国産の木の家を建てる滋賀の工務店

 


 

では前回の続きです。

 

耐震へのこだわり

 

滋賀県の現状

 

大変ありがたい事なのですが、弊社のある滋賀県は非常に災害の少ない地域であり、30年以内に発生すると言われている東南海地震で、想定されている震度は5強もしくは6程度と言われています。

 

そのデータ通りでいけば、恐らく耐震等級1でも問題無いと思いますが、、、

 

皆さんの記憶にも新しい熊本地震ですが、あの地域は130年も大地震が起こらず安全と言われていました。

前震、本震と想定外の震度7が襲ったと言われていますが、県や国からの報告では 「布田川・日奈久断層」があり、想定されていた震度はM7.9

 

2回は確かに想定外ではあるのですが、震度はほぼ想定通りです。

問題なのは想定されていた発生確率が0〜15%という低確率であった事で、誰も「ここで地震が起こる」とは思っていなかったのです。

この状況、全く滋賀県と同じ状況です

 

ご存知の方も多いと思いますが滋賀県にもこの活断層は多く存在しています。

 

琵琶湖西岸断層帯、花折断層帯、木津川断層帯、鈴鹿西縁断層帯、柳ヶ瀬・関ヶ原断層帯等々

 

県内が震源の地震に限って歴史を遡ると、M7クラスの地震は1000年の間に12回起こっており、最後に起こったのが明治42年の姉川地震で、それから100年以上過ぎています

 

もうおわかりですね。

確かに地震の発生する確率は1%もありませんが、ここで熊本と同じ事が起こっても何も不思議ではないんです。

前置きが長かったんですが、これが一番言いたかった事なのですが、あの熊本地震で、耐震等級3の家は1棟も壊れていません。

等級2、等級1の家は軒並み倒壊しています。

 

もちろん、倒壊しなかった家もありますが、それは見た目壊れなかっただけで、住む事は出来ず、結局解体するしかありませんでした。

 

 

家族の命を守る

 

地震保険に入れば大丈夫

お金の面だけで考えればそれで良いのかもしれません

でも、もし就寝中の大地震ならどうなるでしょう?

家族の安全は守れますか?
家族の命に関わる問題なのです。

弊社も数年前まではかなり耐震については意識が希薄でした。

 

「木ここ(滋賀県)では起こらんよ」

「そんなに補強したら木造住宅の良さが無くなる」

「金額あがるからお客さんが逃げてしまう」

 

何の根拠もない理由で敬遠してました。

 

確かに、金額は上がります。

ただその分、保険の割引がありますし、何よりも家族の命が守れるのです。地震後も避難所や仮設住宅に住む事なく暮らしていけるのです。

 

そういった事から弊社では、全棟 許容応力度計算(構造計算)によって算出された耐震等級3の家造りをしているのです

 

と、えらそうに書きましたが、残念ながらこの計算が出来るのは弊社の設計担当である専務だけ(苦笑)

 

営業時に偉そうに説明するなら根拠が無ければと、私も勉強しに行っております。

 

学びの中で、おもしろい情報があったらここで報告させていただきますね。

 

お客様担当 澤田 藤司徳(トシノリ)でした。

 

 

お伝えしたい事を書いてみます。

 

2日連投(稿)
やばいっすね、三日坊主のパターンです。

大好きな野球で例えるなら、巨人-楽天の日本シリーズで、田中将大投手が先発した次の日にまた抑えで登板って感じです
その時のマー君にならって今日は長い回を投げる先発ではなく、回少な目の軽めの投稿で。

といっても大事な内容です。

 

「木」と言ってもいろいろあります。



先日のブログから、木へのこだわり、とりわけ国産材へのこだわりはご理解頂けたと思いますが、木を使ってる会社さんは結構たくさんありまして、ちょっと言葉悪いですが、ほとんど使ってなくても「国産の木の家」って言ってる所もあれば、「無垢の木の家」って言いながら集成材バリバリの所もたくさんあります。

どちらも、間違っちゃいないんですよね。「全部使います」とか「何割使います」って言ってませんから。
ちょっと使ってても間違いではありませんし、集成材もボンドとってバラセば一応無垢の木になりますから。(出来ればの話ですよ)

