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工務店としての日々の仕事の中から、「これは家を建てる前に是非知っておいて欲しい」という
基本的な家づくりの知識や、家づくりや暮らしについてのちょっとしたヒント、
マルトからのお知らせなども記事にしています。
気になる単語でも検索できます。例:「資金計画」「土地」「間取り」など

現場日記
2017.10.30

基礎パッキン

床下の換気方法として

全周換気

ができる基礎パッキンの採用があります。

 

以前は、床下換気口と呼ばれる巾40㎝×高さ20㎝程度の大きさのものを、

各部屋に1ヶ所程度(目安として4mに1ヶ所程度)配置していましたが、

隅角部(部屋の角)は空気の淀み域(空気が動かない)

になってしまうという欠点がありました。

 

それが、基礎パッキンを使用することにより、

 

基礎パッキン

この画像のように、床下空間が全周で換気できるようになりました。

 

実際使用している画像が

 

全周換気

 

この基礎パッキンを配置するのにも規定があって、

・アンカーボルトのある部分

・柱下など荷重のかかる部分

・土台のジョイントになる部分

・1000mm以内

 

あと、換気量が少なくなるという意味から、設置する枚数が多すぎてもダメです。

 

基礎パッキンによって、床下換気口の設置が不要になり、補強配筋が減少しました。

また、基礎のコンクリートに土台が直接接しなくなるので、湿気のリスクも軽減されました。

 

 

 

 

現場日記
2017.10.19

リフォーム工事

今日、知り合いの建設業(土木)の方と会う機会があり、

色々と会話をしていました。

その中で、リフォーム工事の事が話題に挙がり、

訪問販売の業者さんについて話を聞かせてもらいました。

 

建設業の方の家の話ではなく、

その知り合いの親戚の方の話だそうです。

訪問販売のリフォーム業者さんが来て、屋根の修理と水廻りの改修で

約900万円の見積書を提示され、

『今なら特別250万円値引きします』という事で、契約をされたそうです。

そこで、その話を聞いた知り合いの方が、建設業の方に相談をされました。

『親戚がこの内容で契約したらしいんやけど、どう思う?』

 

建設業の方は即答で、

『クーリングオフを使って、すぐに解約させろ!

 どんな内容か知らんけど、900万円の見積りで250万円値引きする業者なんて、

 ろくな業者やない。』

と、知り合いに説明をされたそうです。

 

私もそう思います。

 

訪問販売の業者さんが全てとは言いませんが、

以前経験した中では、こんな事もありました。

リフォーム工事の現場で、図面・プレゼンテーション・見積書を提出した時、

弊社の見積りが約900万円だったのに対し、もう1社の見積りは700万円だったらしく、

その金額でできないかと聞かれました。

基本的に、ひとつひとつの部材を拾い上げ見積りをしているので、

全く同じ内容でその金額なら、弊社にはどうする事もできません。

その内容を確認させて頂けますかとお願いしたところ、

もう1社の図面と見積書を見せて頂けました。

 

すると、見積書は全て一式計上で書かれており内容がわかりませんし、プレゼンテーションはもちろんの事、

仕様書もありません。図面も方眼紙に単線で間取りが書いてあるだけのもの。

極めつけは、その図面には、絶対に抜いてはならない柱が、平然と抜かれていた事です。

その図面通りにしようとすると、家は崩れてしまいます。

本当に怖い話だと思いました。

 

 

 

マルトの日々
2017.10.17

研修

今日は、これから名古屋で研修です。

住宅建築の世界に入って今年で33年目ですが、知識の習得には終わりがありません。

本当に日々勉強です。

 

ここ数年は特に研修や講習を受ける事が多くなってきました。

それだけ住宅建築の業界が進歩しているという事かなと思います。

 

