国産の木の家を建てる滋賀の工務店

 


 

目標とする壁をぶち破るには、熱い情熱も必要ですが、既存の考え方にとらわれない新しい発想も必要です。
袋小路に追い込まれた犯人は、壁を超えるかぶち破るしかありません。

先日、目の中に入れても痛くないうちの娘(3歳)は、5日間の便秘という壁を、1時間苦闘(ずーっと泣いてました)するも結果がついて来ず、止む無く浣腸という荒業で、ついにぶち破りました。

それはそれは途方もうない大きくてくさ・・・

もう止めときます。

 

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本題ですが、先日床下エアコンを設置したお客様から、「床下エアコンの効きが悪い」とのご連絡があり、点検と合わせて原因調査に行ってきました。

気密が悪い可能性もありますし、断熱欠損もあるかもしれません。
完成時に様々な検査をしたつもりですが、もう一度チェックに床下へ

う~ん、やっぱり問題なし。
循環を助ける為のサーキュレーターを設置しているのですが、それの稼働も問題なし

ただ・・・

確かに、問題の和室下はやはり少し寒い。
他は熱いくらいに暖かいのになんで???

答えはまさに便秘・・・いやいや、袋小路になっていて抜け道が無かったんですね。

正確に言いますとガラリの数が少なかった(面積が少ない)ので、エアコンより一番遠い位置にある家の一番奥になる和室下は、暖気はこちらに来ようとするものの、床下に溜まった冷気の出口が無いもんですから、ずーっと暖気に押し込まれた状態の空気の交通渋滞がおこっていて、暖かい空気が出なかった訳です。

床下エアコンを採用する上で様々な所で勉強させて頂き、これで完璧!という方式でやってみたのですが、想定外の問題がおこりますね(苦笑)

お施主様にはご了承頂きまして、貫通用のかんち・・・いえいえ、ガラリの数を増やさせて頂きました。

昨日までは暖かかったので確認できなかったのですが、最強寒波が来る今週の3連休に一度確認に行ってまいりたいと思います。


こちらの家は2017年秋に完成したのですが、それからお庭を作らせてもらいました。

ちょっといい感じになってきましたね。

 

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新年 あけましておめでとうございます。

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本年もどうぞよろしくお願い致します。

新しい年を迎え、これから取り組んでいく事、取り組まなければならない事など雑感を述べたいと思います。
年初のブログとしては少々重たい内容ですが、年の初めでもありますし年号が変わる年でもありますので、お許しいただければと思います。

まず何を差し置いても、今年は”消費税の増税”でしょう。会社として取れる対策はしれています。弊社としては今まで通り、お客様優先の家造りを実直に進めていくまでです。その中で少しでも価格を上げないような施策があれば調査し取り組んでいく事と、増税を緩和できるような情報があれば発信し、更に国や地方自治体からの補助・助成などの緩和措置があれば漏らす事なく取り組んでいく事が、一番大事な事かと考えています。

幸い、国から数々の増税緩和措置(住まい給付金の給付額の増額・住宅ポイントの付与・ローン控除の延長等)が予定されておりますので、2000万の家ならば増額となる2%分の40万は充分補填出来るようになっておりますので、今このブログをお読みで、ネットや広告での”煽り”に
「増税までに何とかしなきゃ」
と戦々恐々の方は、”家の契約”においては心配して頂かなくても大丈夫ですので、ゆっくりご検討頂けば良いかと思います。

但し、あえて”家の契約”と表現しました通り、それ以外の家に係わる物、例えば、土地や家具や家電といった物には基本的に消費税はかかってきます(何らかの緩和措置があるかもしれませんのでご確認下さい)ので、注意は必要です。

