国産の木の家を建てる滋賀の工務店

 


 

木は生き物Ⅱ

2017.04.30

前回は、収縮率の数値を書きました。

今回、含水率という数字が出てきますので、その説明を。

 

含水率とは、その木材に含まれる水分の量を表します。

まだ山に立っている木は、その木の約1.5倍程の水分を含んでいるので、

その場合だと含水率は150%となります。

 

一般的に、住宅を建築する時には、構造材は20%以下、造作材は15%以下の

乾燥材を使用するように言われています。

(乾燥していないと、より収縮が大きくなる為)

 

では実際にどれくらいの寸法が伸び縮みするのか計算します。

 

秋から冬になった時や、エアコンの影響などで、含水率が13%から8%になった場合
(柾目材) 13%-8%=5%×収縮率0.10=0.5%
例えば100ミリ巾の材は100ミリ×0.5%=0.5ミリ

    100mm → 99.5mm

      
(板目材) 13%-8%=5%×収縮率0.20=1.0%
例えば100ミリ巾の材は100ミリ×1.0%=1ミリ

    100mm → 99.0mm

 

建具のパネル部分(板目)は巾が≒600ミリ×1.0%=6ミリ

    600mm → 594mm


(長さ方向) 13%-8%=5%×収縮率0.01=0.05%小さくなる
長さ2000ミリの材は2000ミリ×0.05%=1ミリ

    2000mm → 1999mm


長さ方向は、2000ミリに対し1ミリですから柾目・板目に比べ、

小さくなる率としては20分の1です

 

木は生き物。

2017.04.29

木材は製材したあと乾燥しても水分を吸ったり吐いたりしています。


湿気の多い日は水分を吸って伸び、晴天のからっとした日は、

水分を放出し縮むという動きを繰り返しています。


さてどれくらい変化するのでしょう。


伸び縮みの割合を表すのに収縮率という指標があり、樹種によってその率が違います。


杉材の場合の収縮率は
柾目方向で 0.10 板目方向で 0.20 長さ方向で 0.01 です。

桧材の場合は
柾目方向で 0.12 板目方向で 0.24 長さ方向で 0.012 となります。

 

ここで、柾目(まさめ)板目(板目)を説明します。

 

丸太1

丸太から黒い線のように製材した場合、

 

柾目と表示してある面は、木目が一直線で何本もあります。

柾目

 

 

板目と表示してある面は、目に沿って製材するような状態になるので、

木目が曲線になります。

板目

 

これを踏まえ、

 

次回、実際にどれくらい伸び縮みするのか計算してみます。

今回は大きな補助金の話です。

 

現在、多賀町から委嘱され【多賀町森林・林業再生協議会】の委員になっています。

先日の協議会の中で発表がありました。

 

おそらく名称は変わらないと思いますが、

多賀町産木材利用住宅促進事業

主な概要は、多賀町産木材5.0㎥以上を使用した住宅を、多賀町内に建築すること。

 

昨年までは上限30万円でしたが、

今年は、

なんと、

100万円です。

 

まだ、多賀町のHPには載っていませんし、

広報誌に登場するのは6月号だそうです。

 

担当者からの発表だったのですが、

この会議には、担当課長はもちろんの事、

町長も出席していますので、間違いなく実施されます。

 

予算枠を確認しましたら、『1棟分』との返答でしたので、

早い者勝ちです。

K様邸

2017.04.26

今月から始まったK様邸の工事。

 

昨日、解体工事が完了しました。

 

P1040998

 

P1040997

 

内部は見えていませんが、

すっかり骨組みだけのような状態です。

 

ゴールデンウィーク明けから、基礎工事に入ります。

 

H様邸

2017.04.25

ブログの更新が滞ってましたが、H様邸の現場は順調に工事が進んでいます。

現在は外壁がほぼ貼り終えています。

 

DSC_0859

 

DSC_0860

 

この外壁は羽目板ですが、H様ご家族が塗装されました。

 

CIMG0929

先ず、ウッドロングエコを2回塗りして木材の保護をされ、その上にH様のお好みの色に調色されたU-OILを塗られて仕上げとなりました。

 

世界でH様だけのオリジナルの羽目板となりました!