「そんなの建物見たらわかるでしょー」って思われるかもしれませんが、結構いらっしゃるんですよ。
現物見に行ったら集成材だらけでガッカリしたってお声をよく聞きます。

「耐震」も言い方がいろいろあります。

 

それと同じくらいよく聞くのが耐震偽装

姉歯事件の耐震偽装とは意味が違います。

広告とかHPに「地震に強い家造り」「最強の耐震性能」みたいな文言で売られてる会社さんは多くいらっしゃいます。
実際に本当に強い設計をされている会社さんもいますが、よーく見ると

「耐震等級3相当」って書かれてたりします。

これ耐震等級3と思って契約される方は結構います。よーく見て下さいねー

相当

と書いてありますよね。つまりこの家は耐震等級1の家って事です(1が一番弱く、現在の建築基準法で定められた新築住宅に必要な設計強度です。)

当然ですが、耐震等級3ではありませんので、地震保険の割引はありません。
「等級3で使うような構造的な補強はしてますよ。何の根拠もない補強なので責任はもちませんけど」
こう言っているのと同じです。(ちょっとストレートすぎましたかねぇ)

弊社では国産無垢の木を使う事と同じくらい、家の性能も大事にしておりまして、当然ですが、耐震等級3を標準仕様にしております

その辺りの理由を話し出すとまた長編になりますので、今日は回短めのリリーフ登板ですからこの辺にしときます。

そういやこの時楽天は優勝したんよなー
うちもそれと同じくらい景気の良い事おこらんかな(笑)

 

お客様担当 澤田 藤司徳(トシノリ)でした。

 

マルトの標準の性能についてはこちら

 

関連過去記事はこちら

 

 

お伝えしたいことを書いてみます。

 

実は、ブログが苦手です。
書き出すと長文になるし(まとめる力が無いんですよね)、長文になるから時間が取られオックウになる。
結果、ブログが書けなくなるという悪循環で、まるでタバコを止めたいけど止められない禁煙マニアのように、もう何年も書き出しては止めの繰り返しです。

お話ししたい事は沢山あるんですけど、どうしても先に書いたような事で書く気になれない・時間が作れないので、本当はブログとしてはダメなんでしょうけど、もう少しゆるく書ければ、お伝えしたい事や、お伝えしたい情報もお届け出来るのかなと思いまして、これからはインスタやFBみたく、少しSNSっぽくやってみようかと思っております

歌舞伎の市川海老蔵方式ですかね(笑)

しっかり書く日とテキトーな日が出てくるかと思いますが、そういった主旨で書いていこうかと思いますのでお許し下さい。

と言いながら、今日は”しっかり書くぞ”の日です。

 

産地見学ツアー



弊社をよくご存知の方やHPをしっかり見て下さってる方なら、知ってる方も多いかと思いますが、弊社では構造材・仕上げ材は全て国産無垢材を採用しております。もちろんお施主様の要望に合わせて外国産材の採用もしますが、出来るだけ国産材の良さをご説明し、ご理解頂いた上で採用して頂いております。

そのメインとなる国産材ですが、弊社では滋賀県産と三重県産を主として使っており、特に重要な部分(内装の仕上げとして見えてくるような部分や、構造材としてしっかりとした強度や乾燥された材料が必要な所)については、三重県熊野市の野地木材工業さんの材料を採用しております。

この野地さんが素晴らしい製材所である事は、私共プロから見ても大変良い木を用意して下さいますし、HPを見て頂ければ素晴らしい会社さんである事はわかるのですが、建築や木の事をしらないエンドユーザー様にとっては?な事ばかりかもしれません。

本当に良い木なのかなんてわからない
もちろん材料の良し悪しも判断できない
ちゃんと作ってるのかどうかなんて、作ってるとこ見れないからわからない

じゃぁ自分で見て、確認しましょう! 