本年を含むこれからにつきましては、年末のご挨拶にも書かせて頂きましたが”お客様第一”が弊社の考える家造りの根本であります。

その中で、お客様のニーズ、地域貢献、環境問題への取り組みなど、時代の流れ・要望に合わせた臨機応変な対応が求められていくのではないか感じております。

お客様第一が弊社の根本であるなら、家造りの仕様としての基本として変わらない物は、長く健康に暮らせる家という事です。

1.国産、滋賀県産、多賀町産など国内の無垢の木でつくる、住む人にも環境にも安心安全な家造り

2.大地震にも耐えうる、耐震等級3を基本仕様とし、それ以上の強度を持つ構造と、耐久性の高い素材を使った家造り

3.省エネ・創エネを含む環境への負荷を減らせる高断熱の家造りがお客様にとっても長く暮らせる家につながる事

大きく分けると上記のような3つのポイントを基本とし、これからもお客様第一とした家造りをご提案していきたいと考えております。

私達の業界は、残念ながらあまり先行きが明るいとは言えない業界です。
人口は減り、新築・リフォームを含む住まいの長寿命化により、着工棟数やリフォームの件数は減っていきます。
が、人間が”暮らす”という行為をしなくならない限り、無くならない職業でもあります。
生き残る為の施策はもちろんですが、今まで建てさせて頂きましたお客様の”家守り”としての責任もある仕事ですので、今まで以上の精進をし、たくさんのお客様からの要望に応えられる家造りをしていきたいと改めて年初に決意しております。

それでは本年もどうぞよろしくお願い致します


                            2019年1月6日  常務取締役 澤田 藤司徳

 

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平成最後の年末のご挨拶

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平素より株式会社マルトをご愛顧頂き誠にありがとうございます。

平成最後の年、2018年も終わろうとしています。
本年も例年と同じく、たくさんのお客様とのご縁を頂き、本当に良い一年だったと思います。

また家造りにおいては、弊社のベースとなる無垢の木と自然素材に高い性能を持つ、長く安心安全健康に暮らせるという部分により磨きがかけられ、平成が終わり新しい年号に入る良い準備が出来たのではないかと感じています。

今後、国がどのような方向に向いたとしても、揺らぐ事なくまたいかようにも対応は出来るのではないかという手ごたえも感じた1年ではありました。

しかしながら、それでもまだまだ足りない事が多く、たくさんのお客様との出会いがあったのですが、お客様のご期待に応えられなかった事もたくさんあったかと思います。

大変申し訳ございませんでした。

一生に一度の家造りですからこういった言い方は大変失礼にあたるのですが、この経験を活かしこれからのお客様にはもっとより良い物やサービスをご提供し、また改善された事については、すでに弊社でご建築頂いた皆様にも対応していくようにしていければと思っております。

父が経営するマルトに帰ってきたのが確か平成8年だったと思います。
ここに帰ってきてからの平成の22年間は、私を成長させてくれる22年間でもありましたが、どんどん変わっていくお客様のニーズ・様々な問題が起因となる家造りの大きな変化への弊社の対応力を問われた22年間でもあったように思います。

22年前と今では家造りも大きく変わってきましたが、今でも変わらない事は「家はお客様のもの」という事です。どんなに便利でもお客様がそれを必要とされなければ採用しませんし、弊社のお勧めしたい事がNGなお客様にごり押しする事はしておりません。これには賛否あるのですが、それでも弊社は「お客様が望む家」を建てる工務店でありたいと思っております。

平成が変わっても、国の方針が変わっても、家造りの考え方が変わっても、私がおじいちゃんになっても、ここだけは変わらず家造りをしていきたいと平成最後の年末に決意したところです。

年末の挨拶とは少し違う内容になってしまいました。すみません。
結局何が言いたいかというと、来年も再来年もこれからずーっと頑張って皆さまのご期待に応えるようにしたいという事です。(笑)

それでは皆様、良い御年をお迎えください 

 

平成30年 12月 28日   株式会社マルト   常務取締役 澤田 藤司徳 

 

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完成見学会を開催します。

最近では若い方にも人気の平屋の家です。

2018年10月20日(土)21日(日)予約制

詳細のページはこちらから

 

埋もれブログを発掘しました~。(西沢)

 

変わってゆくもの、変わらないもの

 

