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工務店としての日々の仕事の中から、「これは家を建てる前に是非知っておいて欲しい」という
基本的な家づくりの知識や、家づくりや暮らしについてのちょっとしたヒント、
マルトからのお知らせなども記事にしています。
気になる単語でも検索できます。例:「資金計画」「土地」「間取り」など

現場日記
2017.04.25

H様邸

ブログの更新が滞ってましたが、H様邸の現場は順調に工事が進んでいます。

現在は外壁がほぼ貼り終えています。

 

DSC_0859

 

DSC_0860

 

この外壁は羽目板ですが、H様ご家族が塗装されました。

 

CIMG0929

先ず、ウッドロングエコを2回塗りして木材の保護をされ、その上にH様のお好みの色に調色されたU-OILを塗られて仕上げとなりました。

 

世界でH様だけのオリジナルの羽目板となりました!

未分類
2017.04.24

不動産取得税の軽減措置 建物編

今回は住宅を建てた場合の軽減措置についてです。

 

適用条件は次のとおりです。
・床面積が実測面積で50m2以上240m2以下
・築年数に関係なく未使用の住宅であれば対象

 

上記の条件に当てはまる場合、

固定資産税評価額から1200万円控除された分の3%が不動産取得税となります。

(長期優良住宅の場合は、控除額が1300万円

 

計算例

165.00㎡の住宅を建築した場合。

 

以前にも、例として使用した大津地方法務局が平成27年に定めた

「新築建物課税標準価格認定基準表」を使い計算します。

 

【居宅】、【木造】なので、¥80,000/㎡

課税標準額は、165㎡×¥80,000 = ¥13,200,000

 

一般の住宅の場合

(課税標準額1320万円 ― 控除額1200万円)× 3% = ¥36,000

 

長期優良住宅の場合

(課税標準額1320万円 ― 控除額1300万円)× 3% = ¥6,000

 

もちろん、課税標準額が1200万円までいかなければ、

不動産取得税は0円です。

 

未分類
2017.04.23

不動産取得税軽減措置 土地編Ⅱ

計算例条件

・200㎡(60.50坪)の土地

・土地の固定資産税評価額 1000万円(1㎡あたり、50,000円

・その土地に建てる建物の延床面積 130.00㎡

 

本来、1000万円 × 3% = 30万円 のところ、

次のうちいずれか「多いほうの金額」が軽減されます。

①、45,000円

②、〔土地の1平方メートルあたりの価格×1/2〕×〔住宅の床面積×2(200が限度)〕 × 3%

 

①、45,000円

②、(50,000円×1/2)×(130㎡×2=260㎡>200 ∴200)×3%=150,000円

 

45,000<②150,000  なので、

30万円から軽減措置で15万円を差し引いた残り15万円が土地の不動産取得税になります。

 

ほぼほぼ自分で計算することは無いので気付きにくいですが、

上記の例でいえば、

半額!

になっています。

 

半額って聞くと、ちょっ嬉しいですね。

未分類
2017.04.22

不動産取得税の軽減措置 土地編

不動産取得税は県税です。

土地や建物を取得した時に、一度だけ支払う税金です。

本来は4%なのですが、現在は3%になっています。

 

1%減ったというのが軽減措置というわけではなく、

・その土地上の住宅が軽減措置の対象であること(後日説明します)

・軽減措置の対象となる住宅を、土地の取得後3年以内に新築すること

等の条件が揃うと、

 

次のうちいずれか「多いほうの金額」が軽減されます。

①、45,000円

②、〔土地の1平方メートルあたりの価格×1/2〕×〔住宅の床面積×2(200が限度)〕 × 3%

 

なんかややこしそうに見えますね。

土地に対しての税金ですが、建物の大きさによっても、その税額が変わってきます。

 

次回に計算例を書きます。

住まいづくりのヒント集
2017.04.21

今日のお仕事

桜もすっかり散ってしまい、いよいよ春本番ですね。

私はヒノキに反応する花粉症で、あともう少し辛抱したら爽やかな春を迎えられそうです。建築材料としてのヒノキはあんなにいい香りがするのに、なにゆえに花粉は悪さをするのかと、少々憤慨中です~

 

さて、表題の「今日のお仕事」

いろんなことをやらせてもらってますが、主にはお客様により内容を分かってもらえる手助けになるような資料作りをやっています。

で、今日は来週末打ち合わせ予定のO様邸の準備を兼ねて、今後使っていけそうな資料作りに励んでおりました。

 