って事で、三重県・熊野へ見学にいくツアーを行っています。

先日の土曜日に、建築が近いお客様 御二組と一緒に、三重県熊野まで私も羽根をのば・・・いえ、一緒に学びに行ってまいりました

今回は、新名神のルートが変わっていたせいで、御二組共道を間違うというアクシデントが発生してしまい、予定変更して、まずは熊野の名所の一つでる花の窟屋神社へ行きました。
このツアーはもちろん”学び”がメインなのですが、ちょちょい観光も挟みつつ熊野の魅力・歴史を知って頂く事も入れております

木の産地へ行く 工務店と一緒に産地へ行く

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

右の青い上着を着てるのが野地木材の専務さんですが、観光協会の案内員かのごとく熊野の歴史の説明。
他の観光客まで聞き入るような本格的な説明です。引退してもこの仕事で食っていけますな

 

原木市場での市と製材の様子



その後ランチをとり、原木市場へ向かいます。
不幸中の幸いといいましょうか、午前予定を午後にした関係で、ちょうど市が始まっておりました。
威勢の良い声で競り子(売り子やったかな)が「この木は○○円から」の暗号見たいな言葉で競りが始まりますが、誰も声を出す事なく、よくわからない手信号か合図で落とされていきます。
野地社長(野地専務のお父様)も参加されていて、注意してみていると、手信号のほかに首の動きと目くばせで落とされていたようにも見えました。達人ですね。

 

木材市場に行く

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その後、同じ市場内にある 桧・杉の原木前で、木の持っている特徴、桧と杉の違い、杉の中でもシラタと赤身の違いや、建築材としての使い方など、木のいろはの”い”を説明をしてくれます。



熊野に行く工務店はマルト

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その後、購入した原木の皮をむく所(リングバーガー)を見て頂き、製材工場へ向かいます。
ちなみにこの剥かれた皮は、堆肥やバイオマスエネルギーの資源として再利用されます。



製材の様子はマルト

こちらの製材工場は、木取りをする必要性の少ない材の製材と、製材後仕上げ加工されるまでの間に適切な含水率にするための乾燥機があります。

木の家を建てるならマルト

木の注文住宅を建てるならマルト

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ツインバンドソー(2本のノコギリで一気に丸太が切れる機械)で、休む事なく切り続けている様は、弊社のような小さな製材所にはないシステムで、初めて見た時は感動したものです。

皆さんも興味深かったようで、専務の話に聞き入っておられました

その後、野地木材さんの乾燥方法の説明を受け、1本1本の商品に対する会社の考えや、それを使う工務店やエンドユーザー様への思いなど踏まえて、今の乾燥方法になっている事を説明されていました。

注文住宅はマルト

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして製材した時にどうしても使えなくて廃棄される端材は紙の原料となるべく”チップ”にされています。
そのチップの山はさながら”砂の山”
”大人の事情”で訳のわからん話を聞かされて退屈だったお子様に、ようやく笑顔が戻った瞬間です。



自然素材の家はマルト 国産材で家を建てるのはマルト

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

自分の家の材料を買い付ける

 


こちらの工場を後にし、最後に向かったのが野地木材さんの本社工場。



熊野の木で家を建てる

自分の家の木を買い付ける

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

こちらでは、化粧材(構造材ですとキレイな木目の木)や大きな構造材、造作材(フロアやドア枠や羽目板など部屋の仕上げに使う材)を加工されています。

ツインバンドとは違い、1本の木をどのように切ればどんな材が取れ、いかに質の良い材を効率よく取るかは、まさに職人技でして、皆さんも食い入るように見ておられました。

最後は恒例の梁材選び

 

家の梁を買い付ける

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 



朝から(今回は昼からでしたけど)ずっと見て・聞いてきた、野地木材さんの材料に対する拘り・加工技術を経て出来上がってきた材ですから、お客様にとっては商品の質については文句なしで、あとは自分のイメージに近い見た目で選んで頂く事になります。

私もようやく出番です。
御二組に野地さんが損する材(この価格でこの木目はお得ですよっていう材料)を入れ知恵、いやいや、オススメしておきました。

家の柱を買い付ける

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

キレイなモクメの梁材ですね。本当に良い材をご用意くださいます。

最後に、木材の雑学を少し聞いて頂いてお勉強の時間は終わりです。
面白可笑しく説明して下さいますので、一般の方でも楽しいと思いますよ
ネタバレになるとマズイのでざっくり言うと
 ・木と大根の値段
 ・木の市場と納豆の市場
こんな切り口で話して下さいますから楽しいですし、それとは別に自分達が建てる家がどれだけ環境の一助になっているかも説明して下さいます。

