国産の木の家を建てる滋賀の工務店

 


 

大工さんがしてくれる加工には色々なものがあります。

構造材を組んでいく為の『きざみ』という加工もあれば、

造作する上での加工も様々です。

 

例えば、

 

大工加工

 

材料が重なっていますが、

緑矢印は敷居(障子等引戸の下に入るもの)で、

紺矢印は鴨居(障子等引戸の上に入るもの)です。

 

少しずらした写真では、

 

桧

 

下に置いてある鴨居は3本の溝の内1本しか見えていませんが、

溝の深さの違いがわかるでしょうか。

 

他にはこんな加工もあります。

 

杉

 

材料の小口に4とか13(逆向きですが)と書いてあるものは凸型に加工されています。

黄色の星印の部分は『決り(シャクリ)』と呼んでいる加工がされています。

 

でもこの決ってある部分は、出来上がった時には見えません。

 

大工加工

 

この写真は部屋入口の枠を撮影していますが、

材料の3番の赤矢印が、入口枠の赤矢印の部分です。

 

こうやって完成してしまうと、黄色の星印の部分は全くわかりません。

 

見えないのであれば、最初から薄い材料ですればいいのに。

と思われる方もあるかもしれませんが、強度上の問題等があり、

薄い材料ではできません。

 

大工さんの手間はかかりますが、これがベストだと考えての寸法になっています。

先日上棟が無事終了したY様邸。

サッシの取付が完了し、透湿防水シートが貼り終わりました。

 

基本的には、この段階で家の中には雨が入りません。

 

ここまでで注意しなければならないのが、窓廻りの防水です。

サッシの下部両端は、透湿防水シートの巻き込みだけでは、

『ピンホール』と呼ばれる穴ができる可能性があり、漏水の危険性が増すので、

弊社では『ウェザータイト』という商品を取付けています。

 

防水

 

ポリエチレン製の一体成型で造られており、

上図に書いてあるピンホールができやすい部分から一切漏れることがありません。

 

施工された状態が、

 

防水部品

 

こうして見るとサッシの下にしか見えませんが、

 

ウェザータイト

 

緑の線の部分にウェザータイトがあり、

サッシを取り付けた後に、

オレンジ色の線の部分に両面防水テープを貼り、その上から透湿防水シートを貼ります。

 

内部から見ると、

 

丁寧な防水

 

緑色のものがウェザータイトです。

 

これで、窓下の漏水の心配はありません。

 

 

 

 

古材復活!

2018.02.10

造作の進んでいるS様邸の現場です。

2階は造作工事が完了に近づいてきました。

 

ある部屋の天井

 

リノベーション

丸太が入っています。

その先を見ると、

 

古材復活

何やら凹んでいる場所があります。

 

この丸太は、この土地に以前建っていた建物に使われていた

『地棟』という材料で、

 

古材復活

黄色矢印が、解体後弊社の工場に預かった『地棟』で、

 

再利用

赤矢印の部分が、完成後見えてきた凹みです。

 

大工さん削ってもらうと、まっさらの材料のように復活します。