2017.12.22最終更新日:2020/03/06

外壁のメンテナンス時期を知る方法は?

建物って、地震等の外的な力が加わった場合を除き、

『水』

から守れば、かなりの年数壊れないものだと思います。

 

『水』と一言でいっても色んな水があり、

空から降ってくる雨の水、

水道管を通っている水、

空気中に含まれる水等、

それぞれ、雨漏れ・水道管接続の不具合・結露等に気を付けていれば、

十分、建物を水から守れると思います。

 

その内、雨水に関しては、屋根からの漏水を一番に気にしますが、

外壁も重要なもののひとつです。

 

で、外壁のメンテナンスって、いつどのタイミングでやればいいのか、

一般の人にはわからないかもしれませんので、

判断材料を挙げたいと思います。

 

外壁にもいろいろな種類があります。

・焼板

・羽目板に塗装

・モルタル(砂とセメントと水を混ぜたもの)塗の上塗装

・サイディングの上塗装

・鉄板貼(色々な種類有り)

・塗り壁

・タイル貼

等々。

 

基本的には、どんなものでも何らかのメンテナンスが必要です。

塗装の色が薄くなってきたら塗り直すとか、

板が腐ってきたら貼り換えるとか、ありますが、

一番早く劣化してしまうのが『コーキング』です。

 

一番わかりやすいのが、サイディング貼のジョイント部分やサッシ廻り。

 

劣化状況

この画像はコーキングを作っているメーカーの画像ですが、

一番右の表層劣化の状態になってくると、

コーキングの打ち直しを考えなければなりません。

 

そこで問題が出てきます。

 

コーキングの打ち直しだけなら、そんなに高額になる訳ではないのですが、

コーキングを打ち換えるには、足場が必要になってきます。

となると、現場によっては足場だけで20?30万円かかったりしますから、

せっかく足場を組むのなら、一緒に外壁材の塗装も考えた方がいいのでは?となります。

 

そうすると、なんだかんだで100?200万円規模の工事になってしまいます。

 

その話をすると結構な確率で、

「え?っ! 今そんなお金無い!」という言葉が聞こえてくるのですが、

実際、コーキングが劣化し始めた時期程度なら、外壁の塗装はまだ大丈夫な事が多いんです。

 

チョーキングといって、外壁を指で撫でて、白い粉のようなものが付いたら塗りかえ時です。

 

ザックリでいうならば、

コーキングは5?10年、

サイディングの塗装は10?15年くらいで再施工が必要になってくるかと思います。

 

今回サイディングの例を挙げましたが、

その他の外壁材でもコーキングを使う事は多いので、

コーキングの劣化具合が、メンテナンスの目安になろうかと思います。

 

とはいえ、この前10年以上前に建てさせていただいたお宅を見たら、

コーキングの劣化が全くと言っていい程なく、

塗装もまだまだ大丈夫でした。

そういうお住まいもあれば、

現在では、コーキングもなく、色の劣化等も極端少ない

『そとん壁』

という塗壁もありますし、

『ウッドロングエコ』

という、超長持ちする塗料(色があるわけではありませんが)もあります。

 

建てる時に少し高くても、何十年というサイクルで考えた時に、

トータル金額で安くなるように考えて頂けると、後々の出費が少なくて済みます。

 

 

 

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