国産材産地ツアー

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

朝早くから出発して頂いた上にたっぷり学んで頂いた後ですから、一日の疲れを癒すべく、熊野のリゾート地にてお泊り頂きます。
私も参加しての楽しいお酒とおいしい食事、二日目は皆さん自由行動としていますので、ゆっくりお休み頂くもよし、和歌山や伊勢の方に観光に行かれるのもよし、旅行として楽しんで頂けるようにしております。

はぁ、長かった(苦笑)

 

私のお伝えしたかったこと。まとめ。

 


結局何が言いたかったかというと、最後の梁材選びの時に書きましたが、自分の家に使われる材料が、どこで切られて、どんな加工されているのか見る事・知る事が出来ると、ご自分の家の素材に対する安心が得られ、それを作る人間の思いも知れ、更にその材料を自分で選んで使う事が出来る事が、家への愛着や家族が暮らす住まいへの揺るぎない安心につながります。

野地木材さんからすれば、一般的にはまず会う事のない製材業者が、エンドユーザーであるお客様に自分達の物造りへの思いが伝えられるという事は、”名前や産地すら知る事がないマルトが使うただの良い材”ではなく、”様々な作業工程や気づかいを経て出来上がる良い木材を作る製材所”と思って頂ける事は全然意味が違います。
自社のアピールという側面もありますが、どこにも負けない商品力と使って頂く上での安心を得てもらえる事。何より、会社が考える物作りへの思いを知っていただける事は何にも変えがたい喜びになります。

また、弊社からすると、口でどれだけ説明しても、やはり見るのと聞くのでは、思いが伝わる量も理解度も違ってきますし、こういう思いで作っている取引先が集まって、弊社の家造りが出来上がっているという事を知って頂けることは、再三申しています完成後のお客様の満足度が大きく違ってきますので、かれこれ8年も三重県・熊野へのツアーを続けています。

もちろん今後も続けてまいりますし、今の所不定期開催ではあるのですが、年2~3回は行っておりますので、ご興味ある方は弊社営業の澤田までご連絡頂ければと思います。
契約済みの方だけが対象ではありません。契約してなくても全く問題ありませんので、どうぞお気軽にご相談下さい。

 

お客様担当 澤田 藤司徳(トシノリ)

目標とする壁をぶち破るには、熱い情熱も必要ですが、既存の考え方にとらわれない新しい発想も必要です。
袋小路に追い込まれた犯人は、壁を超えるかぶち破るしかありません。

先日、目の中に入れても痛くないうちの娘(3歳)は、5日間の便秘という壁を、1時間苦闘(ずーっと泣いてました)するも結果がついて来ず、止む無く浣腸という荒業で、ついにぶち破りました。

それはそれは途方もうない大きくてくさ・・・

もう止めときます。

 

DSC_8988

本題ですが、先日床下エアコンを設置したお客様から、「床下エアコンの効きが悪い」とのご連絡があり、点検と合わせて原因調査に行ってきました。

気密が悪い可能性もありますし、断熱欠損もあるかもしれません。
完成時に様々な検査をしたつもりですが、もう一度チェックに床下へ

う~ん、やっぱり問題なし。
循環を助ける為のサーキュレーターを設置しているのですが、それの稼働も問題なし

ただ・・・

確かに、問題の和室下はやはり少し寒い。
他は熱いくらいに暖かいのになんで???

答えはまさに便秘・・・いやいや、袋小路になっていて抜け道が無かったんですね。

正確に言いますとガラリの数が少なかった(面積が少ない)ので、エアコンより一番遠い位置にある家の一番奥になる和室下は、暖気はこちらに来ようとするものの、床下に溜まった冷気の出口が無いもんですから、ずーっと暖気に押し込まれた状態の空気の交通渋滞がおこっていて、暖かい空気が出なかった訳です。

床下エアコンを採用する上で様々な所で勉強させて頂き、これで完璧!という方式でやってみたのですが、想定外の問題がおこりますね(苦笑)

お施主様にはご了承頂きまして、貫通用のかんち・・・いえいえ、ガラリの数を増やさせて頂きました。

昨日までは暖かかったので確認できなかったのですが、最強寒波が来る今週の3連休に一度確認に行ってまいりたいと思います。


こちらの家は2017年秋に完成したのですが、それからお庭を作らせてもらいました。

ちょっといい感じになってきましたね。

 