和紙貼りパターン3

 

はた目にはほとんど遊んでいるように見えるかも。

実際やっていて楽しいですけれどね。

 

O様邸の建具関係で未決定のものがあり、これはその中でも和室の押入れと床の間の和紙貼りのシュミレーションです。

打合せではサンプルや施工例の写真などを参考に、色の組み合わせや貼り方を決めていきます。O様邸では木曾アルテック社の柿渋和紙などを使う予定です。実際の和紙は1枚1枚の表情が違っていて、同じ色番のものを貼っても実にいいニュアンスが出ます。

無地貼りにするか、色を組み合わせるか悩みどころです。近似色がいいかな~。

近似色のパターンも作ることにしよう!

 

 

他にも玄関回りで使う建具も和紙貼りになる予定で、そちらには「玉紙」という水をはじく和紙をご提案しようかなと思っています。

 

tamagami+waterdorop111[1]

 

住宅において建具はとても大事で、出来上がりのイメージを大きく左右します。

無垢の木の家にあう建具はほんとに悩ましいところですね。

既製品も良いのがありますが、木や和紙で造る製作建具も素敵ですよ~

和紙貼りや障子というと「和風」と思われがちですが全然そんなことはなく、むしろ「木の家」にはよく似合うと思います。

また、ご紹介したいとおもいますね~

 

西沢でした。

 

 

未分類
2017.04.20

登録免許税計算

実際にどれくらいの金額が減税されるのか計算してみましょう。

 

前回、%で数字を書いていますが、何に対しての数字かといいますと、

その建物の『課税標準額』

(固定資産課税台帳に登録された土地・建物の価格)

というものに対しての数字です。

 

その金額がどのように決まるかといいますと、

家を建てたら、市町村の税務課の人が見に来て、

「あなたの家はこれくらいの価値がありますから、

 それに対して税金を払ってくださいね。」って決めていくものです。

 

基本的に、太陽光発電設備がついているか、床暖房がついているか等、

事細かに仕様に対しての金額設定があって、市町村の人がはじき出した金額が、

そのまま課税標準額になります。

 

今回は、大津地方法務局が平成27年に定めた

「新築建物課税標準価格認定基準表」を使い計算します。

 

【居宅】、【木造】の場合、1㎡あたりの単価が¥80,000。

今回計算する住宅の床面積を130.00㎡(≒39.33坪)と仮定すると、

 

課税標準額は 130.00㎡×¥80,000 = ¥10,400,000

 

ここでやっと登録免許税の計算です。

新築の時に必要な保存登記

 一般       0.4% × ¥10,400,000 = ¥41,600

 特例       0.15%  × ¥10,400,000 = ¥15,600

 (長期等認定住宅)0.1% × ¥10,400,000 = ¥10,400

 

中古住宅等購入した場合の移転登記(課税標準額は同額で仮定)

 一般       2.0% × ¥10,400,000 = ¥208,000

 特例       0.3% × ¥10,400,000 = ¥31,200

 (長期等認定住宅)0.1% × ¥10,400,000 = ¥10,400

 

金融機関で融資を受けた場合の抵当権設定登記(課税標準額を設定した場合)

 一般       0.4% × ¥10,400,000 = ¥41,600

 特例       0.1% × ¥10,400,000 = ¥10,400

 

ですから、130.00㎡の木造住宅を、お金を借りて建てた場合、

(保存登記と抵当権設定登記が必要になります)

一般      (41,600+41,600)―(15,600+10,400)=57,200

長期等認定住宅 (41,600+41,600)―(10,400+10,400)=62,400

 

青字の金額が減税されます。

 

 

未分類
2017.04.18

登録免許税

一般には聞きなれない『登録免許税』

こちらも減税されています。

 

どんな時に払う税金かというと、

家を建てた場合、いくつかの種類がありますが、

『登記』

をする時に払う税金です。

 

直接支払う事は少なく、

一般的には登記を依頼した司法書士さんが支払い、

登記の手数料と一緒に請求されることがほとんどです。

 

で、どんな減税かといいますと、(建物に関して)

 

              一般  →  特例 (長期優良住宅・認定低炭素住宅)

所有権の保存登記  0.4%   →  0.15% (0.1%)

所有権の移転登記  2.0%   →  0.3% (0.1・0.2%)

抵当権の設定登記  0.4%   →  0.1%

 