変わってゆくもの

 

この仕事を始めて25年が経ちました。最初は神戸の会社で現場監督から始めました。監督の仕事は、いかにキレイに仕上げるか、段取りよく現場を進めるか、そして工期に遅れる事なく完成させる事が最大のミッションです。

工期の短い現場では、何泊も泊まりで作業していた事もありましたね〜

まさにブラック企業ですね。今なら100%訴えられます

 

その後、家業の工務店であるマルトに入る訳ですが、ここでも今までの経験を活かすべく現場監督をしておりましたが、ちょうど10年前に組織(と言っても家族ですけど)の変更をし、お客様の窓口として営業をする事になりました。

同じ職種でも現場と営業では、知識もスキルも違うもんですから、一から勉強のしなおしで、今だに勉強の毎日です。その中で最近気付いたんですが、日本の住宅事情はここ100年で大きく様変わりしているなーと言う事です(あくまで私見ですので)

 

それまでは、木を使った伝統工法のみであったものが、明治から昭和初期の産業革命で、レンガ積みや鉄骨造、さらには鉄筋コンクリート造がこの頃から始まりだします。

戦後の高度成長期には、プレハブ住宅や住宅メーカーによる建売や企画型住宅が生まれてきます。

でもそのほとんどは見た目だったり作り方だったり合理性だったりで、暮らしといった内面にまで目を向けらえていたとは思えない変化ばかりでした。

 

この後、バブルが弾けた頃から住まいは大きく変わり始めます。

まずは阪神淡路大震災による耐震性能アップの法制化、新建材に含まれる成分による健康阻害で起こったシックハウス問題、耐震偽装問題から端を発した消費者保護の瑕疵担保履行法の制定、東日本大震災の原発事故や世界的な異常気象など環境問題から始まる省エネ・創エネへの取り組み、そして熊本の大地震

特に、バブル以降は上記に書いたように住まいの性能・機能について大きな変化がおこっています。

 

変わらないもの

 

しかし、変わらない物もあります。

それはそこで家を建て暮らす人の人生です。

その暮らしが、安心安全で豊かで健やかでなければ暮らしも人生も成り立ちません。そしてその暮らしを実現するには変わらない技術や知識だったり、無垢の木などの自然素材でつくられる事だと思うんです

どんなに高性能でも暮らしにくくては意味がありませんし、どんなに心地よくてもエネルギーのダダ漏れでは本末転倒です

流行だけに左右されるのでもなく、またトレンドを無視する訳でもなく、時代の変化に対応しつつ、無垢の木を基本とした自然の力を活かした変わらない家造りを今後もご提案していきたいと考えています。

 

前置きが長くなりましたが、今後様々な切り口で、このブログから発信して参りますが、このような考えを元にしている事を説明させて頂きたく、長文のブログを書かせて頂きました。

たまーにサボっちゃうかもしれませんが、出来るだけ更新してまいりますので、よろしくお願いします

 

お客様窓口 澤田 藤司徳   2016年6月記

 

 

熊本の地震から1年が経ちました。
亡くなられた方のご冥福をお祈りすると共に、被災され今だ日常が戻っていない皆さまの少しでも早い復興をお祈り致します

2011年の東北の大震災、そして昨年の熊本。立て続けに起こった大地震で弊社の家造りは大きく変わりました。
災害が少ないと言われる滋賀県。弊社のある湖東地域には大きな活断層もなく、東南海地震で想定される震度は最大で5強。もちろん海が無いので大きな津波もなく(一説には湖でも起こるらしいのですが、よくわかってません)台風が来てもほぼ弱まってからの上陸。今年は大雪に見舞われましたが、20年、30年前に比べると積もる量も大幅に減っています。
つまりは、元々災害に対して希薄な地域であるという事と、私達も「まぁ、ここは大丈夫でしょ」と考えていた内の一人でした。