DSC_8892のコピー

新年 あけましておめでとうございます。

1b7fdcd37b2f5d811e4ccefdfb042c17_s

 

本年もどうぞよろしくお願い致します。

新しい年を迎え、これから取り組んでいく事、取り組まなければならない事など雑感を述べたいと思います。
年初のブログとしては少々重たい内容ですが、年の初めでもありますし年号が変わる年でもありますので、お許しいただければと思います。

まず何を差し置いても、今年は”消費税の増税”でしょう。会社として取れる対策はしれています。弊社としては今まで通り、お客様優先の家造りを実直に進めていくまでです。その中で少しでも価格を上げないような施策があれば調査し取り組んでいく事と、増税を緩和できるような情報があれば発信し、更に国や地方自治体からの補助・助成などの緩和措置があれば漏らす事なく取り組んでいく事が、一番大事な事かと考えています。

幸い、国から数々の増税緩和措置(住まい給付金の給付額の増額・住宅ポイントの付与・ローン控除の延長等)が予定されておりますので、2000万の家ならば増額となる2%分の40万は充分補填出来るようになっておりますので、今このブログをお読みで、ネットや広告での”煽り”に
「増税までに何とかしなきゃ」
と戦々恐々の方は、”家の契約”においては心配して頂かなくても大丈夫ですので、ゆっくりご検討頂けば良いかと思います。

但し、あえて”家の契約”と表現しました通り、それ以外の家に係わる物、例えば、土地や家具や家電といった物には基本的に消費税はかかってきます(何らかの緩和措置があるかもしれませんのでご確認下さい)ので、注意は必要です。

本年を含むこれからにつきましては、年末のご挨拶にも書かせて頂きましたが”お客様第一”が弊社の考える家造りの根本であります。

その中で、お客様のニーズ、地域貢献、環境問題への取り組みなど、時代の流れ・要望に合わせた臨機応変な対応が求められていくのではないか感じております。

お客様第一が弊社の根本であるなら、家造りの仕様としての基本として変わらない物は、長く健康に暮らせる家という事です。

1.国産、滋賀県産、多賀町産など国内の無垢の木でつくる、住む人にも環境にも安心安全な家造り

2.大地震にも耐えうる、耐震等級3を基本仕様とし、それ以上の強度を持つ構造と、耐久性の高い素材を使った家造り

3.省エネ・創エネを含む環境への負荷を減らせる高断熱の家造りがお客様にとっても長く暮らせる家につながる事

大きく分けると上記のような3つのポイントを基本とし、これからもお客様第一とした家造りをご提案していきたいと考えております。

私達の業界は、残念ながらあまり先行きが明るいとは言えない業界です。
人口は減り、新築・リフォームを含む住まいの長寿命化により、着工棟数やリフォームの件数は減っていきます。
が、人間が”暮らす”という行為をしなくならない限り、無くならない職業でもあります。
生き残る為の施策はもちろんですが、今まで建てさせて頂きましたお客様の”家守り”としての責任もある仕事ですので、今まで以上の精進をし、たくさんのお客様からの要望に応えられる家造りをしていきたいと改めて年初に決意しております。

それでは本年もどうぞよろしくお願い致します


                            2019年1月6日  常務取締役 澤田 藤司徳

 

fe7d99e7ab07b13e471ebf26d8426d5a_s

 

 

平成最後の年末のご挨拶

d5e49a185584c5d776cea0ce5fe2d4d6_s

 

平素より株式会社マルトをご愛顧頂き誠にありがとうございます。

平成最後の年、2018年も終わろうとしています。
本年も例年と同じく、たくさんのお客様とのご縁を頂き、本当に良い一年だったと思います。

また家造りにおいては、弊社のベースとなる無垢の木と自然素材に高い性能を持つ、長く安心安全健康に暮らせるという部分により磨きがかけられ、平成が終わり新しい年号に入る良い準備が出来たのではないかと感じています。