今年になってから受講した研修や講習を振り返ってみますと、

・住宅性能表示制度の評価方法基準及び住宅版BELS

・エコハウス提案会

・パッシブ住宅基礎講座

・建築確認のポイント+建築物省エネ法

・自立循環型住宅要素別技術設計講習

・住宅ショウエネルギー施工技術者講習会・設計者講習会

・木構造教室

・構造塾

・住宅リフォーム支援制度説明会

・パッシブ住宅実践講座

・ZEHのつくり方

・H28省エネ基準、ZEH・BELSなど省エネ住宅に関するセミナー

・温熱環境(断熱性能)

・断熱計算について

・日射取得率・結露の仕組み

・エネルギー・光熱費計算

・省エネ講習会

・地震対策セミナー

・頭のよい子が育つ家SSTECH (空間工学)講座

・木構造教室2017

・エコハウス提案会

・燃費半分で暮らす家

・震度7に負けないための「木造住宅構造計算入門」

 

もちろん一人で行っているわけではなく、スキルを身につける為に

それぞれの担当が受講しているのですが、

こうやって改めて見ると、結構な数を受けているなと思います。

特に、構造塾なんかは、許容応力度計算ができるきっかけになった研修だったので、

本当に日々勉強だなと思います。

 

 

住まいづくりのヒント集
2017.10.16

収納

お客様と話しをさせて頂いた時、

どのようなお住まいをご希望ですかと尋ねると、

『収納のたくさんある家』

とお答えになる方はかなり多いと思います。

 

おそらく、現在お住まいの家に収納スペースが少ない事や、

仕舞いたい物の場所が明確になっていない為、散らかっているように見える

といったことが原因ではないかと思います。

 

奥様方がほぼ要望される

パントリー

意味は食品庫なんですが、お宅によって収納するものは食品だけではないようです。

 

収納

お引渡し前なので『物』はありませんが、冷蔵庫の隣に配置されたパントリーです。

これだけでもかなりの収納力なんですが、実はその向かい側に、

 

収納

もう少し奥行きのあるパントリーがあります。

 

今まで、お住まいになってから見たことがあるのは、

掃除道具、書籍類、コンポ、パソコン等々。

 

こちらのお宅だと、もっといろんなものが置けそうです。

 

ちなみに、このお宅の脱衣室は、

可動棚

 

これだけあれば、洗剤や柔軟剤だけでなく、

タオル類や下着までおけそうです。

 

脱衣室に洗濯機を設置する事は多いのですが、

収納を作っておかないと、洗剤や柔軟剤が窓枠に並ぶ事になってしまいます。

 

 

現場日記
2017.10.12

文化財

あまり知られていないことかもしれませんが、

文化財保護法

という法律で、『埋蔵文化財包蔵地』(文化財がありそうな場所)に指定されている場所で

開発(建物を建てたり造成したりすること)する場合は、

工事にかかる前に調査をしてもらわなければなりません。

 

この『埋蔵文化財包蔵地』は、結構いろんな所にあります。

調査が済んでからでないと工事にかかれないので注意が必要です。

 

で、昨日丁張を行った現場も、地鎮祭の前に調査をしてもらいました。

すると、

 

着工前

 

着工前

 

竪穴式住居

 

竪穴式住居

の跡だそうです。

 

歴史上重要なものが発見されると、ここで工事は止まってしまいますが、

幸いにも、この後埋戻して工事してもよいと連絡がきました。

 

自分の土地でありながら、工事できないとなるとつらい物があります。

とにかく工事にかかれて良かった。

 

ちなみにこの調査費用、

個人が住宅を建てる為に行う場合は無償なんですが、

法人が開発等を行う場合等は有償になります。

結構な金額がかかるそうです。

 

 

 

現場日記
2017.10.11

丁張り

今日はS様邸の丁張りを掛けました。

 

DSC_8611

 

丁張りとは工事着工前に『建物(基礎)の正確な位置を出す』作業です。

 

この機械で正確な高さを出し

DSC_8613 

 

この機械で正確な位置、角度を出します。

DSC_8615

 

このS様邸も無垢の木をふんだんに使い、世界に一棟だけのS様の拘りの家になりますので、今後の進捗状況報告をお楽しみに!