そこに1年前の熊本地震です。大地震が無いと言われていた熊本で、震度7が2回立て続けに起こるという、「日本の歴史上まれ」な地震が起こったのです。
熊本以降、業界内の地震に対する考え方も大きく変わってきました。

阪神淡路大震災で変わった建築基準法(耐震等級1)では耐えられない事
その1.25倍である等級2でも倒壊する事
耐震基準を通す為の設計ではなく、評価通りの耐震性能を出す為の設計が必用である事

そして何より変わったのは私達の意識かもしれません。”私達の作る家で守れる命、救える命がある”という事。

弊社は、許容応力度計算から導かれる設計により耐震等級3を確保した家を基本にしつつ、自社独自の耐震設計基準として柱・壁の直下率も基準にしております。

直下率は、法律で必要とされている訳ではありません。但し、識者の間では耐震性能に大きく関係している報告があげられ、実際、熊本での地震で等級2で倒れた家の直下率が低く、逆に等級1でも倒れなかった家の直下率が高かった事実が確認されております。

つい先日、NHKスペシャルで、地震波が増大される地盤リスクについて放送されていました。100mも離れていない近い地域でも、粘土層の深さによって震度が増大されるというものでした。
地盤リスクについては、今後研究され、新たな対処方法が開発されていくと思われますが、私達工務店が今できる事は震度7でも8が来ても倒れないような、命を守れる家造りなんだと思います。

熊本の震災から1年。東北の震災から約6年。不謹慎な表現かもわかりませんが、震災や災害が起こった日は、その事で得られる教訓をこれからの家造りに活かしていく事を再確認する日としていきたいと考えています。

弊社の企業理念であり、弊社の考える家造りにおいての根幹である「木」
事あるごとに木の良さを訴えていますが、目に見えて数字に表せる部分と、触れて・感じて頂かないとわからない部分があり、それがなかなかうまく伝わりません。

じゃあって事で、完成見学会や、伐採見学・体験、木工教室など様々な形で木に触れて頂けるようなイベントを行っておりますが、その中でもお客様から大変好評をいただいております、三重県熊野への原木と製材工場の見学ツアーがあり、先日お客様お二組と行ってきました。

弊社は工務店の傍ら、製材業も営んでおりますので、豊富にある滋賀県産材を使い、県産材だけで造った家を建てる事が出来るのですが、わざわざ他所の県の他所の製材所の木を採用し見学に行って頂いているのです。

それは何故か?

残念ながら、滋賀県は俗にいう木材産地ではありません。見渡せば山ばかり(まんなかは琵琶湖ですけど)でこんなに沢山の山と木々に囲まれているのですが、木そのものの質という点では隣県(三重、奈良、京都、岐阜など)に比べどうしても劣ってしまいます。


更に、弊社が取引しておりますこの熊野の製材所さんは、品質に対する拘りとどこにも負けない価格と質の追及、地域貢献、環境への配慮、顧客満足への取り組み等、その隣県の産地の中でも特別な会社さんであります。

弊社を信用しご発注頂くお客様の家を建てると考えた時、いつまでも弊社が建てるこの家に住んで頂きたいと考えた時、本当に価値のある、性能も担保した家を建てたいと考えた時、滋賀県産材だけでは限界があると感じました。
そこで、三重県熊野産の良質な杉や桧の良い所を利用しつつ、悪い所を補うような材料選定がベストであると考え、弊社では熊野産と滋賀県産をミックスした形の家造りをしております。

その製材工場である、野地木材工業さんにて、原木、原木の製材、乾燥、加工のすべてを見学して頂き、ご自宅で使う梁材も選定して頂きます。

自分の家の材料がどこで生まれ、どのような加工をされるのが確認でき、さらには自分で選ぶ事が出来る、大変価値ある経験をして頂く事が出来るのです。
また、只々見学するだけではおもしろくないので、観光を入れつつ、山・川・海・生物など木に纏わる様々な説明を受けたりし、その日の夜は熊野で一番の宿泊施設にて、熊野の名物に舌鼓をうち、ゆっくりとした時間をお過ごし頂けるような癒しのツアーにしています。