今回は住宅を建てた場合の軽減措置についてです。

 

適用条件は次のとおりです。
・床面積が実測面積で50m2以上240m2以下
・築年数に関係なく未使用の住宅であれば対象

 

上記の条件に当てはまる場合、

固定資産税評価額から1200万円控除された分の3%が不動産取得税となります。

(長期優良住宅の場合は、控除額が1300万円

 

計算例

165.00㎡の住宅を建築した場合。

 

以前にも、例として使用した大津地方法務局が平成27年に定めた

「新築建物課税標準価格認定基準表」を使い計算します。

 

【居宅】、【木造】なので、¥80,000/㎡

課税標準額は、165㎡×¥80,000 = ¥13,200,000

 

一般の住宅の場合

(課税標準額1320万円 ― 控除額1200万円)× 3% = ¥36,000

 

長期優良住宅の場合

(課税標準額1320万円 ― 控除額1300万円)× 3% = ¥6,000

 

もちろん、課税標準額が1200万円までいかなければ、

不動産取得税は0円です。

 

計算例条件

・200㎡(60.50坪)の土地

・土地の固定資産税評価額 1000万円(1㎡あたり、50,000円

・その土地に建てる建物の延床面積 130.00㎡

 

本来、1000万円 × 3% = 30万円 のところ、

次のうちいずれか「多いほうの金額」が軽減されます。

①、45,000円

②、〔土地の1平方メートルあたりの価格×1/2〕×〔住宅の床面積×2(200が限度)〕 × 3%

 

①、45,000円

②、(50,000円×1/2)×(130㎡×2=260㎡>200 ∴200)×3%=150,000円

 

45,000<②150,000  なので、

30万円から軽減措置で15万円を差し引いた残り15万円が土地の不動産取得税になります。

 

ほぼほぼ自分で計算することは無いので気付きにくいですが、

上記の例でいえば、

半額!

になっています。

 

半額って聞くと、ちょっ嬉しいですね。

不動産取得税は県税です。

土地や建物を取得した時に、一度だけ支払う税金です。

本来は4%なのですが、現在は3%になっています。

 

1%減ったというのが軽減措置というわけではなく、

・その土地上の住宅が軽減措置の対象であること(後日説明します)

・軽減措置の対象となる住宅を、土地の取得後3年以内に新築すること

等の条件が揃うと、

 

次のうちいずれか「多いほうの金額」が軽減されます。

①、45,000円

②、〔土地の1平方メートルあたりの価格×1/2〕×〔住宅の床面積×2(200が限度)〕 × 3%

 

なんかややこしそうに見えますね。

土地に対しての税金ですが、建物の大きさによっても、その税額が変わってきます。

 

次回に計算例を書きます。

今日のお仕事

2017.04.21

桜もすっかり散ってしまい、いよいよ春本番ですね。

私はヒノキに反応する花粉症で、あともう少し辛抱したら爽やかな春を迎えられそうです。建築材料としてのヒノキはあんなにいい香りがするのに、なにゆえに花粉は悪さをするのかと、少々憤慨中です~

 

さて、表題の「今日のお仕事」

いろんなことをやらせてもらってますが、主にはお客様により内容を分かってもらえる手助けになるような資料作りをやっています。

で、今日は来週末打ち合わせ予定のO様邸の準備を兼ねて、今後使っていけそうな資料作りに励んでおりました。

 

和紙貼りパターン3

 

はた目にはほとんど遊んでいるように見えるかも。

実際やっていて楽しいですけれどね。

 

O様邸の建具関係で未決定のものがあり、これはその中でも和室の押入れと床の間の和紙貼りのシュミレーションです。

打合せではサンプルや施工例の写真などを参考に、色の組み合わせや貼り方を決めていきます。O様邸では木曾アルテック社の柿渋和紙などを使う予定です。実際の和紙は1枚1枚の表情が違っていて、同じ色番のものを貼っても実にいいニュアンスが出ます。

無地貼りにするか、色を組み合わせるか悩みどころです。近似色がいいかな~。

近似色のパターンも作ることにしよう!

 

 

他にも玄関回りで使う建具も和紙貼りになる予定で、そちらには「玉紙」という水をはじく和紙をご提案しようかなと思っています。

 

tamagami+waterdorop111[1]

 

住宅において建具はとても大事で、出来上がりのイメージを大きく左右します。

無垢の木の家にあう建具はほんとに悩ましいところですね。

既製品も良いのがありますが、木や和紙で造る製作建具も素敵ですよ~

和紙貼りや障子というと「和風」と思われがちですが全然そんなことはなく、むしろ「木の家」にはよく似合うと思います。

また、ご紹介したいとおもいますね~

 

西沢でした。

 

 

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