 

10月14日・15日 完成見学会を開催します

 

見学会の詳細はこちらから!

 

お問合せはこちらから

 

こちらの家の完成の様子はここからどうぞ (2018/3追記)

 

 

 

 

住まいづくりのヒント集
2017.10.10

ふすまの引手 侮ることなかれ!

3連休を挟んだもので広告の納品が水曜になり、今日は発送準備でラベル印刷などを前もってすましておこう、と思ったらプリンターが超絶調子悪くて準備出来ずがっかりしています。

 

そうはいっても前向きに仕事をせねばっ!!と、

 

ボチボチと問い合わせのメールや電話もあり、当日の来客数が楽しみです。

 

オリジナルの門柱廻りの植栽も出来上がっての見学会になるので、それも楽しみです。先日、その門柱廻りの植栽の件で奥様からメールを頂き、そのなかで

「フェイスブック見ました!すごく素敵です〜。和室の障子や襖が入って取手の千鳥ちゃんがチラッと見えてやっぱり入れてよかったと思いましたよ!頑張って働きます~」

なんて書いて頂きました。その千鳥ちゃんがこちら。

 

襖の引き手の千鳥

 

メールの中で「頑張って働きます~」とあるのは、この小さな襖の引き手、小さいからと侮ることなかれ、1個2万円くらいして、2個で4万円!!!

かわいい姿をしておきながら、価格は可愛くなんですよね・・・

で、カラースキムの際には採用するかどうか決められなくて、2度目の打ち合わせの時にせっかく建てるんやし諦めたら後悔するとなり、くだんのセリフとなりました。

 

実は何を隠そうこの私が自宅新築の際、値段に怖気づいて採用をあきらめたことがあり、今でも後悔しているんですよ~。

家を建てるっていろいろな積み重ねでついついコストアップになり、削減出来る部分を探すんですよね~

 

西沢でした。

 

名称未設定 1

 

服部の家

 

 

住まいづくりのヒント集
2017.10.09

車いすを使って暮らすときの注意点

お住まいの中で車いすを利用される時に、

よく考えておかなければならないもののひとつがトイレです。

 

実際問題として、車いすを利用されるという事は、

必ず介護者が必要なわけですが、トイレに連れていくのも

介護の資格を持っている人のようにはうまくいかないそうです。

 

そこで、

車いす

車いすで入っても余裕のある広さで、

 

手すり

便器に向かって左側には、跳ね上げ式の

アームレスト

という商品を付けました。

 

壁に付けているL型の手すりだけでは、

車いすから移動するには遠い為に使えない可能性があります。

また、要介護者の右利き左利きによっても違うと思うので、

一般的な手すりだけでは無理があるように思います。

 

これを使わなくても大丈夫なくらい元気になってもらえるのが一番なんですが、

後からでは付けられないので。

 

 

 

 

現場日記
2017.10.08

前の家で使っていた材料を再利用する

以前の家で使っていた床板(とこいた)の生まれ変わった状態です。

 

無垢一枚板

 

カウンターの部分は補強の框を入れています。

上の棚にはインターネットに繋ぐ為の光用配線があり、

この部分にメディアコンバーターやルーターを置く予定で、

真ん中の棚にはプリンターを置く予定で配線しています。

 

また、左側の少し色の濃い棚板は、

無垢一枚板

違い棚に使用されていた一枚板を入れています。

 

当初、この板は神棚用に使いましょうかと話していたんですが、

造作棚

神棚の配置が本棚の上だったので、

一番上の板に奥行きを持たせ、そこを神棚として使おうということになり、

カウンター横の棚に変わりました。

 

大きさに問題がなければ、

削ってしまうと新品のようになる無垢材の良さですね。