このツアーに参加して頂けば、弊社が使う木(お客様の家に使う木)が、単なる木の目が美しいとか、触り心地が良いとか、いい匂いがするというだけでなく、様々な加工工程を経て造られる性能、強さをご理解頂け、また、木が果たす役割が地域の環境に多大なる影響がある事、更に自らにも恩恵がある事を学んで頂けるかと思います。

少し過激な表現になりますが、無垢の木の事を悪く言われる方は結構いらっしゃます。住宅メーカーさんの営業さんなんかは弊社のような工務店と競合すると必ずお客様に言われるそうです(商談中にお客様からよく聞かされます)。ネットで叩く人もいますし、同じ工務店でも否定される方もいらっしゃいます。
「本当に木の事知ってるのかな? 自分の目で見て使って確かめてから言ってるのかな? ここへ見にくればきっと考えが変わるのに・・・」と思わずにはいられません。 
残念ながら、そもそも木が好きではない方にはなかなかその良さは伝わりにくく、きっと納得いかないままになるんだろうと思います。

 

このイベントでは
「無垢の木が好きなんだけど、少し不安がある」 
「木の家に住みたいけど、どんな木を使ってるのか見えないから心配だ」

「木が良いのは薄っすら知ってるけど、本当のとこどうなんだろう?」

そういう、木が好きなんだけど・・・って方々に来て頂きたいと思っています。


見て頂けば間違いのない性能や加工技術にご納得頂ける事でしょう。
説明を聞いて頂けば、木の無限の可能性や使う事の意味・意義を理解して頂けるでしょう
触れていただけば、一生の思い出と木の家を建てようと決めた事が間違いでなかった事に気付かれるはずです

木を知らずに否定する人には、残念ながら見えない・伝わらない事なんですが、少し穿った見方をする目の方を閉じて、フラットに判断できる目の方を開けて参加して下されば、弊社が無垢の木の家造りをオススメしているのかご理解頂ける事でしょう。

ご興味のある方は、営業担当の私までご連絡下さい。

 


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今回は、完成したばかりの野地木材・専務宅にて山を取り巻く環境、日本の木の現状などレクチャー頂きました

 

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場所を移し、熊野の木材市場に行き、原木の説明です。丁度、市が開かれていたこともあって、大量の原木の数々。


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製材工場にて、ツインバンドソー(製材機)での加工を見学したり、乾燥機を見たり。

 

 

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紙になる木のチップを手に取って頂きました。杉や桧の香りが充満しています

 

 

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途中、鬼ヶ城に観光で立ち寄り

 

 

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最後に本社工場で、板の加工や造作材の仕上げ加工を見て頂き、自邸の梁選びをして頂きました。

2017年がスタートしました。
1月とは思えない暖かさと好天のおかげで、地元の多賀大社は例年にない参拝者があったようで、三が日で40万人を超えたそうです。
弊社もこの勢いに肖っていきたいと思う新年のスタートでした。

私事になりますが、ことしのお正月は、普段から旦那らしい事や父らしい事が疎かになっているので、嫁さん・子供達への罪滅ぼしを兼ねて、

【わがままを全て聞くぞ、お正月休み!】

といったタイトルを銘打ち、家族の為のお正月休みをすごさせて頂きました。
おかげで、正月休みならぬ正月疲れの初出勤です

様々な事をこなした休みだったのですが、1月2日は上の坊主が大好きなプラレールの博覧会をやっているという事で一路、大阪・南港へ行ってきました。

入場しただけでもらえる無料配布のはやぶさの中間車両、プラレールの巨大ジオラマやプラレール新幹線の巨大展示物、様々な記念撮影スポット、チケット購入してゲーム式のアトラクションに参加して限定新幹線がもらえるなど、とにかくテンションあげまくって、仕上げは今さっき見て遊んだ商品の販売コーナー