このような減税です。

 

次回は、実際にどれくらいの金額になるかを説明します。

住まいづくりのヒント集
2017.04.17

無垢(本物)の木の補修。

先日、定期点検でお客様宅を訪問した時の話です。

 

そのお宅の床は、ほぼ

桧・杉・松

等の無垢フローリングです。(畳やコルクもありますが)

 

お引渡しの際に、いつも説明させていただくのが、

生活していると、どうしてもついてしまう床の傷(凹み)の修理方法

 

尖ったものなどが落ちて、木の繊維が切れてしまっているようなものは無理なのですが、

単純に凹んでいるものは、ほぼ修理できます。

 

 

水分を含むと膨れる『木』の習性を使うのですが。

凹んだ部分に湿らせたタオルを当て、

その上からアイロンを当てます。

 

基本これだけ!

 

 

浅い凹みなら、10秒前後で治ることがあります。

 

もちろん深い凹みなら、床に直接水分を吹きかけたり、

何回もやらないと元に戻ったりしませんが、

それでも大抵は治ります。

 

画像は木の家設計室くわくわさんよりお借りしました。

 

そんな説明をしておいた後の定期点検。

点検終了後に『床の補修、一度位やってみはりました?』と聞いてみました。

 

すると、

『一度どころか毎週やってます。』

 

こちらのお宅には元気な男の子がいて、

子どもが幼稚園に行ってる間に、ご主人がせっせと治されるそうです。

 

奥様曰く、

『この家で生活するようになってから、私より主人の方がアイロン使ってます。(笑)』

 

こんな風に、住まいに関わってもらえると、

建てさせて頂いた私達も本当に嬉しいし、

自分の家として、より一層愛着が沸いてくるのでは!と思います。

 

 

 

マルトの日々
2017.04.14

私達の考える木の家づくり

 

熊本の地震から1年が経ちました。

亡くなられた方のご冥福をお祈りすると共に、被災され今だ日常が戻っていない皆さまの少しでも早い復興をお祈り致します

2011年の東北の大震災、そして昨年の熊本。

立て続けに起こった大地震で弊社の家造りは大きく変わりました。

 

災害が少ないと言われる滋賀県。

弊社のある湖東地域には大きな活断層もなく、東南海地震で想定される震度は最大で5強。もちろん海が無いので大きな津波もなく(一説には湖でも起こるらしいのですが、よくわかってません)台風が来てもほぼ弱まってからの上陸。

今年は大雪に見舞われましたが、20年、30年前に比べると積もる量も大幅に減っています。

 

つまりは、元々災害に対して希薄な地域であるという事と、私達も「まぁ、ここは大丈夫でしょ」と考えていた内の一人でした。

 


そこに1年前の熊本地震です。

大地震が無いと言われていた熊本で、震度7が2回立て続けに起こるという、「日本の歴史上まれ」な地震が起こったのです。

 

熊本以降、業界内の地震に対する考え方も大きく変わってきました。



阪神淡路大震災で変わった建築基準法(耐震等級1)では耐えられない事

その1.25倍である等級2でも倒壊する事

耐震基準を通す為の設計ではなく、評価通りの耐震性能を出す為の設計が必用である事

そして何より変わったのは私達の意識かもしれません。

 

”私達の作る家で守れる命、救える命がある”という事。

 

弊社は、許容応力度計算から導かれる設計により耐震等級3を確保した家を基本にしつつ、自社独自の耐震設計基準として柱・壁の直下率も基準にしております。

直下率は、法律で必要とされている訳ではありません。

但し、識者の間では耐震性能に大きく関係している報告があげられ、実際、熊本での地震で等級2で倒れた家の直下率が低く、逆に等級1でも倒れなかった家の直下率が高かった事実が確認されております。

 

つい先日、NHKスペシャルで、地震波が増大される地盤リスクについて放送されていました。

100mも離れていない近い地域でも、粘土層の深さによって震度が増大されるというものでした。

地盤リスクについては、今後研究され、新たな対処方法が開発されていくと思われますが、私達工務店が今できる事は震度7でも8が来ても倒れないような、命を守れる家造りなんだと思います。

 

熊本の震災から1年。東北の震災から約6年。不謹慎な表現かもわかりませんが、震災や災害が起こった日は、その事で得られる教訓をこれからの家造りに活かしていく事を再確認する日としていきたいと考えています。

 

地震や災害に強い安全な家