今後、国がどのような方向に向いたとしても、揺らぐ事なくまたいかようにも対応は出来るのではないかという手ごたえも感じた1年ではありました。

しかしながら、それでもまだまだ足りない事が多く、たくさんのお客様との出会いがあったのですが、お客様のご期待に応えられなかった事もたくさんあったかと思います。

大変申し訳ございませんでした。

一生に一度の家造りですからこういった言い方は大変失礼にあたるのですが、この経験を活かしこれからのお客様にはもっとより良い物やサービスをご提供し、また改善された事については、すでに弊社でご建築頂いた皆様にも対応していくようにしていければと思っております。

父が経営するマルトに帰ってきたのが確か平成8年だったと思います。
ここに帰ってきてからの平成の22年間は、私を成長させてくれる22年間でもありましたが、どんどん変わっていくお客様のニーズ・様々な問題が起因となる家造りの大きな変化への弊社の対応力を問われた22年間でもあったように思います。

22年前と今では家造りも大きく変わってきましたが、今でも変わらない事は「家はお客様のもの」という事です。どんなに便利でもお客様がそれを必要とされなければ採用しませんし、弊社のお勧めしたい事がNGなお客様にごり押しする事はしておりません。これには賛否あるのですが、それでも弊社は「お客様が望む家」を建てる工務店でありたいと思っております。

平成が変わっても、国の方針が変わっても、家造りの考え方が変わっても、私がおじいちゃんになっても、ここだけは変わらず家造りをしていきたいと平成最後の年末に決意したところです。

年末の挨拶とは少し違う内容になってしまいました。すみません。
結局何が言いたいかというと、来年も再来年もこれからずーっと頑張って皆さまのご期待に応えるようにしたいという事です。(笑)

それでは皆様、良い御年をお迎えください 

 

平成30年 12月 28日   株式会社マルト   常務取締役 澤田 藤司徳 

 

323e33267487b9ddf6008ac290df5750_s

 

完成見学会を開催します。

最近では若い方にも人気の平屋の家です。

2018年10月20日(土)21日(日)予約制

詳細のページはこちらから

 

埋もれブログを発掘しました~。(西沢)

 

変わってゆくもの、変わらないもの

 

変わってゆくもの

 

この仕事を始めて25年が経ちました。最初は神戸の会社で現場監督から始めました。監督の仕事は、いかにキレイに仕上げるか、段取りよく現場を進めるか、そして工期に遅れる事なく完成させる事が最大のミッションです。

工期の短い現場では、何泊も泊まりで作業していた事もありましたね〜

まさにブラック企業ですね。今なら100%訴えられます

 

その後、家業の工務店であるマルトに入る訳ですが、ここでも今までの経験を活かすべく現場監督をしておりましたが、ちょうど10年前に組織(と言っても家族ですけど)の変更をし、お客様の窓口として営業をする事になりました。

同じ職種でも現場と営業では、知識もスキルも違うもんですから、一から勉強のしなおしで、今だに勉強の毎日です。その中で最近気付いたんですが、日本の住宅事情はここ100年で大きく様変わりしているなーと言う事です(あくまで私見ですので)

 

それまでは、木を使った伝統工法のみであったものが、明治から昭和初期の産業革命で、レンガ積みや鉄骨造、さらには鉄筋コンクリート造がこの頃から始まりだします。

戦後の高度成長期には、プレハブ住宅や住宅メーカーによる建売や企画型住宅が生まれてきます。

でもそのほとんどは見た目だったり作り方だったり合理性だったりで、暮らしといった内面にまで目を向けらえていたとは思えない変化ばかりでした。

 

この後、バブルが弾けた頃から住まいは大きく変わり始めます。

まずは阪神淡路大震災による耐震性能アップの法制化、新建材に含まれる成分による健康阻害で起こったシックハウス問題、耐震偽装問題から端を発した消費者保護の瑕疵担保履行法の制定、東日本大震災の原発事故や世界的な異常気象など環境問題から始まる省エネ・創エネへの取り組み、そして熊本の大地震

特に、バブル以降は上記に書いたように住まいの性能・機能について大きな変化がおこっています。

 

変わらないもの

 

しかし、変わらない物もあります。

それはそこで家を建て暮らす人の人生です。

その暮らしが、安心安全で豊かで健やかでなければ暮らしも人生も成り立ちません。そしてその暮らしを実現するには変わらない技術や知識だったり、無垢の木などの自然素材でつくられる事だと思うんです

