産の木の家を建てる滋賀の工務店

 


 

完成見学会 + お客様担当の返信2

2018.03.01

先日こちらのブログとフェイスブックで完成見学会のご案内をUPしたところ

ぼちぼちとお問い合わせが入ってきています。ありがたいことです。

まだ詳細をご覧になってない方はこちらからどうぞ

 

さて、ここからはこないだの続き。お客様担当の熱い気持ちの詰まった返信のご紹介です。

前の記事をご覧でない方はこちらからどうぞ

例によって長いのでQ1からQ4までの中のQ2です。

 
 
Q2 木材を最初高温乾燥されているとのことですが、その時点で木材の良い部分(香りなど)が劣化する可能性について、貴社ではどのようにお考えでしょうか。
 
(A)正直なところ、香りの劣化は否めません。まったく無くなる訳ではありませんが、天然乾燥に比べると香りには差が出ます。粘りが無くなると言われる事もありますが、現在の建築は大地震にも耐えられる耐震性能を持たす事で、長く持つ・家族の安全を守るという家造りが主流となっており、弊社もその考え方を参考にし、動かない・強固な家造りを進めておりますので、粘りはあまり関係が無いと考えております。
家が揺れる事で地震力を逃がす伝統工法ならば粘りは重要だと思いますが、東北や熊本の震災での実情を当社なりに検討しますと(お寺や門が倒れたり、耐震等級2の家でも住めなくなった家がある)耐震性能を等級3にあげる事が必然であると考えております。
 
乾燥には様々な考え方があります。恐らく正解は無いと思います。(正解があればこんなに世の中に様々な乾燥工法は出てきません)各々が各々のスタンスで乾燥方法をチョイスしお客様に提案しているのが、今の工務店の現状ではないでしょうか?

天然乾燥だけですと、どうしても含水率のコントロールが難しく、材料に乾燥のムラが出来てしまい、建物建築後数年すると、どこかに乾燥による収縮やワレ・ソリの影響が出てきます。(含水計などで測るとよくわかります)
一度高温乾燥する事で、構造材内部の不要な汚れや水分を均一に出し切り、そこから天然乾燥でじっくりバランスのとれた水分状態にもっていく事で、建築後のワレ・ソリによる問題を減らす事が出来ております。
天然乾燥材で何度も建築してきましたし、今やれと言われても当然材料も揃えられますし、建てる事も問題ありませんが、やはり、様々な問題が出る可能性が高い事をお施主様に説明させて頂く事になります。
いつまでも長く快適に暮らして頂くという住まい造りを考えた中で、自然素材である事・構造的な強さを持つ事・メンテナンスが少なく済む事など総合的な判断から今の乾燥方法にしております。
 
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