床下エアコン・・・空気の流れを読む
先日床下エアコンを設置したお客様から、「床下エアコンの効きが悪い」とのご連絡があり、点検と合わせて原因調査に…
と読みます。
まず、勾配の説明です。
上図の家で、屋根の傾き(勾配)に合わせた直角三角形の部分に、
『10』と『4.5』という数字が書いてあります。
これは、屋根の傾きが、水平方向に10行くと、垂直方向に4.5上がりますという事で、
これを『4.5寸勾配』(よんすんごぶこうばい)と呼びます。
通常の和瓦は、
このような形状で、流れ長さにもよりますが、基本的には
よりも緩い勾配の屋根では使用できません。
それが、緩勾配用瓦は、
上図の?や?の機能により、流れ長さが4.0m以内なら
の屋根でも葺くことが可能です。
また、弊社では防災瓦と呼ばれる瓦を使用しています。
瓦メーカーによって形状は様々ですが、
上図の瓦の場合は、対角線上にある?の部分が、
瓦同士をロックすることになり、
強風や地震による瓦のズレや浮き上がりを防止します。