どんなに高性能でも暮らしにくくては意味がありませんし、どんなに心地よくてもエネルギーのダダ漏れでは本末転倒です

流行だけに左右されるのでもなく、またトレンドを無視する訳でもなく、時代の変化に対応しつつ、無垢の木を基本とした自然の力を活かした変わらない家造りを今後もご提案していきたいと考えています。

 

前置きが長くなりましたが、今後様々な切り口で、このブログから発信して参りますが、このような考えを元にしている事を説明させて頂きたく、長文のブログを書かせて頂きました。

たまーにサボっちゃうかもしれませんが、出来るだけ更新してまいりますので、よろしくお願いします

 

お客様窓口 澤田 藤司徳   2016年6月記

 

 

熊本の地震から1年が経ちました。
亡くなられた方のご冥福をお祈りすると共に、被災され今だ日常が戻っていない皆さまの少しでも早い復興をお祈り致します

2011年の東北の大震災、そして昨年の熊本。立て続けに起こった大地震で弊社の家造りは大きく変わりました。
災害が少ないと言われる滋賀県。弊社のある湖東地域には大きな活断層もなく、東南海地震で想定される震度は最大で5強。もちろん海が無いので大きな津波もなく(一説には湖でも起こるらしいのですが、よくわかってません)台風が来てもほぼ弱まってからの上陸。今年は大雪に見舞われましたが、20年、30年前に比べると積もる量も大幅に減っています。
つまりは、元々災害に対して希薄な地域であるという事と、私達も「まぁ、ここは大丈夫でしょ」と考えていた内の一人でした。

そこに1年前の熊本地震です。大地震が無いと言われていた熊本で、震度7が2回立て続けに起こるという、「日本の歴史上まれ」な地震が起こったのです。
熊本以降、業界内の地震に対する考え方も大きく変わってきました。

阪神淡路大震災で変わった建築基準法(耐震等級1)では耐えられない事
その1.25倍である等級2でも倒壊する事
耐震基準を通す為の設計ではなく、評価通りの耐震性能を出す為の設計が必用である事

そして何より変わったのは私達の意識かもしれません。”私達の作る家で守れる命、救える命がある”という事。

弊社は、許容応力度計算から導かれる設計により耐震等級3を確保した家を基本にしつつ、自社独自の耐震設計基準として柱・壁の直下率も基準にしております。

直下率は、法律で必要とされている訳ではありません。但し、識者の間では耐震性能に大きく関係している報告があげられ、実際、熊本での地震で等級2で倒れた家の直下率が低く、逆に等級1でも倒れなかった家の直下率が高かった事実が確認されております。

つい先日、NHKスペシャルで、地震波が増大される地盤リスクについて放送されていました。100mも離れていない近い地域でも、粘土層の深さによって震度が増大されるというものでした。
地盤リスクについては、今後研究され、新たな対処方法が開発されていくと思われますが、私達工務店が今できる事は震度7でも8が来ても倒れないような、命を守れる家造りなんだと思います。

熊本の震災から1年。東北の震災から約6年。不謹慎な表現かもわかりませんが、震災や災害が起こった日は、その事で得られる教訓をこれからの家造りに活かしていく事を再確認する日としていきたいと考えています。

弊社の企業理念であり、弊社の考える家造りにおいての根幹である「木」
事あるごとに木の良さを訴えていますが、目に見えて数字に表せる部分と、触れて・感じて頂かないとわからない部分があり、それがなかなかうまく伝わりません。

じゃあって事で、完成見学会や、伐採見学・体験、木工教室など様々な形で木に触れて頂けるようなイベントを行っておりますが、その中でもお客様から大変好評をいただいております、三重県熊野への原木と製材工場の見学ツアーがあり、先日お客様お二組と行ってきました。

弊社は工務店の傍ら、製材業も営んでおりますので、豊富にある滋賀県産材を使い、県産材だけで造った家を建てる事が出来るのですが、わざわざ他所の県の他所の製材所の木を採用し見学に行って頂いているのです。

それは何故か?