もう、買わない訳にはいきませんよね。お見事というしかないぐらい完璧な販売戦略です

まず、オマケの中間車両を持ってしまうと、当然前後の先頭車両が欲しくなります。これでまずはやぶさセットを買わされます(うちはサンタさんからゲット済みだったのでこれは回避)

プラレールの新幹線を操縦できるキット(もちろん市販品)で遊べたり、巨大ジオラマで実物の臨場感を出し、購入意欲をそそりつつ、プラレールアトラクションでたくさんのチケット代をつかわせ、最後に
「さっき遊んでた物・見てた物がご自宅でもできますよ~」的なかんじで、販売コーナーになります。

当然ここを通らないと外に出られない訳で・・・
いや正確に言うと出れるんですけど、もう子供は買わなきゃ帰れん状態に仕上がってる訳で・・・

息子(といっても3才ですが)との長時間の交渉の末、蒸気機関車セットを1台買う事で合意に達しました。

まぁ、そんな正月休みだったのですが、良くも悪くもトミカさんの販売戦略は素晴らしいと感じました。

それだけでは成り立たないが、興味が沸く仕掛けをする事で次につなげ、実物を見る事で興味本位だった物を本気モードにさせ、実際に動かしたり触ったりする体験をする事で”買う”という確実なものに変化させ、最後の販売・購入につなげる。

家とは全くの別物ではありますが、営業手法という意味では、家にもあてはまる物があるかと思います。

心地良い遊び疲れと学びのあった、良いお正月休みだったと思います。

最後になりましたが、株式会社マルトとお付き合いいただいております、お客様、お施主様、お取引先の皆さま。
本年もどうぞよろしくお願い申し上げます


                                    株式会社マルト   常務取締役 澤田藤司徳


年末のご挨拶

2016.12.28

株式会社マルトとご縁のありました皆様へ

本年もあと少しとなりました。
今年はどのような1年でしたでしょうか?

私どもの業界は、やはり消費税のアップ、長引く不況などから、全体的に見ると決して大忙しといった状況ではありませんでした。

世界的なエネルギー削減を目指すcop21(パリ協定)が制定されたり、日本では大きな地震や災害が立て続けにおこり、住宅に係るすべての事に対して「エネルギーを使わない仕組み造り」が、トレンドになっておる事もあって、何でもかんでも新築ではなく、使えるものは上手に使っていこう(リフォームやリノベーション)、使われなくなった物を上手く利用しよう(中古住宅の流通、空き家対策)、新しく建てるならば何年も住み続けられる省エネ性能の高い家を建てよう(長期優良住宅やゼロエネ住宅)という家造りを、国や地方自治体からも求められています。

大きく変わり始めた住宅業界ですが、ありがたい事にたくさんのお施主様、家を造ってくれる職人達、良質な資材を用意してくれる企業の皆さまの協力やお手伝いがあって、今年も良い一年を過ごさせて頂きました。

 

本当にありがとうございました。

来年は、更に厳しい状況になるかと予想されておりますが、一寸たりとも気を抜く事なく、お客様への最高のご提案・サービスを続けていくよう、スタッフ一同全身全霊で務めて参りますので、来年も本年同様のご愛顧をよろしくお願い申し上げます。

尚、年内は12月28日までの営業、新年は1月5日から平常どおり営業させていただきます。


                                     株式会社マルト   常務取締役 澤田 藤司徳

今月の21日に工務店業界の集まりで東京・品川へ
忘年会・・・もありますが、もちろん研修ありきの東京です。

窓メーカーさんのショールームに行ったのですが、もしかするとこっちの方が有名かな


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そうですファスナーで有名なYKKに行ってきました。

この業界で仕事してるとYKK=窓なんですが、一般の方は、こっちのYKKのイメージの方が強いかもしれませんね
まぁとにかく、窓では1、2を争うメーカーさんなんです。
わざわざ東京まで行く価値あるの?って思われる方もおられるかと思います。

ここ、すごいんです。

エンドユーザーさんでも充分楽しめますが、私たち工務店にとっては、情報もさる事ながら体で体感できる温熱環境の差を知る事ができる大変貴重なショールームです。

私のムダに長いブログを読んで下さってる方、もしくは家の性能をとことん追及されてる方ならご存知かと思いますが、最近の住宅は、断熱性能や気密性能を高くし、効率の良い設備機器を採用した、省エネ性能の高い家造りが求められています。

ゼロエネルギー住宅(ZEH)なんかが今は一番有名ですね。

その断熱性能を上げていく上で非常に重要なのが、実は窓なんですね。もちろん断熱材も重要なのですが、極論言いますと断熱材はどんどん厚みを増したり枚数を増やしていけば、性能は簡単に上がっていきます。

しかし、窓はそう簡単な物ではありません。窓ガラスを何重にも設置すればもちろん性能は上がりますが、重くて動かせない・価格が尋常じゃないぐらい上がるなどの問題がおこりますし、枠になる部分(最近は樹脂が多いですが、アルミがほとんど)からも熱は伝わりますので、ここの断熱方法も重要になります。

壁の断熱材のように分厚くする事で解消するのではなく、スマート感を残しつつ、壁に負けないぐらいの断熱性能を出さなければなりません。


いつもの事ですが、前置きが長くなりました。

という訳でYKKの技術の粋を集めた窓を使った家を体感できるのが、品川の体感ショールームなのです。

人工に作られた大きな冷蔵庫を0℃~5℃の冬の外気温に設定し、そこに5つの家が作ってあり、家の中は暖房有りの部屋と無暖房の部屋が作ってあります。

A:昭和55年基準(初めて国が省エネ基準を造った年)
B:次世代省エネ基準(現行の省エネ基準です。この性能以上ないと今は家が建てられません)
C:YKKオススメⅠ
D:YKKオススメⅡ
E:YKKが富山県黒部市前沢に作った、高い断熱性能を持つ家(パッシブハウス)

の内容となっており、各々”住み(入り)比べ”できるようになっております。

 

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20160406_10  ※YKKAP発表資料より抜粋

各々がどの程度の性能かという数値がありますが、それではわかりにくいのでわかりやすく説明しますと

A:20年より前に建てた方の家
B:最近建てたけど、ゼロエネとか長期優良住宅ではなかったかな?って家
C:ここ1、2年にゼロエネで建てたわよーって家
D:ゼロエネですけどもっと性能にこだわりましょう!って感じで建てた家
E:北海道の真冬でもエアコン1台で半袖で住める家。

こんな感じでしょうか

とにかくA,Bは寒い! エアコンが稼働している部屋の空気はあったかいですが、床は冷たく、壁も冷たいので、暖かさが感じられません。

C、Dは断熱性能が高いのでエアコンもほとんど動いてませんし、空気も暖かく、床は若干の冷たさを感じる程度。ただこれは床が複合フローリング(一般的なフローリングの事)だった為で、弊社が標準的に採用している杉や桧といった無垢の床ならまったく問題なさそうです。とはいえ、無暖房の部屋はやはり若干の寒さを感じました。

Eは・・・もう何もいう事はありません。暖房の部屋は当然ですが、無暖房でもTシャツで問題なさそうなぐらいです。(17℃だったように記憶してます)但し壁の断熱材の厚みは30センチ越えてますけど。

弊社はCを基本に、D程度の性能を最大として考えております。弊社のある湖東地域の山間部や湖北は雪国ですので、市街地に比べ寒いのですが、それでも北海道や東北のような寒さではありません。

性能とデザインと住み心地とコストのベストバランスを求めていくと、Eまでの性能は無くて良いと考えております。ただ、CとDには体感したからこそわかった違いがありました。 どこが違うかは、当分企業秘密にして下さい(ブログの小出しのネタにもなりますので)

「行かなきゃわかんない」 「行ったからこそわかった」 今回の貴重な体験を、うちの家造りにつなげていくぞ!と、サラリーマンの聖地:新橋にて呑みながら(呑まれながら?)決意しておりましたとさ。

めでたしめでたし。

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