残念ながら、滋賀県は俗にいう木材産地ではありません。見渡せば山ばかり(まんなかは琵琶湖ですけど)でこんなに沢山の山と木々に囲まれているのですが、木そのものの質という点では隣県(三重、奈良、京都、岐阜など)に比べどうしても劣ってしまいます。


更に、弊社が取引しておりますこの熊野の製材所さんは、品質に対する拘りとどこにも負けない価格と質の追及、地域貢献、環境への配慮、顧客満足への取り組み等、その隣県の産地の中でも特別な会社さんであります。

弊社を信用しご発注頂くお客様の家を建てると考えた時、いつまでも弊社が建てるこの家に住んで頂きたいと考えた時、本当に価値のある、性能も担保した家を建てたいと考えた時、滋賀県産材だけでは限界があると感じました。
そこで、三重県熊野産の良質な杉や桧の良い所を利用しつつ、悪い所を補うような材料選定がベストであると考え、弊社では熊野産と滋賀県産をミックスした形の家造りをしております。

その製材工場である、野地木材工業さんにて、原木、原木の製材、乾燥、加工のすべてを見学して頂き、ご自宅で使う梁材も選定して頂きます。

自分の家の材料がどこで生まれ、どのような加工をされるのが確認でき、さらには自分で選ぶ事が出来る、大変価値ある経験をして頂く事が出来るのです。
また、只々見学するだけではおもしろくないので、観光を入れつつ、山・川・海・生物など木に纏わる様々な説明を受けたりし、その日の夜は熊野で一番の宿泊施設にて、熊野の名物に舌鼓をうち、ゆっくりとした時間をお過ごし頂けるような癒しのツアーにしています。

このツアーに参加して頂けば、弊社が使う木(お客様の家に使う木)が、単なる木の目が美しいとか、触り心地が良いとか、いい匂いがするというだけでなく、様々な加工工程を経て造られる性能、強さをご理解頂け、また、木が果たす役割が地域の環境に多大なる影響がある事、更に自らにも恩恵がある事を学んで頂けるかと思います。

少し過激な表現になりますが、無垢の木の事を悪く言われる方は結構いらっしゃます。住宅メーカーさんの営業さんなんかは弊社のような工務店と競合すると必ずお客様に言われるそうです(商談中にお客様からよく聞かされます)。ネットで叩く人もいますし、同じ工務店でも否定される方もいらっしゃいます。
「本当に木の事知ってるのかな? 自分の目で見て使って確かめてから言ってるのかな? ここへ見にくればきっと考えが変わるのに・・・」と思わずにはいられません。 
残念ながら、そもそも木が好きではない方にはなかなかその良さは伝わりにくく、きっと納得いかないままになるんだろうと思います。

 

このイベントでは
「無垢の木が好きなんだけど、少し不安がある」 
「木の家に住みたいけど、どんな木を使ってるのか見えないから心配だ」

「木が良いのは薄っすら知ってるけど、本当のとこどうなんだろう?」

そういう、木が好きなんだけど・・・って方々に来て頂きたいと思っています。


見て頂けば間違いのない性能や加工技術にご納得頂ける事でしょう。
説明を聞いて頂けば、木の無限の可能性や使う事の意味・意義を理解して頂けるでしょう
触れていただけば、一生の思い出と木の家を建てようと決めた事が間違いでなかった事に気付かれるはずです

木を知らずに否定する人には、残念ながら見えない・伝わらない事なんですが、少し穿った見方をする目の方を閉じて、フラットに判断できる目の方を開けて参加して下されば、弊社が無垢の木の家造りをオススメしているのかご理解頂ける事でしょう。

ご興味のある方は、営業担当の私までご連絡下さい。

 


ノジモク1

 

今回は、完成したばかりの野地木材・専務宅にて山を取り巻く環境、日本の木の現状などレクチャー頂きました

 

ノジモク2

 

場所を移し、熊野の木材市場に行き、原木の説明です。丁度、市が開かれていたこともあって、大量の原木の数々。


ノジモク3

 

製材工場にて、ツインバンドソー(製材機)での加工を見学したり、乾燥機を見たり。

 

 

ノジモク4

 

紙になる木のチップを手に取って頂きました。杉や桧の香りが充満しています

 

 

ノジモク5

 

途中、鬼ヶ城に観光で立ち寄り

 

 

ノジモク6

 

ノジモク7

 

最後に本社工場で、板の加工や造作材の仕上げ加工を見て頂き、自邸の梁選びをして頂きました。

123